Instagram運用代行とは、自社のInstagramアカウント運用をSNSマーケティングのプロに外注し、フォロワーの獲得や売上につなげるアウトソーシング施策です。
世界で10億人、日本では3300万人もの月間アクティブユーザー数を誇るInstagramは、今や一個人の投稿だけでなく企業がInstagramを運用し、プロモーションに活用することが当たり前になっています。
また、継続して投稿を作成することの難しさや、思うようにフォロワーが伸びないことなどから、Instagramアカウント運用代行を検討している企業も多いでしょう。
そこで今回は、
- Instagramアカウント運用代行のメリット・デメリット
- Instagramアカウント運用代行会社10社
- Instagramアカウント運用代行を依頼する際のポイント・費用の相場
- Instagramアカウント運用代行の費用対効果を高めるポイント
についてご紹介します。
基本のアカウント運用の流れと代行を依頼する際のポイントを理解することで、適切にInstagram運用を外注できるようになり、費用対効果の最大化につなげることができます。
Instagram運用代行を検討している際の参考として本記事をぜひお役立てください。
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目次
Instagram運用代行の主なサービス内容
Instagram運用代行には目的によって様々な運用内容がありますが、主なサービスとしては以下のようなものがあります。
初期設定 |
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コンテンツ制作 |
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投稿 |
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分析 |
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その他施策 ※別途費用が必要 |
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Instagram運用代行のメリット
Instagramアカウント運用代行とは、文字通りInstagram企業アカウントを自社の代わりにプロの方々に運用してもらうことです。
代行委託費用が発生しますが、Instagram運用のプロの知見をもとに以下のようなメリットを得ることができます。
メリット1. Instagram企業アカウントの運営負担が大きく減る
企業としてのInstagram運用には、投稿する画像・動画の撮影、コンテンツの作成、ハッシュタグ選び、コメント対応、投稿分析など、作業量が非常に多く、担当者にとっては大きな負担になります。
兼任担当であればなおさらです。
ですが、運用代行を利用することで、先に紹介しているPDCAサイクルを行う工程を運用代行会社にまとめて外注できるため、人的負担が大きく削減されます。
プロの視点からコンテンツ計画、写真・動画作成、投稿管理、コメント対応、分析まで一括で依頼できるため高い品質のもとInstagramアカウント運用を進めることができるメリットがあります。
メリット2. 専門的かつ客観的な視点から自社の状況を見ることができる
自社でInstagramを運用しているとどうしても「自社製品に詳しい視点」でコンテンツを作成してしまい、ユーザーの欲しい情報が十分に発信できないこともあります。
Instagramアカウント運用代行として外部に依頼することで、自社のコンテンツを客観的に「厳しい視点」で分析してもらうことができます。
感覚や経験ではなく、データを基にした自社では気づきにくいアドバイスをもらえるため、一緒にInstagramアカウント運用を進める中で得られるノウハウは長期的なブランドの資産にもなるでしょう。
メリット3. 自社の状況に最適な施策を提案してもらえる
Instagramアカウント運用代行ではSNSマーケティングを行うプロが自社ビジネスを俯瞰的に見たうえでアカウントを分析、必要な施策を提案してくれるメリットがあります。
たとえば、すぐに売上を高めたくても自社の認知度が低い場合は、まず認知獲得のために、
- Instagramキャンペーンで注目度を集める
