総務省が実施した「令和4年通信利用動向調査」によると、今や日本人のSNS個人利用率はおよそ8割。
企業のマーケティングにおいてもSNSマーケティングが当然のように重要視されるようになりました。
そして、SNSを活用した様々な施策がある中で、最も瞬間的に、かつ広範囲に効果を発揮することができるのが「インフルエンサーマーケティング」です。
認知拡大や購買、ファン(ロイヤルカスタマー)化に効果的な手法として知られる一方で、キャスティングのノウハウやリソースが求められることから「インフルエンサーマーケティングを実施したいけど踏み出せない」と悩む企業様も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、豊富なインフルエンサーマーケティング支援実績と蓄積された本メディアのノウハウをもとに、
- そもそもインフルエンサーって何?
- インフルエンサーマーケティングのイメージを掴みたい
- インフルエンサーマーケティングの効果をさらに高めたい
という方のために、インフルエンサーマーケティングの効果や手法、注意点について詳しく解説していきます。
本記事を参考にすることで、効果的なインフルエンサーマーケティング施策を実現していきましょう。
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
インフルエンサーマーケティングについて体系的に学べる記事をまとめています▼
目次
インフルエンサーマーケティングとは?
インフルエンサーマーケティングとは、人々に大きな影響力を持つ「インフルエンサー」に製品やサービスをPRしてもらい、口コミを通して購買促進や認知拡大を図るコミュニケーション型のマーケティング手法です。
企業が消費者に対して直接メッセージを発信する従来のマーケティングよりも、インフルエンサーマーケティングでは、消費者の視点を取り入れた共感性と訴求力の高いPRが可能であり、短期間で大きなマーケティング効果をもたらしてくれます。
例えば上記動画では、「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」が、大人気ユーチューバー「ヒカキン」さんを起用したタイアップPRを実施していました。
多くのファンやチャンネル登録者数を持ち、幅広く届けることで一気に話題性を獲得。
ヒカキンさんが新エリアを遊びつくす動画が疑似体験をもたらしており、来場意欲をかきたてられるようなコンテンツ配信をしています。
インフルエンサーマーケティングの市場規模
画像:【市場動向調査】2023年のソーシャルメディアマーケティング市場は1兆899億円、前年比117%の見通し。2027年には2023年比約1.7倍、1兆8,868億円に|株式会社サイバー・バズ
サイバーバズ/デジタルインファクトが2022年に行ったソーシャルメディアマーケティングの市場規模調査によると、2022年のインフルエンサーマーケティング市場は615億円。
2025年は1,021億円、さらに2027年には2022年比約2倍の1,302億円規模に成長する見込みとなっています。
画像:【市場動向調査】2023年のソーシャルメディアマーケティング市場は1兆899億円、前年比117%の見通し。2027年には2023年比約1.7倍、1兆8,868億円に|株式会社サイバー・バズ
さらに同調査によると、ソーシャルメディア(SNS)マーケティングの市場規模も2025年に1兆4,000億円を超える成長をする見込みと試算されています。
新型コロナウィルスの影響によるオンラインシフトに伴いSNSの利用者が増えたことで、消費者に寄り添いコミュニケーションができるインフルエンサーマーケティングには今後も大きな注目と期待が寄せられています。
インフルエンサーとは?種類と特徴
「インフルエンサー」とは、「影響を及ぼす・働きかける」といった意味を持つ「influence」という言葉が語源になっており、世間や人々の思考や行動に大きな影響を与える人物のことを指します。
最近は、SNSで積極的に情報発信して人々から共感や信頼を獲得している人物・団体を指すことが多く、SNSフォロワーの多さが影響力を測る1つの指標になっています。
フォロワー数ごとに分類するインフルエンサーの種類と特徴は、以下の通りです。
- トップ/メガインフルエンサー(100万人~のフォロワー)
世間の知名度が高いインフルエンサーでタレントや芸能人などが挙げられる。トップインフルエンサーをフォローしているインフルエンサーの2次拡散もあり、情報が爆発的に拡散しやすい。 - マクロ/パワーインフルエンサー(数十万人のフォロワー)
テレビなどマスメディアの露出は少ないものの、SNSで大きな人気を獲得する有名インフルエンサー。ファッション、美容、グルメなど特定のジャンルに特化したカリスマ的存在。 - マイクロインフルエンサー(数万人のフォロワー)
特定のジャンルにおいて強い影響力をもったインフルエンサー。フォロワーボリュームがあり、フォロワーとの距離感も比較的近いことから、親近感・共感を獲得しやすく、購買など行動喚起にもつなげやすい。 - ナノインフルエンサー(数千人のフォロワー)
フォロワー数が比較的少ないものの友達感覚でのつながりが多いため、投稿への反応率(フォロワー数に対するいいね、コメントの割合)が高くなる傾向がある。
