
FacebookやTwitterをはじめとするSNSを使用したソーシャルメディアマーケティングが多くの企業で取り組まれています。その中でも今特に注目したいのが、インスタグラムマーケティングです。
インスタグラムマーケティングとは、企業のブランディングや商品の認知拡大や販売などその目標に応じて、インスタグラムを効果的に使用してプロモーションを行うマーケティング手法です。
インスタグラムは、利用者総数が全世界で10億人を突破し、日本でのユーザー数は3,300万を突破しました。また、810万人の国内利用者数だった頃の2015年6月時点と比較すると、約4年半で4倍以上の伸び率となります。このことからも、飛躍的な成長と言えるでしょう。
若い女性を中心に多くの一般ユーザーがインスタグラムを利用する中、この流れに乗り遅れまいと、自社のブランディングや商品の認知拡大を目的して多くの企業が運用をはじめています。今では、1万を超える日本企業がアカウントを取得し運用を行なっています。(2016年時点)
今回は、インスタグラムマーケティングの概要はもちろん、企業事例や活用方法、具体的な進め方まで幅広くご紹介します。
はじめてインスタグラムマーケティングに取り組む企業担当者はもちろん、思っていた以上の成果が出せずにどのように運用をすれば良いのか迷っている企業担当者の方にもぜひ参考にしていただけますと幸いです。
目次
- 1 facebookやTwitterではなく、インスタグラムをマーケティングに活用すべき理由
- 2 インスタグラムマーケティングはアパレル・コスメ・食品・ECサイトを扱う企業に特におすすめな手法
- 3 インスタグラムマーケティング成功の秘訣はインスタグラマーのキャスティング
- 4 インスタグラムマーケティングでは、フォロワー数・エンゲージメント・関連ハッシュタグの3つの観点から目標設定をする
- 5 インスタグラムを活用してキャンペーンを行なった企業事例4選
- 6 インスタグラムマーケティングに取り組む前に注意したい3つのこと
- 7 さらにインスタグラムマーケティングを強化したい方へ
- 8 【広告を検討している方向け】インスタグラム広告の出稿を検討する際に知っておきたいこと
facebookやTwitterではなく、インスタグラムをマーケティングに活用すべき理由
冒頭でも述べたように、国内の大手企業をはじめ、多くの企業がインスタグラムを活用したマーケティングに取り組んでいます。
なぜ、他のSNSではなく、インスタグラムなのでしょうか。その理由について、解説します。
国内ユーザー数は3300万人を突破!約4年で4倍以上の伸び率に
米facebook社が発表したインスタグラムの日本国内における利用者数は、3300万人を突破しました。
これは、2015年6月時点で国内の利用者数が、810万人だった頃と比較すると、約4年で4倍以上の伸び率を引き上げました。
また、日本国内でのインスタグラムの利用状況に目を向けると、2019年6月発表の男女別ユーザー構成は女性が57%、男性が43%とのこと。
また、男性・女性ともに10代~30代までの層にアクティブユーザーの中心があることから、インスタグラムにおけるブランディングの対象ユーザーとなる世代は10代~30代がメインになるといえます。
インスタグラムマーケティングはアパレル・コスメ・食品・ECサイトを扱う企業に特におすすめな手法
昨年、インスタグラムに登録している企業アカウントは1万を超え、2010年のリリースから企業アカウントは毎年約2倍に増加しています。
今では、企業メーカーや店舗において必須のマーケティング方法であり、自社サイトへの誘導窓口の1つとなっています。
インスタグラムマーケティングを行っている企業は海外メーカーや、国内メーカーなどさまざまですが、インスタグラムの特性を生かした企業や商材との親和性が高いといえます。
アパレル・コスメ・食品・ECサイトなど、フォトジェニックな商材を扱う企業との親和性は高い
インスタグラムは、写真や動画がメインのコンテンツであることから、フォトジェニック(写真写りが良い、写真向き)なコンテンツとの親和性が高いです。
合わせて、女性のユーザーが多いため「綺麗・かわいい・美味しそう・楽しい・面白い・憧れる」など感情に直接伝わりやすい情報や商材が適していると言えます。
その中でも特に、アパレル・コスメ・食品・ECサイトなどは、インスタグラムマーケティングに向いていると言えるでしょう。
下記の記事で企業の事例を紹介しています。ぜひ、参考にしてください。
ギャンブルや金融系商品など、ビジュアルでのPRが難しい商材を扱う企業との親和性は低い