- ハッシュタグ投稿を促してUGC(ユーザーによる投稿)を増やし話題化する
- Instagram広告でターゲットに広く投稿を見てもらう
など、Instagramアカウントの運用を主軸に、その場面に効果的な施策を提案してもらうことができます。
Instagramアカウントの運用は長期的な視点がどうしても必要ですが、成長を加速させる様々な施策を学ぶことができ、あわせて実施もできる点は大きなメリットです。
メリット4. Instagramで必要な設定をしてもらえる
初期設定の段階が多いですが、Instagramをビジネス活用する上で必要な設定を一括で行ってもらうことができます。
たとえば、
- Instagramビジネスアカウント設定
- Instagramショッピングのカタログ登録・設定
- Instagram広告アカウント作成・配信設定
- ブランドコンテンツの設定
- 公式バッジ(認証マーク)の申請
など、Instagramを最大限活用するには様々な機能を導入することが望まれます。
Instagram利用者であれば無料で設定できるのですが、慣れていない人にとっては難しい内容もあり、役立つ機能があること自体知らない場合もあります。
こうした機能をアカウント代行会社は熟知しているため、ビジネスとして必要な設定をしてもらえるのは大変助かるポイントです。
メリット5. 効果分析レポート作成と改善提案
Instagramアカウント代行を依頼することで、運用成果をレポートにまとめて受け取ることができます。
どのような投稿の反応が良かったのか、反応が良かった理由はなぜか、今後はどのような運用方針にするとよさそうかなど、実データをもとに分析してくれるため、施策の効果分析もわかりやすく把握することができる点が大きなメリットとなります。
あわせて改善によるPDCAサイクルも回せるため、自社Instagramアカウントの成長も加速していきます。
Instagram運用代行のデメリット
一方、運用代行を利用することで生じるデメリットとしては以下の点が挙げられます。
デメリット1.費用が発生する
自社でInstagramアカウントを運用する場合は特に費用は発生しませんが、運用代行を依頼する際には外注費が発生します。
自社で運用を行う場合、広告や有料サービスを利用しない限り無料で運用することが可能ですが、SNS運用代行に依頼すると基本的に10万円以上の費用が発生することがほとんどです。
Instagram運用代行サービスを利用する際は、費用に対して納得する効果が得られるような代行会社の選択を行うことが重要となるでしょう。
また、自社にとってどのようなゴールが有効であるかをしっかりと検討し、目的に合ったInstagram運用をすることで発生する費用に見合った成果が現れるような工夫を行うことも必要です。
デメリット2.自社にノウハウが蓄積されづらい
Instagram運用代行サービスを利用することで効率良く運用を行うことができますが、自社に運用に関する知識・スキルといったノウハウが蓄積されづらいといったデメリットが生じます。
依頼するサービスによっては、運用の際に分析内容や情報を共有してくれる業者もあります。
自社でInstagram運用に関するノウハウを身に付けたいという企業は、情報共有やアドバイスなどを通して、自社と一緒に運用を行えるようなInstagram運用代行業者を選択する必要があるでしょう。
おすすめのInstagram運用代行会社10選
ここからは、Instagram運用代行を行っている会社を10社それぞれの特徴・費用感をあわせてご紹介します。
ソーシャルワイヤー株式会社
画像:Find Model
ソーシャルワイヤー株式会社の「Find Model」は、InstagramやYouTubeなどSNSで活躍するインフルエンサー(インスタグラマー・ユーチューバー)に企業の商品やサービスをPRしてもらう「インフルエンサーマーケティング」をメイン事業として展開しています。
インフルエンサーの視点やノウハウを取り入れたユーザーに刺さるSNS運用が強みであり、コンセプト設計から画像・動画作成、投稿、レポーティングまで一貫して提供しています。
SNSマーケティング支援実績が11,000件を超えており、同社の投資家向け情報で公開している案件KPI数が大きく伸長していることからも注目が集まっています。
Instagram運用代行の料金例▼
- ライトプラン:10万円~/月
サポートデスク、レポート作成、改善/施策ミーティング - スタンダードプラン:20万円~/月
