Twitterは拡散性の高さやニュース・トレンド収集ツールとして大変人気のSNSです。
Twitterを利用している人の中には、上手に情報発信・集客して売上につなげている(マネタイズ)人も多くいます。
Twitterを活用して自分あるいは自社の収益を高めたいと考えているけれど「Twitterで収益を得たいけれど、具体的にどうしたらいいんだろう…」と疑問に思っているユーザーも多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、Twitterを活用して収益化(マネタイズ)させたい人向けに
- Twitterを収益化する4つの方法
- Twitter収益化の具体例
- Twitter運用のポイント
についてご紹介します。参考にして頂ければ幸いです。
Twitterを収益化する4つのカタチ
まずは、Twitterで収益を得るための4つの方法についてご紹介します。
Twitterで直接収益を得る
Twitterを活用して収益化(マネタイズ)する方法の1つ目は、Twitterで直接収益を得るという方法です。
Twitterでは、Twitter社から公式に提供されている「投げ銭」や「スーパーフォロー」等の機能を利用して、Twitterで直接利益を得ることが出来ます。
フォロワーを他のページに誘導する必要がありませんので、インフルエンサーや企業、フォロワーにとって最もシンプルな方法です。
多くのファンを持つインフルエンサーで、フォロワーとの間に強い繋がりがある場合に利用したい方法です。
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自社のWEBサイトへ誘導する
Twitterを活用して収益化(マネタイズ)する方法の2つ目は、自社のWEBサイトやコンテンツへ誘導するという方法です。
Twitterでは、ツイートにリンクを貼り付けることによって、自社のECサイトや自社サービスサイトへの誘導ができます。
ツイートする際には必ず、製品のおすすめポイントや、セール情報等を合わせて記載して、フォロワーの興味を引くようにしましょう。
さらに、誘導先のWEBサイトに製品やサービスに関する魅力的で詳しいコンテンツを用意しておくことで、ユーザーの理解が進み、購入や申込といったアクションにつながりやすくなります。
Twitterでアフィリエイトを行う
Twitterを活用して収益化(マネタイズ)する方法の3つ目は、Twitterを通してアフィリエイトを行う方法です。
Twitterでアフィリエイトを行う方法は2つあります。
- Twitter上で商品を紹介して、直接アフィリエイトを行う
- アフィリエイトブログへの集客を行う
前者についてですが、Twitter上での直接のアフィリエイトは、全面的に禁止されている訳ではありません。
しかしながら、Twitter上で行う直接のアフィリエイト行為にはいくつか重要な規制が設けられているので注意がひつようです。
例えば、ツイート内にアフィリエイト用のURLをそのまま添付する等行うと、場合によっては、アカウントが凍結される場合もあります。
したがって、Twitterでアフィリエイトを行う際は、後者の「アフィリエイトブログへの集客」に主眼をおくと良いでしょう。
自身でアフィリエイトブログをあらかじめ用意しておき、Twitterを集客ツールとしてアフィリエイトブログへ誘導の上商品理解を促すという導線が基本活効果的です。
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Twitterを広告媒体として顧客のWEBページへ誘導する
Twitterを活用して収益化(マネタイズ)する方法の4つ目は、Twitterを広告媒体として顧客(広告主)のWEBページ(ランディングページ)へ誘導してマネタイズする方法です。
この方法は、企業から商品やサービスの宣伝を依頼された際に、商品やサービスを自身のTwitterアカウントで宣伝。顧客が指定した特定のページにフォロワーを誘導し、購入数など成果に応じて顧客から報酬を得るという方法です。
アフィリエイト型の収益化方法ではありますが、一般的に「インフルエンサーマーケティング」と呼ばれている手法です。
フォロワー数が多く、アカウントの運営に自信があるという方が選択したい方法です。
なお、上述したようにアフィリエイト用のリンクをそのまま記載すると、アカウントの凍結を招く可能性があるので、注意しましょう。
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Twitterでの収益化の具体例
ここまでで、収益化する方法についてご説明しました。次に、収益化するTwitter機能の具体例についてご紹介します。
フォロワーからの投げ銭 (Tips)
一つ目は、フォロワーから投げ銭(Tips)を受け取るという方法です。
投げ銭とは、フォローをしているクリエイターや、インフルエンサー等に対して、フォロワーが応援の気持ちを込めてチップを送ることが出来る機能です。
投げ銭の特徴は、フォロワーがクリエイターを直接支援できるという点です。
したがって、クリエイターとフォロワーとのエンゲージメントがすでに確立されている場合に有効な方法です。
