数多くの企業がSNSマーケティングの一環として参入するTwitter。
企業が運営する公式Twitterでは、利便性や拡散力の高さを活かし、様々なプロモーションやキャンペーンが実施されています。
中でも、Twitterキャンペーン施策は、多くの企業アカウントが実施している代表的なマーケティング手法として注目されています。
本記事では、企業のTwitterキャンペーン施策の参考になる、ヘアケアブランドが実施したTwitterキャンペーン・プロモーション成功事例5選をご紹介。
本記事でご紹介するTwitterキャンペーン・プロモーション成功事例では、
- 新商品の浸透・販促
- インフルエンサーとのタイアップによるブランディング向上
- 質の高いUGCを増やす
など、Twitterマーケティングをする上で、参考にしたい素晴らしいアイデアやノウハウが詰め込まれています。
ぜひ本記事を最後までご覧いただき、学び取れるポイントを今後のTwitter運用にお役立ていただければ幸いです。
目次
【ヘアケア 編】Twitterキャンペーン・プロモーション成功事例5選と参考になるポイント
それでは早速、ヘアケアブランドが実施したTwitterキャンペーン・プロモーション成功事例5選と参考になるポイントをご紹介していきましょう。
BOTANIST(ボタニスト)(@BOTANIST_01)
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ボタニスト
レビューキャンペーン開催🌿
\皆さまからBOTANIST「商品の感想」「好きな所」を大募集!抽選100名様にヘアケア3点セット🎁
1️⃣@BOTANIST_01 フォロー
2️⃣ #私はBOTANIST ハッシュタグを付けてレビュー投稿▼植物の力を引き出した、商品ラインナップ💡https://t.co/sS2mjBtAg5 pic.twitter.com/m2dgZ5WOOV
— BOTANIST(ボタニスト) (@BOTANIST_01) April 26, 2022
まずはじめにご紹介するTwitterキャンペーン・プロモーション成功事例は、「BOTANIST(ボタニスト)(@BOTANIST_01)」による「ボタニスト レビューキャンペーン」です。
本キャンペーンは、ハッシュタグ「#私はBOTANIST」を採用した「レビューキャンペーン」になっており、
- 本アカウントを「フォロー」
- ハッシュタグ「#私はBOTANIST 」を付けてレビュー投稿
という応募方法の元、抽選で100名様に、「BOTANISTヘアケア3点セット」がプレゼントされました。
本Twitterキャンペーン事例のポイントは、応募方法でオリジナルのハッシュタグを用いたレビュー投稿を促している点です。
レビューのテーマには「商品の感想」「好きなところ」が設定されており、主に愛用者に向けてレビュー投稿を促すことで、質の高いUGCの投稿・拡散に繋げています。
また、「#私はBOTANIST」というハッシュタグ選びも秀逸で、検索性を高めるだけではなく、愛用者としてのアピールの意味合いも含まれることから、顧客のロイヤリティを更に高めることにも期待できるでしょう。
なお、当選者数を100名と多く設定していることで、参加率の向上、すなわち数多くのレビュー投稿(UGC)の獲得に繋げている点も本キャンペーンにおける重要な肝になっていますね。
最近では、数多くの人たちがTwitterで検索した情報をもとにして、購買行動につなげるケースが増えています。
本事例のように、愛用者のレビューを促すキャンペーンを実施することで、質の高いUGCを増やすこと=数多くのユーザーに向けて商品の魅力を拡散することに期待できるでしょう。