ライトプランの内容に加えて、投稿代行、投稿文作成、DM/コメント返しが追加 - プレミアムプラン:30万円~/月
スタンダードプランの内容に加えて、画像と動画の撮影・作成・編集が追加
株式会社ニット
画像:HELP YOU
株式会社ニットの「HELP YOU」は、採用率1%という狭き門を突破した優秀なアシスタントが目的に応じてチーム編成しInstagram運用代行をしてくれるのが魅力。
また、専属のディレクターがヒアリングから詳細決めまで行ってくれるため、プロの安心感のもと簡単にInstagram運用代行を依頼することができます。
Instagram運用代行の料金例▼
- チームプラン
10万円~/月
契約期間6か月~
実働時間30時間~/月 - 1名専属プラン
15万円~/月
契約期間1ヶ月~( ※ご契約開始時は2か月)
実働時間45時間~/月
株式会社グローバルリンクジャパン
株式会社グローバルリンクジャパンの「インスタグラム運用代行(撮影&配信)」は、Instagramで実績あるカメラマンが撮影を実施するほかにも、自社のアカウント運用に必要な作業のみを依頼するなどカスタマイズできるInstagramアカウント運用代行サービスです。
自動見積り機能も提供しており、大体の費用感をつかむことができるので見積りの上詳細を聞いてみるとよいでしょう。
Instagram運用代行の料金例▼
運用基本料金:39,800円+各運用作業料金
株式会社バケット
画像:BUCKET
株式会社バケットのSNSアカウント運用代行サービス「BUCKET」は、机上の提案ではなく、実際に運用を代行しながら継続的に改善する「運用力」を強みとしています。
アカウントプランニング、アカウント開設、マニュアル作成、投稿作成と管理、コメント返信、レポート作成など、各フェーズごとに費用を区切って提示しており、シンプルでわかりやすい見積りが良心的です。
Instagram運用代行の料金例▼
- 戦略策定(初回):20万円
- SNSアカウント開設(初回):15万円
- 運用マニュアル・ガイドライン作成:20万円
- アカウント管理/投稿管理:30万円
- ユーザーサポート:15万円
- モニタリングレポート:10万円
- 運用報告レポート:10万円
- イベント中継:20万円
- キャンペーン支援:30万円
テテマーチ株式会社
画像:tete marche
テテマーチ株式会社が提供するSNSアカウント運用サービス「tete marche」は、創業当時から6年間で約700社以上のプランニング実績をもっています。
自社開発ツールを活用した分析や提案を得意としており、ビッグデータを元にしたInstagramアカウント運用代行を行ってもらうことができます。
Instagram運用代行の料金例▼
- ストラテジック& リサーチプラン(戦略設計)
初期費用150万円~ - インハウスサポートプラン(コンサルティング)
初期費用50万円~
月額費用40万円~ - トータルサポートプラン(運用代行)
初期費用50万円~
月額費用100万円~
株式会社シェアコト
画像:sharecoto
株式会社シェアコトが提供するInstagramアカウント運用サービス「sharecoto」は、企画開設・運用・効果測定・活性化をトータルで依頼できる点が特徴的なサービスです。
コンサルティング会社の強み「ヒアリング」「調査・分析」「戦略立案」と、制作会社の強み「デザイン」「コーディング・システム構築」はもちろん、それぞれの工程の間にある「情報設計」「コンテンツ企画制作」に至るまでワンストップで実施できるのが魅力です。
Instagram運用代行の料金例▼
- 初期開設(コンセプトメイキング・アカウント開設・投稿画像軸決定・運用フローの構築)
20〜40万円 - 運用代行(月6~18回投稿)
30〜60万円/月
契約期間:6か月~
株式会社サイバー・バズ
画像:BRIDGE
株式会社サイバー・バズが提供するInstagramアカウント運用サービス「BRIDGE」は、2006年からインフルエンサー事業と掛け合わせたSNS企画の施策が実績多数あり、専門体制でのワンストップ依頼が可能です。
また、自社の分析ツールを用いて投稿後も競合分析などを実施し、定量分析からなるPDCAをまわすことができる点も特徴の1つです。
Instagram運用代行の料金例▼
- Instagramブランドサイト化プラン
50万円~ - Instagramコマース化プラン
