
Twitter Japanは、Twitterの認証ポリシーを改定、2017年より中止していたアカウント認証のプロセスを刷新し、再開したと2021年5月20日に発表しました。
今回の記事では、そもそもTwitterの「認証バッジ」(公式マーク)とは何であるか、どういうメリットがあるのか、また認証バッジ(公式マーク)を取得する条件/方法などについて紹介します。
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目次
Twitterの認証バッジ(公式マーク)とは?
認証バッジ(公式マーク)とは
「認証バッジ」とは「公式マーク」という名前で認識されていることも多い、Twitterアカウント名の隣についている青いチェックマークのことを指します。
この「認証バッジ(公式マーク)」について、Twitterは「一般的に高い関心を寄せられているアカウントの信頼性を見極めるためのひとつの手段」と位置づけています。
この認証バッジ(公式マーク)があることによって、ユーザーは相手が信頼できる存在であるかの見極めがしやすくなり、結果的にTwitter上での健全な会話に繋がるものとしています。
なお、投稿は英語のみですが、Twitterのアカウント認証に関する最新情報は専用のアカウント「Twitter Verified(@verified)」からチェックが可能です。
具体例
続いて、実際に認証バッジ(公式マーク)が付いているアカウント(正式名称は「認証済みアカウント」)をいくつかご紹介します。
【企業】SHARP シャープ株式会社(@SHARP_JP)
【メディア】Fashion Press(@fashionpressnet)
【スポーツ】サッカー日本代表(@jfa_samuraiblue)
【有名人】有吉弘行(@ariyoshihiroiki)
認証バッジ(公式マーク)を取得するメリット
信頼性が高まる
認証バッジ(公式マーク)を取得しているアカウント=“本人/本物であることが証明されているアカウント”であるため、信頼性が高いアカウントであることを誰から見ても分かりやすく示すことが出来ます。
本人/本物であることが明らかなアカウントが発信している情報は、明らかではないアカウントと比較して信ぴょう性も高く、閲覧者に向けて安全な印象を与えることができます。
情報の信ぴょう性やフォローする躊躇を少しでも減らすことは重要ですので、特にPR・広報・マーケティングの観点から考えると認証バッジ(公式マーク)の取得は非常に有効で大きなメリットであると言えます。
例)Twitterキャンペーン
Twitterでよく見かける「Twitterキャンペーン」は、以下のように「フォロー&RT」を応募条件としているものも多く、SNS集客を目的に実施する企業・ブランド・団体なども目立ちます。
このように「フォロー」や「情報拡散(RT)」をユーザーに促す場合「認証バッジ(公式マーク)」があるアカウントの方が信ぴょう性も高く、信頼できるためキャンペーンへの参加ハードルが下がりやすくなります。
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なりすまし被害の対策
誰でもアカウントを作成し情報発信できるのが魅力である一方、虚偽のプロフィールでなりすまし投稿が出来るのもSNSです。
SNSは、例えば企業にとっては消費者/ユーザーと直接コミュニケーションを取れる貴重な場でもありますが、なりすましアカウントが存在する場合は嘘の情報を発信されるなど、放置をすると誤認のリスクが考えられます。
そういった場合に認証バッジ(公式マーク)があれば、消費者/ユーザーは簡単に本物を見抜くことができるので、そのような場面でなりすまし被害の防止・対策となり得ます。
なりすましを見つけたら報告を
もしTwitterでなりすましアカウントを発見したら、報告をしましょう。
Twitterでのなりすまし報告にはアカウントを持っている必要はなく、以下いずれかの方法で可能です。
- Twitterヘルプセンター「Twitter上での信頼性」のフォーム入力から
- なりすましアカウントのプロフィールページ上「…」アイコンを選択し「@***さんを報告」から
認証バッジ(公式マーク)取得の条件
カテゴリ
認証を受けるためには、以下6つのカテゴリのいずれかに該当する必要があります。
- 政府機関
- 企業、ブランド、組織
- ニュースメディア、ジャーナリスト
- エンターテイメント
- スポーツ、ゲーム
- 活動家、主催者、その他の有識者
また、これら6つのカテゴリにはそれぞれ認証ポリシーで定められているカテゴリー別の条件も存在します。
認証を受けたいアカウントが上記いずれかのカテゴリに該当することとあわせて、そのカテゴリに設けられている条件も確認が必須です。
その他
完全なアカウントであること
以下の情報が登録されている、完全なアカウントであること。
- プロフィール名
- プロフィール画像
- 確認済みメールアドレス
- 電話番号
アクティブなアカウントであること
過去6か月以内に使用されたアクティブなアカウントで、かつTwitterルールを順守した記録が残っているアカウントであること。
認証バッジ(公式マーク)の申請方法
2021年5月20日の発表時、今後数週間ですべてのTwitter利用者が「設定とプライバシー」から認証バッジ(公式マーク)の申請が可能になるよう徐々にアップデートをしている、とされています。
「設定とプライバシー」内の「アカウント」項目にて認証バッジ(公式マーク)の申請がまだ出来ない場合は、少し期間を置いてアップデートを待ちましょう。
手順
デスクトップから申請をする場合は、画面左側のメニューより「(…)もっと見る」を選択し「設定とプライバシー」から申請。
スマートフォンアプリから申請をする場合は、タイムライン左上の三本線「メニューアイコン」をタップし、メニューより「設定とプライバシー」へお進みください。
「設定とプライバシー」からは「アカウント」へ移動し「認証リクエスト」を選択、「リクエストを開始」で申請が完了です。
申請結果
「認証リクエスト」を送った後は、認証された場合もされなかった場合も、結果に関わらず申請から1~4週間以内にメールで申請結果が届きます。
認証バッジ(公式マーク)/申請の留意点・注意点
申請は無償
認証バッジ(公式マーク)の申請は無償です。
申請は何度でも可能
もし認証がなされなかったけれど改めて申請を希望する場合は、申請結果が届いてから30日経過後に再度申請が可能です。
ただし、認証がなされなかった場合、どの部分が足りなかったのか等を個別では回答してくれませんので、改めてポリシー内容を確認して、再度挑戦しましょう。
認証バッジ(公式マーク)は取り消される
一度認証バッジ(公式マーク)を得られた後も、予告なく認証バッジ(公式マーク)が取り消されるケースがありますので、予めどのような行動をしてはいけないのか等を把握し、健全なTwitter運営をするように注意が必要です。
- ユーザー名を変更した場合
- アカウントがアクティブではない、あるいは運用に不備がある場合
- アカウントを非公開にした場合
- Twitterルールの違反が深刻な場合
まとめ
今回はTwitterの「認証バッジ」(公式マーク)について、どのような意義・メリットがあるのか、また取得方法などについてご紹介しました。
企業・ブランド・団体などでTwitterアカウントを運用している場合、広報・PR・マーケティングの観点からも「認証バッジ」(公式マーク)が取得できるに越したことはありません。
Twitterが公開しているポリシーに沿って、健全な運用を心がけるとともに認証バッジ(公式マーク)の申請も積極的に実施しましょう。
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