
重要なマーケティングツールとして広く活用されるInstagram。その国内ユーザー数は、2023年11月に開催されたセミナー内で2019年の3,300万人から倍以上に増えたと明言されており、現在は少なくとも6,600万人以上と考えられています。(参照:Meta Marketing Summit Japan 2023)
本記事では、本メディアで紹介してきた200を超えるInstagramキャンペーン事例や、本メディアを運営する「Find Model」のSNSマーケティング支援事例をもとに、Instagramキャンペーンで成功するためのポイントを様々な角度から解説します。
- Instagramキャンペーン実施の3ステップ
- 最新のInstagramガイドラインの解説
- ハッシュタグとメンションの工夫
- キャンペーン参加を促進させる工夫
- キャンペーンの賞品選定の工夫
- キャンペーンを通した店舗やイベント集客の工夫
- Instagramキャンペーンと相性の良い告知と認知手法
などのノウハウに実際の成功事例を交えた有益な内容となっておりますので、貴社のSNSマーケティングにぜひご活用ください。
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
なお、年間シーズン毎のInstagramキャンペーン事例まとめやトレンド調査ツールなど、役立つリンクは以下にまとめていますので合わせてご活用ください。
【年間・シーズン】Instagramキャンペーン・プロモーション事例リンク集
目次
Instagramキャンペーンの実施手順
まずは、Instagramキャンペーンを企画し、実施するまでの手順について確認しましょう。
あくまで一例ですが、Instagramキャンペーンを実施する際は、
- 現状分析と課題抽出の上キャンペーンの目的を決める
- キャンペーン内容を検討する
- Instagramキャンペーンを実施し効果を分析する
といった流れが基本になります。
1. 課題を分析してキャンペーンの目的を決める
まずは、何のためにInstagramキャンペーンを行うのか、その目的を明確にしましょう。
- ブランドを広く認知させたい
- イベントや店舗に集客したい
- 商品の購買を増やしたい
など、目的によってキャンペーンの内容やKPIは大きく変わってきます。
また、明確な目的を立てるためには、自社にどのような課題があるのかを洗い出し、分析する過程が大切です。
解決したい課題をリストアップした上で、最適なキャンペーンの目的を立てていきましょう。
なお、Instagramを企業が活用する場合には、インサイト情報を分析できる「ビジネスアカウント」に必ず移行しておきましょう。
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【完全版】売上とフォロワーを増やすInstagramアカウント運用マニュアル
2. キャンペーンの内容を検討する
Instagramキャンペーンの目的が決まったら、施策の細かい内容や必要なリソースを検討していきます。
キャンペーンのKPI
最初に定めた目的に沿ったKPIを設定します。キャンペーン終了後の効果分析の際の指標にもなるので、必ず設定しましょう。
予算
キャンペーン実現に必要な予算を算出します。どれくらいのキャンペーン効果で予算を回収できるのかも試算し、実施価値のあるキャンペーンかどうかを見定めましょう。
ターゲット
キャンペーン参加を促したいターゲットのペルソナを詳細に策定します。
商材のターゲット層だけでなく、新規顧客を獲得したい、既存顧客のロイヤルティを高めたい、といった目的も十分に考慮しましょう。
キャンペーン内容
施策の目的とターゲット(ペルソナ)に合わせて、キャンペーン内容を詰めていきます。
フォロー&いいねキャンペーンのように、参加ハードルを下げて認知を獲得したり、オリジナルハッシュタグによる写真コンテストでUGCを増やしたり、参加条件の設定が鍵になるでしょう。
ユーザーの参加メリット
参加条件と同じく非常に重要なポイントになるのが、ユーザーの参加メリットです。
賞品選定では、新規性や限定性を加味し、参加ハードルとターゲット(ペルソナ)設定に相応しい規模感の賞品を意識しましょう。
キャンペーン期間
キャンペーンを実施する時期と期間も、施策の成果に大きく影響します。
季節のイベントに合わせた開催で話題性につなげたり、定期開催で長期的なフォロワー(ファン)獲得を狙ったり、目的に合わせて最適なキャンペーン期間を設定しましょう。
運用体制
企業が開催するキャンペーン施策では、運用体制をどうするかも重要です。チームで運用する場合には、キャンペーンサイトの準備や告知、商品発送、キャンペーンへの問合せ対応など、必要な業務を洗い出し、事前に担当を決めておきましょう。
3. キャンペーンの効果を分析する
Instagramキャンペーンを実施したら、期間ごとにキャンペーンの効果を分析しましょう。
設定したKPIを通して目的を達成できていた場合は成功要因を、達成できていない場合には改善点を挙げていきます。