「インフルエンサーとはどのようなものか」をまとめた詳しい解説は、以下の関連記事をあわせてご覧ください。
関連記事
インフルエンサーとは?意味と定義から注目すべきアカウントまで解説
インフルエンサーマーケティングのメリット
次に、インフルエンサーマーケティングのメリットをご紹介します。
インフルエンサーマーケティングで得られる主なメリットには、
- ターゲティングがしやすい
- 消費者目線でレビューしてもらえる
- 広告臭が少なく受け入れられやすい
- インサイトデータ取得と効果測定がしやすい
- 利用イメージを具体的に想起させやすい
- SEO強化(トラフィック増加)にも効果的
- オンライン販売・店舗型ともに相性が良い
- 目的に応じた様々な施策展開が可能
などが挙げられます。順番に解説しますので導入を検討する際の参考にして下さい。
1.ターゲティングがしやすい
昨今は、ファッション、コスメ、グルメ、旅行など、様々なジャンルに特化したインフルエンサーが活躍しており、各ジャンルで興味関心が高いフォロワーを多く抱えています。
起用するインフルエンサーによって、
- 年代や男女
- ジャンルや興味関心
- 家族構成やエリア
などを想定した詳細なターゲティングが可能な点は、インフルエンサーを起用する大きなメリットです。
例えば、日ごろからファッションコーデを紹介するファッション系インフルエンサーにアイテムをPRしてもらえば、ファッションに興味関心の高い人たちに、おのずと訴求力を発揮することができるでしょう。
インフルエンサーマーケティングでは、「PRしたい商材といかに親和性の高いインフルエンサーをキャスティングできるか」が成功の鍵になります。
2.消費者目線でレビューしてもらえる
インフルエンサーの発信は、あくまで企業主導の発信ではないため、製品やサービスを「消費者目線」で丁寧にレビューしてもらえる点がメリットです。
消費者目線でのレビューは説得力が高く、視聴者の共感を生んだり、購入後の利用イメージを想起させることで高い購買力を発揮します。
また、現行製品をフィードバックしてもらうことで、品質改善や新製品開発に活用できる点もインフルエンサーにレビューしてもらうメリットでしょう。
3.広告臭が少なく受け入れられやすい
インフルエンサーマーケティングは、口コミの拡散によって製品やサービスの認知拡大・売上促進に効果を発揮します。
よって一般的な企業広告よりも、広告臭が少なく受け入れられやすい点は、口コミを介するインフルエンサーマーケティングならではのメリットでしょう。
また最近は、インターネット上の広告をブロックする「アドブロック」を導入するユーザーが多いですが、インフルエンサーのPRであれば通常のSNS投稿と同様に制限なく表示させることが可能です。
4.インサイトデータ取得と効果測定がしやすい
インフルエンサーマーケティングでは、各種SNSごとにインサイトデータを取得してPR投稿の成果を分析することが可能です。
インサイトデータを活用することで、得られる数値には、
- いいね・保存数
- リーチ数
- エンゲージメント数・率
- シェア数
などが挙げられ、効果測定に必要なデータ簡単に取得できます。
また、ソーシャルリスニングツールをもとに、サイト遷移数や製品購入数といった詳細なデータも掛け合わせることで、PDCAサイクルを高速で回しながら効果的な施策を選択し続けることができるでしょう。
5.利用イメージを具体的に想起させやすい
インフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサーが実際に製品を試したり、サービスを体験することで、消費者に利用イメージを具体的に想起させやすい点も大きなメリットです。
特にフォロワーは、自分の好きなインフルエンサーが製品を利用する様子を見ることで「自分ごと化」しやすく、「憧れ」や「真似したい」という欲求も購買意欲を生み出すことにつながるでしょう。
6.SEO強化(トラフィック増加)にも効果的
インフルエンサーの投稿から企業サイトや製品・サービスページの閲覧を促すことで、SEO強化(トラフィック増加)にも効果を発揮することができます。
特に、PR投稿をサイト閲覧や問い合わせのきっかけにして、自社のLPでしっかりとクロージングにつなげるといった手法は効果的です。
また、多くのユーザーはGoogleの検索エンジンで調べ事をする機会が多いですが、Googleの検索結果にはSNSアカウントや投稿も表示されます。
実際に動画検索からユーチューバーとのタイアップ動画が見られるケースなどは多く、検索エンジン→PRコンテンツ→サイト流入といった流れが、購買と同時に自社サイトのSEO強化にも成果をもたらすでしょう。
7.オンライン販売・店舗型ともに相性が良い
インフルエンサーマーケティングは、オンライン販売・店舗型ともに相性が良い点も強みです。
オンライン販売
ECサイトやオンライン販売を手掛ける場合では、
- 実際に製品を発送して開封の様子からレビューしてもらう
- 認知と発信力を活かしてエリア問わずにプロモーションできる
- URLリンクやショッピング昨日で購入ページに直線遷移させられる
といったメリットを得ることができます。
店舗型ビジネス
一方で、店舗を構えて来場してもらうビジネスの場合にも、
