日本国内利用者数が4500万人を突破したTwitterは重要なマーケティングツールとして広く活用されており、Twitterキャンペーンを実施する企業も増えています。

そこで今回は本メディア「インスタラボ」で紹介してきたTwitterキャンペーン事例や、本メディア「インスタラボ」による5500件以上のSNSマーケティング支援実績をもとに、Twitterキャンペーンで成功するための工夫ポイントをまとめて紹介していきます。

  • Twitterキャンペーン実施ステップ
  • Twitterキャンペーンの種類
  • 参加を促す工夫
  • 反応を促す工夫
  • 店舗への集客を促す工夫
  • UGC(投稿)を促す工夫
  • プレゼントの工夫
  • さらに効果を高める工夫
  • インフルエンサーを起用した工夫

の項目を通して成功事例を紹介していますので、自社のTwitterキャンペーンのアイデアとしてお役立てください。

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目次

Twitterキャンペーンが重要視される理由

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まず、なぜTwitterキャンペーンがマーケティング活動に重要なのかを簡単にご紹介しておきましょう。

アライドアーキテクツ株式会社が行った『2019年度「Twitter企業公式アカウント」の利用実態を調査』によると、一般消費者ユーザー約56%が企業のTwitterアカウントをフォローしており、Twitterキャンペーンがきっかけで企業アカウントをフォローしている人はその内の約60%にものぼります。

twitter-company-account-follow-1 画像:2019年度「Twitter企業公式アカウント」の利用実態を調査|アライドアーキテクツ株式会社

画像:2019年度「Twitter企業公式アカウント」の利用実態を調査|アライドアーキテクツ株式会社

通常、SNSアカウントのフォロワーを獲得するためには良質なコンテンツを継続的に発信し続け、ユーザーに興味を持ってもらい、フォローするメリットを感じてもらわなくてはフォロワーの獲得にはつながりません。

一方で、Twitterキャンペーンは「企業アカウントをフォロー」+「アクション」を前提としており、フォロワー獲得のハードルを大きく下げて行動を促すことができます。(※フォロワーを維持する努力も必要)

結果、Twitterキャンペーンを実施することにより

  • Twitterアカウントをフォロー(フォロワー獲得)
  • Twitterでの情報拡散(バズ・話題獲得)
  • Twitterでの写真投稿(UGC獲得)

といった、ユーザーの行動を喚起し、SNSマーケティングにおける重要な成果を獲得できるというメリットが大きく、多くの企業マーケティングでTwitterキャンペーンを取り入れています。

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Twitterキャンペーン実施の手順

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それではTwitterキャンペーンの実施手順を紹介していきましょう。

  1. 現状分析と課題抽出の上Twitterキャンペーンの目的を決める
  2. キャンペーン形式を検討する
  3. キャンペーンの詳細を詰める
  4. Twitterキャンペーンを実施・効果分析をする

の流れについて紹介していきます。

 

1. 現状分析と課題抽出の上Twitterキャンペーンの目的を決める

はじめに、Twitterキャンペーンを行う目的を明確にしましょう。

  • 新商品の認知拡大をしたい
  • 店舗・イベントへの集客をしたい
  • 製品の購買を促したい

など、目的によってTwitterキャンペーンの内容やKPIの設定が大きく変わってきます。

そのため、あらかじめ自社の現状の課題を抽出し、Twitterキャンペーンを通して何を実現したいのかをはっきりさせておきましょう。

 

2. キャンペーン形式を検討する

Twitterキャンペーンを行う目的をはっきりさせたら、Twitterキャンペーン形式を検討します。

Twitterキャンペーンには

  • フォロー&いいねキャンペーン
  • フォロー&リツイートキャンペーン
  • インスタントウィンキャンペーン
  • フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーン
  • カンバセーショナルカードキャンペーン

のようにさまざまな形式があり、その形式ごとに特徴や得られる成果も変わってきます。

以下で簡単に紹介しましょう。

フォロー&いいねキャンペーン


「フォロー&いいねキャンペーン」は、企業のTwitterアカウントをフォローした上で、指定のキャンペーンツイートに「いいね」をすることで参加完了となります。

手軽に参加できるため、参加者の増加が期待できます。キャンペーンハードルを下げて、何よりもまずTwitterのフォロワーを獲得したいというときに相性が良い形式です。

