インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングは、主にSNSで大きな影響力をもつ「インフルエンサー」にブランドの製品やサービスを紹介してもらい、消費者の態度変容や行動変容を促すコミュニケーション型マーケティング手法です。

人気のユーチューバーやインスタグラマーに自社製品やサービスの紹介してもらうことで、認知拡大や購買、ファン(ロイヤルカスタマー)化につなげる手法として大きく注目されています。

そこでこの記事では

インフルエンサーマーケティング支援5500件以上の実績と蓄積された本メディアのノウハウをもとに、

  • そもそもインフルエンサーって何?
  • インフルエンサーマーケティングをしたい
  • インフルエンサーマーケティングの効果をさらに高めたい

という方のために、インフルエンサーマーケティングの基礎から応用まで詳しく解説していきます。

ぜひSNSマーケティング施策の幅を広げるヒントとしてお役立てください。

より深く理解したい人はこちら

インフルエンサーマーケティングについて体系的に学べる記事をまとめています▼

インフルエンサーマーケティング-基礎から成果を出すための実践方法のすべて-

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目次

インフルエンサーを起用した「インフルエンサーマーケティング」とは? メリットや選定ポイントについて解説

オピニオンリーダー インフルエンサー

ここでは、インフルエンサーマーケティングとは何か、メリットやインフルエンサー選定の際の基礎的なポイントについて紹介します。

インフルエンサーマーケティングとは

インフルエンサーマーケティング

インフルエンサーマーケティングは、主にSNS上で大きな影響力をもつ「インフルエンサー」に製品やサービスをPRしてもらい、口コミを通して購買など消費者の行動に影響を与えるコミュニケーション型のマーケティング手法です。

企業が消費者に対して直接メッセージを発信する従来型のマーケティングと比べ、インフルエンサーマーケティングでは消費者の視点を取り入れた共感性と訴求力の高いPRにより商品やブランドに対する認知や購買意欲の向上を実現することができる手法として大きく注目されています。

インフルエンサーマーケティングの例▼

たとえばこちらはYouTubeの人気ユーチューバー「ヒカキン」さんとファッションブランド「ユニクロ」のコラボ動画(PR)です。

約900万人という膨大なヒカキンさんのファン(YouTubeフォロワー)へ一気に情報を届けることができ、没入感のある魅力的なPRによって製品への興味関心や購買意欲を高めることに成功しています。

インフルエンサーマーケティングの市場規模

influencer-marketing-market-202010画像:【市場動向調査】2020年のソーシャルメディアマーケティング市場は5,519億円、前年比107%の見通し。2025年には2020年比約2倍、1兆1,171億円規模に。|Cyber Buzz

サイバーバズ/デジタルインファクトが2020年に行ったソーシャルメディアマーケティングの市場規模調査によると、2020年のインフルエンサーマーケティング市場は317億円となり、前年比105%の見通し。

さらに2025年には2020年比約2.3倍の723億円規模に成長する見込みとなっています。

新型コロナウィルスの影響によるオンラインシフトに伴いSNSの利用者が増えたことで、消費者に寄り添いコミュニケーションができるインフルエンサーマーケティングには今後も大きな注目と期待が寄せられています。

そもそもインフルエンサーとは?

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「インフルエンサー」とは、人あるいは世間に対して何らかの情報を発信し、感情や行動に大きな影響を与える人物を指します。

主にSNSで積極的に情報を発信して人々から共感や信頼を獲得している人物・団体で、一般的にSNSのフォロワーが多い特徴があります。

SNSフォロワー数の規模によってもインフルエンサーの性質が異なってきます。

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  • トップ/メガインフルエンサー(100万人~のフォロワー)
    世間の知名度が非常に高いインフルエンサーでタレントや芸能人などが挙げられる。トップインフルエンサーをフォローしているインフルエンサーの2次拡散もあり、情報が爆発的に拡散しやすい。
  • マクロ/パワーインフルエンサー(数十万人のフォロワー)
    テレビなどマスメディアの露出は少ないものの、SNSで大きな人気を獲得する有名インフルエンサー。ファッション、美容、グルメなど特定のジャンルに特化したカリスマ的存在。
  • マイクロインフルエンサー(数万人のフォロワー)
    特定のジャンルにおいて強い影響力をもったインフルエンサー。フォロワーボリュームがあり、フォロワーとの距離感も比較的近いことから、親近感・共感を獲得しやすく、購買など行動喚起にもつなげやすい。
  • ナノインフルエンサー(数千人のフォロワー)
    フォロワー数が比較的少ないものの友達感覚でのつながりが多いため、投稿への反応率(フォロワー数に対するいいね、コメントの割合)が高くなる傾向がある。