チケット制スペースを利用する
二つ目は、チケット製スペースを実施するという方法です。
スペースとは、Twitter上で音声による配信を行い、フォロワーと交流できる機能です。
当初、スペースを実施出来るユーザーは限られていましたが、2022年1月現在では、公開アカウントのユーザーであれば誰でも、スペースを実施することが出来ます。
スペースが実施された場合、主にスペースの主催者(=ホスト)とスピーカーが発信者となってトークをします。
その他のフォロワーはリスナーとなり、ラジオ感覚でスペースを聴くことが出来ますが、ホストに許可されたリスナーは、スピーカーとして発言することも出来ます。
場合によっては、リスナーがトークに参加することも出来るという点が、スペースの特徴です。
スペースへの参加を有料のチケット制にすることで、収益を得ることが出来ます。
有料チケット制スペースを実施出来るユーザーの主な条件は、以下の三つです(2022年1月現在)。
- アクティブなフォロワーが1,000人以上いる
- 18歳以上である
- 過去30日間に3回以上スペースのホストをしている
他にも細かな条件がありますので、詳しくはTwitter社の公式サイトをご参照ください(チケット制スペースについて| Twitterヘルプセンター)。
この方法は、収益化が出来るだけではなく、熱心なファンとのエンゲージメントを強化することも可能です。
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自社ECサイトや、自社サービス登録へ誘導
次にご紹介するのは、ツイートから自社ECサイトや、自社サービス登録へ誘導するという方法です。
この施策を行うには、以下の2つ方法があります。
- 普段のツイートにリンクを添付
- Twitter広告の活用
一つ目は、普段のツイートにECサイトやサービス登録のためのリンクを貼り付けることです。
そうすることで、広告費を一切かけずに自社製品・サービスのプロモーションを行うことが出来ます。
すでに一定数のフォロワーを獲得している際には有効な手段です。
二つ目は、Twitter広告を利用することです。
Twitter広告を利用することによって、フォロワー以外のユーザーにもリーチすることが出来ます。
フォロワーが比較的少ないアカウントにとって、これは大きなメリットです。
広告費はかかってしまいますが、他の媒体と比べると、安価に抑えることが出来ます。
また、キャンペーンを行った際にTwitter広告で宣伝するというのも有効な活用手段です。
キャンペーンとTwitter広告を併用することによって、より大きな収益を得ることが出来るでしょう。
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有料noteなど、課金コンテンツへ誘導
noteは、クリエイターが、テキストやイラスト等を通じて、ノウハウ等の情報を発信するプラットフォームです。
noteの特徴は、記事の有料化が可能であるということです。
アカウントの作成は無料であり、誰でも有料の記事を投稿することが出来ます。有料化の設定も簡単ですし、記事の価格も自由に決めることが可能です。
このnoteの有料記事をTwitterで紹介することで、収益に繋げることが出来ます。
この方法のメリットは、コンテンツの作成、プロモーションに一切の費用がかからないことです。
ポイントとしては、Twitterで発信している情報と関連した内容のnoteを投稿するということでしょう。
Twitterで紹介した内容を深掘りするようなコンテンツを公開しましょう。
アフィリエイトブログへ誘導
五つ目は、自身が運営するアフィリエイトブログへ誘導するという方法です。
この方法では、Twitterのアカウントとは別に、アフィリエイトを行うためのブログを開設しておく必要があります。
この方法でアフィリエイトを行う場合には、
- アフィリエイトブログへ誘導するリンクを添付してツイート
- フォロワーがアフィリエイトブログを訪問
- ブログに掲示されている広告をクリックし、商品を購入
- ブログの運営者に報酬が支払われる
という流れになります。
この方法は、ブログのコンテンツを充実させておく必要がありますので、一定程度の収入を得るまでには、ある程度の時間がかかります。
また、noteと同様に、紹介する商品がTwitterやブログのテーマとリンクしている必要があります。
また、アドセンス(Googleの広告掲載機能)、ASP(アフィリエイト広告マッチングサービス)などへの登録・承認が必要になったりと準備の手間も出てきますので、確認しておきましょう。
顧客のコンテンツへ誘導
六つ目は、顧客のコンテンツへフォロワーを誘導し、その成果に応じた報酬を得るという方法です。
この方法では、まず、顧客から依頼を受け、紹介文と指定されたページへのリンクを添付したツイートを行います。
顧客のコンテンツでの成果(一般的には「購入」)に応じて、顧客から報酬を受け取ります。
出来高制ですので、すでに多数のフォロワーを抱えていたり、アカウント運営に自信があるという場合に試してみたい方法です。
なお、顧客から報酬を受けているにもかかわらずそのことを隠して宣伝すると「ステマ(ステルスマーケティング)」となりますので注意しましょう。