大前提として、インスタグラムは写真に特化したSNSです。ビジュアルでユーザーの興味を惹くことが難しい商品やサービスを扱う企業との親和性は低いと言えます。
また、著作権などの関係で撮影が難しいものや、ビジュアルで表現できないものは拡散がしにくく、他にもギャンブルや金融系など、一般的にイメージが悪いものもあまり適してると言えません。
インスタグラムマーケティング成功の秘訣はインスタグラマーのキャスティング
インスタグラムに投稿を行うことで多くの人に影響力を与えることができる人物のことを「インスタグラマー」と呼びます。
テレビや雑誌など、メディアに多く露出している芸能人やモデルもインスタグラマーです。しかし最近では、一般人も多く活躍しています。
独自の世界観を確率し、特定のジャンルについて継続的に魅力的な発信を続けることで、有名人顔負けの人気を誇る人は数多く存在します。
また、インスタグラマーの活躍するジャンルは、多岐に及びます。
例えば、料理に関する投稿を行い特に女性から多くの支持を得る「デリスタグラマー」や、子育ての様子を掲載する「ママスタグラマー」がその一例です。(インスタグラマーについては【年代別】人気のインスタグラマー10選まとめでもご紹介しています。)
そもそもインスタグラムマーケティングを行う際、
1 ) 依頼するインスタグラマーを選定する
2 ) どのような写真を投稿すべきかなどディレクション業務
3 ) 効果測定とインスタグラマーへの報酬の支払い
このように、大きく分けて3つを行わなければなりません。その中でも、最も重要な過程が、上述でもご説明したインスタグラマーのキャスティングです。
その理由は、インスタグラムマーケティングはインスタグラマーあり気の施策です。企業の課題や商材に合わせた最も適しているインスタグラマーを選べなければ、十分な効果が得られません。
キャスティングを行う方法は、主に次の3つがあります。
・インスタグラマーキャスティング専門企業に依頼する
・既存の広告代理店に依頼する
・自社で直接キャスティングする
インスタグラマーキャスティング専門企業に依頼をすると、豊富なノウハウを元に、インスタグラマーの選定からレポーティング、支払いまでを全て代行してくれることが最大のメリットだといえます。
一方で、自社で直接キャスティングを行うと、代理店マージンが発生しないため支払いコストを少なくすることができることが最大のメリットだと言えるでしょう。
自社でインスタグラマーを選定し活用するリソースとノウハウがどの程度あるか、また普段からお付き合いのある広告代理店がどの程度ノウハウや経験があるかに応じて、適切な手法を選択する必要があります。
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インスタグラムマーケティングでは、フォロワー数・エンゲージメント・関連ハッシュタグの3つの観点から目標設定をする
どの施策においても、KGI/KPIなど目標設定は必要不可欠です。
インスタグラムマーケティングでは、
・フォロワー数
・エンゲージメント
・関連ハッシュタグ
の3点を加味し、目標設定を行うのが基本です。この章では、どのように目標設定を行うべきかについてご紹介します。
フォロワー数=投稿したコンテンツの影響力をはかる
フォロワー数は、そのアカウントに対するファンの数として認識されます。
インスタグラムのフォロワー数を増やすことで、新製品の紹介やイベント情報などを流した際の影響力を最大化させることができます。
フォロワー数の目標値は必ず設定すべきKPIの一つといえるでしょう。
エンゲージメント=今後の投稿の方向性を決める要素に
「いいね」や「コメント」をエンゲージメントと言います。
投稿に対するポジティブなリアクションは数だけでなく、フォロワーに対するその割合もKPIに設定すると良いでしょう。
また、投稿毎のエンゲージメントの変化を確認することで、投稿のタイミングや頻度、どのようなコンテンツが求められているのかのPDCAを回すこともできる、大切な指標です。
自社関連ハッシュタグをつけた写真の投稿数=自社のファンユーザー数
インスタグラムの特徴的な機能の一つである「ハッシュタグ」。
自社ブランドと関連の高いハッシュタグのついた投稿の数も、KPIとして重要な指標の一つといえます。
自社関連ハッシュタグのついた投稿数=ファンユーザーの数値として捉えることもできます。
自社ブランドと関連の高いハッシュタグの投稿数を高めるためには、ユーザーがインスタグラムに投稿したくなるようなフォトジェニックを整えてあげることが鍵となります。
インスタグラムの分析ツールは自社のニーズに合ったものを選択しよう
KPIを設定した後は、目標が達成したかどうか定期的にKPIを分析する必要があります。