100万円~ - フォロワー増加プラン
100万円~
※いずれのプランも運用開始前月に初期費用が別途必要(20万円〜)
株式会社ガイアックス
画像:Gaiax
株式会社ガイアックスが提供するSNSアカウント運用代行サービス「Gaiax」は、アカウント運用に必要な一連の流れヒアリング・戦戦略設計・施策実行・改善施策提案までを行うサービスです。
1,000社超の企業アカウント運用実績があり、2009年からSNSマーケティングに関わっていることから保有している知見・知識をもとにレポーティングやガイドライン策定から24時間365日体制でリスク防止などまで実施してくれる点も特徴的です。
Instagram運用代行の料金例▼
- コンサルティング・内製化サポート
初期費用:50万円~
月額費用:50万円~(1アカウント~)
- SNSアカウント運用代行
初期費用:50万円~
月額費用:50万円~(1アカウント~)
最低契約期間:6か月~
- SNSマーケティング戦略設計
費用:50万円~(1アカウント~)
合同会社スナップレイス
画像:snaplace
合同会社スナップレイスが提供するインスタグラム運用代行サービス「snaplace」は、運用企画立案から写真の撮影・選定、投稿を実施して運用報告・運用改善提案まで一括で依頼でき、独自開発のインスタグラム運用・分析ツールを用いて、投稿スケジュール・ハッシュタグの最適化などが可能です。
また初月費用0円・契約期間が1カ月~で実施可能であり、契約期間6カ月~などと最低契約期間の縛りを設けるサービスが多い中、短期間で依頼をしやすい点も特徴的です。
Instagram運用代行の料金例▼
- 運用代行フル(投稿用写真の撮影~投稿文作成~ハッシュタグ選定~フィード構成の提案~コミュニケーション(いいねなど))
20~30万円/月 - 運用代行ミニ(「運用代行フル」の投稿用写真の撮影以外)
12万~20万円/月 - 運用サポート(「運用代行フル」の投稿用写真の撮影、投稿文作成、投稿代行以外)
7~10万円/月 - 運用コンサル
3万円/月
株式会社リプカ
画像:ripuca
株式会社リプカが提供するInstagram企業アカウント運用代行サービス「ripuca」は、社内での運用をサポートするレベルから、プロによる完全運用代行までをトータルでサポートすることが出来る点が特徴的です。
また、中小企業から大企業までの幅広い実績から「社内でいい投稿用写真がない」「将来的にアカウント運用を内製化したいプラン」など、細かい要望への対応にも対応可能という魅力があります。
Instagram運用代行の料金例▼
- STARTERプラン(まずは始めてみたい方にオススメ)
20~30万/月 - BUSINESSプラン(投稿数やフォロワー数をしっかりと確保したい方にオススメ)
35万円/月 - PROFESSIONALプラン(業界トップレベルの知名度を目指したい方にオススメ)
50万円~/月
Instagram運用代行会社の選び方
Instagram運用代行を行っている会社は多数存在しますので、どの企業を選ぶのがよいか悩むことも多いでしょう。
ここでは、Instagram運用代行会社を選ぶ際のポイントを解説します。
1. Instagram運用において自社には何が必要なのかを把握する
まず、自社のInstagramアカウント運用で課題となっている点を洗い出し、必要な代行業務を把握しましょう。
たとえば、「社内の平均年齢が高く、SNSに精通している人がいない」といった場合は、一括でInstagram運用代行を依頼するのがよいでしょう。
一方、「SNSが得意な人は社内にいるが、投稿コンテンツを作成する能力がない」などの場合は、画像や動画だけを制作代行してもらうことがおすすめです。
さらに、Instagram運用がすでにできている状況であれば、運用代行ではなく分析や課題抽出・施策提案をしてくれるSNSコンサルティングを依頼した方が限られたリソースを最大限に活用できます。
Instagram運用代行のサービスについては会社ごとに特徴があるため、自社の目的に沿った代行会社を選ぶことが重要です。
2. 自社のコンテンツに適しているか
Instagramという同じ土俵であっても、求めるコンテンツ内容によって代行会社の選び方も変わります。
ファッションコーディネートや商品の物撮りなど、クオリティの高い写真を求めるのであれば、撮影スタジオを所有している企業に依頼することがおすすめです。
