敬老の日は、長年にわたり社会に貢献し、家族を支えてきてくれた「おじいちゃんやおばあちゃんに感謝を伝える日」として親しまれています。
また、高齢化社会である日本においては、企業が売上を伸ばすための重要な販促シーズンでもあり、毎年様々なキャンペーンやプロモーションが実施されています。
そこで今回は、敬老の日にちなんだ様々な企業のInstagramキャンペーン事例をご紹介します。
Instagramキャンペーンを成功に導く具体的なポイントをピックアップしながら解説しておりますので、是非とも今後のキャンペーン施策のご参考にしていただければ幸いです。
敬老の日をテーマにしたInstagramキャンペーン・プロモーション事例まとめ
それでは早速、敬老の日をテーマにしたInstagramキャンペーン事例をチェックしていきましょう。
1. もうすぐ敬老の日!スマートウォッチをあげよう!フォロー&いいねキャンペーン|Huawei Mobile Japan
はじめにご紹介する敬老の日をテーマにしたInstagramキャンペーン事例は、中国発の通信機器メーカー「Huawei Mobile Japan(@huaweimobilejapan)」による「もうすぐ敬老の日!スマートウォッチをあげよう!フォロー&いいねキャンペーン」です。
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本キャンペーンは、
- 公式アカウントのフォロー
- 投稿にいいね!
という条件で募集された「フォロー&いいねキャンペーン」になっており、抽選で5名様に「スマートウォッチ」がプレゼントされました。
本事例のポイントは、自社サイトのセールキャンペーンに合わせてInstagramでプレゼントキャンペーンを実施している点です。
キャプションや投稿画像で自社サイトの10%セールをアナウンスされており、Instagramキャンペーンに関心を持ったユーザーをうまく購買に促しています。
また、賞品も自社のスマートウォッチになっているため、製品の特徴を知りたいユーザーがHPを訪れ、セールをきっかけにショッピングすることにも期待できます。
普段の投稿よりも注目を集めやすいInstagramキャンペーンを自社のセール企画に活かしている点は是非とも参考にしたいアイデアと言えるでしょう。
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2. 「オリジナルお菓子企画」『敬老の日キャンペーン』|株式会社MDホールディングス
次にご紹介する敬老の日をテーマにしたInstagramキャンペーン事例は、大阪のお菓子会社「株式会社MDホールディングス 公式(@mdhdg2215)」による「『オリジナルお菓子企画」『敬老の日キャンペーン』」です。
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本キャンペーンの応募条件以下のように記載されており、
- 公式のアカウントをフォローしてくださっている方
(新規フォロワー様も大歓迎です!) - 非公開アカウントになっていない方
- これからもMDホールディングスを応援してくださる方(熱いメッセージお待ちしてます!)
- 日本国内にお住まいの方
- いいねで参加表明
中でも“企業への応援”が含まれている点が特徴的です。
賞品にも工夫があり、「メッセージが書き加えられるオリジナルラベル付きのお菓子」が賞品として抽選20名様にプレゼントされました。
キャプションに「なかなか直接言えない言葉も、お菓子のラベルでなら伝えられるかも・・・」とあるように、敬老の日に日頃の感謝を伝えたいユーザーの背中を後押しするアイデアが素敵ですね。
本事例のように、季節の行事にまつわるキャンペーンでは、行事本来の意味に立ち返り、ユーザーに特別な価値を見出す一工夫を加えることで、キャンペーンの意図を一気に明確にすることができます。
商品の販促やPRのみにこだわらず、時にはキャンペーンで感謝の意味合いを中心に据えることで、企業の好感度アップやブランディング向上を図ってみることもお勧めです。
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3. 【敬老の日キャンペーン】シニア用ドッグフード5,000円相当 フォロー・コメントでプレゼント!|ナウフレッシュ
続いてご紹介する敬老の日をテーマにしたInstagramキャンペーン事例は、カナダ初のペットフードブランド「ナウフレッシュ (@nowfresh.japan)」による「【敬老の日キャンペーン】シニア用ドッグフード5,000円相当 フォロー・コメントでプレゼント!」です。
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本キャンペーンは、
- 公式アカウントをフォロー
- 本投稿に「わんちゃんの年齢」+「お悩み(あれば)」をコメント!
