毎年10月31日に行われるハロウィン。秋を代表するイベントとして親しまれており、Instagramではたくさんの写真や動画で賑わいます。
また、企業や店舗にとっても重要な販促シーズンになるため、Instagramでは特に若い世代や親子世帯に向けて、可愛いクリエイティブや写真を活かしたキャンペーン・PRが打ち出されます。
そこで本記事では、ハロウィンをテーマにしたInstagramのキャンペーン・プロモーション事例をご紹介します。
キャンペーンで工夫されているポイントを解説していますので、Instagramキャンペーンを活用するヒントにしていただければ幸いです。
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【年間・シーズン】Instagramキャンペーン・プロモーション事例リンク集
目次
ハロウィンをテーマにしたInstagramキャンペーン・プロモーション事例
それでは早速、ハロウィンをテーマにしたInstagramキャンペーン・プロモーション事例をご紹介してまいります。
1.HAPPY HALLOWEEN×フォローキャンペーン|ビオクラ
まずはじめにご紹介するハロウィンをテーマにしたInstagramキャンペーン・プロモーション事例は、プラントベース食品ブランドの「ビオクラ公式アカウント(@biokura_official)」が実施した「HAPPY HALLOWEEN×フォローキャンペーン」です。
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本キャンペーンは、公式アカウントをフォローすることで、ハロウィン当日に期間限定ショップに来店した際にクッキーがプレゼントされるキャンペーンでした。
非常にシンプルな条件ではありますが、実店舗に来店を促すキャンペーンでは、参加ハードルが低い方が気軽に店舗に立ち寄ってもらいやすくなります。
また、期間限定ショップということで、限られた時間の中でブランドの認知拡大や売上アップを目指す上では、本事例のようなキャンペーンが非常に有効と言えるでしょう。
尚、来店間隔が空いている顧客の再来を促したい場合にも効果的ですので、実店舗を持つアカウントでは積極的にSNSキャンペーンで来店を促す仕組みを取り入れていきましょう。
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2.#マネケンハロウィン22 フォトキャンペーン|マネケン
次にご紹介するハロウィンをテーマにしたInstagramキャンペーン・プロモーション事例は、ベルギーワッフルの専門ブランド「マネケン【manneken】(@manneken_waffle)」による「#マネケンハロウィン22 フォトキャンペーン」です。
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本キャンペーンは、
- 公式アカウントをフォロー
- 写真を撮る(ワッフルもしくはワッフルと一緒に)
- 「#マネケンハロウィン22 」をつけて投稿
という条件で参加できるフォトコンテストになっていました。
Twitterと同時に開催され、InstagramとTwitterで各5名ずつ、計10名にワッフルとメープルシロップのセットが送られました
フォトコンテスト形式のキャンペーンは、UGCを増やすことに期待でき、SNS上でブランドの認知度を広く浸透させることに効果的です。
また、フォトコンテストはInstagramで実施されることが多いですが、本事例ではTwitterでも募集されています。
Twitter単体ではなかなか参加を獲得しづらいフォトコンテストですが、Instagramと同時開催することで連れ立って参加を獲得することにつなげています。
写真と相性がいいInstagramのUGC効果をTwitterにも波及させている点は是非とも参考にしたいですね。
3.MDホールディングス×n(えぬ)コラボキャンペーン|株式会社MDホールディングス
続いてご紹介するハロウィンをテーマにしたInstagramキャンペーン・プロモーション事例は、大阪のお菓子会社「株式会社MDホールディングス 公式(@mdhdg2215)」による「MDホールディングス×n(えぬ)コラボキャンペーン」です。
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本キャンペーンは、イラストレーターとして活躍する「n(えぬ)育児とデジタルイラスト(@tomato_musume)」さんとのコラボキャンペーンで、
- 公式アカウントをフォロー
- 本投稿にいいね
という条件で、抽選で10名様に、n(えぬ)さんの「オリジナルハロウィントートバッグ」と「MDホールディングスのお菓子5点セット」がプレゼントされました。