料理レシピ動画のように動画を通してノウハウを発信したいのであれば、動画制作を得意とする企業にInstagram運用代行を依頼するのが効果的です。
自社の求めるコンテンツ制作が得意かどうかも確認しましょう。
3. どのようなレポートを作成してもらえるか
Instagram運用代行を依頼する際には、効果測定・検証のために必ずレポートを作成してもらうようにし、レポートのサンプルも見せてもらうようにしましょう。
数ヶ月に1度のレポーティングではなく、最低でも1ヶ月に1度の運用レポート提出と定例ミーティングの実施が理想です。
レポートの内容としては、「いいね数」「フォロワー数」の推移だけではなく、Instagramの分析機能である「インサイト機能」を活用したレポートを作成してくれるかも確認しましょう。
Instagramインサイト機能とは、Instagram公式が提供している、投稿やアカウント全体のデータを見ることができる無料の機能です。
- ハッシュタグからの流入数
- 発見タブ(虫メガネタブ)からの流入数
- 投稿が保存された数
- フォロワーのユーザーの年代・性別
- フォロワーの地域やアクティブな時間帯
など、アカウント運用の上で重要となる指標を確認することができます。
Instagramの運用代行の成果を具体的な数字でチェックできているかどうかは、アカウントを成長させるうえで不可欠となりますので、どのようなレポートをしてくれるかも確認しておくことが大切です。
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4. 相見積りをとり提案内容を比較する
Instagram運用代行には数十万円~数百万円の大きな額の予算が必要になるため、初めて依頼するのであれば、相見積もりを複数社からとって相場の感覚を知るのがおすすめです。
また、同じ運用条件を提示したときに、Instagram運用代行各社が提示する見積り金額のほか、提案内容もあわせてチェックします。
というのも、提案力の高さはその企業の経験値の表れであり、Instagram運用代行会社を選ぶときの参考になるためです。
提案内容に納得感があるなら、自社のビジネス状況や特徴を理解してくれており、必要なコンテンツや施策などアカウントの成長や費用対効果を高めてくれると判断できます。
なお、企業との良好なパートナーシップを築くことも大変重要ですので、事前に相手に対して「相見積もりです」とお伝えし、なるべく不快感を生まないよう配慮しつつ進めましょう。
Instagram運用代行の費用感の相場
Instagram運用代行を利用する際は、目的やゴールによって発生する費用が異なります。
本項目では、運用代行の作業内容に応じた費用感の相場を紹介していきます。
10万円前後/月
- 現状分析…現在のInstagramアカウントの課題を把握し、改善点を検討
- 原稿作成…Instagramアカウントに投稿する記事(テキスト、写真、動画)の作成
- 投稿作業…作成した原稿を投稿する作業。ターゲット読者に合わせた媒体、配信タイミングで投稿
20~30万円/月
- 現状分析
- 原稿作成
- 投稿作業
- コメント対応…投稿に対するコメントへの返信作業
- 分析レポート作成…施策実施の振り返りやInstagramアカウントの効果改善のまとめ
- 月次報告会…月次レポートを元に、振り返りや効果改善の提案をする定期的な打ち合わせをInstagramアカウント運用代行会社と実施
50万円~/月
- 現状分析
- 原稿作成
- 投稿作業
- コメント対応
- 分析レポート作成
- 月次報告会
- (+α)広告運用…広告費をかけて広告運用をすることで通常のInstagramアカウント運用だけではリーチできない相手に対して広く投稿を見てもらうことができます。配信地域や年齢、趣味などを設定して広告を配信できるため、ターゲットへの露出を増やせるメリットがあります。
- (+α)Instagramキャンペーン…Instagramを活用したキャンペーンによるフォロワーの獲得や集客・売上アップにつなげます。
- (+α)インスタグラマーPR…Instagramで影響力の大きいインスタグラマーにブランドを紹介してもらい認知拡大~フォロワー獲得~製品・サービスの購入を加速させます。
(参考)インスタラボのInstagram運用代行サービスの費用
以下はインスタラボが提供するInstagram運用代行サービスの費用例です。
