
SNSや動画投稿・配信サービスが普及するにつれ「インフルエンサー」と呼ばれる人々が活躍するようになりました。
インフルエンサーはSNSや動画投稿・配信サービス上で多数のファンやフォロワーを持ち、それらのユーザーに対して高い情報発信力と影響力を持っています。それまで主流であった芸能人などの有名人を起用したPRと同様の効果が得られることから、現在では多くの企業が人気の高いインフルエンサーを起用した「インフルエンサーマーケティング」を実施しています。
今回はSNSや動画投稿・配信サービスにおいて人気の高いジャンルのひとつである「ファッション・アパレル」に注目し、Instagram、YouTube、Twitter、WEARの4つのSNSにおけるファッション・アパレルブランドが実施したインフルエンサーマーケティングの成功事例をご紹介してまいります。
それぞれの施策の工夫ポイントもあわせて解説していますので、自社ターゲットに沿ったSNS選定や施策内容の参考としてぜひお役立てください。
目次
【Instagram】ファッション・アパレルブランドのインフルエンサーマーケティング成功事例
それでは早速、ファッション・アパレルブランドによるインフルエンサーマーケティングの成功事例をご紹介してまいります。まずはじめに、Instagramにおける事例をご紹介いたします。
PLST(プラステ)
はじめにご紹介するのは、高品質で大人のスタイリッシュな商品を数多く取り揃えるファッションブランドとして人気の高い「PLST(プラステ)」によるInstagramを活用したインフルエンサーマーケティング事例です。
起用しているインフルエンサー(インスタグラマー)は「93_0920(@93_0920)」さん。
カジュアルでオシャレなファッションや洗練されたライフスタイルの写真をInstagramに数多く投稿しており、2020年6月現在のフォロワー数は14.8万人という人気を誇ります。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR投稿では同ブランドの製品をつかったシンプルなコーディネートが紹介されており、ブランドの大人スタイリッシュな世界観を上手く訴求しています。
インフルエンサーマーケティングにおいて重要なブランドの世界観と親和性の高いインフルエンサーの選定ができているといえるでしょう。
自社ブランドと親和性の高い世界観をもっているかはもちろん、インフルエンサーのフォロワーに自社のターゲットとなるユーザーが多く存在するかという「フォロワー属性」を確認することもまた重要です。
世界観がマッチしていると思っても、自社の見込み客となりうるユーザーが少なければ思うようなマーケティング効果も得られません。
インフルエンサー選定の際は単に世界観やフォロワー数だけでなく「フォロワー属性」にも配慮しつつ起用を進めましょう。
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ファッションセンターしまむら
続いてご紹介するのは低価格な商品を多く取り扱い日本の代表的なファストファッションブランドのひとつである「ファッションセンターしまむら」によるInstagramを活用したインフルエンサーマーケティング事例です。
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こちらの事例で起用されているインフルエンサー(インスタグラマー)は「プチプラのあや(@ayalilyflowers)」さんです。
プチプラのあやさんは2020年6月現在のフォロワー数が70万人を超えているなど、プチプラファッションを扱うファッションインスタグラマーの中でトップクラスの人気を誇る方です。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR投稿では店舗のチラシやカタログのようなレイアウトの写真と商品ごとの名前や価格などの情報が詳しく記載されたキャプションが特徴で、閲覧したユーザーがコーディネートと購入の参考として活用しやすい点が好評を得ています。
また、一般的にPR投稿はいいね!やコメントといったエンゲージメント率が下がりやすい傾向にありますが、こちらの投稿は普段のエンゲージメント率よりも高い反応を獲得しています。
情報が豊富でユーザーの役に立つ投稿は、たとえPRであっても普段のエンゲージメント率と遜色ない、あるいは上回る成果を出すことも可能です。
ユーザーのメリットを優先して親切な情報提供を心掛けているインフルエンサーを起用し、ブランドとのシナジーを生み出しましょう。
Pierrot(ピエロ)
次にご紹介するのは、大人らしい上品さと落ち着きのあるデザインが特徴のカジュアルファッションブランド「Pierrot(ピエロ)」が行ったInstagramによるインフルエンサーマーケティングの事例です。
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こちらの事例で起用されているインフルエンサーは「宮田綾子」さんです。宮田綾子さんは中高生2人のお子さんを持つお母さんインスタグラマーであり、Instagramではファッションの他に美容やメイク、コスメなどの投稿をされています。