一般的には「インスタグラムインサイト」と呼ばれる、フォロワーについての情報や投稿のインプレッションなどの基本的な数値を確認できる機能を使い分析を行います。
「インスタグラムインサイト」を使用するには、Facebookページとリンクしているビジネスプロフィールのアカウントルのアカウントが必要になります。
「インスタグラムインサイト」の他にも、様々なツールがサードパーティーから供給されています。
ハッシュタグの傾向の分析や、指標のレポートなど有料・無料版などがあるため、キャンペーン運用時に役立つ分析や競合他社の解析などを目的としたより細かいニーズにあったツールの中から自社にあったものを選択するのがおすすめです。
インスタグラム分析が効率的かつ高精度に行える便利ツール7つを紹介では、分析に役立つツールとその使い方を紹介しています。また、インスタグラムの効果測定はどうする?KPIを決めるポイントではより詳しい効果測定について紹介しています。合わせて、お読みください。
インスタグラムを活用してキャンペーンを行なった企業事例4選
インスタグラムマーケティングにおいて、インスタグラマーを起用した施策が一般的ではあるものの、それ以外にも、認知度を上げる目的の一つとして「キャンペーンの活用」があります。
実際に興味関心のあるユーザーとの交流も促せるため、多くの企業が積極的に取り入れています。企業のブランドイメージやアイテムに合わせて様々なキャンペーンが開催されています。
この章では、代表的なキャンペーンの手法を事例とともにご紹介します。
別記事インフルエンサーを起用し、商品を魅力的にPRできた成功事例8選では、インスタグラムの活用にあわせてインスタグラマーを起用した成功事例についてご紹介しています。
投稿一覧を利用したキャンペーン事例
@gifumatic
インスタグラムの機能の一つに#ハッシュタグ(投稿した写真の検索用のキーワードとなり、フォローしている人の投稿以外の情報を探すことが出来る)があります。
インスタグラムのキャンペーンにはこのハッシュタグを活用したものが多く存在します。
岐阜県の観光サイト、ギフマチックでは「#ギフマチック」とハッシュタグを入れて投稿されたユーザーの画像をWebカタログのように表示しています。
ハッシュタグを利用することで、インスタグラムの投稿上の中から情報を探くなることはもちろん、ハッシュタグをつけてもらうことで、ユーザーの投稿の情報の収集や管理などKPIの分析にも役立ちます。
ユーザー応募・参加を促すキャンペーン事例
@ikeajapan
参照元:https://m.ikea.com/jp/ja/pages/campaigns2016/balconist/
インスタグラム上ではユーザーがキャンペーンに応募や参加できる、参加型のキャンペーンも数多く人気があります。
IKEAでは「#バルコニスト」ハッシュタグを入れて、自慢のバルコニーの写真をユーザーに投稿してもらい、その中から「ベスト・バルコニスト」を選出するというキャンペーンが行われました。
入賞者には「プレゼント」を贈ることで、投稿者のモチベーションにもつながります。
一般的参加者はもちろんインフルエンサーを巻き込むことで、話題性が更に向上します。
自然に商品プロモーションが行えることも、こうした参加型キャンペーンのメリットといえます。
インスタグラムと実店舗を連動させたキャンペーン事例
@premiumoutletsjapan
インスタグラムなどのSNSと実店舗を連動させるキャンペーンは「O2O」と呼ばれていています。
O2Oとは、Online(オンライン) to Offline(オフライン)の略で、インターネット(オンライン)をキッカケに現実(オフライン)での行動を促進、ユーザーの購買意欲を高める施策のことです。
三菱のプレミアム・アウトレットでは2018年3月31日までInstagramとオフラインを繋いだO2Oキャンペーンがおこわなわれています。
キャンペーンの概要は「プレミアム・アウトレットでハッピーをシェア!」をテーマに、プレミアム・アウトレットで過ごした思い出写真をInstagram/Facebook/Twitterの各SNSへ投稿するというもの。
そして、投稿した人の中から毎月10名に1万円分のお買い物券がプレゼントされるというものです。「#happyatpremiumoutlets」のハッシュタグをつけて投稿を行うことでキャンペーン参加が可能です。
実際の店舗で利用可能なお買い物券がプレゼントされることで、ユーザーの再訪問促進にもなるキャンペーンになっています。
クロスメディアを利用したキャンペーン事例
@kirin_beverage
