
★2020/11/19 世界と日本のSNSユーザー数とダウンロード資料を最新情報に更新
SNS(ソーシャルネットワークサービス)のユーザー数は全世界で38億人を突破しました。また国内におけるSNSの利用者数は7,975万人となり、2022年末には8,241万人へ拡大する見込みです。
もはや人々のコミニケーションツールとして欠かせなくなっているソーシャルメディアですが、特にLINE, Facebook, Instagram, Twitter, YouTubeの5大SNSは大きな割合を占め、利用者数は成長を続けています。
加えてSNSを活用する企業も日を追う毎に増加しており、その利用企業数も成長を続けています。
本記事では、多くの人々の生活の中心となっている「SNS」について、
- 世界と日本のSNSユーザー数ランキング
- 5大SNS(LINE, Facebook, Instagram, Twitter, YouTube)の利用者属性
- その他、世界で人気のSNSユーザー数
について詳しく紹介していきます。
特に日本国内のSNSユーザー数はSNS各社の広告データをもとに作成しており、より今の実態に近いデータとなっています。
SNSのトレンドを理解する、また、SNSのビジネス活用を検討している際にぜひお役立てください。
本記事の執筆にあたり作成したSNS利用者数の算出データは以下リンクより無料でダウンロードできます。
- 5大SNS(LINE,Facebook, Twitter, Instagram, YouTube)の日本国内の男女別・年代別のユーザー数最新データ
- インスタラボ編集長による各SNSの特徴解説
- 5大SNSユーザー数の試算データ
- 世界および日本の人気SNSユーザー数の最新情報および情報リンク一覧
をExcelファイルにまとめておりますのであわせてご活用ください。
アジア各国の男女別・年代別SNS利用者数データは以下の記事にて紹介していますのでこちらもぜひご活用ください。
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【Excelデータ配布中】アジア各国のSNS(Instagram,Facebook)利用ユーザー数
目次
世界のSNSユーザー数ランキング
世界のSNSユーザー数ランキングの一覧です。
※「発表・出典元」の年月をタップ/クリックすると、出典元ページが開きます。
SNS名称 | 月間利用者数 (MAU) |
発表・ 出典元 |
27億4,000万人 | 2020/10 | |
20億人 | 2020/02 | |
YouTube | 20億人 | 2020/11 (参照) |
12億1,200万人 | 2020/11 | |
10億人 | 2018/06 | |
TikTok | 8億人 | 2020/01 |
7億2,200万人 | 2020/11 (参照) |
|
6億1,740万人 | 2020/11 | |
5億2,300万人 | 2020/06 | |
Tumblr | 5億1,140万 (※ブログ数) |
2020/11 (参照) |
4億4,200万人 | 2020/10 | |
Snapchat | 3億8,150万人 | 2020/01 |
2億4,900万人 (※DAU) |
2020/10 | |
3億3,000万人 | 2019/05 | |
1億8,700万人 (※DAU) |
2020/10 | |
LINE | 1億6,700万人 (※主要4カ国) |
2020/10 |
KakaoTalk | 4,579万人 | 2020/11 |
※DAU(デイリーアクティブユーザー):1日の利用者数
※QQはスマートデバイスのユーザー数
全世界で見た主要SNSのユーザー数トップは27.4億人のFacebook。
続いて20億人のWhatsAppとYouTube、12億人のWeChat、10億人のInstagramが並びます。
「WhatsApp」および「Instagram」はFacebook社傘下のサービスのため、世界のSNS利用者数TOP5のうち3つのSNSはFacebook社のサービスという驚異的な状況となっています。
日本国内のSNSユーザー数ランキング
日本国内のSNSユーザー数ランキングの一覧です。
※「発表・出典元」の年月をタップ/クリックすると、出典元ページが開きます。
SNS名称 | 月間利用者数 (MAU) |
発表・ 出典元 |
LINE | 8,600万人 | 2020/10 |
note | 6,300万人(※) | 2020/06 |
YouTube | 6,200万人 | 2018/12 |
4,500万人 | 2017/10 | |
3,300万人 | 2019/06 | |
2,600万人 | 2019/07 | |
TikTok | 950万人 | 2019/02 |
530万人 | 2019/08 | |
200万人 | 2020/11 (参照) |