大人の女性らしい落ち着いたファッションセンスやライフスタイルが人気であり、2020年6月現在のフォロワー数は約11万1,000人となっています。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR投稿ではPierrot(ピエロ)の商品を用いて宮田綾子さんらしい落ち着いた印象を受けるブラウンコーデを披露し好評を得ています。
宮田綾子さんはPierrot(ピエロ)のブランドイメージと大変マッチしているといえ、理想的なインフルエンサーを人選を行った事例といえるでしょう。
また、PR投稿につけられているハッシュタグ「#ピエロアンバサダー」は、同ブランドのキャンペーンで使われているもの。
オリジナルハッシュタグをつけて製品についてインスタグラマーに投稿してもらうことで、UGC(ユーザーの投稿)の獲得が促されます。
さらに、オリジナルハッシュタグについての投稿が増えることで、その投稿を見たユーザーのブランド理解にもつながる効果もあります。
一般ユーザーのUGCを自社サイトやSNSアカウントで紹介するといった応用もできるので、オリジナルハッシュタグも戦略的に施策に組み込んでみましょう。
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le reve vaniller(ル レーヴ ヴァニレ)
最後にご紹介するInstagramでのインフルエンサーマーケティング事例は、人気ファッションモデルの中田絵里奈さんがプロデュースしているアパレルブランド「le reve vaniller(ル レーヴ ヴァニレ)」の事例です。
こちらの事例で起用されているインフルエンサーの「ゆきだるま(@nic02life)」さんは3人のお子さんを持つお母さんインスタグラマー。ガーリーで可愛らしいファッションやコーディネート、メイク、コスプレに関する投稿を主にされており人気である他、ご家族で撮影された写真なども投稿されており大変人気となっています。
3人のお子さんがいるとは思えないほど若々しく可愛らしいご本人の容姿も人気のポイントで、Instagramにおける2020年6月現在のフォロワー数は約2.6万人に上ります。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR投稿ではle reve vaniller(ル レーヴ ヴァニレ)のワンピースを用いて、ゆきだるまさんらしい可愛らしいコーディネートを披露し好評を得ています。
ワンピースのデザインもハートの柄を配した可愛らしいもので、ゆきだるまさんの起用はまさにぴったりの人選と言えます。
ゆきだるまさんはInstagramのほかTikTokでは約28万人、Twitterは約5万人、YouTubeでは約11万人と、様々なSNSで多くのフォロワーを獲得しています。
SNSはプラットフォームによって特徴や利用しているユーザー属性・性質が変わりますので、たとえばSNSキャンペーンの拡散であれば「Twitter」や「TikTok」を。商品の理解や販売を促進したいのであれば「YouTube」を活用するなどインフルエンサーマーケティングの目的に応じたSNSの使い分けも重要です。
インフルエンサーとあわせて施策目的(KPI)によりSNSを使い分けることで、目的とするマーケティング効果を高めやすくなりますので、ぜひ意識しておきましょう。
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【YouTube】ファッション・アパレルブランドのインフルエンサーマーケティング成功事例
続いて、YouTubeにおけるファッション・アパレルブランドのインフルエンサーマーケティング成功事例をご紹介いたします。
fifth(フィフス)
はじめにご紹介するのは、株式会社CODE SHAREが展開・運営するファッションブランド「fifth(フィフス)」が行ったYouTubeを活用したインフルエンサーマーケティング事例です。
こちらの事例で起用されているのは2020年6月現在で約15.2万人のチャンネル登録者を持つ人気ユーチューバー「美好くん」さんです。YouTubeで動画を投稿し始めたのは2019年8月からと比較的最近ながらも、可愛らしい容姿と柔らかい雰囲気が人気を博しあっという間に15万人以上のチャンネル登録者を獲得しました。
旅行やグルメ、ファッションやメイク、VLOGなど様々なジャンルの動画を投稿されている美好くんさんは、YouTubeのほかにInstagramやTwitterなどのSNSでも活動し多数のフォロワーを持つ人気のインフルエンサーです。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR動画はfifth(フィフス)の商品による「おうちコーデ」を着用して自宅での普段の生活を撮影したVLOG形式で、PR動画としては比較的珍しいもの。とはいえ、投稿から1か月で動画再生回数は約10万回、高評価数も2,500を超えており、ファンを中心に非常に高い評価を得ています。
自宅で過ごすコンセプトでファッションを紹介していますが、家での日常がイメージしやすい(=共感しやすい)動画のため、視聴者が購入する際のイメージも湧きやすくなっている特徴があります。