フォロー&リツイートキャンペーン


「フォロー&リツイートキャンペーン」は、企業のTwitterアカウントをフォロー後、指定のキャンペーン投稿を「リツイート」することで参加完了となります。

手軽に参加できることに加えて、キャンペーンツイートを広く拡散させることが可能です。

場合によっては爆発的な拡散である「バズる」状態となり、Twitterトレンドに入ることでさらに爆発的に拡散される可能性も秘めているため、Twitterキャンペーンにおいて最もメジャーな形式です。

インスタントウィンキャンペーン

フォロー&リツイートキャンペーンの派生として「インスタントウィン」という形式があります。

「インスタントウィン」とは、指定条件を満たす(多くの場合フォロー&リツイート)ことで、自動返信によりその場でプレゼントの抽選結果がわかるというTwitterキャンペーン形式です。

気軽に参加でき、エンタメ性も高いためキャンペーン参加者が増えやすい人気の手法です。プレゼントもデジタルクーポンなどを設定することでオンラインで完結でき、運用上の負担が少ないメリットもあります。

※インスタントウィンキャンペーンはTwitter認定広告代理店への依頼依頼、インスタントウィンツールの利用をする必要があります。

フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーン

「フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーン」は、企業のTwitterアカウントをフォローした上、特定のハッシュタグをつけてテキスト・画像・動画を投稿するキャンペーン形式です。

UGC(ユーザーの投稿)を多く獲得でき、広く話題を生み出せるメリットがあります。

写真コンテストによりクオリティの高い写真を集め、自社アカウントで紹介、ホームページに掲載、広告クリエイティブとして二次利用など、様々な応用がある手法です。

カンバセーショナルカードキャンペーン

twitter-campaign-fanta画像:@Fanta_Japan|Twitter

フォロー&ハッシュタグ投稿キャンペーンの派生として「カンバセーショナル」形式のTwitterキャンペーンもあります。

「カンバセーショナルカード」とは、Twitter投稿に指定ハッシュタグ付きのCTA(コール・トゥ・アクション)ボタンを最大4つまで設定できる機能です。

ユーザーがボタンをタップすると、指定したハッシュタグが自動的に挿入されたツイート作成画面が立ち上がり、ユーザーの投稿を促すことができます。

カンバセーショナルカードにて投稿してくれたユーザーに対して特別な投稿を自動で返信する機能もあるため、UGC獲得とコミュニケーション性に優れたキャンペーン形式です。

※カンバセーショナルカードはTwitter広告ヘルプより問い合わせることで使用可能となります

 

3. キャンペーンの詳細を詰める

Twitterキャンペーン形式を決めたら、キャンペーンの詳細を詰めていきましょう。

キャンペーンのKPI

Twitterキャンペーンの目的に沿ってKPIを設定しましょう。

  • Twitterアカウントのフォロワー数(キャンペーン参加者数)
  • インプレッション数、動画再生数
  • エンゲージメント数(クリック、いいね、リツイート、コメントなど)
  • UGC獲得数
  • サイト遷移数
  • 店舗・イベント来店数
  • 商品購買数
  • SOV(シェア・オブ・ボイス:競合と比較した話題性の獲得率)

などはよく使われるKPIになります。

ただし、多くのKPIを設定してしまうと、目的が分散して効果が薄くなる懸念があるため、1~2つの最低限の指標を重点的に最大化させるような企画を検討しましょう。

予算

キャンペーン実現に必要な予算はいくらか算出します。キャンペーンの効果がどれくらいだと予算を回収できるのかもあわせて試算しておきましょう。

キャンペーン賞品が予算内で実現できるか、そもそも予算をかけて行う価値のあるTwitterキャンペーンかなど判断する重要な材料になります。

ターゲット

新規顧客を獲得、あるいは既存顧客のロイヤルティを高めたいのかなど、はじめに設定した目的に沿ってターゲットのペルソナを詳細に設定しましょう。

プレゼント内容

ターゲットの興味を引く魅力的なプレゼント賞品を用意します。キャンペーンとマーケティング目的に沿った規模感と数量(=当選者数)であるか、予算とバランスも意識して決定しましょう。