常に前回の学びを踏まえ、PDCAサイクルを回しながら新たなキャンペーンも実施していくことで、継続的に効果を高めていくことができます。
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【重要】Instagramキャンペーンに関するガイドライン
Instagramキャンペーンを安全に実施するためには、最新の公式ガイドラインをチェックすることが大切です。
本項では、2025年9月現在の状況をまとめています。インスタラボ独自の見解も含まれておりますので、最終的には自己責任でInstagramキャンペーンを実施してください。
Instagramキャンペーンのプレゼントとして「金銭」「金券」は禁止。キャンペーンの実施は可。
2025年9月現在、Instagramキャンペーンを行うこと自体は可能です。
ただし、キャンペーンのプレゼント(見返り)として「金銭」「金券」などの提供は禁止されています。
「いいね!」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、金銭や金券などのプレゼントを申し出たりしないでください。
具体的なイメージとしては、「現金」や「現金相当物」がNGとなります。
現金相当物には、
- お金として使える・交換可能な金券(商品券、ギフトカードなど)
- 換金すること自体が目的とされるモノ(金・銀・プラチナのような現物資産など)
などが挙げられ、換金性が高く価値の変動リスクが低いものを指します。
画像:Copyright インスタラボ
ただし、「金(GOLD)」自体はNGであっても、金の装飾が施されたアクセサリーなどであれば、ブランドの付加価値としてプレゼントに採用できると考えられます。
また、「割引クーポン」は、店舗・ブランドが提供するサービスの一環であり、割引クーポン自体をお金として利用できないことから、プレゼントに採用できるとも考えられます。
しかし、どちらの場合においても、「景品表示法」など別の法律も関わってくるため、必ず自社で関連する法規を確認しましょう。
基本的には、自社や他社の「製品」を賞品にするのが無難と言えます。
参考:景品表示法|消費者庁
Instagramプロモーションガイドラインを遵守する
画像:Copyright インスタラボ
Instagramキャンペーンを実施する際には、プロモーションに関するガイドラインもあわせて確認し、遵守するようにしましょう。
1. プロモーション(コンテスト、懸賞等)の案内や運営のためにInstagramを利用する場合、ページ作成者は、次の事項を含めて、当該プロモーションを合法的に運営する責任を負います。
- 公式ルール
- 規約と資格要件を設定すること(年齢や居住地の制限等)。
- プロモーションおよび提供される賞品や賞金に適用される規則や規制を遵守すること(登録、規制上必要な承認の取得等)。
2. コンテンツに誤ったタグを付けたり、そうするように他の利用者を仕向けることはできません(利用者が写っていない写真に利用者自身をタグ付けするよう仕向けるなど)。
3. Instagramでのプロモーションについては以下の点にご留意ください。
- Instagramが応募者または参加者に関与することはないこと。
- プロモーションはInstagramが後援、支持、または運営するものではなく、Instagramにまったく関係していないことの認識。
4. 弊社は利用者によるプロモーション運営を支援しません。また、弊社はユーザーコンテンツの使用に同意が必要かどうかについて、または必要な同意を取得する方法についてアドバイスすることはできません。
5. 弊社のサービスを利用してプロモーションを運営する利用者は、自己責任で運営することについて同意するものとします。
Instagramキャンペーン実施に関するルール、参加資格・条件、賞品などキャンペーンに関わる内容は合法的な範囲で設定し、キャンペーン規約としてユーザーにわかりやすく明記することが大切です。そこには、InstagramキャンペーンにInstagram社が関与していない旨を明記する必要があります。
また、関連性のないコンテンツにアカウントのタグ付けをしてもらうことはできません。
たとえば、キャンペーン参加者に、投稿内容とは関係のない自社のアカウントをタグ付けしてもらうことはできません。
(自社製品が写った写真であれば、自社アカウントをタグ付けしてもらうことは可能です。)
Instagramキャンペーンを実施する際には、こうしたキャンペーンガイドラインに必ず目を通し、遵守するようにしましょう。
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Instagramキャンペーンのなりすましアカウント対策も行う
Instagramキャンペーンの実施に伴い、悪意のあるなりすましアカウントが作成され、ユーザーの個人情報が抜き取られる事件が発生しています。
キャンペーン実施期間中は、必ずなりすましアカウントが発生していないかを監視し、ユーザーの安全を守るように努めましょう。
- キャンペーン投稿のテキスト追記による注意喚起
- 公式Instagramでの注意喚起
- 公式ホームページでの注意喚起