- インフルエンサーに来場PR・イベント集客してもらう
- 地域性のあるインフルエンサー起用で地元集客を強化できる
- キャンペーン・セール情報のPRで高い集客効果を得られる
といったメリットを得られるでしょう。
SNSでは、全国区のインフルエンサーだけでなく、地元で人気を博すインフルエンサーも活躍しているので、ビジネス形態に応じてキャスティングを工夫していきましょう。
8.目的に応じた様々な施策展開が可能
インフルエンサーマーケティングは、目的に応じた様々な施策展開が可能です。
例えば、
- 「コスメ新ラインナップを若い世代に認知させたい」→Z世代に人気のTikTokインフルエンサーとタイアップ
- 「レストランのクリスマスディナーで集客したい」→カップル系インフルエンサーに来店レビューを依頼
- 「夏休みに家族客の来場を増やしたい」→SNS限定割引を用意してママインフルエンサーに周知してもらう
というように、目的や訴求したいターゲット層に応じて、依頼するインフルエンサーやSNS媒体を最適化することがポイントになります。
次項でインフルエンサーマーケティングの具体的な施策例について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
インフルエンサーマーケティングの主な施策例
インフルエンサーマーケティングの主な施策例には、
- 商品PR・ギフティング
- 店舗訪問・イベント来場
- 商品監修・コラボレーション
- 公式アカウントへのゲスト出演
- ライブ配信
- インフルエンサー投稿の二次利用
- アンバサダー・イメージモデル
などが挙げられます。
1.商品PR・ギフティング
商品PR・ギフティングは、インフルエンサーマーケティングで最もオーソドックスな施策です。
自宅に製品を送ってレビューを投稿してもらったり、製品やサービスの魅力をコンテンツに落とし込んでプロモーションに貢献してもらいます。
なお、タイアップラベルを付与したり、「#ad」「#pr」「提供:」といった形で広告主との関係性を明確に示し、広告依頼を受けている投稿であることを明示することが絶対条件です。
2.店舗訪問・イベント来場
インフルエンサーを店舗やイベント、観光地などに招致する施策も有効です。
サービスを先行体験してもらったり、ゲストとしてイベント出演してもらったり、インフルエンサーの人気ぶりを集客や話題性獲得に活かしたい時に効果を発揮します。
3.商品監修・コラボレーション
インフルエンサーは、商品監修・コラボレーション施策でも大きな成果を発揮することができます。
最近では、カップラーメン「みそきん」(日清×ヒカキンさん)の例のように、人気インフルエンサーの熱意をもと作られる監修商品が、インフルエンサー自身のPR協力もあって大きな話題につながっています。
また、そのほかにも、
- 「アウトドア系インフルエンサーがキャンプギアを監修」
- 「釣り系インフルエンサーがルアーを開発」
というように、専門分野で活躍するインフルエンサーの知見を活かした商品監修・コラボも効果的です。
4.公式アカウントへのゲスト出演
インフルエンサー自身のアカウントではなく、企業が運営するアカウントにゲスト出演してもらう施策は、公式アカウントの認知拡大やフォロワー獲得に有効です。
また、一部のユーザー向けに限定発信するコンテンツにインフルエンサーを起用することで、会員獲得や既存顧客のロイヤリティ向上にも期待できます。
5.ライブ配信
インフルエンサーにライブ配信でPRしてもらう施策では、リアルタイムでの質疑応答やコミュニケーションを通じて、製品・サービスの購入を促すことができます。
より詳細に製品の魅力を知ってもらう機会になる上、その場で疑問に答えることで購入ハードルを下げることができるでしょう。
6.アンバサダー・イメージモデル
長期間に渡り専属的にPRに貢献してもらいたい時は、インフルエンサーのアンバサダー・イメージモデル起用が効果的です。
就任時の話題性獲得に加え、ブランドイメージを確立させて様々なPRシーンで訴求力を発揮してもらうことに期待できます。
インフルエンサーに依頼する主なキャスティング方法
インフルエンサーマーケティングを行う際に重要になってくるのが、誰に投稿してもらうのかを決定する「インフルエンサーキャスティング」です。
適切なインフルエンサーキャスティングは、マーケティング全体の整合性を取り、相乗効果のある施策を実現することにつながります。
また、施策の規模(予算)から、キャスティングするインフルエンサーの人数やの影響力(フォロワー数)が導き出されるため、企画内容も詳細に練っておきましょう。
インフルエンサーに依頼する主なキャスティング方法は、以下の3つです。
メリットとデメリットを踏まえて解説しておりますので、ぜひ参考にしてください。
1.直接インフルエンサー・事務所に依頼する
キャスティングしたいインフルエンサーが既に確定している場合、SNSのDMや所属事務所のホームページなどから直接依頼する方法が考えられます。
メリットは、企業とインフルエンサーが直接やりとりできる点であり、企業の意図を正確に反映したスピード感のあるPRが可能です。
また、仲介業者に支払う中間マージンが発生したいため、コストを抑えて実施できる点もメリットでしょう。