キャンペーン期間

季節やイベントに合わせてキャンペーンを行うのか、自社の売り上げが高い時期にキャンペーンを行うのかなど考慮し期間を設定します。

運用体制

Twitterキャンペーンの運用体制を整えます。

  • チームで運用するのか、担当者を定めて運用するのか
  • キャンペーンサイトの準備や告知はどうするのか
  • 自社TwitterアカウントやホームページでUGCの2次利用をさせてもらうか
  • 当選者への商品発送はどうするのか
  • キャンペーンへの問合せ対応はどうするか

など、キャンペーン中の運用について整備しておきましょう。

 

4. Twitterキャンペーンを実施・効果分析をする

Twitterキャンペーンを実施し、キャンペーン期間が終了したら効果分析をしましょう。

そしてあらかじめ設定したKPIは達成できているか、達成できた/達成できなかった要因は何かを考察して次回の施策へ生かせるように成功要因・失敗要因を必ず理解することが重要です。

分析の際には「ソーシャルリスニング」が役立ちます。ソーシャルリスニングとはSNS上のビッグデータを活用した分析手法です。

大きな話題をつくりだしたインフルエンサーや拡散経路の把握、テキスト分析、画像分析により、様々な角度からの分析が可能です。

前回の学びを次のTwitterキャンペーンに取り入れブラッシュアップしていくことで、継続的に効果を高めていくことができます。

関連記事
ソーシャルリスニングとは?SNSマーケティングの効果を高める方法を徹底解説

 

【重要】Twitterキャンペーンで獲得したフォロワーをファン化するために有益な情報を発信し続けよう

Twitterキャンペーンは基本的に企業のTwitterアカウントのフォローを前提としているため、Twitterキャンペーンを実施することで比較的簡単に企業アカウントのフォロワーを増やすことはできます。

しかしながら、キャンペーンのプレゼント目的で一時的にフォローし、キャンペーン終了後にフォローを解除するユーザーも少なからずいます。

自社の売上につながる「ファン」となってもらうためにも、フォローしてくれたユーザーに対して有益な情報発信やコミュニケーション、他のお得なキャンペーンやクーポン提供などメリットを継続的に提供することが欠かせません。

Twitterキャンペーンはフォロワーを集めやすい反面、新規フォロワーの熱量はやや低い傾向にありますので、「有益なアカウントだな」と感じてもらい、企業と消費茶の長期的な信頼関係づくりに努めましょう。

 

以上、Twitterキャンペーンの企画~実施~分析までの基本的な流れとなります。

ここからはどのような施策や効果を高めるアイデアがあるのか、

  • 参加を促す工夫
  • 反応を促す工夫
  • 店舗への集客を促す工夫
  • UGC(投稿)を促す工夫
  • プレゼントの工夫
  • さらに効果を高める工夫
  • インフルエンサーを起用した工夫

の要素別に実際のTwitterキャンペーン事例を見ながら、具体的にノウハウを解説していきましょう。

 

Twitterキャンペーンの参加を促す工夫

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まずはTwitterキャンペーンの参加者を増やす工夫がされた事例を紹介しましょう。

Twitterキャンペーン当選者数を圧倒的に多くする

こちらは、ファストフードチェーンを展開するケンタッキー・フライド・チキン(@KFC_jp)が行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーンの形式:
フォロー&リツイート + インスタントウィン

Twitterキャンペーンの特徴:

一般的なインスタントウィン型のフォロー&リツイートキャンペーンですが、新製品である「フレーバーレモネードの無料お試し券」が抽選で25万名に当たるという驚くべき規模の当選者数が設定されています。

プレゼント数量を増やすことで、ユーザーに「自分も当選できるかも」と感じてもらい、Twitterキャンペーンに参加してもらいやすくなるメリットがあります。

さらに、無料お試し券がプレゼントされるため、店舗への来店も促して売上につなげる工夫もされています。

ユーザーに参加メリットを感じてもらい、店舗訪問も促している大変参考になるTwitterキャンペーン成功事例です。

 