おうちで自由に過ごす姿を見ているだけで楽しめるコンテンツなので、シンプルに最後まで見たいという気持ちになる動画構成はさすが。
PRの内容もがっつりとした宣伝ではなく、要所要所でコーディネートを紹介する程度なので宣伝感が少なく、自然に製品の良さをアピールできているのもポイントです。
GU(ジーユー)
次にご紹介するのは低価格なカジュアルファッションブランド「GU(ジーユー)」によるYouTubeを活用したインフルエンサーマーケティングの事例です。
こちらの事例で起用されているのは、2020年6月現在のチャンネル登録者数が約435万人という日本でトップクラスの人気ユーチューバーの「水溜りボンド」さんです。
水溜りボンドは「カンタ」さんと「トミー」さんの2人組で活動されているユーチューバーで、ドッキリをはじめとしたバラエティ豊かな様々な企画のYouTube動画を毎日投稿し幅広いユーザー層から高い人気を得ています。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR動画では「YouTuberのガチコーデ対決」と称して、水溜りボンドさんと同じく大変人気の高いユーチューバー
による1万円コーディネート対決が行われました。
投稿から約3ヶ月で動画再生回数は約104万6,000回、高評価数も約2.8万と膨大な数となっており、人気ユーチューバーのコーディネートを通してGUの「シェフパンツ」のプロモーションもしている非常に訴求力の高いPR動画となっています。
本事例のように、複数のインフルエンサーとコラボすることでそれぞれのインフルエンサーのフォロワーへも情報を届けることができ、爆発的な情報拡散が期待できます。
また、別の形として、たとえばファッションコーディネートやアイテムの使い方について、専門性の高いインフルエンサー同士をコラボし詳しく解説してもらうことでインフルエンサー独自のさまざまな視点からの訴求ができるため、購買へつながる説得力の高い商品PRも可能になります。
インフルエンサーのコラボにはやや予算が必要になってしまうデメリットもありますが、インフルエンサーマーケティングの効果を高めるシナジーを狙ってみるのもよいでしょう。
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【Twitter】ファッション・アパレルブランドのインフルエンサーマーケティング成功事例
次に、Twitterにおけるファッション・アパレルブランドのインフルエンサーマーケティング成功事例をご紹介いたします。
UNIQLO(ユニクロ)
はじめにご紹介するのは、高品質・低価格の商品を多数取り揃えプチプラファッションブランドとして人気の高い「UNIQLO」によるTwitterを活用したインフルエンサーマーケティングの事例です。
[ News !!! ]
UNIQLO×https://t.co/9mX8SlkHFv
コラボ企画へ大澤実音穂が参加#uniqlo のフランネルシャツを取り入れた私服コーデ#uniqlo #PR (#pr )https://t.co/Su84g3dtV7 pic.twitter.com/X5le35mvqE— 雨のパレード (@amenoparade) August 31, 2017
こちらの事例で起用されているインフルエンサーは「大澤実音穂(@mine_dm)」さんです。3人組ミュージックバンド「雨のパレード」のドラマーであり、センスの光る世界観は多くの人を魅了。2020年6月現在、Twitterでは約1.9万人のフォロワーを獲得する人気のインフルエンサーです。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
こちらのインフルエンサーマーケティング事例は、インフルエンサーとして若手ミュージシャン4名を起用。
コーディネートをファッショントレンドメディア「FASHIONSNAP」へプロモーション記事としてまとめて掲載し、それぞれのインフルエンサーがPR投稿を行っています。大澤実音穂さんはこの4名のミュージシャンの一人として、魅力的なファッションスナップが掲載されました。
インフルエンサーを起用して、モデルとして、あるいはインタビューなどの形で人気のメディアへ記事掲載するという手法もインフルエンサーマーケティングではメジャーな手法です。
メディア掲載は文章を使うことでブランドメッセージを伝えやすく、インフルエンサーの権威性、さらにはメディア自体の権威性も加わるため訴求力の高いPRを図れるメリットがあります。
ファッションメディアのファンへ露出できるのはもちろん、インフルエンサーにTwitterでも記事についてPR投稿を行ってもらうことで、さらにトレンド情報が拡散されて集客に大きく貢献してくれます。
Twitterはトレンド情報収集ツールとして多くの人が利用していますので、トレンド発信メディアと組み合わせてシナジーを生み出すアイデアも検討してみるとよいでしょう。
BABYDOLL(ベビードール)
次にご紹介するのは、子供服・ベビー服ブランドの「BABYDOLL(ベビードール)」によるインフルエンサーマーケティングの事例です。
毎日生配信来てくれて&勉強してくれてありがとう!!