インフルエンサーとはどのようなものか、より詳しい解説は以下の関連記事にてまとめていますので併せてご覧ください。

関連記事
インフルエンサーとは?意味と定義から注目すべきアカウントまで解説

 

インフルエンサーマーケティングのメリット

merit

注目されているインフルエンサーマーケティングですが、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。

以下で詳しく紹介します。

メリット1:柔軟なマーケティング施策展開ができる

インフルエンサーマーケティングは様々な形で施策を行える点で優秀です。

たとえば、

  • ギフティング
    インフルエンサーの自宅に製品を送り、体験した感想をSNSに投稿してもらう。アプリなどのオンライン体験も可能。
  • 現地訪問
    インフルエンサーを店舗やイベント、観光地などへ招き、現場レポート。ゲストとして登壇してもらうことで集客も行える。
  • コラボレーション
    消費者視点と最新トレンドを取り入れたターゲットに刺さる製品・企画の監修やコラボアイテムの共同制作を行う。
  • ライブコマース
    ライブ配信にてインフルエンサーに商品紹介をしてもらう。リアルタイムの質疑応答が可能であり、不安を解消することでそのまま購買につなげやすい。
  • アンバサダー
    ブランド専任の広告塔として長期的なパートナーシップを結び、ブランドの魅力を発信してもらう。

また、

  • ブランドの認知度を高めたい
    「トップ/メガインフルエンサー」によりブランドの情報を爆発的に拡散してもらう。
  • 製品の購入を促したい
    「マイクロインフルエンサー」の消費者目線の口コミにより消費者を後押ししてもらう。

のように、自社ビジネスの形態やマーケティングの目的によって柔軟に施策を実施できることは大きなメリットです。

メリット2:ターゲティングがしやすい

ファッション、コスメ、グルメ、旅行など、それぞれのジャンルに特化したインフルエンサーはそのジャンルへの興味関心が高いフォロワーを多く抱えています。

したがって、起用するインフルエンサーにより年代別、男女別、ジャンル別でターゲティングが可能な点はマーケティングを行う上でメリットとなります。

たとえばファッションインフルエンサーに製品をPRしてもらうことで、ファッションに興味関心の高い人たちへインフルエンサーの口コミと共に自社商材を効果的に訴求することができます。

メリット3:消費者目線のレビューを発信してもらえる

インフルエンサーは企業発信の情報と異なり、実際に製品やサービスの良し悪しを「消費者目線で」丁寧にレビューしてくれます。

実際の消費者としての発信は説得力が高いため、見ているユーザーの興味関心や共感の獲得に貢献してくれるのは大きなメリットです。

さらに現行製品へのフィードバックによって品質改善や新製品開発にもつなげることも可能です。

メリット4:広告臭が少なく受け入れられやすい

インフルエンサーマーケティングは口コミによる商品やサービスのレビューが主な拡散方法となります。

人のコトバが介入することで一般的な企業の広告よりも広告臭が少なく見ている人から受け入れられやすいメリットがあります。

現代ではインターネット上の広告をブロックする「アドブロック」を導入しているユーザーも多くいますが、インフルエンサーのPRは通常のSNS投稿により行われるためブロックされずに情報を届けることもできます。

メリット5:口コミの拡散とUGCの獲得が期待できる

インフルエンサーはターゲットにとって共感性の高いコンテンツを生みだしてくれるため、質の良い「口コミ」がターゲット間でより拡散されやすくなります。

また、口コミはSNS投稿の形で拡散されるため、UGC(ユーザー生成コンテンツ)も獲得でき、ブランドの話題性や製品の信頼性を高めることにもつながります。

メリット6:SNS(インターネット)上で行われるためデータが取得でき効果分析がしやすい

インフルエンサーマーケティングはほとんどがインターネット上で行われるため、リーチ数、エンゲージメント数・率、シェア数、サイト遷移数、製品購入数などデータの取得と分析が可能になります。