Lux_JP_Official(@LuxOfficial)
画像:Unilever|ニュース|プレス&メディア|ラックス ルミニーク ハピネスブルーム スペシャルコンテンツ企画「春の垢抜け大作戦」
次にご紹介するTwitterキャンペーン・プロモーション成功事例は、「Lux_JP_Official(@LuxOfficial)」による人気インフルエンサー(ユーチューバー)とのタイアップ企画「#春の垢抜け大作戦」です。
本Twitterキャンペーンでは、春に新しいことを始めたい人や、垢抜けたいけれどなかなか踏み出せない人の背中を後押しする企画として、人気インフルエンサー(ユーチューバー)とタイアップしました。
今回タイアップした3人の人気インフルエンサー(ユーチューバー)は、
- 「さぁや」さん
- 「石井亜美」さん
- 「GYUTAE」さん
以上の3名で、限定のコラボコンテンツを発信。
本企画の一環としてTwitterでは、下記のような「春の垢抜け」に向けたおすすめのTIPS(ヒント)が紹介されました。
LUXルミニーク ハピネスブルームが春の垢抜けを素敵な香りと共に応援する、#春の垢抜け大作戦 🌸
Youtuberのさぁやさんがおすすめする春の垢抜けTIPSをご紹介✨
実践したいと思ったらリツイート♪さぁやさんが出演する春の垢抜けマインドアップ動画も順次公開予定です!お楽しみに❣️ pic.twitter.com/aTFCz3yyUE
— Lux_JP_Official (@LuxOfficial) March 31, 2022
LUXルミニーク ハピネスブルームが春の垢抜けを素敵な香りと共に応援する、#春の垢抜け大作戦 🌸
Youtuberの石井亜美さんがおすすめする春の垢抜けTIPSをご紹介✨
実践したいと思ったらリツイート♪石井さんが出演する春の垢抜けマインドアップ動画も順次公開予定です!お楽しみに❣️ pic.twitter.com/5l1plQZOy5
— Lux_JP_Official (@LuxOfficial) April 4, 2022
LUXルミニーク ハピネスブルームが春の垢抜けを素敵な香りと共に応援する、#春の垢抜け大作戦 🌸
Youtuberのギュテさんがおすすめする春の垢抜けTIPSをご紹介✨
実践したいと思ったらリツイート♪ギュテさんが出演する春の垢抜けマインドアップ動画も順次公開予定です!お楽しみに❣️ pic.twitter.com/ZymeeC7832
— Lux_JP_Official (@LuxOfficial) April 7, 2022
上記の投稿では、インフルエンサーの写真と、同社の商品イメージを融合させた可愛らしいデザインの画像がユーザーの目を引く素敵なコンテンツになっていますね。
また本事例は、企画のメインコンテンツであるYouTubeでのタイアップ動画「垢抜けマインドマップ」を事前に告知する役割を果たしています。
文章にも、「リツイート」を促すコメントが含まれており、メインコンテンツの布石となるようなサブコンテンツを作成、Twitterで発信することで、拡散力を活かして企画全体の注目度を高めていることが窺えます。
本事例のように、インフルエンサーとのタイアップ企画では、複数のSNS毎にコンテンツを作成し、情報を循環させることで、取りこぼしなく多くのユーザーに企画を認知してもらうことができるでしょう。
企業のTwitterキャンペーン・プロモーション施策では、インフルエンサーとのタイアップ効果を最大限に引き出す工夫として、本事例をぜひ参考にしてみましょう。
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インフルエンサーマーケティングとは? 基礎から応用まで5分で理解!