今日のコーデです❤️ #うちで過ごそう#おうちでベビド
総柄ワンピース親子おそろにしたったー🤨朝これ着てきたら
ななたん喜んで自分のワンピース出してきました!#おうち時間 #PR #おうちで過ごそう@babydoll_official pic.twitter.com/A44d0vCArD
— ひかる【ここママ🎀ななママ】 (@kokoroman0531) April 17, 2020
こちらの事例で起用されているインフルエンサーは「ひかる(@kokoroman0531)」さんです。ひかるさんはYouTubeチャンネル「ココロマンちゃんねる」を運営されており、お子さん2人や旦那さんと一緒に撮影した日常の様子やバラエティーに富んだ様々な動画を投稿しています。
2020年6月現在のチャンネル登録者数は約37.8万人と人気の高いユーチューバーであり、Twitterでは動画投稿のお知らせや日常におけるちょっとした出来事などを投稿されています。Twitterのフォロワー数は2020年6月現在で約1万9,000人となっています。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR投稿では、ひかるさんと娘さんの「ななたん」ちゃんの親子2人でBABYDOLL(ベビードール)のワンピースを着た「おそろいコーデ」を披露しブランドと商品のPRを行っています。
ひかるさんはファッションインフルエンサーではありませんが、他のプラットフォームにて親子でインフルエンサーとして活躍しているという点に着目してブランドの強みを活かしたPRを行っている点が特徴的な事例です。
本事例のように、たとえば「ファミリー」「ヨガ・フィットネス」「ライフスタイル」といったファッションから少しジャンルをずらしたインフルエンサーも起用してみることで、新しいユーザー層にも情報を届けることができ思わぬ成果現れることもあります。
いくつかのジャンル、あるいは同ジャンルで複数名のインフルエンサーを起用して、求めるマーケティング効果が高いインフルエンサーはどのような特徴・共通点を持っているのかを長期的な視点で検証していくこともインフルエンサーマーケティングの効果を高めるためには重要です。
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【WEAR】ファッション・アパレルブランドのインフルエンサーマーケティング成功事例
最後に、ファッションコーディネート共有SNS「WEAR」におけるファッション・アパレルブランドのインフルエンサーマーケティング成功事例をご紹介いたします。
※本記事公開時点で、WEARでは投稿をWEBページへ埋め込む機能が提供されておらず、画像の複製も禁止されているため、WEARにて「#PR」が含まれているインフルエンサー投稿と同一のInstagram投稿を便宜的に紹介する形とさせていただいております。
ZOZOTOWN
まず、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」によるWEARを使ったインフルエンサーマーケティング事例を紹介しましょう。
WEARコーディネートページ▼
miisuuzuukiiのデニムパンツ「スリムテーパードデニム/ライトインディゴブルー[WOMEN]」を使ったコーディネート|WEAR
こちらの事例で起用されているインフルエンサーは「miisuuzuukii(cloud9nail)」さんです。
miisuuzuukiiさんはWEAR認定のファッションインフルエンサー「WEARISTA(ウェアリスタ)」であり、シンプルで洗練されたファッション投稿が話題をよび、WEARにおけるフォロワー数は2020年6月現在で約20.8万人という大変人気の高いインフルエンサーとして活躍しています。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR投稿ではZOZOTOWNが提供する体型サイズ計測用スーツ「ZOZOSUIT」と「ZOZOTOWNアプリ」を利用してオーダーした「スリムテーパードデニム」に合わせたコーディネートが紹介されています。誰でも真似ができるスタイリッシュなコーディネートは投稿閲覧数6.7万回を超える人気となりました。
「WEAR」はファッションSNSとして今大きな人気を集めているプラットフォームです。
身長やヘアスタイル情報も記載されるため、自分の体形に近いファッションコディネートの情報源として活用しているユーザーも大変多く存在しています。
また、ZOZOTOWNへ出店しているブランドの場合、そのまま購入につなげることができる点は商品をもつファッションブランドにとって大きなメリットとなります。
インフルエンサーマーケティングにおいては、WEARのフォロワー数が他のSNSをはるかに超えているというケースもありますので、インフルエンサー選定の際にWEARアカウントも確認しておくとよいでしょう。