加えて「ソーシャルリスニング」のデータをもとに分析することで、高速でPDCAサイクルを回し継続的に施策効果を高めることができます。

インフルエンサーマーケティングのデメリット

考える 女性

インフルエンサーマーケティングは万能の手法と感じていただけていると思われますが、実施する際に注意すべき点(デメリット)もありますので、以下に紹介しておきましょう。

デメリット1:インフルエンサーの選定が非常に難しい

インフルエンサーマーケティングではインフルエンサーの選定により成否が分かれるといっても過言ではありません。

近年では「フォロワー数が多い」だけでインフルエンサーを選ぶのはナンセンスです。目的に沿った高い成果が見込めるインフルエンサーを選ばなければなりません。

そのため、インフルエンサー選定の際には、最低限以下の要素を検討する必要があります。

  • ブランドとインフルエンサーの親和性
  • インフルエンサーの投稿の質
  • フォロワーからの反応(エンゲージメント)数・率
  • インフルエンサーとフォロワーとの関係性
  • インフルエンサーのコミュニケーション力
  • 過去のPR投稿内容
  • 過去のPR投稿への反応数・率
  • インフルエンサーのフォロワー属性(年代・性別・興味関心)
  • 過去PRの結果インサイトデータ(基本的に入手不可)

代表的なものを紹介していますが、これ以外に施策目的によって細かに選定する必要があります。

また、フォロワーを金銭で購入する「フォロワー買い」をしているインフルエンサーは、マーケティング効果を著しく下げるため、見極めて排除する必要もあります。

マーケティングの目的に沿わないインフルエンサーを選定してしまうと期待する成果が出ないため、インフルエンサー選定は繊細で難易度が非常に高いものと心得ておきましょう。

デメリット2:ステマによる炎上リスクがある

ステマ(ステルスマーケティング)とは、企業から報酬をもらって製品のPRを依頼されているにもかかわらず、そのことを隠し、「良いものを見つけた」とあたかも自然に製品を見つけたように宣伝をしフォロワーを欺く行為です。

ステマが発覚すると、炎上し、ブランドや企業が社会的信用を失う重大な事態に陥る可能性もあるため、インフルエンサーマーケティング実施の際には細心の注意が必要です。

デメリット3:炎上を回避するために高いリテラシーを維持する必要がある

ステマをしていなくとも、モラルや配慮に欠けたPRをしたとしてSNSで炎上することもあり得ます。

こちらはおもちゃメーカーであるタカラトミーのTwitterアカウントの投稿です。

同社はSNS運用に卓越しており、リテラシーも高いことで業界的に有名ですが、一つの投稿がもとで炎上しネガティブなニュースとして大きく取り上げられてしまいました。

人が情報を発信し、人が情報を受け取る以上、最新の動向を把握して高いリテラシーを維持することが必要となる点もインフルエンサーマーケティングを行う上で難しいポイントとなります。

関連記事
ステマ(ステルスマーケティング)とは?炎上徹底防止マニュアル

 

インフルエンサーマーケティングを成功に導くために企業がやるべき事

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ここまでインフルエンサーマーケティングの概要やメリット・デメリットを紹介してきました。

ここからは、実際にインフルエンサーマーケティングを行い成功に導くために企業がやるべきことを紹介しましょう。

インフルエンサーマーケティングを行う目的を適切に設定する

インフルエンサーマーケティングを行う際は、自社ブランドとターゲットとする消費者の熱量(購買フェーズ)に応じて施策内容を最適化させることで、効果を高めることができます。

以下は、新規ブランドの認知~購買まで一貫してインフルエンサーマーケティングを行った場合の施策例です。

influencer-marketing-strategy

ブランドの認知を広めるフェーズと、購買を促すフェースではインフルエンサーマーケティングの施策内容が変わってきます。

たとえば新規ブランドの購買を促すためにマイクロインフルエンサーに商品PRを依頼しても、そもそも認知されていない商品を人は買いません。

よって、まずは新ブランドの認知拡大を進めるために、複数のマクロ~メガインフルエンサーに依頼し商品を広く認知させてもらうことを目的としてマーケティング施策を行うとよいでしょう。

