今日はそんな中でも「アルコール」に関するガイドラインと気をつけたいポイント、審査落ちしてしまった際の対処法などを併せてご紹介していきます。
これからInstagramで広告出稿をしたいとお考えの方は、ぜひこの記事を参考にされてみてください。
目次
Instagram広告が承認されない理由
まずは、Instagramに関するガイドラインやアルコールに関するポリシーについて解説していきます。
Instagramのコミュニティガイドラインには以下のように記載されています。
Instagramは、文化、年齢、信仰の異なる多様なコミュニティを反映しています。すべての利用者にとって安全でオープンな環境を作り出すために、長い時間をかけてさまざまな視点から取り組みを進めてきました。
上記のように、Instagramでは、アカウント利用を開始した段階でInstagramの利用規約・コミュニティガイドラインに同意したものとみなされます。そのため、利用規約・コミュニティガイドラインに違反してしまった場合には、アカウントが停止もしくは削除されてしまう可能性があるのです。
ブランディング、PRの面で重要な役割を担っている企業のSNSアカウントが削除されてしまえば、大きな損失に繋がってしまいます。
知らないうちに利用規約・コミュニティガイドラインに違反してしまわないように、あらかじめしっかりと理解しておきましょう。
アルコールに関連するコンテンツの制限
アルコールに関して、Instagramのコミュニティガイドラインには以下のように記載されています。
Instagramは、テロリズムや組織的犯罪、煽動集団を支援したり賞賛したりする場ではありません。
性的サービスの提供、個人間での銃火器やアルコール、タバコ製品の売買、ならびに非医療用の薬物または医薬品の売買も認められていません。
また、アルコールに関する宣伝や広告は、現地における
- 準拠法
- 業界規定
- ガイドライン
- ライセンス
- 認可
に準拠する必要があります。
上記以外にもInstagramのターゲット設定ガイドラインに従って年齢・ターゲット条件を決める必要があります。
日本における広告出稿のためのガイドラインでは、アルコール商品を宣伝する場合、ターゲット設定を20歳以上に設定しなければなりません。
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投稿・キャンペーン・広告配信する際に気をつけるポイント
前述した利用規約・コミュニティガイドラインに違反してしまうと、アカウントの停止もしくは削除という事態を招いてしまいます。
また、ルール違反以外にも、アカウントの停止・削除を招く原因として以下2点の注意が必要となりますので確認しておきましょう。
Instagramユーザーからの通報
また、利用規約・コミュニティガイドラインに則っている場合でも、他のInstagramユーザーから通報されてアカウントが停止・削除されてしまう可能性もあります。
1名だけの通報ではペナルティーを受ける可能性は低いですが、不特定多数からの通報では上記の事態を招くことがあるでしょう。
アルコール類の映り込みなど、見逃してしまいがちな細かいポイントも他ユーザーからの通報によって発覚するケースもありますので、投稿するときには画像・動画の内容や文章の表現に十分注意しましょう。
投稿を見たユーザーがルールに違反していると感じる、もしくは不快だと思わないようなコンテンツを投稿していくことが重要です。
審査落ちを繰り返している
審査落ちを繰り返している場合は、アカウント停止になる可能性があります。
アカウントが停止された場合は、「異議申し立て」などの手続きやInstagramサポートへ問い合わせを行ってアカウントの復旧を依頼なければなりません。
アカウントの復旧申請は、最短で翌日、最長で数週間程度かかってしまうこともありますので、事前に利用規約・コミュニティガイドラインに違反していないかしっかりと確認し、ペナルティーを未然に防ぎましょう。
審査落ちした時の対処法
広告審査では、広告ポリシーを遵守していれば通常審査落ちすることはありませんが、細かい項目の見落としや違反によって審査落ちしてしまうことはあるでしょう。
ここからは、Instagram広告で審査落ちてしまった時の対処法をご紹介していきます。
広告ポリシーの再確認
まずは広告ポリシーを改めて確認してみましょう。
- アルコール類の映り込みなど、違反しているコンテンツの有無
- ターゲット設定
- ポジショニング
- テキストの内容
など、広告設定を再度チェックしてみてください。
テキストの言い回しなどにも注意しておく必要があります。
広告関連度診断を確認する
Instagram広告では、広告関連度診断を使用して広告とリーチしたオーディエンスの関連度を診断できます。
広告関連度診断を使用して、
- クリエイティブアセット
- クリック後のエクスペリエンス
- ターゲット設定
などを調整することで、パフォーマンス改善の方法を理解することが可能です。ターゲットオーディエンスに対して関連度が高い広告は高評価を得ることができます。
広告を最適化しておくことは、他Instagramユーザーからの通報のリスクを最小限に抑えることにも繋がるでしょう。
再提出/異議申し立て
Instagramアカウントの凍結・停止されてから何もすることなく14日が過ぎてしまうと、そのアカウントは削除されてしまいます。
凍結・停止された場合は、迅速に異議申立て等のアクションを起こすことをおすすめします。
異議申立ての期間
異議申し立ては、Instagram運営に対し、アカウントの凍結・停止が相応しくない処分だと抗議することです。
アカウントが削除されてしまう14日以内に異議申し立てを行う必要があります。
異議申立ての方法
異議申し立ては、Instagramヘルプセンターの送信フォーム、もしくはアカウント凍結・停止の通知メッセージから申請が可能です。
異議申し立てに必要な項目は、
- 氏名
- メールアドレス
- Instagramユーザーネーム
- 携帯電話番号
- 異議申し立ての理由
の5つです。
審査が完了した後、承認されたかどうかの通知が届けられます。
Instagram広告は、承認されれば再び配信が開始されますが、審査落ちした場合、広告編集をして再度申請が必要です。
まとめ
今回は「アルコール」に関するガイドラインと気をつけたいポイント、審査落ちしてしまった際の対処法などを併せてご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
投稿や広告を打ち出す際には、映り込みや表現など十分に注意し、万が一アカウントが停止されてしまった場合は迅速に対応しましょう。
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