一方で、デメリットは、商品の発送や投稿ディレクション、炎上対策といった業務をすべてを自社で担う必要がある点です。
また最近は、
- キャスティング会社を通さないとPR依頼を受け付けないインフルエンサーが増えている
- インフルエンサーのフォロワー買いを見極めることが難しい
といった課題もあるため、現実的な難易度が高い方法と認識しておきましょう。
関連記事
インフルエンサーへの依頼方法と費用や料金相場、魅力的なPR成功事例7選
2.インフルエンサープラットフォーム・ツールを利用する
次に、インフルエンサープラットフォーム・ツールを利用してキャスティング、PR依頼を行う方法が挙げられます。
メリットは、キャスティングに役立つ機能が備わっている点であり、
- インフルエンサーの登録データをもとに自社にマッチした人物を選定できる
- ダッシュボード機能で複数のインフルエンサーへの連絡や投稿の状況を管理できる
- 効果分析ツールによるレポーティングが可能
といった強みがあります。
一方でデメリットには、
- インフルエンサーへの商品発送やマネジメントを自社で行う必要があること
- プラットフォームの月額利用料のほかにキャスティング費用が必要になる場合があること
などが挙げられ、インフルエンサープラットフォーム・ツールによって内容が異なるため、利用前に確認することが大切です。
過去にインフルエンサーマーケティングを実施したことがあり、自社にインフルエンサーマーケティングに関するノウハウと人的リソースが十分ある場合には有効でしょう。
関連記事
「プラットフォーム型×定額制」は得なのか?「ディレクション型」と徹底比較【インフルエンサーマーケティング会社の選び方】
3.インフルエンサーマーケティング会社にキャスティング依頼する
インフルエンサーに依頼するキャスティング方法で最も効果的なのは、インフルエンサーマーケティング会社に依頼する方法です。
キャスティングに特化した会社だからこそ、
- 目的に沿ったインフルエンサー施策提案
- 過去実績をもとに成果を出せるインフルエンサーの紹介
- 各インフルエンサーとの交渉・報酬支払
- サンプリング品の個別発送やディレクション
- ステマ防止、炎上対策
- 最終的なレポーティング
までを、専門的なノウハウのもと一括代行してもらえる点がメリットになります。
また、初めてインフルエンサー施策を実施する企業であっても安心して利用することができるでしょう。
デメリットは、キャスティングサービスの利用料(マージン)が発生する点ですが、実績ある会社であれば、むしろ費用対効果を限りなく高めることに期待できます。
関連記事
注目のインフルエンサーマーケティング会社まとめと選び方
インフルエンサーマーケティングを成功させるポイント
続いて、インフルエンサーマーケティングを成功させるポイントを解説します。
インフルエンサーマーケティング施策を検討する際にぜひ参考にしてください。
1.インフルエンサーマーケティングの目的を明確に設定する
インフルエンサーマーケティングでは、自社ブランドと消費者(ターゲット)の購買フェーズに応じて施策の目的を明確に設定することが重要なポイントになります。
以下、Instagramにおける消費者の購買フェーズ別のインフルエンサーマーケティングの施策例を参考にしてみましょう。
例えば、新規ブランドの購買を促すためにマイクロインフルエンサーに商品PRを依頼しても、そもそもブランド認知がないため商品が売れません。
「ブランド認知が目的のフェーズ」と「購買を促したいフェーズ」では、効果的なインフルエンサーマーケティングの施策内容が変わってくるのです。
「新規ブランドの立ち上げでは複数のマクロ~メガインフルエンサーに依頼して商品を広く認知させる」というように、購買フェーズに応じた最適な目的設定、施策の選択を意識しましょう。
2.インフルエンサーマーケティングの目的に最適なKPIを設定する
インフルエンサーマーケティングでは、目的に対して最適なKPIを設定することも重要なポイントになります。
適切なKPI設定は、インフルエンサーマーケティングの施策効果を計測する際にも有効です。
各目的ごとの代表的なKPIには、以下のような例があります。
目的 | KPI例 |
認知獲得 | ・リーチ数(投稿を見たユーザー数) ・動画再生数 ・UGC数 ・CPM など |
興味関心 | ・いいね数・率 ・動画視聴完了数・率 ・コメント数・質 ・自社アカウントフォロワー数 ・URLクリック数 ・CPC・CPV など |
検索・調査 | ・投稿保存数 ・コメントの質 ・SNS経由サイト滞在時間 ・CPC・CPV など |
購買 | ・SNS経由サイト遷移数 ・購買・登録数 ・CPA・CPI など |
共有 | ・SOV(シェア オブ ボイス) ・ポジティブ/ネガティブコメント比 ・UGC数 など |
目的に沿ったKPIを設定しないと適切な効果分析ができないため、「今回のインフルエンサー施策の目的は何か?」を意識して最適なKPIを設定しましょう。
関連記事
【具体例】インフルエンサーマーケティングのKPIと3つの効果分析ツール
3.ブランド・商材のターゲットと親和性の高いインフルエンサーを選定する
ブランド・商材のターゲットと親和性の高いインフルエンサーを選定することで、インフルエンサーマーケティングの効果を最大化することに期待できます。