クロスメディアとは、1つの媒体(メディア)だけで、キャンペーンを完結させずに、他の媒体も利用してキャンペーンを完結させる手法です。
例えば、インスタグラム内でキャンペーンを行うのだけではなく、TwitterやLINEなど様々なメディア(媒体)を利用したキャンペーンのことです。
2015年のキリンビールがクロスメディアを用いたキャンペーンを行いました。
キャンペーンを開催している実店舗で、一番搾りフローズンのジョッキを専用スティックを使いデコレーションした写真や飲んで楽しんでいる写真を、公式アカウントをフォローした後にTwitter/Instagramで#一番搾りデコのハッシュタグを付けて投稿というもの。
また、Instagramに投稿しなくても公式の特設サイトに設置している「カンパイイネ!」のボタンをクリックすることでキャンペーンに参加することも可能で、様々なメディアから様々な方法でキャンペーンに参加できるように設計されています。
また、このキャンペーンはクロスメディアとO2Oキャンペーンの組み合わせとなるため、実店舗で撮影したものの顔写真を投稿するのは抵抗があるというユーザーでも投稿することが出来るよう、ビール単体の画像も投稿できるように窓口を拡げています。
ユーザーがキャンペーンに参加し、投稿を行うことでインスタグラム上で企業の露出が増えることになます。多くのユーザーが参加しやすく、話題になりやすいキャンペーンをいかに行うかがポイントになります。
インスタグラムマーケティングに取り組む前に注意したい3つのこと
アカウントの運用方針やキャンペーンの施策を打ち出すために、ブランドのイメージやレギュレーションを決めることも大切になってきます。
その中でも、アカウントを運用していくにあたり特に注意しておきたいポイントについてご紹介します。
ユーザーとのコミュニケーションはどういうスタンスで行うのか、事前に決めておく
インスタグラムをマーケティングで活用するに気を付けたいポイントがユーザーとのコミュニケーションです。
「フォロー」「いいね」「コメント」「DM」などの機能を活用することでユーザー間でのコミュニケーションが可能ですが、企業アカウントの場合は事前にルールを決めてから活用するのがおすすめです。
例えば「フォロー」。
企業アカウントでユーザーをフォローしないアカウント(フォロー数0人)というアカウントも多くあります。その一方で、アカウントをフォローしてくれたユーザーをすべてフォローする企業もあります。
フォローには「ありがとう」や「これからもよろしく」などの意味もあるため、多くのユーザーにアクションを起こすアカウントもあります。
他にも「コメント」も同じです。
ユーザー数が少ない時期なら多くのユーザーと交流することが可能ですが、フォロワー数が増加しコメント数が多くなるとすべてのユーザーにコメントを返すのは負担も多く簡単ではありません。
コメント返信担当者を置いてすべてのコメントに返信することをポリシーにしている場合は多くのコメントに返信できるかと思いますが、そうでない場合はコメントの返信に特別な場所を設けることをおすすめします。
特にコンテンツの権利に関わるルールは慎重に確認した上でインスタグラムのアカウントを運用する
インスタグラムにはガイドラインが設けられており、コンテンツを投稿する際はルールを理解した上で使用する必要があります。
特にビジネスでインスタグラムを活用している企業は、他のユーザーの模範となる姿勢が求められます。
ガイドラインを守ってコンテンツを投稿することが大切です。
特に企業が気をつけたいのが、投稿する画像や動画を投稿または共有する権利を持っているかどうかということです。
インスタグラムでユーザーが企業に関する画像を投稿したときに、クオリティが高いものであれば共有したい場面があるかと思います。
インスタグラムには共有ボタンがないため、ユーザーのコンテンツを企業アカウントで再投稿する必要があります。
このときにユーザーの許可を取らずに再投稿してしまうと、ユーザーとの間でトラブルになってしまうこともあります。
ファンのコンテンツにスポットライトを当てたいときは、あらかじめ許可を取るなどルールに沿った活用を心がけることが大切です。
宣伝感が強すぎる投稿はNG。クリエイティブな画像を投稿することでユーザーを惹きつけよう
インスタグラムのリリース当初から、広告が少なくユーザーファーストなSNSとして多くのユーザーを獲得しました。
現在も広告は最小限に抑えられています。
そのためインスタを活用する場合は、広告色を限りなく排除したフォロワーに受け入れられる魅力的な画像を投稿していく必要があります。
ユーザーはファッション、コスメ、スキンケアなど気になる身近な情報を得るために利用しています。