などは必須です。
また、「認証バッジ(公式マーク)」を取得するのも有効です。
「認証バッジのついたキャンペーン投稿から応募ください」と促すことで、なりすまし対策になります。
Instagramの認証バッジはMeta認証を行うことで基本的に誰でも申請できます。
Meta認証とは、Meta社が提供するInstagramやFacebookのアカウントを保護することができる有料サブスクリプションサービスです。
認証バッジを入手する方法は下記のいずれかとなります。
- Meta認証にサブスクリプション登録する。対象となる条件についてはこちらをご覧ください。
- 公人・著名人、有名人、ブランドとして以下のアカウントの要件と利用資格の要件を満たしている場合に、認証バッジを申請する。
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絶対参考になるInstagramキャンペーン成功事例集10選
ここからは、Instagramキャンペーンを効果的に実施するためのポイントを成功事例と共に解説していきます。
非常に高い成果を記録した「Find Model」の支援事例では、実際の達成数値なども取り上げておりますので、ぜひ参考にしてください。
1. 「全国で使える」宿泊券を賞品にフォロワー1万人増
まずご紹介するのは、「亀の井ホテル」のキャンペーン成功事例です。
Find Modelが支援し、フォロワー獲得・認知拡大を目的としたInstagramキャンペーンと広告配信施策を実施。目標増加フォロワー数2,000人に対し、10,995人のフォロワー増加を実現するなど、非常に高い成果を実現しました。
本キャンペーンで特に参考になるポイントは、賞品を「全国で使える」をフックとした無料宿泊券にした点です。
「フォロー&いいね」という参加しやすい条件に加え、賞品でも対象ユーザーが全国であることを強調。規模感のある利用価値の高い賞品選定が、1万以上のフォロワー獲得につながりました。
※本施策については、次の記事でさらに詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
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キャンペーン投稿と広告配信の組み合わせによって1万人以上のフォロワー増加を達成!ホテル施設が行った投稿のポイントをご紹介
2. ターゲットの行動にマッチした賞品選定でフォロワー獲得5千人超
画像:@rurubuplus
次にご紹介するのは、旅行情報サービス「るるぶ+」のキャンペーン成功事例です。
Find Modelが支援し、アカウント開設に伴うフォロワー増加を目的としたInstagramキャンペーンを実施。結果として、5,533名の新規フォロワーを獲得するなど、高い成果を実現しました。
本キャンペーンの成功のポイントには、ターゲット層の行動にマッチした賞品選定が挙げられます。
旅行情報に興味がある=日頃から旅行に行く機会が多いターゲット層に対し、喜んでもらえる賞品としてスーツケースとトラベルポーチを採用。
旅行の役立つアイテムで獲得したフォロワーは、当然ながらアカウントとの親和性が高く、キャンペーン終了後の離脱率を抑える効果にもつながりました。
※本施策については、次の記事でさらに詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
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Instagramプレゼントキャンペーン施策で5,533名のフォロワーを獲得!旅行情報系サイトのアカウント運用ポイントを解説
3. 親和性高いインフルエンサー起用で自治体の魅力を発信
続いてご紹介するのは、徳島県観光情報サイト「阿波ナビ」のキャンペーン成功事例です。
Find Modelが支援し、フォロワー増加および徳島県への訪問客増加を目的としたInstagramキャンペーンと広告配信施策を実施。さらに、インフルエンサー2名を起用したPR施策も併用し、3,860名のフォロワー増加を実現しました。
本キャンペーンと親和性が高いインフルエンサーの起用がポイントになっており、賞品には、"旅・グルメ系の人気インフルエンサーがセレクトした"徳島のご当地グルメ詰め合わせを採用。
さらに、子連れのお出かけスポット紹介が得意なインフルエンサーが、賞品のご当地グルメを家族で食べるシーンを発信。お出かけ好きやファミリー層のキャンペーン参加を効果的に促しました。
地元ならではの限定性の高いプレゼントを採用し、さらに、その魅力をインフルエンサーが効果的に引き立てた好事例と言えます。
※本施策については、次の記事でさらに詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
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【フォロワー3,860名増加】観光サイトのInstagramアカウントが実施したキャンペーン投稿とインフルエンサーマーケティングのポイントを解説!