インフルエンサーマーケティングの施策目的にあわせて適切なKPIを設定する

また、インフルエンサーマーケティングの目的にあわせて効果を計測する必要もあるため、適切なKPIを設定しましょう。

各購買フェーズにおける代表的なKPI例としては以下のようなものがあります。

目的 KPI例
認知獲得 ・リーチ数(投稿を見たユーザー数)
・動画再生数
・UGC数
・CPM など
興味関心 ・いいね数・率
・動画視聴完了数・率
・コメント数・質
・自社アカウントフォロワー数
・URLクリック数
・CPC・CPV など
検索・調査 ・投稿保存数
・コメントの質
・SNS経由サイト滞在時間
・CPC・CPV など
購買 ・SNS経由サイト遷移数
・購買・登録数
・CPA・CPI など
共有 ・SOV(シェア オブ ボイス)
・ポジティブ/ネガティブコメント比
・UGC数 など

 

目的に沿ったKPIを設定していないと、適切な効果分析ができず、施策結果を見誤ります。

「今回のインフルエンサー施策の目的は何か?」を意識して目的に沿ったKPIを設定しましょう。

自社ブランドおよび自社のターゲットと親和性の高いインフルエンサーを選定する

先にも紹介していますが、自社のターゲット層を多く抱えるインフルエンサーを起用することが大変重要です。

たとえば、自社ブランドのターゲットが20代女性の場合、「20代女性のインフルエンサー」を起用しても、実は30代男性のフォロワーが多いという可能性もあり得ます。

過去のPR投稿を確認して、丁寧にPRしているか、コメント欄のターゲットの反響は良かったかなどをチェックしておき、施策の効果を最大化させるインフルエンサーを選定しましょう。

また、フォロワーを金銭で購入する「フォロワー買い」インフルエンサーを排除するのも忘れないようにしましょう。

インフルエンサーを柔軟に管理しステマも防止する

インフルエンサーが円滑にPRを実施できるようにスケジュール管理や商品発送はきめ細かく行いましょう。

特にインフルエンサーが現地訪問する場合やライブ配信する場合は予期せぬアクシデントに見舞われる可能性もありますので想定できるリスクをあらかじめ排除することが重要です。

加えて、インフルエンサーのPR投稿はあらかじめ下書きをチェックさせてもらい、ブランドの意向に沿っているか、ステマになっていないかも確認することも忘れずに行いましょう。

インフルエンサーに裁量を持たせて力を発揮できるように努める

「あれも伝えてほしい」「この情報も入れてほしい」とブランド側からの要求が多すぎると、自由度が無くなり、インフルエンサー本来の魅力を発揮できなくなってしまいます。

いつもと違う雰囲気の投稿をインフルエンサーがしてしまうと、フォロワーが違和感を感じ、投稿への反応(エンゲージメント)が低くなってしまうためです。

ブランドはあくまで最低限のお願いをして、あとはインフルエンサーの裁量に任せることもインフルエンサーマーケティングにおいて重要なポイントとなります。

ブランドの世界観を損なわないSNSアカウント運用をしておく

ブランドはSNSアカウント運用を丁寧に行っておくことも実は重要になります。というのも、最近では、Googleなど検索エンジンではなくSNSから情報を集める人が増えているためです。

インフルエンサーの投稿を見てブランドに興味をもったユーザーは、ブランドのSNSアカウントやホームページををチェックして、センスや世界観、ブランドメッセージを確認します。

ブランドの公式SNSアカウントをチェックされたときに「イケてない」と思われるとユーザーの興味関心を損なってしまいますので、ブランドのSNSアカウントも丁寧に運用し、ファンを集めるよう努めましょう。

関連記事
ゼロから学ぶインフルエンサーマーケティング-費用の現実と相場、依頼から分析の流れ

 

インフルエンサーマーケティングでよく使われているSNS

ツイッター インスタグラム フェイスブック アイコン

SNSといっても様々なものがあり、自社の目的やターゲット、施策の内容によってSNSを選び分ける必要もあります。

ここではインフルエンサーマーケティングでよく活用されているSNSの特徴と、実際のインフルエンサーマーケティング事例を紹介していきましょう。

Youtube(ユーチューブ)

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Youtube(ユーチューブ)は動画コンテンツを配信するSNSです。動画であるため文字では表現できない投稿者の感情や心情が視聴者に伝わりやすいのが大きな特徴です。