(※)noteのMAUは「1ヶ月にnoteを訪問したアクティブブラウザ数」であり会員登録者数とは異なる点に注意。
日本ではLINEが8600万人と最も多くのユーザーから活用されています。
ブログ型コンテンツ共有プラットフォームである「note」が2020年6月に利用者数6,300万人を突破したことを発表し急成長していることも伺えます。
YouTube、Twitter、Instagram、Facebookなど人気SNSについては数字の更新は無いものの、依然として日本国内で人気のSNSとして多くのユーザーから愛用されている状況です。
Facebookのユーザー数と利用状況
Facebookは2006年9月26日に公開されたSNSです。
当時ハーバード大学の学生だったマーク・ザッカーバーグが友人と共に創業した会社であり、現在は世界最大のSNSとして君臨しています。
Facebookの特徴
- 世界で最もユーザー数が多いSNS。
- 実名登録制であり、学歴、仕事、ライフステージなど様々な情報をもとにしたターゲティング精度の高い広告配信が強み。
- 「Facebookページ」機能ではホームページのように情報を発信することが可能。イベント集客にも強い。
- 「ショップ」機能により、有形商品をカタログ化・Facebook上で販売できるためECサイトへの集客や販売にも貢献してくれる。
- 日本においては30代~40代がメインユーザー。10代の利用率は低いため若年世代へのアプローチとしては不向きと言える。
- 国内ユーザー数は少ない印象だが、日本独特の傾向であり、世界ではメジャーなSNSとして大変人気。
- 国内では年齢層高めのターゲットへのアプローチに。また、海外マーケティングを行う上では重宝する。
全世界のFacebookのユーザー数
Facebookの全世界のユーザー数は27.4億人を突破しました。(2020年10月発表)
地域ごとの内訳は以下の通りです。
- 北米ユーザー 2億5500万人(9.9%)
- ヨーロッパ圏ユーザー 4億1300万人(15.8%)
- アジア圏ユーザー 11億6600万人(41.6%)
- その他 9億600万人(33.1%)
さらに、ユーザー数の成長率を過去2年間から振り返ると、北米やヨーロッパ圏のユーザー数の成長がやや鈍化する一方、アジア圏やその他地域を中心にユーザー数を拡大していることがわかります。
(USにおいては既に人口の70%以上が利用しており、認知率は100%に近いと想定されるため、今後も爆発的な成長は見込めないでしょう。)
Facebookはアフリカ地域に衛星を使いインターネット環境を提供する取り組みを行っておりますが、このような取り組みを通して発展途上国を中心にどれだけユーザー数を伸ばすことができるかが大きなポイントとなっています。
Facebook利用企業数は9000万社を突破しており、世界一のSNSを活用してビジネス成長を遂げている企業は今もなお増え続けています。
日本国内のFacebookのユーザー数
日本国内でFacebookを利用するユーザー数は2,600万人となっています。(2019年7月)
メインユーザー層は30代~40代を中心として比較的高い世代。10代は利用率が極端に低い傾向が見られます。
実名登録制であることに加え、主要SNSの中では古株であること、メッセージ機能が充実していることなどの理由で、プライベートの利用だけでなくビジネスマン同士が名刺交換代わりにFacebookで繋がることも珍しくなく、ビジネスマン同士のやり取りも活発です。
商品カタログを作成できる「ショップ」機能や、ホームページとして利用できる「Facebookページ」に加えて、メッセンジャー機能もあり、広報・マーケティング・集客・販売までFacebook1つで一貫して行える優秀さが大きなメリットであり、多くの企業が活用しています。
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Instagramのユーザー数と利用状況
Instagramはスタンフォード大学卒であるケビン・シストロームとマイク・クリーガーの二人により立ち上げられたSNSで、成長率が高いことから現在も注目のSNSです。
インスタグラムのリリースはFacebookやTwitterと比較すると遅く、2010年10月6日ですが、世界では既にTwitterのユーザー数を抜き去り、人気SNSとしてTOP5に君臨しています。
Instagramの特徴
- Facebook傘下の画像や動画投稿に特化したSNS。
- 投稿後24時間で消える「ストーリーズ」「ライブ配信+投げ銭」「リール」など、Z世代・ミレニアル世代と相性の良い機能が多い。
- 「ショッピング機能」によりECサイトへ誘導することも可能。Instagram内でのカード決済機能も導入予定でありEC化が進んでいる。
- 日本においては20代~30代の女性利用者が多い印象であるが、男性比率も40%を超えており男女から人気のSNSとなっている。
- アカウント運用によりビジュアルをメインとして自社の世界観をターゲットに訴求できる点が強み。