「先着」プレゼントでTwitterキャンペーンの参加者増を狙う

こちらは飲料メーカーである伊藤園(@itoen1966_jp)が行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&リツイート + アンケート回答

Twitterキャンペーンの特徴:

大きな特徴はTwitterキャンペーンのプレゼントが「先着で30万人」もらえるという点。

先ほどの事例と同様、大量のプレゼントを用意するとともに「先着」でもらえるため、当選の確実性が高く、ユーザーのTwitterキャンペーンへの参加意欲を高めています。

また、条件である「アンケート」では見込み顧客のリスト獲得やリサーチも行えるため、その後のマーケティングへの活用が可能です。

アンケートはやや手間な印象ですが、「先着でプレゼントがもらえる」というメリットによりデメリットを上手く消している巧みな事例と言えるでしょう。

 

Twitterキャンペーンの反応(エンゲージメント)を促す工夫

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ここでは、Twitterキャンペーンでユーザーからの反応(エンゲージメント)を上手く引き出す工夫について紹介します。

目標数値を達成すると確実にプレゼントがもらえる

こちらはファストフードチェーンを展開するマクドナルド(@McDonaldsJapan)が行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&リツイート

Twitterキャンペーンの特徴:

こちらのキャンペーンでは3日間に「合計1万3,000リツイート」を達成すると、先着1億3,000万人に同社のホットコーヒーSが無料でプレゼントされるというもの。

設定された目標を達成することでユーザーにメリットが提供されるという面白い企画です。

1万3,000リツイートは高い目標と思われますが、圧倒的なメリットを提示することで、その目標を大きく超えて、7万1,000件のリツイートを獲得する結果となりました。

高い目標であっても「先着」「1億3,000万人にプレゼント」「無料」など魅力的なメリットを提供してユーザーを巻き込むことで大きな話題を生み出せることが分かる事例です。

 

目標の達成度に応じてサービス価格を決定。さらに毎日抽選でクーポンプレゼント

こちらはコピー・プリント事業を展開するキンコーズ(@kinkos_jp_cp)が行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&リツイート

Twitterキャンペーンの特徴:

本事例も先ほどのマクドナルドの事例と同様に「目標リツイート数」が設定されています。

面白いのは、リツイートされる数に応じてキャンペーンのメリットも大きくなる点。

twitter-campaign-summer-kinkos-2画像:Twitter フォロー&リツイートキャンペーン~夏の値段を決めるのはあなた!~|キンコーズ・ジャパン

目標は3段階に分かれており、最終的な目標である1万リツイートを達成すると大幅に割り引かれた価格でサービスが利用できるというプレゼントを提供しています。

さらに、2つの工夫されたポイントがあります。

一つは、毎日対象のキャンペーンツイートを投稿している点。特定のハッシュタグが付いた投稿であればリツイートのカウント対象になるので、ユーザーは最初のキャンペーンツイートを見逃しても毎日Twitterキャンペーンに参加することができます。

もう一つは、リツイートしてくれたユーザーの中から抽選で毎日1名に5,000円分の利用券をプレゼントしている点。毎日プレゼントが当たる可能性があるため、ユーザーが積極的にリツイートする動機をうまく作っています。

本事例もユーザーを上手く巻き込み話題をつくった事例となっています。

 

カンバセーショナルカードによりユーザーの反応を促す

こちらは飲料ブランドのファンタ(@Fanta_Japan)が行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&ハッシュタグ投稿 + カンバセーショナルカード

Twitterキャンペーンの特徴:

カンバセーショナルカードは、ツイートの下に特定のハッシュタグ付きの投稿を促すCTA(コール・トゥ・アクション)ボタンを追加できる機能です。

※カンバセーショナルカードは本サイトへの埋め込み機能では表示されないため、キャンペーンツイートをクリックしてTwittet上でご確認、あるいは下記画像にてご確認ください。

twitter-campaign-fanta画像:@Fanta_Japan|Twitter

ボタンをクリック・タップすることで、ボタンに伴ったハッシュタグのついた投稿の下書き画面を表示させることができます。

twitter-campaign-fanta-2画像:@Fanta_Japan|Twitter

「カンバセーショナルカード」のボタンを追加することで、キャンペーンツイートを心理的にクリックさせやすくなる効果があります。

さらに、指定のハッシュタグが自動で挿入されるため、ハッシュタグの打ち間違いを防止できるメリットもあります。

ユーザーの反応を促すには大変便利な機能ですので有効活用してみましょう。

 