10代~50代にかけて幅広いユーザーが利用しています。さらに、小さな子供のいる家庭では育児の中でYoutubeを見せているケースも一般化しており、小さな子供向けのチャンネルも需要が高まっています。

動画の中にボタンを追加して自社サイトに遷移させるといったこともできるので、例えば商品の説明を動画でしつつ最後にユーザーをECサイトに誘導するといった使い方ができます。

訴求力が高くユーザーのネクストアクションを促しやすいため購買につなげやすいプラットフォームといえるでしょう。

人気のユーチューバーも多数活動しており、動画メディアの需要の高まりからもYouTubeを活用したインフルエンサーマーケティングは今後も加速していくことが予想されます。

YouTubeによるインフルエンサーマーケティングのポイント

YouTubeによるインフルエンサーマーケティングの例▼


投稿:はじめしゃちょー(hajime) |YouTube

インフルエンサーマーケティングの投稿は「広告」であるため、一般的に動画の再生回数が平均よりも低くなりがちですが、有益であったり面白い企画の動画であると普段の再生回数よりも伸びることもあります。

トップのユーチューバーは製品を魅力的な形で紹介する企画力・編集力をもっており、PR動画であっても視聴者をくぎ付けにしています。

動画の企画内容次第で視聴されるか否かが決まりますので、ユーチューバーのプロの意見も取り入れつつ「広告と分かっていても見たくなる」コンテンツ作りを目指しましょう。

Instagram(インスタグラム)

instagram-logo-201908

Instagram(インスタグラム)は写真・動画をメインに投稿するSNSです。

従来は20代~30代の女性がメインユーザーでしたが、2019年6月のInstagram公式発表によると、ユーザーの男女比は女性53%、男性47%となっており男女問わず幅広い人気を集めているSNSとなっています。

グルメ、ファッション、美容、インテリア、旅行といった「写真映え」するものと相性がよく、後述するタレントやインスタグラマーとタイアップしてのPR投稿など幅広く活用されています。

「ストーリーズ」「リール」「IGTV」など、Z世代やミレニアル世代と相性の良いスマホ全画面の縦型動画を共有できる機能がそろっているのも特徴。「Instagramライブ」によってリアルタイムでフォロワーとコミュニケーションするインフルエンサーも多くいます。

また、「ショッピング機能」の登場により、投稿から自社ECサイトへ遷移させやすくなり購買に直接つなげることが可能となりました。

さらに、「ブランドコンテンツ広告」の実装により、企業がインフルエンサーの投稿を自社のSNS広告として2次配信できる仕組みや、「ブランドとのタイアップタグ」の設置の必須化により、ステマを防ぎ健全なインフルエンサーマーケティングを促す動きも活発化しています。

Instagramによるインフルエンサーマーケティングのポイント

Instagramによるインフルエンサーマーケティングの例▼

投稿:@yukos0520|Instagram

Instagramはファッション、美容、グルメ、旅行、ライフスタイルなど、幅広いジャンルのインスタグラマーも活躍しており、活用の場面も広いのが特徴です。

通常のフィード投稿にはURLリンクを設定できない仕様のため、自社ECサイトやランディングページへ誘導したいときはURLリンクを追加できる「ストーリーズ」も活用し、サイト遷移させるなど工夫するとよいでしょう。

関連記事
事例から活用法まで幅広く学ぶインスタグラムマーケティングの教科書

 

Twitter(ツイッター)

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Twitter(ツイッター)はテキストをメインに投稿するSNSです。投稿は最大140文字まで入力可能で、長すぎずサクッと読めるその手軽さが人気になっています。

大きな特徴はその拡散性の高さで、「リツイート」と呼ばれるシェア機能を使うことで自分の投稿を広く拡散してもらうことができます。

メインユーザーは20代の比較的若い層で、人気のトレンドが目まぐるしく変化します。

Google検索よりもTwitterを使って情報を集める人も増えており、今話題になっている情報やリアルタイムの情報(天気、電車の運行状況など)の検索性に優れているのも特徴です。