- インスタグラマーと呼ばれるインフルエンサーも多く活用しているため、タイアップにより自社ブランドをPRしてもらう企業も多い。
- Facebookの詳細なターゲティング広告も活用できる。インスタグラマーの投稿を自社広告として配信できる「ブランドコンテンツ広告」も人気。
全世界のInstagramのユーザー数
Instagramの全世界のユーザー数は10億人を突破しました。(2018年6月発表)
画像:複数の資料をもとにインスタラボが作成
グラフを見ると、成長率は2016年になってから更にそのスピードをあげており、2017年も年間成長率が30%を超えていることがわかります。
全世界のInstagramの利用企業数
Instagramの最高製品責任者であるケビン・ウェイル氏によると、全世界の広告主は200万社であり、ビジネスアカウント数は1500万に上るそうです。
日本国内のInstagramのユーザー数
日本国内におけるInstagramの月間利用ユーザー数は3300万人を突破しました。(2019年06月発表)
Instagramのメインユーザー層は20代~30代で比較的女性から高い支持を得ています。とはいえ、男性の割合は40%を超えているなど、男女ともに利用される人気のSNSとなっています。
日本におけるInstagramのユーザー数の推移は次のとおりです。
画像:複数の資料をもとにインスタラボが作成
2014年6月 400万人(※1)
2015年6月 810万人
2016年3月 1200万人
2016年12月 1600万人
2017年10月 2000万人
2018年11月 2900万人
2019年06月 3300万人
※1 2015年6月時点の公式発表にて、「1年前から倍増」という発言があったため、2014年6月時点をインスタラボでは公式数値として扱っています。
アプリ公開当初は写真に特化したSNSでしたが、動画投稿が可能となり、「ストーリーズ」や「リール」などショートムービー機能が。
さらに、長時間動画が可能な「IGTV」やライブ配信と投げ銭ができる「Instagram LIVE」など短時間から長時間の動画配信にも対応し、様々な場面で動画や画像を共有できる点は大きな強みです。
日本国内のInstagramの利用企業数
画像:複数の資料をもとにインスタラボが作成
ユーザーローカルの発表によると、インスタグラムを活用している企業は1万社を突破しています。
Instagramでは「ショッピング機能」や「アンケート広告機能」など、購買やエンゲージメント(ユーザーからの反応)獲得に強い広告配信機能がリリースされるなど、ビジネス活用においてもその強みを見せています。
将来的にはカード決済機能も導入予定でありInstagramの「EC化」も進んでいます。
オンラインシフトの加速も追い風となり、どんどんと新しい遊び方・使い方が行われているInstagramは今後も目が離せないSNSといえるでしょう。
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Twitterのユーザー数と利用状況
Twitterのリリースは2006年7月と、Facebookより2ヶ月間前にリリースされています。
創業者であり、同社CEOのジャック・ドーシーは決済サービスSquareの創業者でもあります。ほぼFacebookと同時期にリリースしたTwitterですが、現在の成長率には大きな差が生まれています。
Twitterの特徴
- 140文字まで(※日本では)のショートテキストを投稿できるSNS。
- 投稿をシェアできる「リツイート」により爆発的な拡散(バズ)が期待できる点が大きな特徴
- 1つの投稿に4枚までの画像を同時表示できるため、情報量を増やし、ユーザーの目を留めることができる点も優秀。
- リアルタイムの検索性にも優れており、トレンドの情報収集やイベントと連動して楽しむツールとしても活用されている。
- 「フォロー&リツイートキャンペーン」など、拡散性の高さを生かしたTwitterキャンペーンは手軽で人気。
- アカウント運用によりユーザーと近い距離間でコミュニケーションをとりファンを獲得する目的で利用している企業も多い。
- 24時間で自動的に削除される「フリート」が公開され、より気軽に発信が可能に。
- 日本においては、フリートが支持されたためか、女性ユーザーの利用率が高まり男性利用率を上回っている
全世界のTwitterのユーザー数
Twitterの全世界の月間利用ユーザー数は3億3000万人(2019年4月発表)となっており、世界の月間アクティブユーザー数は2018年に入り減少傾向が見られます。
近年において、Twitterは重要なユーザー指標を「デイリーアクティブユーザー数(DAU)」とし一日のTwitter利用者の増加を図った結果、DAUは継続的に成長しています。
なお、2020年Q3のデイリーアクティブユーザー数は1億8700万となっています。