Twitterキャンペーンをきっかけに店舗への集客を促す

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続いて、Twitterキャンペーンを上手く店舗への集客につなげている事例を紹介しましょう。

店舗でキャンペーンツイートを見せると無料プレゼント

こちらは焼き肉チェーンを展開する牛角(@gyukaku29)が実施したTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&リツイート

Twitterキャンペーンの特徴:

こちらはフォロー&リツイートのシンプルなTwitterキャンペーンですが、父の日の週末限定で店舗にてキャンペーンツイートを見せることでネクタイをかたどった「ニクタイ」がプレゼントされました。

Twitterキャンペーンの当選者へも「店舗で使えるお食事券」がプレゼントされるので、いずれの場合でも店舗への導線づくりが意識されたプレゼント内容となっています。

お食事券をプレゼントに設定する、さらに店舗では無料でお肉がもらえため、店舗へ行く動機を上手く提供し来店促進している事例です。

 

ファンが喜ぶオリジナルグッズで集客

こちらは名探偵コナンの作者をモチーフにした記念館「青山剛昌ふるさと館(@gamf_staff)」が行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー + 訪問

Twitterキャンペーンの特徴:

こちらのTwitterキャンペーンでは、同社のTwitterアカウントをフォローの上、対象施設に訪問しフォローしている画面を提示することで限定のオリジナルグッズがもらえるというもの。

Twitterアカウントのフォローに加えて施設に訪問することが条件となっている少し特殊なキャンペーンですが、限定グッズはファンにとっては欲しいもののため自社Twitterアカウントのフォロワーを増やしつつ、施設の集客も兼ねているTwitterキャンペーン事例となっています。

(ちなみに、この事例と並行して別のフォロー&リツイートキャンペーンも同時に行われまています。)

関連記事
自社の店舗をインスタグラムで話題にして集客成功させるコツ

 

TwitterキャンペーンでUGC獲得をする工夫

インフルエンサーマーケティングまとめ

ここでは企業・ブランドの話題性をアピールするために欠かせないユーザーの投稿である「UGC」をTwitterキャンペーンを通して獲得する工夫をしている事例を紹介します。

フォトコンテストによりクオリティの高いUGCを獲得

こちらは総合ディスカウントストア・総合スーパーを展開しているドン・キホーテ(@donki_donki)が行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&リツイート + フォロー&ハッシュタグ投稿

Twitterキャンペーンの特徴:

こちらの事例ではハロウィンにちなんでフォトコンテストが実施されました。

フォトコンテストを行うことで、クオリティの高い良質な写真投稿(UGC)が数多くTwitter上に投稿されました。

コンテストで受賞した写真をキャンペーンサイトや自社アカウントで紹介したり、場合によっては広告として2次利用させてもらうなど、クリエイティブの品質が高いことで応用の幅も広いキャンペーン施策になっています。

尚、写真を2次利用させてもらう際には著作権や肖像権などユーザーの権利に配慮し、応募規約などにも明記しておくようにしましょう。

 

お題を出して自由な回答をもらいUGCを獲得

twitter-campaign-pocky画像:@PockyJPN|Twitter

こちらは人気のお菓子ブランドであるポッキー(@PockyJPN)が行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&ハッシュタグ投稿 + カンバセーショナルカード

Twitterキャンペーンの特徴:

「ポッキー大喜利」としてお題を提示し、ユーザーにオープンクエスチョンを投げかけています。

お題が自由形式で面白いほど、回答も面白く話題になりやすいためキャンペーンの拡散性も高まり、さらに良質なUGCの獲得につながるメリットもあります。

「ウチのブランド製品だと何がほしい?」「ブランドを好きな理由を教えてね!」といった質問をすることでユーザーからのアンケートを兼ねてキャンペーンを実施できる応用性もありますので、リサーチの一環としても活用できる手法です。