という条件で募集され、同ブランドの「シニア用ドッグフード5,000円相当」がプレゼントされました。
敬老の日=シニアのワンちゃんを主役にしたキャンペーンに結びつけるアイデアが素晴らしいですね。
また、本事例の1番のポイントは、コメントで悩みを募り、ブランドとフォロワー及びフォロワー同士のコミュニケーションを活性化させている点です。
高齢の愛犬という共通項を持つユーザーのコメントを見て顧客同士で共感したり、企業はリアルなニーズを汲み取ることもできますね。
本事例のように、キャンペーンでコメントを募集することは、顧客同士のコミュニティを強めたり、次の施策につながる貴重な意見を得るチャンスにもなりますので、是非とも活用していきましょう!
4. 「敬老の日に大切な方へ健康を贈ろう」キャンペーン|サンスター健康道場
続いてご紹介する敬老の日をテーマにしたInstagramキャンペーン事例は、サンスターの健康食品・飲料ブランド「サンスター健康道場 (@kenkodojo)」による「「敬老の日に大切な方へ健康を贈ろう」キャンペーン」です。
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本キャンペーンは、InstagramとTwitterで同時に実施された点がポイントになっており、
- サンスター健康道場 InstagramまたはTwitterのアカウントフォロー
- サンスター健康道場 Instagram投稿の「いいね!」またはTwitter投稿の「リツイート」
という応募条件で、Instagram・Twitterそれぞれ抽選で5名様に、野菜・果物ジュースを詰め合わせた「健康道場バラエティセット」がプレゼントされました。
敬老の日プレゼントキャンペーン
敬老の日には大切な方に健康の贈り物を😊
『健康道場バラエティセット』を抽選で5名様にプレゼント✨キャンペーン〆切:9月8日(木)
▼参加方法▼
1.@sunstarshop1992 をフォロー
2.この投稿をリツイート
↓続く pic.twitter.com/sYJZP5wVcJ— サンスター オンラインショップ【公式】 (@sunstarshop1992) September 5, 2022
本事例のように、SNSキャンペーンは複数のSNSで同時に実施することで、一方しか利用していないユーザーの取りこぼしをを防ぐことができます。
また、クリエイティブ作成や賞品の発送など、作業を同時に行うことができるので「コスパ」「タイパ」の面でも非常に効率的です。
さらに、Instagram・Twitter両方をフォローしている熱心なファンが2つの抽選チャンスを得ることができる点も魅力でしょう。
特に、Instagram・Twitterはキャンペーンの参加率もよく、成功させやすいSNSですので、両方の公式アカウントを運営中の企業様は是非とも本事例を参考に、SNSキャンペーンの同時開催にトライすることをお勧めします。
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5. 敬老の日プレゼントキャンペーン|日比谷花壇オンラインショップ
最後にご紹介する敬老の日をテーマにしたInstagramキャンペーン事例は、全国にフラワーショップを展開する老舗ブランド「 日比谷花壇オンラインショップ【公式】(@hibiyakadan_onlineshop」による「敬老の日プレゼントキャンペーン」です。
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本キャンペーンは、
- 公式アカウントのフォロー
- 本投稿にいいね!
という条件で募集された「フォロー&いいねキャンペーン」になっており、抽選で6名様に、約500コースからアクテビティやリラクゼーションから選べる「体験ギフト」がプレゼントされました。
あえてメイン商品のフラワーギフトではなく、特別な体験を選べるギフト券を賞品に採用しており、“敬老の日に伝える感謝”の意味合いが強く感じられますね。
一方でキャプションでは、フラワーアレンジメントや花束、ドライフラワーといった豊富なラインナップについても触れており、敬老の日を彩るプレゼントとして自社のお花を上手くPRされています。
また、「敬老の日に贈りたいお花」&「ご家族への感謝のお気持ち」にまつわるコメントを促している点もポイントで、お花好きが多い自社の顧客層にマッチしたテーマで自然とコミュニケーションのきっかけにしています。
Instagramキャンペーンでコメントを獲得することは、エンゲージメント向上からフィード・検索の上位表示につながっていきます。
本事例のように、顧客の琴線に触れやすいテーマを選ぶことで、より多くコメントしてもらえるように心がけましょう。
まとめ
今回は「敬老の日をテーマにしたInstagramキャンペーンの成功事例」をご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
どの事例でも、日ごろの感謝を伝える行事本来の趣旨を押さえつつ、上手くPRやブランディングにつなげている点がポイントでしたね。
また、他のSNSとの連動や自社セールを絡めた施策なども大変参考になる事例だったのではないでしょうか。
是非とも本記事をご参考に、今後のInstagramキャンペーンにお役立ていただければ幸いです。
尚、SNSのキャンペーンや公式アカウント運用でお困りの際は、サポート実績豊富な「Find model」に是非ともお気軽にご相談くださいませ!
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