例えば、自社ブランドのターゲットが【35歳前後・女性・子持ち・大阪在住】の場合、
- 「子育てに役立つ情報を発信するママインスタグラマー」
- 「関西の子連れお出かけスポットを発信するインフルエンサー」
などを起用すると、ブランド・商材と相性の良いフォロワーに優先的にPRを届けやすくなるでしょう。
関連記事
失敗しないインフルエンサーの選び方!重要ポイント8選と注意点を詳しく解説
4.インフルエンサーとのスケジューリングやチェックを徹底する
インフルエンサーが円滑にPRを実施できるように、スケジュール管理や商品発送などのチェックを徹底することも大切です。
特に、インフルエンサーが現地訪問する場合やライブ配信する場合には、予期せぬアクシデントに見舞われる可能性もあるため、想定できるリスクをあらかじめ排除することが重要になります。
そして、インフルエンサーのPR投稿が完成したら必ず下書きをチェックさせてもらい、
- ブランドの意向に沿っているか
- 掲載している情報に誤りはないか
- ステマと誤解される心配はないか
などを忘れずに確認しましょう。
5.インフルエンサーの独自性を発揮してもらえるように努める
「あれも伝えてほしい」「この情報も入れてほしい」と企業からの要求が多すぎると自由度がなくなるため、インフルエンサーが本来の魅力を発揮できません。
特に、インフルエンサーが普段のテイストを異なる投稿をしてしまうと、広告集が強まったり、フォロワーが違和感を感じて反応(エンゲージメント)が悪くなってしまいます。
企業からの指示は最低限に留めて、インフルエンサーの独自性を発揮してもらうことがマーケティング効果を高めるポイントであるということをしっかりと理解しておきましょう。
6.公式アカウントを運用して充実させておく
PR投稿のメンションなどから公式アカウントをチェックされた時に、全然更新されていなかったり、コンテンツの質が低かったりすると、ユーザ
の興味関心を損なってしまう懸念が高まります。
よって、インフルエンサーマーケティングを実施する企業は、公式アカウントを運用して充実させておくことも大切なポイントになるでしょう。
また最近は、企業ホームページではなくSNSで情報を集める人が増えています。
常日頃からSNS運用に力を入れておくことで、SNS施策を実施した際の効果を最大化していきましょう。
7.インフルエンサーマーケティングの目的に合ったSNSを選択する
インフルエンサーマーケティングを実施する際には、「どのSNSでPR投稿を発信するか」も重要です。
SNSは媒体ごとに特徴や強みが異なり、メインで活躍するインフルエンサーの系統にも違いが見られます。
特に、ターゲット層の年代や性別にあったSNSを選ぶことで、潜在顧客に積極的にアプローチできるようになります。
次項で、インフルエンサーマーケティングに用いるSNSの特徴を紹介します。
インフルエンサーマーケティングに用いるSNSの特徴と参考事例
それでは本項では、インフルエンサーマーケティングに用いるSNSの特徴と参考事例をご紹介します。
SNSごとの事例を参考にしながら、自社の商材に最適なインフルエンサーマーケティングの形をイメージしていきましょう。
Instagram(インスタグラム)
Instagram(インスタグラム)は、写真・動画をメインに投稿するSNSとして幅広い世代から人気を集めています。
総務省の調査によると、2023年時点で10代~60代の男性利用率が41.4%、女性利用率が58.9%となっており、女性利用率が高いSNSです。※
グルメ、ファッション、美容、インテリア、旅行といった「写真映え」するものと相性がよく、タレントやインスタグラマーとのタイアップPR投稿にも幅広く活用されています。
「ショッピング機能」では、投稿から自社ECサイトに遷移できるため、購買に直接つなげられる点もビジネスアカウントにとって大きなメリットです。
また、「ストーリーズ」「リール」といったZ世代・ミレニアル世代と相性の良い縦型動画の機能がそろっており、スマートフォンで気軽に情報収集やコミュニケーションに活用できる点が魅力でしょう。
※出典:令和4年度情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書|総務省情報通信政策研究所
Instagramでのインフルエンサーマーケティングの参考事例
この投稿をInstagramで見る
Instagramでは、写真と動画を駆使したPR投稿で幅広いジャンルの商材に対応し、詳細に魅力を発信できる点が強みになっています。
また上記事例のように、企業の公式アカウントがある場合には、タイアップタグとメンション(アカウントのタグ付け)機能で認知させることも可能です。
特に「ブランドとのタイアップタグ」は、ステマ防止に効果的であるため、健全なインフルエンサーマーケティングを促す動きにつながっているといえるでしょう。
さらに「ブランドコンテンツ広告」という広告機能も特徴で、企業がインフルエンサーの投稿を自社広告に2次配信できる仕組みが備わっています。
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【2024年】Instagram広告の特徴と種類、費用相場|出稿方法と運用ポイントも解説!