CAMBIO(カンビオ)
最後にご紹介するのは、メンズカジュアルファッションブランド・通販サイト「CAMBIO(カンビオ)」のWEARを活用したインフルエンサーマーケティング事例です。
この投稿をInstagramで見る
WEARコーディネートページ▼
陽のTシャツ/カットソー「mt5891-WEARISTAコラボTee(陽 さん)」を使ったコーディネート|WEAR
こちらは人気WEARISTAである「陽(@yoahiru35)」さんによるもの。陽さんはSNS投稿のほかに、アメブロ公式トップブロガー、folkオフィシャルライターとしても活躍しており、プチプラコーデや大人カジュアルスタイルについての記事も執筆するなど幅広く活躍されています。
WEARにおけるフォロワー数は2020年6月現在、約15.4万人という大変高い人気を誇るファッションインフルエンサーです。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
こちらの施策では、計16名の人気WEARISTAが起用され、各WEARISTAのオリジナルデザインがプリントされた「WEARISTAコラボTee」がCAMBIO(カンビオ)から発売されました。
「WEARISTAコラボTee」はコラボしたWEARISTA自身のた商品を取り入れたコーディネートとして紹介されており、とてもユニークな形でPRが行われたインフルエンサーマーケティング事例となっています。
ファッションインフルエンサーに新製品の企画や監修を依頼する手法も、インフルエンサーマーケティングではよく取り入れられています。
インフルエンサーは最新トレンドやフォロワーへの効果的な訴求方法も熟知しているので、ターゲットユーザーに刺さる商品開発とマーケティングの一助となってくれます。
そんなファッションインフルエンサーはデザイン性もさることながら、広く・訴求力高く情報を届ける力ももっていることから、自分のオリジナルファッションブランドを立ち上げるなどD2Cモデルのビジネスをはじめる人も増えています。
今後、有力なファッションインフルエンサーからPR依頼をお断りされるケースも増えることが予想されますので、ファッションブランドとしては早いうちからインフルエンサーと良好な関係づくりをすすめておくとよいでしょう。
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まとめ
写真や動画、画像などの視覚情報でユーザーに訴求することができるSNSや動画投稿・配信サービスはファッションとの相性がよく、ファッション・アパレルブランドがインフルエンサーマーケティングを行う上で非常に高い訴求力が期待できます。
写真や画像の扱いに秀でた「Instagram」、動画・映像の扱いに秀でた「YouTube」、キャンペーンなど拡散性に優れた「Twitter」、ファッション・コーディネートの扱いに秀でた「WEAR」と、プラットフォームごとに特徴が異なり、ユーザー層や活躍しているインフルエンサーの性質も異なります。
Twitterに関してはInstagramやYouTube、WEARと比較して写真や動画、画像の扱いやすさという点で一歩及ばず、字数制限などもあって発信できる情報量に劣ります。活動しているファッションインフルエンサーもあまり多くないためファッション・アパレル関連のインフルエンサーマーケティングを行う際は目的を選んで行うとよいでしょう。
一概にどのプラットフォームが最高という訳ではなく商材やマーケティング手法との相性もあるため、ブランドや施策に合ったプラットフォームを採用することが重要です。
起用するインフルエンサーの選定においても同様で、ブランドや商材、実施したいマーケティング手法との相性を考慮し、起用した後もしっかりとPRのすりあわせをして施策を進めていきましょう。
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インフルエンサーマーケティングの基礎から成果を出す実践方法のすべて
SNSマーケティング専門メディア「インスタラボ」を運営するFind Modelでは、インフルエンサーマーケティングのリーディングカンパニーとしてナショナルクライアントを中心に豊富な支援実績がございます。
- 施策目的に最適な「本物の」インフルエンサーキャスティング
- インフルエンサーのマネジメント
- PR実施ディレクション
- 下書きチェック、ステマ防止
- 効果分析レポーティング
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インフルエンサーの過去PR成果データも豊富に蓄積されていますので、高い成果が期待できる目的に沿ったインフルエンサー選定・施策の実現が可能です。
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