デジタルイラストや育児コンテンツで人気のn(えぬ)さんとのコラボキャンペーンを実施することで、主婦層を中心にキャンペーンの注目度を大きく高めることに成功しています。
また、コラボならではの賞品として、ハロウィンデザインのオリジナルトートバッグが採用されており、希少性=プレミア感のある施策になっています。
本キャンペーンのように、クリエイターやインフルエンサーとのコラボは、キャンペーンの価値を高めることや、特定層を狙ったアプローチに効果的です。
インフルエンサーマーケティングと掛けわせた特別感のあるキャンペーンを実施することで、より大きな成果を目指していきましょう。
4.HAPPY HALLOWEEN Present Campaign|サイクルミー
続いてご紹介するハロウィンをテーマにしたInstagramキャンペーン・プロモーション事例は、プロテインドリンクをメインに取り扱う「Cycle.me l サイクルミー(@cycle.me_official)」が実施した「HAPPY HALLOWEEN Present Campaign」です。
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本キャンペーンは、
- 公式アカウントをフォロー
- 本投稿にいいね
という条件で募集された「フォロー&いいねキャンペーン」となっており、抽選で300名様に「サイクルミー商品が詰まった限定BOX」がプレゼントされました。
300名という当選人数の多さが特徴になっており、非常に規模感が大きく感じられるキャンペーンでした。
自社商品をプレゼントするキャンペーンは、ユーザーに試供の機会を提供することにもなります。
特に本事例のように当選人数を多く設定することで、
- キャンペーンの参加率を高める
- 多くの人に自社商品の魅力を体感してもらえる
- 顧客獲得・リピーター獲得に期待できる
といったメリットにつながります。
新たに商品の認知拡大を目指す場合や、新規顧客を開拓したい場合には、本キャンペーンのように、大規模な当選人数を設定し、多くのユーザに自社商品の魅力を試してもらう機会を積極的に提供していきましょう。
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5.お友だちと秋を楽しもう 秋メニューが当たる!TUTUのハロウィンキャンペーン|TUTU
最後にご紹介するハロウィンをテーマにしたInstagramキャンペーン・プロモーション事例は、クレープ専門店「【公式】TUTU_crepes(@tutu_tapioca)」が実施した「お友だちと秋を楽しもう 秋メニューが当たる!TUTUのハロウィンキャンペーン」です。
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本キャンペーンは、
- 公式アカウントをフォロー
- 本投稿にいいね
という条件で募集された「フォロー&いいねキャンペーン」でした。
賞品設定が巧みな事例となっており、秋限定メニュー「モンブランクレープ 2名様分」が抽選で20名様にプレゼントされました。
まず、本商品は店舗で利用できる賞品になっており、実店舗への来客をキャンペーンで促しています。
その上で、1口の当選につき2名様分となっているので、友達・家族・カップルなど、様々なシーンによるペア以上の来店を獲得することにつなげています。
賞品のコストとしては、「2名分×20名」と「1名分×40名」では同じになりますが、2名分×20名では、キャンペーンやブランドを認知していない新規客を引き連れてくることに期待できるので、リーチできる層に大きな違いがあります。
本キャンペーンのように、実店舗を持つアカウントでは、キャンペーンに当選したユーザーを通じて未知の顧客層にもアプローチを図れるように、来店シーンやグループの人数を踏まえた工夫を取り入れていきましょう。
まとめ
元々は海外の祭りであったハロウィンですが、近年では日本でも盛んにハロウィンの催しが行われるようになりました。
仮装してのパレードやパーティーなど、華やかなイベントであることから、ハロウィンはInstagramとの相性が抜群に良い行事です。
ハロウィンをテーマにしたInstagramキャンペーンやプロモーションは、企業や店舗のアピールを行うのに最適と言えるでしょう。
今回ご紹介した事例はどれも特徴が異なり、目的に応じて商品や応募条件にも多くの工夫が見られました。
ぜひとも本記事をご参考に、ハロウィンをテーマにしたInstagramキャンペーン・プロモーションにお役立ていただければ幸いです。
尚、InstagramをはじめとするSNSキャンペーンについては、サポート実績豊富な「Find model」にお気軽にご相談ください。
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