4. ふるさと納税の人気返礼品をプレゼントに採用
続いてご紹介するのは、北海道の「恵庭市」のキャンペーン成功事例です。
Find Modelが支援し、アカウントのフォロワー拡大を目的としたInstagramキャンペーンと広告配信施策を実施。開催期間24日間で1,400人超のフォロワーを獲得するなど、大きな成果につながりました。
本キャンペーンのポイントは、ふるさと納税の人気返礼品の中から賞品を採用した点です。
ジンギスカン(肉)、釜めし(海鮮)、ジェラート(デザート)という、同市の魅力的な名産品3種を厳選。景品をユーザー自身が選べるような工夫もあり、参加意欲を高めることができました。
ふるさと納税の返礼品としての人気を、キャンペーンで反響を狙える根拠として応用する着眼点をぜひ参考にしたいですね。
※本施策については、次の記事でさらに詳しく解説していますので合わせてご覧ください。
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5. 顧客満足を高めた会員限定のキャンペーン
続いてご紹介するのは、スーパーマーケットチェーン「ヤオコー」のキャンペーン成功事例です。
本キャンペーンは、公式Instagramフォロワー3万人を記念して開催されたもので、抽選で20名にマスコットキャラクター「ヤッポー」のぬいぐるみとファミリーグッズがプレゼントされました。
特徴はカード会員限定のキャンペーンになっている点で、「DMにヤオコーカード番号を送信する」という条件を加えることで、巧みに顧客のみを対象にしています。
会員システムを上手く活用し、自社オリジナルの賞品で日頃の感謝を伝えるアイデアは、顧客ロイヤリティの向上につながる手法として非常に参考になるでしょう。
6. 新作コスメのトライアルと認知拡大
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続いてご紹介するのは、コーセーが展開するメイクアップブランド「FASIO(ファシオ)」のキャンペーン成功事例です。
本キャンペーンは、同ブランドの新作コスメ計5点が賞品になっており、ウォータープルーフマスカラや、にじまないリキッドアイライナーなど、夏に向けた新作のトライアルと認知拡大の役割を果たしていました。
シーズン商品は販促時期が限られることもあり、特に新作においては、いち早く商品を試してもらい、口コミを通じて認知を広げることが重要です。
その点でSNSキャンペーンは、プレゼントを通じて新作商品の認知を広げやすく、瞬発力の高い施策として短期間で効果が期待できるでしょう。
7. キャンペーンの定期開催でフォロワー定着
続いてご紹介するのは、三重県の「明和町」のキャンペーン成功事例です。
明和町では、ふるさと納税に特化したInstagramアカウントを運営しており、返礼品が当たるキャンペーンを毎月開催している点が特徴になっています。
キャンペーンを定期開催することは、フォロワーの離脱を減らし、定着させる効果が期待できます。
特に、ふるさと納税は毎年申し込みがあるため、フォロワーの定着がリピーターに繋がるでしょう。
8. フォトコンテストで自社ブランドのUGCを量産
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続いてご紹介するのは、ホームセンターチェーン「コメリ」のキャンペーン成功事例です。
本事例は、かわいいペットの写真で応募するフォトコンテストキャンペーンになっており、入選した計13名にコメリギフトカードなどがプレゼントされました。
応募写真の条件を、「ペットたちがコメリのペット用品専門プライベートブランド・Petami商品を使っている(食べている、一緒に写っている)様子の写真」としており、キャンペーン参加を通じて自社ブランドに関するUGCを促しています。
また、期間中は何度でも応募可能としている点もポイントで、一人のユーザーから複数のUGCを促し、商品の口コミやブランド認知を効率的に広めることが期待できるでしょう。
なお、InstagramにおけるUGC誘発成功事例については、次の記事でも詳しく取り上げていますので合わせて参考にしてください。