 

動画のスクリーンショットをハッシュタグ付きで投稿してもらい話題化

こちらはスキンケア・化粧品など美容製品を販売するドクターシーラボ(@drcilabo)が行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&ハッシュタグ投稿

Twitterキャンペーンの特徴:

こちらの事例は人気キャラクターである「ふなっしー」とコラボした限定動画を公開し、一番楽しめた動画シーンのスクリーンショットをハッシュタグをつけて投稿するというキャンペーン内容でした。

用意するのはスクリーンショットのため、自分で写真を用意する手間がなくキャンペーンに参加しやすいメリットがあります。

また、ブランドに関連する特定の画像(スクリーンショット)がTwitter上に増えることで認知拡大や話題創出に貢献してくれます。

たとえばスマホゲームのワンシーンをスクリーンショットするなど、製品の魅力を伝えつつUGCも獲得できるため応用の幅が広い施策といえます。

 

Twitterキャンペーンの魅力的なプレゼントの工夫

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ここからは、Twitterキャンペーン集客の肝であるプレゼント内容を工夫している事例を紹介しましょう。

ロゴの入ったオリジナルグッズでブランド想起率アップ


こちらは人気の乳酸菌飲料であるカルピス(@calpis_mizutama)によるTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&ハッシュタグ投稿

Twitterキャンペーンの特徴:

こちらのキャンペーンのプレゼントは同社のブランドロゴの入った「朝顔グラス」が設定されています。

プレゼントである「グラス」は毎日の生活で使われるものであるため、自社ブランドのロゴを目にしてくれる可能性も高まり、結果、ブランド想起率の向上につながります

「このグラスを見たらカルピスが飲みたくなる」「カルピスを飲むならこのグラス」というように、消費者の生活にブランドが寄り添い溶け込むことで、自社製品を選択し購入てくれる可能性を高める効果が期待できるため、ブランディングとして重要なアイテムと言えるでしょう。

プレゼント用にオリジナルグッズを用意するには費用と手間がかかりますが、長期的に顧客ロイヤルティ・LTVを高める選択肢として検討してみるのもよいでしょう。

 

ファンが喜ぶプレミア性の高いプレゼントを用意する


twitter-campaign-tokyo2020-olympic画像:@Tokyo2020jp|Twitter

こちらは東京2020オリンピック公式アカウント(@Tokyo2020jp)が行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&ハッシュタグ投稿

Twitterキャンペーンの特徴:

こちらのプレゼントの最大の特徴は、人気アニメ「ガンダム」のキャラクター「アムロ・レイ」もしくは「シャア・アズナブル」から”当選者宛て”のボイスメッセージが動画としてTwitterDMで届くという豪華なプレゼントが用意されている点です。

当選者本人宛に吹き込まれたメッセージがもらえるというプレミアがついたプレゼントはファンの心をつかみ、キャンペーン参加者の増加に貢献してくれます。

「世界に一つ」のような限定性・プレミア性のあるプレゼントは集客の際に話題となりますので参考にしてみましょう。

 

普段会えない有名人と直接会える

こちらは生花の販売を行っている花キューピット(@i8791)が行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&ハッシュタグ投稿

Twitterキャンペーンの特徴:

本事例は、人気俳優で劇団EXILEのメンバーである鈴木伸之さんから母の日の花をプレゼントしてもらえるという豪華プレゼントが用意されており大きな話題になりました。

twitter-campaign-mothers-day-hana-cupid-suzuki-nobuyuki画像:俳優 鈴木伸之さんが“直接”お花を届ける「花キューピット 母の日特別お届けキャンペーン」を実施します。|PRTIMES

面白いのは、Twitterキャンペーン開始初期ではプレゼントしてくれる著名人が誰かはわからない点。

毎日ヒントツイートが発信され、ユーザーはヒントを元に起用されている有名人は誰か予想しワクワク感を楽しむエンタメ性も提供されている面白い特徴があります。

普段会えない著名人から直接プレゼントをもらえるという一生になかなかできない体験はプレゼントとして大きな魅力になりますのでアイデアとして検討してみるとよいでしょう。