X(エックス)(旧Twitter)
X(エックス)(旧Twitter)は、テキストベースと拡散性の高さが特徴のSNSです。
投稿は最大140文字まで入力可能で、長すぎずサクッと読める手軽さが人気になっています。(X premium加入者の場合は140文字以上の投稿を行うことが可能)
また、「リポスト」と呼ばれるシェア機能を使うことで投稿を広く拡散してもらうことができ、企業の情報発信やコミュニケーションにも活かされています。
日本では、最初に流行を果たしたSNSのパイオニア的存在でもあり、メインユーザーは20代~40代の男女を中心に広く分布しています。
最近は、Google検索よりもX(旧Twitter)を使って情報を集める人が増えており、今話題になっている情報やリアルタイムの情報(天気、電車の運行状況など)の検索性に優れているのも特徴。
上手く活用できれば他のプラットフォームにはない爆発的な拡散に期待できるでしょう。
X(旧Twitter)でのインフルエンサーマーケティングの参考事例
たんぱく質しっかり糖質控えめ《ささみチーズマスタード》レンジで酒蒸しにした鶏ささみがふっくらやわらか!ブロッコリー•粉チーズ•卵を添えたらダイエット中でも大満足!栄養とれるから体を気づかう人にぴったり「MAILLE ディジョンマスタード」 の奥深い香りで濃厚リッチな味わいに!#PR… pic.twitter.com/bOb1Iblw60
— つくりおき食堂まりえ (@mariegohan) December 3, 2024
140文字制限のあるX(旧Twitter)は、濃い情報発信に不向きと思われがちですが、1つの投稿に最大4枚まで画像を同時表示できます。
また、内容が1投稿内に収まらなければ、「スレッド(ツリー)機能」で投稿を連結させることもできるので、後から情報を補足するなど柔軟な情報発信が可能です。
さらにX(旧Twitter)は、投稿にURLリンクを設定できる点も特徴になっており、ユーザーを容易に自社サイトへ促せる点も大きなメリットでしょう。
関連記事
【完全版】X(旧Twitter)企業アカウント運用マニュアル|フォロワーを増やすコツと成功事例
TikTok(ティックトック)
TikTok(ティックトック)は、ショートムービーが主体のSNSプラットフォームです。
豊富なBGMや編集・エフェクト機能で誰でも簡単に楽しい動画が作れることから、Z世代を中心とした若い世代の人気を集めています。
また、ダンスやミームを拡散させる「#ハッシュタグチャレンジ」施策などでは、TikTokを起点にトレンドを生み出した例も多く、マーケティングにおいて今後さらに注目を集めるSNSといえるでしょう。
TikTokでのインフルエンサーマーケティングの参考事例
@sumiponp 皆はどのコンバースコーデがすき?✊🏻❤️🔥 #PR #conversejp_pr #コンバーススポーツ #スポーツウェア #秋冬コーデ #converse #コンバース #basketball #バスケ女子 ♬ オリジナル楽曲 - 🏀すみぽん🐾sumipon
TikTokは、カジュアルな雰囲気が強いSNSであるため、若年層の感覚に沿った親しみやすいコンテンツ作りがポイントになります。
特にインフルエンサーマーケティングを実施する際には、ビジネス色の少ない「エンタメ」を意識した投稿を目指し、肩ひじ張らないPRを心がけることが大切です。
関連記事
【TikTok運用マニュアル】運用のコツや企業の投稿事例もご紹介!