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9. グミの日(9/3)にちなんだキャンペーンで話題性獲得
続いてご紹介するのは、全国に数多くのショッピングモールを展開する「イオン」のキャンペーン成功事例です。
本キャンペーンは、イオン社員がお買いもの情報やトレンドを発信するアカウント「haconiwa Link(ハコニワリンク)byイオン」で開催され、9月3日の「グミの日」にちなんだ内容で注目を集めました。
日付の語呂合わせや、季節のイベントはトレンドになりやすく、キャンペーンのコンセプトで悩んだ際に取り入れるのがおすすめです。
本事例でも、「#グミの日」「#グミ好き」のように関連するハッシュタグを多数採用しており、検索率が高まる時期を活かしてキャンペーンを盛り上げることに成功しています。
10. 参加価値を高めるインフルエンサー×インスタライブ
最後にご紹介するのは、資生堂が展開するメイクアップブランド「INTEGRATE(インテグレート)」のキャンペーン成功事例です。
本キャンペーンでは、女優、モデルとしてご活躍中の鈴木愛理さんを起用。資生堂メイクアップアーティストとのインスタライブを事前に開催し、ライブ中で発信されたキーワードとアカウントフォローを参加条件として募集されました。
メイクアップの悩みや商品の理解を深める機会としてインスタライブを活用することで、より商品に関心の高いユーザーのキャンペーン参加を促し、顧客満足度を高めている点がポイントです。
また、キャンペーン投稿をきっかけにインスタライブのアーカイブ視聴も促しており、新規層にブランドや商品の特徴を浸透させる役割も果たしていました。
このように、インスタライブを活用したキャンペーンを成功させるには、インフルエンサーを起用して注目度を高める手法が効果的です。
参加ハードルが高いとされるインスタライブですが、インフルエンサーがユーザーを呼び込むことで、優れた施策効果を発揮することができるでしょう。
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【重要】Instagramキャンペーンで獲得したフォロワーを維持するためにもアカウント運用に力を入れる
Instagramキャンペーンは比較的フォロワー獲得をしやすい反面、ブランドにあまり興味のない熱量の低いユーザーも参加してきます。
キャンペーンを通して知ってもらい、興味を持ってもらえることは大変ありがたいですが、キャンペーン終了後にフォローを解除されてしまうケースも少なくありません。
ユーザーがフォローを解除する大きな原因は単刀直入に言うと、「Instagramアカウントに魅力を感じないから」です。
有益な情報を発信しており、
- 最新情報が得られる
- 専門的なノウハウを学べる
- エンタメ性が高く面白い
など、フォローするメリットが大きくないと、獲得したフォロワーはInstagramアカウントから離脱してしまいます。
もしInstagramキャンペーン後にフォロワーが減ってしまうと悩んでいるなら、まずは土台となるInstagramアカウント運用に注力してみましょう。
Instagram運用については以下の記事にまとめています。良質なフォロワーが集まるほどブランドが行う施策の費用対効果が高まるので、長期的な施策としてぜひ積極的に取り組みましょう。
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【完全版】売上とフォロワー増やすInstagramアカウント運用マニュアル
まとめ
本記事では、Instagramキャンペーンの成功事例を見ながら効果を高めるポイントについて解説してきましたがいかがでしたか?
Instagramキャンペーンは上手く活用すれば大きな話題を生むことができるため、キャンペーン実施の目的を明確にして、目的に沿った設計をすることが成功の秘訣となるでしょう。
また、SNS戦略はキャンペーンとあわせて適切なアカウント運用も重要な要素となります。
インフルエンサーを起用した広告やアカウント運用代行によるSNSの強化に興味がある方は、最大3.6億人以上へのリーチが可能な「Find Model」にぜひご相談ください。
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