画像:Q3 2020 Letter to Shareholders|Twitter Investor Relations
2020年11月に24時間で投稿が自動的に削除される「リール(Reels)」を公開し、SNSユーザーの増加をさらに図っています。
なお、日本はTwitterにおいてアメリカに次ぐ2番目に大きなマーケットとなっており、日本人におけるTwitterの人気の度合いが伺えます。
日本国内のTwitterのユーザー数
日本国内におけるTwitterの月間利用ユーザー数(正確にはアカウント数)は、4500万人(4500万アカウント)となっています。(2017年10月発表)
Twitterのユーザー特徴として、20代の利用者が圧倒的に多い点が挙げられます。
また、従来までは男性の利用比率が高かったSNSですが、女性の利用率が男性利用率を上回っている点も注目です。
Instagramの人気機能「ストーリーズ」と似た機能である「リール」が女性ユーザーから注目を集めている、コメント制限機能やユーザーのミュート機能の整備によって快適にTwitterを利用できる環境が整ってきていることが要因として考えられるでしょう。
Twitterはテレビやイベントとの連動なども積極的に実施されており、リアルタイム性を生かしたこの独特のポジションは今後も加速していくことが想定されます。
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LINEのユーザー数と利用状況
LINEは現在、日本国内において最も多くのユーザー数を誇るSNSです。
2011年6月23日にリリースされたコミュニケーションアプリであるLINEは、現在ではメールに取って代わる存在として圧倒的な存在感を示しています。
また、アジア圏を中心にそのユーザー数を拡大しています。
LINEの特徴
- 日本にてもっとも月間ユーザー数が多いSNSであり、連絡用、コミュニケーションツールとして大変多くの人が活用している。
- 利用者は20代が最も多く、30代~50代以上の比較的高い年代の人にも活用されている。
- LINE公式アカウント運用により、ターゲットユーザーへの情報発信やコミュニケーションとして活用できる。
- 「LINEマンガ」や「LINEニュース」などへも広告掲載できるLINE広告を配信するなど、利用者の多さを生かした広告配信は強み。
- LINEスタンプを継続的に利用してもらうことでブランドへの親近感、想起率を高めるブランディングも効果的。
全世界のLINEのユーザー数
出典:2020年12月期第3四半期 決算補足説明資料|LINE
LINEの主要4カ国(日本、インドネシア、タイ、台湾)のユーザー数は1億6700万人となっています(2020年10月発表)。
全世界のユーザー数は2億1700万人と発表されています。(2017年1月発表)
日本を中心にアジア圏にて根強い人気があることがわかるでしょう。
なお、メッセンジャーアプリは韓国では「カカオトーク」、中国では「WeChat」というアプリが主力であり、世界的に見るとFacebook社の「WhatsApp」が最も利用されています。
LINE公式アカウント数
LINE公式アカウント数は1,338万件(2020年10月)となっています。
情報発信ツールとしてアカウント運用を通して多くのファンを獲得している企業も多くおり、日本においてもSNSユーザー数トップを誇っているため参入する企業も増えている状況です。
※「LINE@」と「企業向け公式アカウント」は2019年4月より「LINE公式アカウント」として統合されました。
日本国内のLINEのユーザー数
LINEの日本国内のユーザー数は8600万人です。(2020年10月発表)
LINEはもはやインフラの領域に入っており、若い世代から年配の世代まで多くのユーザーが利用しています。
高齢化の進む日本においては、他のSNSに比べて年齢層の高いユーザーが多く利用していることも特徴として挙げられます。
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YouTubeのユーザー数と利用状況
YouTubeはアメリカのYouTube社が開発・運営を行っている世界最大の動画共有サービスです。
YouTube社は2006年に同じくアメリカのGoogle社に買収され傘下に入っており、Google社が提供しているサービスとも連携されています。
YouTubeの特徴
- 世界で最も人気の動画配信プラットフォーム
- 日本においては10代~50代にかけて幅広い年齢層のユーザーに利用されている。
- 「ライブ配信+投げ銭」も可能であり、個人・企業がファンを獲得し経済圏をつくるプラットフォームとしても注目度が高い
- YouTubeにて多くのフォロワーを集めるユーチューバーはエンターテイメントから専門的な話題まで多種多様存在する
- 芸能人がYouTubeデビューするなど環境も変化しており、YouTubeにおける「インフルエンサーマーケティング」の市場は他のSNSと比べても大きい