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プレゼント金額のインパクトが大きい

こちらはフォーマルウェア・オーダースーツを販売しているカインドウェア(@Mr_K_W_James)が実施したTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&ハッシュタグ投稿

Twitterキャンペーンの特徴:

こちらのキャンペーン事例の最大の特徴はプレゼントの豪華さ。

フォトコンテスト形式で、受賞者には以下のプレゼントが提供されました。

  • グランプリ1名:フルオーダースーツ1着無料(50万円相当)
  • 準グランプリ1名:オーダー1着無料(ハンツマンパターン等10万円相当)
  • 特別賞1名:イージーオーダーシャツ2枚(3万円相当)
  • フューチャーダンディー賞3名:おしゃれな蝶ネクタイ(1万円相当)
  • 参加賞5名:オリジナルノベルティノート(2千円相当)

グランプリの1名にはなんと50万円相当のオーダースーツが提供されるという豪華ぶり。

準グランプリ以下においてもそれぞれ高価なプレゼントが用意されているインパクトの大きいキャンペーンです。

金額が大きいプレゼントはシンプルにインパクトが大きく参加者の増加につながりますので、インパクト重視で多くTwitterキャンペーンの集客をしたいときはぜひ取り入れてみましょう。

 

Twitterキャンペーンの効果を高める+α

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ここからは、さらにTwitterキャンペーンの効果を高める様々なアイデアを紹介していきましょう。

キャンペーンの拡散性を利用し広告として宣伝

こちらは不動産会社であるエステムプレンニング(@EstemStyle)が行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&リツイート

Twitterキャンペーンの特徴:

こちらのTwitterキャンペーンで特徴的なのはキャンペーンツイートの使い方です。

上記キャンペーンツイートには、Twitterキャンペーン情報のほかに同社で扱う物件情報がPRされています。

フォロー&リツイートキャンペーンは、参加者が投稿をシェアしてくれるため、キャンペーン投稿そのものを広告として無料で拡散させることができるメリットを取り入れたユニークな事例です。

ちなみに本事例では名古屋の物件情報が掲載されていますので、こちらのキャンペーン投稿をTwitter広告として名古屋限定に配信することで、狙ったターゲットに情報をリーチさせるといった応用も可能です。

Twitter広告もあわせて使うことでキャンペーン投稿の露出拡大につながりますので、同時利用も検討してみましょう。

関連記事
Twitter広告の特徴とメリットや作成方法をわかりやすく解説

 

他社とのコラボで自社にないファンへ情報を届ける

こちらは

  • 革製品を販売する「JOGGO(@joggo_custom)」
  • 封筒を通じて楽しいコミュニケーションを行うコミュニティ「封筒女子部(@futoh_joshibu)」

が共同で行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&リツイート + ハッシュタグ投稿

Twitterキャンペーンの特徴:

2つの企業によるコラボ企画としてTwitterキャンペーンが実施されました。

他社企業とのコラボをすることで、双方の企業のファンに対して自社ブランドを訴求できるため、Twitterキャンペーンの集客や新規顧客獲得が狙えるメリットがあります。

シナジーを生み出し、新しいユーザー層を開拓したいといった場合に活用できます。

他社や普段から親交のある企業とのコラボ企画を検討してみるのもよいでしょう。

 

指定の動画をTwitterで共有することで当選確率アップ

こちらは人気モバイルゲームのブロスタ(@brawlstarsjp)が行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&ハッシュタグ投稿

Twitterキャンペーンの特徴:

本キャンペーンには、「公式動画」と「ブロスタ応援団の動画」が用意されており、これらの動画をTwitterへ共有することでキャンペーンの当選確率が高まるという、ユーザーが積極的に動画をシェアする工夫が取り入れられています。

キャンペーンやゲームの魅力が表現された動画がTwitter上に増えることで、ゲームの認知拡大や話題性の獲得に役立ちます。

こちらのTwitterキャンペーンのブロスタ応援団には、YouTubeで人気のユーチューバーが起用され、動画を製作していました。

以下の章で、ユーチューバーなど「インフルエンサー」によるTwitterキャンペーンの効果を高める方法について引き続き紹介していきましょう。

関連記事
自社製品やサービスの宣伝を人気ユーチューバーに依頼する3つの方法と注意点

 