ヘアケアのラサーナ【公式】(@LaSanaYamasaki)
画像:La Ssana|キャンペーン|プレミオール クール リフレッシュ Twitterキャンペーン
続いてご紹介するTwitterキャンペーン・プロモーション成功事例は、「ヘアケアのラサーナ【公式】(@LaSanaYamasaki)」による「夏はクールで乗り切ろうキャンペーン」です。
本Twitterキャンペーンは、夏に向け、自社の夏用商品を賞品とした「フォロー&リツイートキャンペーン」です。
以下のキャンペーンツイートから、本事例のポイントを見ていきましょう。
/
🌞夏はクール❄️で乗り切ろう🏄♂️
🎁キャンペーン開催🎉
\#ラサーナ の通販専用ブランド #プレミオール から #クールリフレッシュ が昨夏に続き再登場‼️シャンプー&トリートメント&ヘアエッセンスをセットで5名様🎁
《応募方法》
❄️当アカウントをフォロー
❄️この投稿をリツイート
❄️〆切:6/14 pic.twitter.com/plVKqcovbG— ヘアケアのラサーナ【公式】 (@LaSanaYamasaki) June 1, 2022
本Twitterキャンペーンは、
- 本アカウントを「フォロー」
- 本投稿を「リツイート」
という応募方法で募集され、抽選で5名様に、「プレミオール COOL REFRESH」がプレゼントされました。
まず本事例のポイントとして、夏に向けた商品の販促として、季節を先取ってキャンペーンを実施している点が挙げられます。
6月の初旬という早めの時期に夏に向けた自社商品のキャンペーンを実施することで、競合を出し抜いて注目を獲得、効果的に販促に繋げています。
また、「昨夏に続き再登場」という文章からもわかるように、キャンペーンを通して、夏=この商品というイメージを定着させる狙いも窺えるでしょう。
さらに本事例では、コメント欄(スレッド)を活用して自社商品サイトのリンクを記載。
通販専用ブランドである同商品の購入までの導線をしっかりと準備している点も素晴らしいですね。
本事例のように、季節毎の商品の販促では、早めのキャンペーンで競合に先手を打つことが、ユーザーの注目を優位に獲得すること、ひいては売り上げアップに繋がっていくでしょう。
企業のTwitterキャンペーン施策では、継続的に次の季節を見込んだSNS戦略を心がけていきたいですね。
rasica -ラシカ-(@rasica_official)
rasica 3周年記念キャンペーン #3日目、ご参加ありがとうございました!
3日目の当選者の方にはDMにてご連絡しました。#4日目 も開催中ですので、ぜひご参加ください✨
ご参加はこちら▼https://t.co/bKsrcMFKjB
— rasica -ラシカ- (@rasica_official) May 19, 2022
続いてご紹介するTwitterキャンペーン・プロモーション成功事例は、「rasica -ラシカ-(@rasica_official)」による「rasica 3周年記念キャンペーン」です。
本Twitterキャンペーンは、同ブランドの3周年を記念して実施された、「フォロー&リツイートキャンペーン」になっており、
- 本アカウントを「フォロー」
- 本投稿を「リツイート」
という応募方法の元、抽選で「5日連続・毎日10名様」計50名様に「シャンプー&トリートメントの【パウチ×3日分】」がプレゼントされました。
まず本事例のポイントとして、まずは、「ブランド3周年」という節目に合わせたキャンペーンになっている点に注目しましょう。
ブランドの大きな節目の時期にキャンペーンを実施することで企業の勢いを伝えるだけでなく、「#ベスコス 1位を受賞した」と商品の実績を含めることで、人気ぶり強くアピールすることに成功しています。
また、本事例は、「5日連続・毎日10名様」にプレゼントが当たる点も特徴的で、ブランドの勢い・商品の実績を載せたキャンペーンツイートを、応募方法の「リツイート」によって毎日、数多くユーザーに、拡散することに成功しています。
実際に、「期間中に毎日当たる」×「リツイート」というコンボはキャンペーンにおいて非常に有効で、情報を多くのユーザーに拡散することや、注目を集めて話題性を獲得することなど、瞬発的なプロモーションに適しています。
本事例のように、ブランドの節目や商品の受賞、他には新商品の発表の際に力を発揮するキャンペーン戦略として活用していきましょう。
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【完全版】絶対参考になるTwitterキャンペーンのやり方と成功事例まとめ