上手く活用できれば他のプラットフォームには無い爆発的な拡散が期待できるSNSです。

Twitterによるインフルエンサーマーケティングのポイント

Twitterによるインフルエンサーマーケティングの例▼

投稿:@ore825|Twitter

Twitterは140文字の制限があり、濃い情報発信には不向きと思われがちですが、1つの投稿に最大4枚まで画像を同時表示できます。

一瞬で伝える情報量は実はかなり多いため、PR投稿の画像枚数は4枚を目指しましょう。

Twitterは投稿にURLを入力できるので、自社サイトへ遷移させることが比較的簡単です。

140文字の文字数制限により1投稿内に収まらなければ、「ツリー機能」で投稿を連結させて情報を追加する工夫もしてみましょう。

関連記事
Twitterで人気の美容・コスメインフルエンサー10名と企業タイアップ事例

 

Facebook(フェイスブック)

facebook-logo

Facebook(フェイスブック)は世界一のユーザー数を誇る実名登録制のSNSです。

投稿は文章と画像をあわせたものが多く、シェア機能もあり、スタンダードに扱えるプラットフォームです。「Facebookページ」機能はイベント集客や商品販売など、自社のビジネスページとしても活用できるため多くの企業が利用しています。

実名登録制のSNSであることから、ユーザーの年齢、性別、職業、ライフステージ、興味関心などの詳細なビッグデータを活用したターゲティング精度の高い広告配信が強みです。

メインユーザーは30代~40代。実名登録制なのでFacebookを名刺代わりにビジネスの横のつながりを作るために活用している人も多い印象です。反対に、匿名で気軽にSNSを楽しみたいという10代~20代に対してはPR効果は薄くなります。

ただし、これは「日本において」の話です。

海外では中国を除き最もメジャーなSNSとして、国によってはインフラレベルの人気を獲得していますので、海外マーケティングを行う上ではFacebookは必須のSNSとなります。

Facebookによるインフルエンサーマーケティングのポイント

Facebookによるインフルエンサーマーケティングの例▼

先日、お出掛けしたときの📸
やっぱり緑があるところはいいですね🌱

インナーにUNIQLO...

Ayaka Komatsu 小松彩夏さんの投稿 2020年7月12日日曜日

投稿:@miki.tonomura.1|Facebook

日本においてFacebookは30代~40代がメインユーザーと年齢層が比較的高いため、インフルエンサーマーケティングを行う際は自社のターゲット属性がFacebookとマッチしているかを必ず確認しましょう。

Facebookは精度の高い広告配信に強みを持っていますので、ターゲット世代に人気のインフルエンサーを起用した広告クリエイティブを作成し、2次利用によりFacebook広告を配信するといった形でターゲットユーザーに広くアプローチする使い方も効果的です。

TikTok(ティックトック)

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TikTokはBGM付きのショートムービーを編集・共有できるSNSです。

豊富なBGMや編集・エフェクト機能により、誰でも簡単におもしろ動画が作れるプラットフォームとして人気。

スマホ全画面の縦型動画がZ世代と相性も良く、10代~20代を中心に人気を獲得しています。

TikTok内でテーマをもった振り付け動画をユーザーに促す「#ハッシュタグチャレンジ」による爆発的な拡散により、TikTokを起点にトレンドを生み出せるのも特徴です。

ハッシュタグチャレンジの火付け役としてインフルエンサーを起用し、オリジナルの楽曲とオリジナルの振り付けを広めるといった施策も多くの企業が行っています。

TikTokによるインフルエンサーマーケティングのポイント

TikTokによるインフルエンサーマーケティングの例▼

@mr_yabatanドミノ・ピザでアルバイト体験したヤバタン!🍕 ##PR♬ original sound - ミスターヤバタン

投稿:@mr_yabatan|TikTok

TikTokは「友達のノリ」といったカジュアルな雰囲気のSNSですので、10代から人気のTikTokインフルエンサーを起用し、大人の常識を排除した企画を練ることが重要となります。

10代のユーザーは非常に敏感で、少しでもビジネス色を出してしまうと反応ががくっと下がってしまいます。

ビジネス色の無い「かわいい」「楽しい」を意識したインフルエンサーマーケティング投稿を目指しましょう。

 

各SNSのユーザー数データは以下の関連記事にて紹介していますので、併せてご活用ください。

関連記事

【最新Excelデータ配布中】日本・世界のSNSユーザー数まとめ(Facebook,Twitter,Instagram,YouTube,LINE)

 