※毎月の投稿数や作成する画像・動画の数などに比例して料金は変動します。
Instagram運用代行サービスを提供する企業ごとに費用の構成は変わってきますが、参考値としてご活用ください。
Instagram運用代行の費用対効果を高めるポイント
ここでは、Instagramアカウント運用代行の費用対効果を高めるためのポイントと流れをご紹介していきます。
この流れを理解しておくことで、自社のInstagramアカウント運用や代行を効率的に実施することができるようになります。
Instagram企業アカウント運用の目的を再確認する
まずInstagramアカウントの運用目的を再確認しておきましょう。
Instagramアカウント運用の目的は「見込み客(フォロワー)を獲得し、売上につなげること」です。
時折、Instagram企業アカウントを運用すること自体が目的化し、Instagramをビジネスの成長に生かし切れていないケースが見受けられます。
ビジネスでInstagramを活用する以上、利益創出に貢献できるようにInstagram企業アカウントを「ツールとして」最大限利用しなくてはなりません。
Instagram企業アカウント運用のKPIを適切に設定する
企業のInstagramにおける運用は、ユーザーとのコミュニケーションを通じて関係を作っていき、且つ継続的に運営していくことが重要となります。
認知~売上獲得までInstagram企業アカウント運用をする上で押さえるべきポイント(KPI)は以下です。
- 月の投稿数
1か月のInstagram投稿の発信数 - リーチ数
どれだけ投稿がユーザーに表示されたか - プロフィール閲覧率
どれだけプロフィールを見てもらえたか - フォロー獲得率
どれだけフォローしてもらえるか - サイトへの遷移率
どれだけ自社サイトへ来てくれるか - サイトでの購入率
どれだけ自社サイトでInstagram経由の購入があったか - CPA(顧客獲得単価)
売上1件の獲得にいくらコストがかかったか
Instagram企業アカウントを開設したばかりでフォロワーの獲得を意識するのであれば、1~4までをメインKPIとして設定するとよいでしょう。
イベントやキャンペーンなど行うことで、フォロワー数を増やしていくきっかけを作ることが重要です。
フォロワーが増えて売上につなげたいフェーズになったら5~7をメインのKPIとし、Instagramがビジネスに貢献できているかも確認しましょう。
売上につなげるためには「ストーリーズのURL追加機能」や「Instagramショッピング機能」など、購買へつなげやすくする機能を最大限に活用することが求められます。
これら6つのKPIを最大化させることを念頭にInstagram企業アカウントを運用することで、「いいね!数」の増減に下手に振り回されることもなくなり、ビジネスツールとしてInstagramを有効活用できるようになります。
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Instagram企業アカウント運用のPDCAを回す
Instagramの運用発展に必要な行程としてここでは「PDCAサイクル」をベースに解説しましょう。
PDCAサイクルとは「計画(Plan)、実行(Do)、分析(Check)、改善(Action)」の4つのフェーズからなり、計画から改善までの行程を繰り返すことで、今取り組んでいる物事をブラッシュアップさせていく手法です。
PCDAサイクルを意識してInstagram企業アカウントを運用することで、仮説検証を通して長期的な成長につなげることができます。
Instagram企業アカウント運用のにあてはめた時のPDCAサイクルの各ステップでやるべき事を以下にまとめておきましょう。
計画(Plan)
計画(Plan)の段階では、Instagramアカウント運用で実現したいKPI(目標)を元に、Instagram運用のコンセプト設計、企画検討などを行います。
- 自社ブランドの世界観・方向性の決定
- 訴求したいターゲットの明確化(具体的に)
- コンテンツの企画
- 季節イベントやキャンペーンによるユーザーの活性化の企画
- 広告配信やインスタグラマーとのコラボなど別施策とのすり合わせ
- 画像・動画・文字入れ加工など見せ方の検討
- コンテンツの作成・公開スケジュールの決定
- KPI(計測指標)の設定
特に、最後の計測指標(KPI)の設定は大変重要ですので必ず行うようにしましょう。