Twitterキャンペーンの効果を高めるインフルエンサー起用

influencer-recruitment

最後に、ここではSNSで人気のインフルエンサーを起用したTwitterキャンペーンの効果を高める方法を紹介していきましょう。

ユーチューバーの影響力とライブ配信による爆発的な情報拡散


こちらは先に紹介している、人気モバイルゲームのブロスタ(@brawlstarsjp)が行ったTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&ハッシュタグ投稿

Twitterキャンペーンの特徴:

こちらのTwitterキャンペーンでは「ブロスタ応援団」として、YouTubeにてゲーム実況動画を配信している

  • ドズルさん(チャンネル登録者数:約41.8万人)
  • きおきおさん(チャンネル登録者数:約46.6万人)
  • 草の人さん(チャンネル登録者数:約28万人)

が起用され、動画の合計再生数も数十万再生を超えているなど、人気ユーチューバー影響力により多くのゲーム好きユーザーへTwitterキャンペーン情報を届けました。

さらに、ドズルさんときおきおさんの2名に加えて、ぼんじゅうるさん、YAPIMARUさん、kooさん、yamadaさんという人気ユーチューバーが参加するライブ配信によるゲーム対戦実況イベントを実施。


一般ユーザーとユーチューバーが同ゲームで対戦し、参加者が勝った場合は豪華プレゼントを受け取れたり、ライブ配信の視聴者にも抽選でプレゼントが送られるなど、ユーザーを楽しませる工夫が数多く盛り込まれていました。

Twitterはリアルタイムの情報検索ツールとしても広く活用されているため、ライブ配信によるイベントとの相性もよい特徴があります。

人気のインフルエンサー(ユーチューバー)を起用し、動画やライブ配信を通してTwitterキャンペーンの爆発的な拡散を実現した成功事例といえるでしょう。

 

インフルエンサーによるTwitterキャンペーンにより親和性の高いフォロワーへ訴求

こちらは液晶タブレット・ペンタブレットを開発するXP-Pen(@XpJapan)によるTwitterキャンペーン事例です。

Twitterキャンペーン形式:
フォロー&リツイート

Twitterキャンペーンの特徴:

企業のTwitterアカウントではなく、インフルエンサーの投稿をキャンペーンツイートとしてTwitterキャンペーンを実施しています。

本事例ではイラストレーターとして人気の上倉エク(@ekureea)さんが起用されました。上倉エクさんは2020年7月現在、約8.1万人のフォロワーを抱えている大変人気のイラストインフルエンサーです。

イラストに興味あるユーザーがフォロワーに多く存在するため、イラスト製作で必要な同社の製品をPRしてもらうには大変相性の良いインフルエンサーと言えるでしょう。

自社にはない非常に多くのTwitterユーザーへ情報発信できるため、インフルエンサーとコラボして話題性を生む「インフルエンサーマーケティング」も施策アイデアも検討してみるとよいでしょう。

関連記事
施策に起用したい!SNSで人気の漫画・イラストインフルエンサー11名

     

     

    Twitterキャンペーンの効果を高める実施方法まとめ

    twitter-logo

    Twitterキャンペーンの実施方法、種類、効果を高める数々のアイデアと事例を紹介してきましたがいかがでしたか。

    SNSは企業と消費者をつなぐための重要なチャネルとなり、今やTwitterをはじめとしたSNS活用の成否によりブランドの売上やファンの獲得に大きく影響するといっても過言ではありません。

    その中でTwitterキャンペーンは、自社Twitterアカウントをフォローしてもらったり、ユーザーとのコミュニケーションやUGCを生み出す重要な機能を担っています。

    Twitterキャンペーンは広い応用性がありますので、ぜひ企業の目的に合わせて効果的なキャンペーンの実施を目指してみてください。

    本記事が貴社のTwitterマーケティング、ひいてはブランドのビジネス成長の一助となれば幸いです。

    Twitterキャンペーン事例まとめ▼
    【年間・シーズン】Twitterキャンペーン・プロモーション事例リンク集

     

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