ジャンル別・目的別インフルエンサーマーケティング事例一覧

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ファッション、コスメ、グルメ、旅行、あるいは無形商材、イベント集客など、ジャンルや目的別のインフルエンサーマーケティング事例も記事にまとめて数多く紹介しています。

以下のリストをクリック・タップすると事例を見ることができますので、自社ブランドの業界であればどのようなインフルエンサーマーケティング施策が可能か、イメージを膨らませてみてください。

 

ジャンル別インフルエンサーPR事例まとめ記事▼
【業界・ジャンル別】インフルエンサーマーケティング成功事例リンク集

 

ジャンル別インフルエンサー紹介記事▼
【ジャンル別】おすすめインフルエンサー(インスタグラマー,ユーチューバー)紹介リンク集

 

インフルエンサーマーケティングを成功に導く重要な3つのキャスティング方法

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インフルエンサーマーケティングを行う際に重要になってくるのが、誰にどのような投稿をしてもらうのかを決定するインフルエンサーキャスティングです。

適切なインフルエンサーキャスティングによって、マーケティング全体の整合性を取り、相乗効果のある施策を実現することができますので、キャスティングは慎重に行うことが求められます。

また、施策の規模(予算)から、キャスティングするインフルエンサーの人数や、インフルエンサーの影響力(フォロワー数)が導き出されますので、企画内容も詳細に練っておきましょう。

インフルエンサーをキャスティングするには主に以下の3つの方法があります。

  • 自社からインフルエンサーへ直接依頼
  • プラットフォーム・ツールを活用して自社でキャスティング
  • インフルエンサーマーケティング会社にキャスティングを依頼

それぞれメリット・デメリットを踏まえ、ご紹介していきます。

1. 自社で直接インフルエンサーをキャスティングする

キャスティングしたいと考えているインフルエンサーが既に確定している場合、SNSのDMやインフルエンサーのホームページなどから、インフルエンサーに直接連絡する手段もあります。

この手法のメリットは、企業とインフルエンサーが直接やりとりできるため、企業の意図を正確に反映したスピード感のあるPRを行うことができる点です。

また、仲介業者がいないため中間マージンが発生せず、金銭支払がインフルエンサーへの報酬のみとなるのでコストを抑えて実施できる点もメリットです。

デメリットとしては、商品の発送や投稿ディレクション、炎上対策などすべてを自社で行う必要がある点です。また、個人事業主の多いインフルエンサーに対して個別の支払いや源泉徴収の手続き等を自社で行う必要も出てきます。

ただ、最近ではキャスティング会社を通さないとPR依頼を受け付けないインフルエンサーが増えていたり、フォロワー買いをしているインフルエンサーを見極める難易度が高くなっている等の課題もあり、現実的な難易度が高い方法と認識しておきましょう。

関連記事
インフルエンサーへの依頼方法と料金相場、魅力的なPR成功事例7選

 

2. インフルエンサープラットフォーム・ツールを利用する

インフルエンサーが登録するインフルエンサープラットフォームを利用することでインフルエンサーの選定やPR依頼を行います。

インフルエンサーのSNSデータをもとに自社にマッチした人物を選定できるメリットがあります。また、ダッシュボード機能により、複数のインフルエンサーへの連絡や投稿の状況を管理したり、効果分析ツールによるレポーティングなどが可能です。

デメリットとしては、インフルエンサーへの商品発送やマネジメントを自社で行う必要があること。また、プラットフォームの月額利用料のほかにキャスティング費用が別途さらに必要になる場合もある点が挙げられます。

過去にインフルエンサーマーケティングを実施したことがあり、自社にインフルエンサーマーケティングに関するノウハウと人的リソースが十分ある場合に特に有効といえる方法です。

関連記事
インフルエンサー検索ツール(無料・登録不要)の使い方を徹底解説

 

3. インフルエンサーマーケティング会社にキャスティングを依頼する

インフルエンサーキャスティングを專門する企業に依頼を行うことで、

  • 目的に沿ったインフルエンサー施策提案
  • 過去実績をもとに成果を出せるインフルエンサーの紹介
  • 各インフルエンサーとの交渉・報酬支払
  • サンプリング品の個別発送やディレクション
  • ステマ防止、炎上対策
  • 最終的なレポーティング