- 「チャンネルメンバーシップ」を導入することで月額制のサブスクリプション型動画チャンネルを作成することも可能です。
- Google社傘下のサービスであり、ビッグデータを活用した動画広告配信ができる点も魅力
- Z世代・ミレニアル世代に刺さる縦型動画広告も導入されており、活用の場面は今後さらに増えることが予想される
全世界のYouTubeのユーザー数
2020年11月現在、全世界の20億人以上のユーザーがYouTubeを利用しています。
100か国80の言語に対応、毎日10億時間視聴されており世界で最も親しまれている動画共有サービスと言えるでしょう。
サービスは基本無料で利用することができることも特徴です。
日本国内のYouTubeのユーザー数
YouTubeは日本国内でも人気であり、6200万人以上が利用しています。(2018年12月)
日本においては10代~50代にかけて年代問わず幅広く人気のSNSとなっています。
PCはもちろん、スマートフォンやタブレット、ゲーム機などで気軽にアップロードされた動画を視聴できるほか、テレビでYouTubeを視聴できるようにするデバイスやYouTube視聴機能が搭載されたテレビも販売されています。
人々にとって非常に身近なサービスであり、2020年2月時点での動画アップロードは毎分500時間分にもなるなど、ユーザーが非常に活発であることも特徴のひとつです。
「ユーチューバー」と呼ばれるインフルエンサーも多く、積極的にコンテンツを発信していることもYouTubeが人気の要因でしょう。
あわせて、企業が話題のユーチューバーを起用して製品やサービスのPRを行う「インフルエンサーマーケティング」により、消費者への認知拡大~販売促進まで幅広い場面でアプローチできる点も大きく注目されています。
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5大SNS以外のSNSのユーザ利用者数
ここからは5大SNS(Facebook、Twitter、Instagram、LINE)以外の世界中で人気の高いSNSのユーザー数について紹介していきます。
参考:Most popular social networks worldwide as of January 2020, ranked by number of active users
動画・画像共有系SNS
TikTok
TikTokはショートムービー作成・加工・共有サービス。数多くの音楽にのせて撮影した15秒の動画を簡単に加工や編集できるのが魅力のアプリです。
月間アクティブユーザー数(MAU)は公開されていませんが、全世界App Storeのダウンロード数は4580万回に達しており、2018年の第一四半期ではFacebook、Instagram、Youtubeのダウンロード数を抜いてTik Tokが世界1位の人気iOSアプリとなっています。
日本においてはZ世代を中心とした10代~20代の若い世代から大きな支持を得ています。
Snapchat
【世界】Snapchatの月間ユーザー数:3億8,150万人(2020年1月)
Snapchatは動画や画像を共有できるアプリです。他のアプリと大きく違うのは相手に送った動画像が自動的に消えて見れなくなる点です。
動画像を送られたユーザーは最大10秒間、相手の投稿を見ることができ、時間がたつとコンテンツを見ることができなくなります。
過去のコンテンツを気にしなくて済む気軽さが人気となり、世界のSnapchatの月間アクティブユーザー数は3億8,150万人(2020年1月現在)を突破しています。
デジタルネイティブ世代が今後の世界の中心になってくることからも、Snapchatのような気軽にコンテンツを投稿できるサービスが注目され人気が高まっていくでしょう。
参考:Snapchat by the Numbers: Stats, Demographics & Fun Facts|OMNICORE
Pinterestはインターネット上にある画像を自分のボードに集めて閲覧することができる画像収集ツールです。
料理やファッションなど自分の興味ごとに画像をコレクションできたり、気に入った画像を見つけたら「リピン(Twitterのリツイートに相当)」することでシェアし拡散することもできるのが魅力です。
参考:
【世界】Weiboの月間ユーザー数:5億2,300万人(2020年6月現在)
WeiboはSINA社によって開発され2009年にリリースされたSNSで、中国にて大きな人気を獲得しています。
TwitterとFacebookを組み合わせたような機能が実装されているのが特徴で、使い勝手の良さから非常に高い人気を誇っているSNSです。
中国に向けたインバウンドマーケティング、あるいは越境マーケティングを行う際に必須と言えるほど普及しているSNSですが、中国語での利用が基本になるため、企業アカウント開設やKOLへのPR依頼などは中国語に精通した担当者を置くことになるでしょう。