Facebook(フェイスブック)
Facebook(フェイスブック)は、世界各国で多くのユーザーに使用されている実名登録制のSNSです。
イベント集客や店舗情報の周知などが可能な「Facebookページ」機能は、多くの企業が自社のビジネスページのひとつとして活用しています。
また、実名登録制のSNSであることから、ユーザーの年齢、性別、職業、ライフステージ、興味関心などの詳細なビッグデータを活用したターゲティング精度の高い広告配信も強みです。
投稿は、文章と画像をあわせたものが多く、シェア機能もあるためスタンダードに扱えるプラットフォームといえるでしょう。
メインユーザーは30代~40代。実名登録制なのでFacebookを名刺代わりにビジネスの横のつながりを作るために活用している人も多い印象です。
また、海外では中国を除き最もメジャーなSNSとしてインフラレベルの人気を獲得している国も多く、海外マーケティングを行う上で必須のSNSといえるでしょう。
Facebookでのインフルエンサーマーケティングの参考事例
投稿:@ayaka502.official|Facebook
日本にでのFacebookは、30代~40代がメインユーザーと年齢層が比較的高いため、インフルエンサーマーケティングを行う際に、自社のターゲット属性がFacebookとマッチしているかを必ず確認しましょう。
精度の高い広告配信が強みであるため、ターゲット世代に人気のインフルエンサーを起用した広告クリエイティブを作成し、2次利用によりFacebook広告を配信するといったアプローチも効果的です。
Youtube(ユーチューブ)
Youtube(ユーチューブ)は、世界最大のオンライン動画共有プラットフォームです。
長尺動画を投稿できるため、画像や文字では表現しきれない詳細な情報を視聴者に伝えやすい点が大きな特徴になっています。
また日本では、10代~50代の幅広いユーザーが利用しており、育児の中でYoutubeを見せるケースも一般化していることから子供向けチャンネルの需要も高まっています。
動画の中にボタンを追加して自社サイトに遷移させるといったことができるので、商品説明の動画の最後にユーザーをECサイトに誘導するといった使い方も効果的。
訴求力が高くてユーザーのネクストアクションを促しやすいため、購買につなげやすいプラットフォームといえるでしょう。
現在も数多くの人気のユーチューバーが活動しており、テレビ離れが加速する中で、YouTubeを活用したインフルエンサーマーケティングに今後も注目が集まるでしょう。
YouTubeでのインフルエンサーマーケティングの参考事例
インフルエンサーマーケティングの投稿は「広告」であるため、一般的に動画の再生回数が平均よりも低くなりがちですが、有益であったり、企画が面白ければ、普段の再生回数より再生数が伸びることも少なくありません。
特にトップユーチューバーは、製品を魅力的に紹介する企画力・編集力に長けているため、PR動画であっても視聴者をくぎ付けにしています。
企画の良し悪しがマーケティング効果を左右するため、ユーチューバーのプロ目線の意見を取り入れつつ「広告と分かっていても見たくなる」コンテンツ作りを目指しましょう。
インフルエンサーマーケティングの注意点
続いて本項では、インフルエンサーマーケティングの注意点を紹介します。
デメリットも把握して事前に対策を用意しておくことで、より確実にインフルエンサーマーケティングの成功につなげていきましょう。
1.自力でのインフルエンサー選定は難しい
インフルエンサーマーケティングは、インフルエンサー選定によって成否が分かれるといっても過言ではありません。
最近では、「フォロワー数が多い」だけでインフルエンサーを選ぶのはナンセンスであり、目的に対して最適なインフルエンサーを様々な視点から見極める必要があるでしょう。
インフルエンサー選定の際は、以下の確認事項をぜひチェックしてみてください。
- ブランドとインフルエンサーの親和性
- インフルエンサーの投稿の質
- フォロワーからの反応(エンゲージメント)数・率
- インフルエンサーとフォロワーとの関係性
- インフルエンサーのコミュニケーション力
- 過去のPR投稿内容
- 過去のPR投稿への反応数・率
- インフルエンサーのフォロワー属性(年代・性別・興味関心)
- 過去PRの結果インサイトデータ(可能であれば)
代表的なものを紹介していますが、上記以外にも施策目的によって細かに選定する必要があります。
また、フォロワーを金銭で購入する「フォロワー買い」をしているインフルエンサーは、マーケティング効果を著しく下げるため、必ず避けなくてはいけません。
インフルエンサーの選定作業に不安がある場合には、実績あるインフルエンサーキャスティング会社に迷わず相談するようにしましょう。
2.炎上リスクに備える必要がある
SNSで発信活動をする以上、必ず備えておく必要があるのが「炎上」のリスクです。
代表的な炎上の事由には、
- ステマ(ステルスマーケティング)
- モラルや配慮に欠けた不適切発言
という2パターンが挙げられます。
ステマ(ステルスマーケティング)とは、企業から報酬をもらってPR依頼されているにもかかわらず、そのことを隠して自発的に商品紹介しているかのように欺いて宣伝する行為です。
ステマが発覚すれば、ブランドや企業が社会的信用を大きく損なうことになり、当然インフルエンサーにも非難の声が殺到します。
同様に、モラルや配慮に欠けた不適切発言にも注意が必要です。
SNS上で一度発した内容は、投稿を消してもスクショを撮られているケースが殆どで、瞬く間に拡散されていきます。
SNSマーケティングでは、情報拡散力の高さが強みであると同時に、一歩間違えると大きな損害を被ることになるということを必ず念頭に入れて、自覚ある発信内容に努めましょう。
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3.インフルエンサーとの意思疎通が重要に
インフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサーという「人」が絡む性質上、企業側が完全にコントロールすることができない部分も必ず出てきます。
例えば、事前に丁寧なすり合わせをしておかないと、インフルエンサーがPRする際に“企業の意図とずれた表現”になってしまうこともありえます。
また、イベントに複数名のインフルエンサーを招待するケースでは、体調管理や出欠、進行や投稿タイミングといったマネジメント要素が多くなり、インフルエンサーとの意思疎通の重要度が増すでしょう。
ビジネスパートナーとして誠意をもって対応してくれるインフルエンサーが多いですが、予期せぬコミュニケーションエラーに見舞われることもあるため、インフルエンサーと直接依頼・やり取りする企業は、特に注意が必要です。
【参考資料】インフルエンサーマーケティングの成功事例リンク集
ここでは、インフルエンサーマーケティングの参考事例として成功事例記事のリンクをまとめています。
幅広いジャンルや目的別のインフルエンサーマーケティング事例を紹介していますので、“自社の商材ではどのようなインフルエンサーマーケティング施策が可能なのか”具体的なイメージを膨らませてみてください。
以下のリストをクリック・タップすると事例を見ることができます▼
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インフルエンサーマーケティング会社を紹介
インフルエンサーマーケティングの効果を最大限に引き出すには、インフルエンサーマーケティング会社に依頼するのがセオリーとなります。
特にあなたの会社が、
- SNSに関する知識ノウハウに乏しい
- インフルエンサー施策を管理する人員が足りない
- インフルエンサー施策以外の施策も提案してほしい
- SNS全般のアドバイス・サポートを受けたい
といった場合には、インフルエンサーマーケティング専門の会社に依頼し、自社に親和性の高いインフルエンサーや施策内容を提案してもらうといいでしょう。
最後に本項では、インフルエンサーマーケティング会社をいくつか紹介しているので、参考にしてみてください。
Find Model / ソーシャルワイヤー株式会社
画像:FindModel
FindModelは、東証グロース上場のソーシャルワイヤー株式会社が運営するインフルエンサーマーケティング支援サービスです。
SNSマーケティング専門メディア「インスタラボ」の運営も行っており、目まぐるしく変わるトレンドや業界ノウハウを反映させた戦略的なディレクションが特徴。
AI(人工知能)を活用したインフルエンサー選定やハッシュタグ分析、施策実施、炎上防止、効果分析レポーティングまで一貫して依頼することが可能です。
過去PR実績データとあわせて、大手ナショナルクライアントを中心にインフルエンサーキャスティングとマーケティングの豊富な支援実績を誇っています。
UUUM / UUUM(ウーム)株式会社
画像:UUUM
UUUMは、UUUM株式会社が運営するインフルエンサーマーケティングサービスです。
HIKAKIN、はじめしゃちょー、フィッシャーズといった有名Youtuberを筆頭に数多くのインフルエンサーが所属しており、動画を通して訴求力の高いPRを行うことができます。
最近では吉本興業ともコラボしており、プロのお笑い芸人を起用した人を引き付けるインフルエンサーマーケティングにも強みをもっています。
#GROVE / GROVE株式会社
画像:#GROVE
#GROVEは、GROVE株式会社が提供するインフルエンサーマーケティングサービスです。
所属しているインフルエンサーはクリエイターと呼ばれており、クオリティの高いPRの実施に努めています。
むくえな、あめんぼぷらすなど、10代から20代の比較的若い世代のクリエイターが多いため若年層へのPRに強い印象です。
iCON Suite / THECOO株式会社
画像:iCON Suite
iCON Suiteは、THECOO株式会社が運営するインフルエンサーマーケティングツールです。
インフルエンサーのプランニングや、フォロワー属性や興味関心といった情報の見える化ができ、ターゲットと親和性の高いインフルエンサー選定や効果測定が可能になっています。
自社にインフルエンサーマーケティングのノウハウとリソースがある場合に活用したいサービスです。
indaHash / IDH Media Limited.
画像:indaHashi
indaHashi(インダハッシュ)は、IDH Media Limited.が運営するインフルエンサーマーケティングプラットフォームサービスです。
マイクロインフルエンサーがメインに登録するプラットフォーム・ツールであり、アプリを通して世界80カ国以上の地域のインフルエンサーとつながることができます。
世界各国に向けてグローバルにインフルエンサーマーケティングを展開したい際にチェックしてみましょう。
その他のインフルエンサーマーケティング会社と選び方については、以下の記事で紹介していますのであわせてご覧ください。
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まとめ
今回は「インフルエンサーマーケティングとは?」というテーマで、基本事項から応用的な内容まで詳しく解説いたしました。
インフルエンサーマーケティングは、キャスティングやSNSの選定が施策効果を大きく作用するため、本記事で紹介したポイントや事例を参考にして、商材の魅力を最大限に引き出せるPRにつなげていきましょう。
今後もSNS市場が発展を続ける中で、インフルエンサーマーケティングの重要度も増すと予想されています。
インフルエンサーマーケティングにご興味がある企業のSNSご担当者様は、こちらからお気軽にご相談ください。
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