までを、専門的なノウハウと実績の安心のもと一括代行してもらうことが可能です。

デメリットとしては、キャスティングサービスの利用料(マージン)が発生することであり、それに見合ったノウハウや業務委託が可能であるかを判断する必要性があります。

自社にインフルエンサー施策のノウハウや人的リソースが無い場合に特に有効です。

依頼する企業の実績やノウハウが豊富であればあるほど、その効果を最大化することができるでしょう。

関連記事
【2021年】も注目のインフルエンサーマーケティング会社まとめと選び方

 

インフルエンサーマーケティングの会社の一例を紹介

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インフルエンサー選定・インフルエンサーマネジメントのノウハウやリソースが自社に無い場合は、インフルエンサーマーケティングを専門としている会社に依頼し、自社に親和性の高いインフルエンサーのリストをもらったり、ノウハウを学ぶのがおすすめです。

さいごに、インフルエンサーマーケティングを専門で紹介している企業やツールを提供している企業の例を簡単に紹介しましょう。

Find Model / ソーシャルワイヤー株式会社

findmodel-service-page出典元:FindModel

Find Modelは東証マザーズ上場のソーシャルワイヤー株式会社が運営するインフルエンサーマーケティング支援サービスです。

SNSマーケティング専門メディア「インスタラボ」の運営も行っており、目まぐるしく変わるトレンドや業界ノウハウを常にキャッチし続けたディレクションが特徴です。

AI(人工知能)を活用したインフルエンサー選定ハッシュタグ分析、過去PR実績データとあわせて、大手ナショナルクライアントを中心に5,500件以上のインフルエンサーキャスティングとマーケティング支援実績を誇っています。

Find Model

Find Model についての詳細ページは こちら

UUUM / UUUM(ウーム)株式会社

UUUM-top

出典元:UUUM

UUUMは東証マザーズ上場のUUUM株式会社が運営するインフルエンサーマーケティングサービスです。

HIKAKIN、はじめしゃちょー、フィッシャーズといった有名Youtuberを筆頭に数多くのインフルエンサーが所属しています。動画を通して訴求力の高いPRを行うことができます。

最近では吉本興業ともコラボしており、プロのお笑い芸人を起用した人を引き付けるインフルエンサーマーケティングにも強みをもっています。

UUUM

#GROVE / GROVE株式会社

#GROVE

出典元:#GROVE

#GROVEはGROVE株式会社が提供するインフルエンサーマーケティングサービスです。

所属しているインフルエンサーをクリエイターと位置づけているのが特徴で、クオリティの高いPRの実施に努めています。

10代から20代の比較的若い世代のクリエイターが多いため若年層へのPRに強い印象です。

#GROVE

iCON Suite / THECOO株式会社

icon-suite

出典元:iCON Suite

AdgenicはTHECOO株式会社が運営するインフルエンサーマーケティングツールです。

インフルエンサーのプランニングを行えたり、インフルエンサーのフォロワー属性や興味関心などの情報を見える化できるため自社のターゲットと親和性の高いインフルエンサーの選定や、施策実施後の効果分析が可能です。

自社にインフルエンサーマーケティングのノウハウとリソースがある場合、利用してみるとよいでしょう。

iCON Suite

indaHash / IDH Media Limited.

indahash

出典元:indaHashi

indaHash(インダハッシュ)は、IDH Media Limited.が運営するインフルエンサーマーケティングプラットフォームサービスです。

マイクロインフルエンサーがメインに登録するプラットフォーム・ツールであり、アプリを通して世界80カ国以上の地域のインフルエンサーとつながることができます。

海外展開のために世界各国でインフルエンサーマーケティングを実施したい企業であればチェックしてみましょう。

indaHash

 

その他の会社や、自社に最適なインフルエンサーマーケティング会社の選び方については以下の関連記事で紹介していますので併せてご覧ください。

関連記事
【2021年】も注目のインフルエンサーマーケティング会社まとめと選び方

 

    インフルエンサーマーケティングについてまとめ

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    この記事では「インフルエンサーマーケティング」について基礎から丁寧に紹介してきました。

    最近はインフルエンサーを活用したインフルエンサーマーケティングに注目が集まり、大手企業や芸能プロダクションなどで有効に活用しているケース増え、今後ますます市場が拡大するマーケティング手法になると言われています。

    この機会に、是非企業の皆様もインフルエンサーマーケティングの活用を検討してみてはいかがでしょうか。

     

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