企業アカウントをフォローしてもらえると、スマートフォンを利用するルーティーンの中で自然と情報を発信できることが魅力ですが、チラシのような製品宣伝画像や宣伝色の強いキャプションの配信をユーザーは求めてはいません。
ユーザーは広告やダイレクトメールを受け取っているような感覚になり、インスタグラムの自然と企業について発信できるという利点を潰してしまいます。
インスタグラムで製品やサービスに関する情報を発信するときは、料金や製品を大々的にアピールせずにインスタグラムに合ったフォトジェニックな写真を活用するのがおすすめです。
さらにインスタグラムマーケティングを強化したい方へ
この記事では「インスタグラムマーケティング」を中心に、基本的なインスタグラムの使い方や、活用方法、インスタグラムマーケティングを行う上で重要なキャンペーン事例などをご紹介しました。
企業のWEB担当者の方で、これから「インスタグラムマーケティングをはじめたいけれど…具体的にどうしたらいいんだろう?」という方の参考になれば幸いです。
既にインスタグラムマーケティングを行っている方は、キャンペーンや広告など活用することで、費用対効果が良くブランディングイメージの向上につながります。
この機会に、是非企業の皆様もインスタグラムマーケティングの活用を検討してみてはいかがでしょうか。
今後もインスタラボではインフルエンサーマーケティングのナレッジや事例をご紹介していきます。
御社のマーケティング活動の参考になれば幸いです。
本メディア「インスタラボ」を運営するFind Modelでは、人気インスタグラマーを起用したキャンペーン拡散やブランディングなどお力添えできますので、お気軽にご相談ください。
1,500件以上の実績を作り出したインスタグラムマーケティングのプロが、最適なインスタグラマーの提案、PRの実施から効果分析レポートまでワンストップで提供させていただきます。
【広告を検討している方向け】インスタグラム広告の出稿を検討する際に知っておきたいこと
日本で広告提供を開始した当時は、厳しい選定基準をクリアした一部の大手企業のみがインスタグラム広告を利用できていましたが、2015年10月より、セルフサーブ型としてインスタグラムの広告の利用が始まりました。
セルフサーブ型とは企業規模に関わらず、自社で予算設定や配信期間を調整できる広告のことで、低予算からでもInstagram広告を出稿することが可能です。
インスタグラムで広告を出すにはFacabookのアカウントが必要
インスタグラムはFacebookのアカウントがあれば広告出稿が可能です。
2012年4月にFacebook社に買収されたため、広告の出し方や管理画面などは、Facebook広告と近い作りになっています。
インスタグラム広告の出稿もFacebookの管理画面から行います。
Facebookと同様にターゲティングの設定が詳細にできるため、広告を出稿しやすいプラットフォームです。
インスタグラム広告は100円から利用可能
インスタグラム広告の価格はサイズでは決まりません。
「CPM」「CPC」「CPI」「動画の再生時間」という4種類の課金方法で支払いが発生します。
支払いと期間を設定することで低価格での広告出稿が可能なので、最低100円から利用できます。
4種類あるインスタグラム広告はアピール内容や目的によって使い分ける
インスタグラム広告は「画像広告」「動画広告」「カルーセル広告」「ストーリー広告」という4つの種類の広告が利用できます。
製品やサービスについて伝えたいこと、見せたいアピールポイントによって出稿方法を選びましょう。
PDCAサイクルを回しながらKPIの改善を行い、運用することで費用対効果が高まる
インスタグラム広告は、リスティング広告と同じく「運用型の広告」です。一度配信して終わりではありません。
ユーザーの動向やトレンドは常に変化するので、季節やイベントといった時流を取り入れた広告の配信も効果的な手段として注目されています。
ビジネスで良く使われるPDCAサイクルを利用し、仮説を立てて実行、計測、評価、そして改善することを繰り返し、無駄を省きターゲットにマッチした制度の高い広告配信を追求する姿勢が重要となります。
インスタグラム広告は、広告配信を続ける限りこのPDCAをまわし続けることが費用対効果を高めるのには重要な要素となります。
インスタグラム広告の出稿を検討する場合、【完全ガイド】インスタグラム広告の運用に必要なノウハウを全て解説も合わせてお読みください。
【出典元一覧】
出典元:instagram公式サイト
出典元:Instagramヘルプセンター「コミュニティガイドライン」