スーパーフォロー機能を活用する
スーパーフォローは、アメリカやカナダのみで使用できる機能で、残念ながら日本ではまだ実装されていません。
しかし、将来的に活用出来る可能性がありますのでご紹介します。
スーパーフォローとは、登録者限定のコンテンツを公開することで、利益を得ることが出来る機能です。
スーパーフォローを設定したユーザーは、通常のフォロワーとは別に、スーパーフォローと呼ばれるグループを作成することが出来ます。
スーパーフォローはサブスクリプション(定期購読)製となっており、クリエイターは、月額2.99ドル、4.99ドル、9.99ドルという3つの価格から、任意のものを選んで設定します。
スーパーフォローを設定できるユーザーの条件は、以下の4つです(2022年1月現在)。
- フォロワーが1万人以上いる
- 18歳以上である
- 過去30日間に25回以上ツイートしている
- アメリカ在住である
参考:「スーパーフォロー」のご紹介 | Twitterブログ
4つ目の条件は、当然、日本で実装される際には削除されると考えられます。
チケット制スペースと同様、スーパーフォローを設定することによって、より熱心なファンと密にコミュニケーションをとることが出来るので、収益化だけではなく、フォロワーとのエンゲージメント強化にも大いに役立ちます。
Twitter運営のポイント
Twitterを収益化する際に欠かせないのが、フォロワーです。
より多くのフォロワーを獲得することによって、より大きな収益に繋げることが出来ます。
ここでは、フォロワー獲得に繋がるTwitter運営のポイントをご紹介します。
アカウントのテーマを決める
一つ目は、アカウントのテーマを具体的に設定しておくことです。
アカウントのテーマや情報発信の軸を決めておくことで、コンテンツの軸をブラさずにアカウントの運営を行うことが出来ます。
ユーザーは、「このアカウントは〇〇系なんだ。有益な情報が得られるだろうからフォローしておこう」という流れでアカウントをフォローします。
ですので、アカウントで発信している情報のジャンルにバラつきがあれば、認知してもらえず、フォローまで至らない可能性が高くなります。
また、アカウントのテーマを設定する際には、どんな属性の人たちが自分のアカウントに興味を持ってくれるか、という点についてもイメージしておきましょう。
フォロワーの年代層や趣味嗜好を想定しておくことで、プロフィール画面の雰囲気や、文章の硬軟等について、最適なものを選ぶことが出来ます。
プロフィールは分かりやすく
二つ目は、分かりやすいプロフィールを設定することです。
プロフィール欄は、まず初めにユーザーの目に留まる部分であることから、アカウントの玄関口だと言えます。
プロフィール欄を読んで、ユーザーは、そのアカウントが何についてのものか、自分にとって興味があるものかを判断するのです。
したがって、プロフィール欄には、発信している情報のジャンルや、自己紹介を必ず記載するようにしましょう。
また、フォロワーからの信頼を高めるような実績や経歴を記載しておくと良いでしょう。
拡散される工夫をする
三つ目は、拡散される工夫をすることです。
Twitterを始めとするSNSでは、いわゆる「バズる」状態になると、自動的に情報が拡散され、結果的に大きな収益に繋がります。
具体的な工夫としては、トレンドを取り入れたツイートをしたり、話題のハッシュタグを付けてツイートしたり、お役立ち情報を含めてツイートしたり…等が挙げられます。
SNSの特徴であるリアルタイム性と、拡散性を活かすようなツイートを心がけましょう。
高頻度かつ継続的にツイートする
四つ目は、高頻度かつ、継続的にツイートをすることです。
当然のことですが、ほとんど更新されないアカウントを、ユーザーがフォローする可能性はかなり低いです。
アクティブでなく、新鮮な情報提供を行っていないカウントだと認識されてしまうからです。
一定の頻度を保ち、継続的にツイートすることで、ユーザーにアクティブなアカウントだと認識してもらうことが出来ます。
また、ツイートの頻度を上げることで、フォロワー外にリーチする可能性も高めることが出来ます。
積極的にコミュニケーションする
五つ目は、フォロワーと積極的にコミュニケーションをすることです。
質の良いコンテンツを継続して発信するだけではなく、その過程で、フォロワーとのコミュニケーションをしっかりと取りましょう。
フォローを返したり、ファンのツイートをリツイートしたり、リプライを返したり、DMで対応したり……等、フォロワーとのコミュニケーションを積極的に取っていくことによって、収益化に繋がるような、より熱量の高いファンを獲得することが出来ます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、Twitterを収益化するための方法や、具体的施策についてご紹介しました。
Twitterの公式機能を始めとして、様々な収益化の方法がありましたよね。
今回ご紹介した事例を参考に、ぜひ、ご自身のコンテンツや、運営スタイルに適した方法をご検討ください。
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