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中国人向けSNSインバウンドマーケティングの成功事例とコツを徹底解説
コミュニティ構築型SNS
LinkedInは世界最大級のビジネス特化型SNSです。
ユーザーはビジネス専用のプロフィールを作り、同じ業界の同業者やビジネスパートナーや新規顧客などの発見・獲得に利用することができます。
LinkedInを通して転職活動をしたり、求人を募集したり、仕事を受注するといった使い方は世界的に活発に行われており、ビジネス的なSNSとして大変重宝されています。
ブログ型SNS
note
【日本】noteの月間ユーザー数:6,300万人(2020年6月)
(※)note発表の月間ユーザー数は「1ヶ月にnoteを訪問したアクティブブラウザ数」であり会員登録者数とは異なる点に注意。
noteはテキストを中心に画像、動画、SNS投稿などの埋め込みができるブログ型プラットフォームです。
法人向けプランでは独自ドメインの取得やサイトカスタマイズが解放されるため自社ホームページとしても活用できる特徴があります。
また「BASE」「Shopify」「Makeshop」をはじめとした様々なECプラットフォームとも連携しており、オンラインでの集客~売上につなげられる点も強みです。
参考:noteの月間アクティブユーザーが6,300万突破。法人利用も半年で倍増の1,600件に。|note
Tumblr
【世界】Tumblrの月間ユーザー数:5億2,300万人(2020年11月参照)
Tumblrは文章をはじめ動画、画像、音楽などを投稿できるブログサービスです。
気に入ったブログをフォローすることでブログの更新情報を受け取れるとともに、それらをお気に入り登録できたり、リブログ(Twitterのリツイートに相当)できたりと、Tumblrは世界を代表するブログサービスと言えるでしょう。
メッセンジャー型SNS
【世界】WhatsAppの月間ユーザー数:20億人(2020年2月)
WhatsAppはリアルタイムでメッセージをやり取りできる世界最大のインスタントメッセンジャーアプリです。
無料で利用できアプリ上に広告表示もないため、世界中で人気のメッセンジャーアプリとして愛用されています。
2014年にFacebookがWhatsApp社を買収しており、Instagramと同様にFacebook傘下のサービスとなっています。
【世界】WeChatの月間ユーザー数:12億1,200万人(2020年11月)
WeChatは中国で主に活用されているSNSとメッセンジャーを兼ねそろえたアプリです。中国版のLINE+Facebook+Twitterのようなものとイメージするとわかりやすいでしょう。
個人はもちろん企業もアカウントを開設してユーザーとのコミュニケーションを図っています。
中国ではTwitterやFacebookといった世界で有名なSNSが使えないため、WeChatは人とつながるためのコミュニケーションツールとして重宝されています。
KakaoTalk
【世界】KakaoTalkの月間ユーザー数:4,579万人(2020年4月現在)
Kakao Talkは韓国で主に活用されているメッセンジャーアプリです。
イメージは韓国版のLINE。最大5人で同時通話できる特徴もあり、日常コミュニケーションから遠隔会議に利用など活用の幅が広いツールです。
韓国では国民的SNSとして多くの人から活用されています。
企業のSNS利用は売上に貢献するのか
SNSを利用している企業は、それにより業績を伸ばしているのでしょうか?
アパレルメーカーや雑貨メーカーと小売店を繋ぐ「スーパーデリバリー」の運営会社である株式会社ラクーンが、会員の小売店を対象に調査をした結果、SNSを利用したことにより来客数が増加したという小売店は全体の65%にのぼることが分かりました。
その反面、企業ブランドが発信した投稿に対しては、23%の人が積極的に無視しているというデータもあります。
いかに消費者に受け入れられるマーケティングをSNSで展開できるかという部分については、今後も様々な手法を検討していく必要があるということを強く認識しなければなりません。
※参照元:スーパーデリバリーhttp://www.superdelivery.com/
まとめ
SNSのユーザー数は毎月のように最新の数字が発表されており、その成長の入れ替わりも激しいことから、定期的にチェックする必要があります。
SNSに関する最新情報は本メディア「インスタラボ」にて継続的に発信していきますので、見逃しのないよう是非メルマガ登録やRSSなど購読くださいませ。
今回紹介した各SNSのユーザーデータについては、お役立ち資料として無料ダウンロードできますので併せてご活用ください。
本記事の執筆にあたり作成したSNS利用者数の算出データは以下リンクより無料でダウンロードできます。
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