たとえば、
- キャンペーン企画によりInstagramのフォロワーを「●●人」増やす
- Instagramからサイトへの遷移数「●●件」を目指す
- Instagram経由の購入を「●●件」を獲得する
など、後で振り返りができるようにKPIは具体的な数字で設定しておくことが重要です。
ただし、KPIを多く設定しすぎると注力するポイントが散漫になり逆に効果を下げてしまう可能性もあります。
よって、KPIは基本的に1つに絞り、そのKPIを達成・最大化させるための方法を掘り下げて計画を立てていきましょう。
実行(Do)
実行(Do)では、計画した内容を進めていきます。
- Instagramのコンテンツ(画像や動画)作成
- Instagramへの投稿
- Instagramストーリーズ投稿
- コメント対応
- 企画したイベント、コラボ、キャンペーン実施
また、分析ステップにて「何が原因で良い/悪い結果となったのか振り返る」ため、実行フェーズで行った内容は必ずメモなどに残して振り返りができるようにしましょう。
どれくらいのコスト(時間、人員、費用)がかかっているかも把握しておくと生産性の改善もできるようになるのであわせて記録しておきましょう。
分析(Check)
分析(Check)では、実施した施策の結果、KPIの達成度とその要因を振り返ります。
- KPIの達成度
- インサイトデータによる個別投稿の分析
- インサイトデータによるアカウント全体の分析
- 投稿に対するリアクション(いいね、コメント数)
- 企画やキャンペーンの効果
- 必要になったコスト(時間、人員、費用)
KPIの達成度を確認し、その結果に至った理由を分析し、上手くいった点、改善が必要な点を具体的にリストアップしていきます。
リストアップが完了したら、さらに改善点をみて、どうやったらその改善点を克服できるかも検討します。
たとえばInstagram投稿の作成の負担が大きければ、
- 投稿をテンプレート化する
- 他ユーザーのInstagram投稿をリポストで紹介させてもらう
- テキストのみの画像投稿にする
- Instagram運用代行に外注する
など、様々な方法を検討することができますので、常識の枠にとらわれずに改善点の克服を目指しましょう。
改善(Action)
改善(Action)では、分析のフェーズで出た改善点を取り入れた計画(Plan)と実施を進めます。
特に、改善点の中で最も重要度の高いものを次の施策として取り組みましょう。
あわせての重要なポイントですが、改善点は1度に1つのみを取り入れるようにしましょう。
複数の改善策を取り入れてしまうと、どの改善策のおかげで効果が上がったのか分析ができなくなるためです。
一つの施策を取り入れて良ければ次回も実施する。悪ければ次回からは実施しない。
このように「Instagramアカウント運用で良いものだけを取捨選択していく」ことで、長期的にInstagram企業アカウントを成長させ、売り上げ拡大につなげていくことができるようになります。
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まとめ
本記事では、Instagram運用代行会社について詳しく紹介・解説してきましたが、いかがでしたか?
Instagramの企業アカウント運用は、SNSに関連する専門的な知識を持った人員やノウハウが不可欠となるため、経験が少ない場合はプロに外注して徐々に内製化することがおすすめです。
また、外注する際にはそれぞれのInstagram運用代行会社やサービスの特徴を理解し、自社の目的を明確にした上で運用代行を依頼することで、より納得した効果が得られるようになるでしょう。
自社の状況や予算と相談しつつ、ブランドやサービスのファンを増やすためにInstagram運用代行を取り入れてみてはいかがでしょうか。
Instagramを含むSNSアカウント運用代行に興味がある方は、企業イメージを尊重しオリジナリティ溢れるアカウントへブラッシュアップ可能なFind Modelにぜひご相談ください。
インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFind Model(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
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