CLAYGE(クレージュ)(@CLAYGE_official)
レビュー企画✍
新商品 #アクアジェルウォッシュ を“お試しレビュー投稿“して頂ける方、いらっしゃいますでしょうか…💡
社内の女性スタッフ全員使っていて、好評なのですがあまり知られておらず...😭
ぜひ皆様にもメイクのりが良くなるジェル洗顔、体感して頂きたいです...!応募条件はツリーから👇 pic.twitter.com/TiIdzHupZo
— CLAYGE(クレージュ) (@CLAYGE_official) April 28, 2022
最後にご紹介するTwitterキャンペーン・プロモーション成功事例は、「CLAYGE(クレージュ)(@CLAYGE_official)」による「新商品 #アクアジェルウォッシュ レビュー企画」です。
本企画は、新商品のレビュー投稿を募集する企画になっており、
- CLAYGE知ってるよ、使ったことあるよという方
- 普段からコスメレビューしてらっしゃる方
を対象に「#クレージュ」をつけて本投稿に「引用RT」か「リプライ」をすることで企画に参加できました。
本事例では、親しみやすいアカウント運用が多くのユーザーからのレビュー協力を実現させています。
本ツイートにも特徴が現れており、「“お試しレビュー投稿“して頂ける方、いらっしゃいますでしょうか」と協力を求め、「社内スタッフには好評だがあまり知られておらず…」と、まるで悩みをユーザーに持ちかけるような発言から実直な思いが伝わってきます。
実際に本企画は、数多くのユーザーのレビュー協力を得ることに成功しており、以下のように感謝のツイートも投稿されています。
こちらの“お試しレビュー“企画、ありがたいことに100名以上の方が反応して下さって本当に嬉しく思います😭😭
皆様ありがとうございます…‼️5/10(火)締め切りですので、応募を検討中の方は是非ご応募頂けると嬉しいです。
引き続き宜しくお願い致します🙇♀️ https://t.co/tDwGunZ28R— CLAYGE(クレージュ) (@CLAYGE_official) May 6, 2022
上記の投稿でも、絵文字を用いるなど、節々からユーザーに対しての感謝がしっかりと伝わってきますね。
さらに、同アカウントでは、企画に参加した一般ユーザーのレビュー投稿を積極的に「リツイート」しています。
一般ユーザーから寄せられたレビューに対してしっかりとリアクションすることで、ユーザーとのアフターコミュニケーションに繋げています。
クレージュ アクアジェルウォッシュ
朝用洗顔として使用。爽やかなオレンジの香りだけど香料じゃ無いっぽい、成分の果皮油かな?テクスチャー柔らかくて洗い流しも残らずスルッと落ちる😊残り1㎝になるとポンプで吸い上がらないけど皮膜感も無いし凄く気に入ったのでリピ予定✨#使い切りスキンケア pic.twitter.com/vgWoeBaagt— なつめこ (@J7U6v) May 30, 2022
上記は、同アカウントが実際にリツイートした「企画に参加したユーザーのレビュー投稿」です。
上記の他にも、数多くのレビュー投稿をリツイートしており、レビューへの感謝を示すとともに、ユーザーからの協力をしっかりと商品のプロモーションに活かしています。
本事例では、社員の人柄が伝わる親しみやすいツイートや、感謝がしっかりと伝わるマメなアカウント運用が企画の成功に大きく繋がっています。
普段からリツイートやコメントの返信などで積極的にコミュニケーションを図ることで、ロイヤリティの高い顧客(フォロワー)の獲得に繋がり、多くのユーザーを味方につけたプロモーションを実施することができるでしょう。
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【参考になる!】ヘアケアブランドのTwitter企業アカウント運用事例5選
まとめ
今回は、ヘアケアブランドが実施したTwitterキャンペーン事例5選と参考になるポイントを併せて解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。
本記事でご紹介したTwitter企業アカウントは、
- BOTANIST(ボタニスト)(@BOTANIST_01)
- Lux_JP_Official(@LuxOfficial)
- ヘアケアのラサーナ【公式】(@LaSanaYamasaki)
- rasica -ラシカ-(@rasica_official)
- CLAYGE(クレージュ)(@CLAYGE_official)
上記のアカウントです。
本記事でご紹介したTwitterキャンペーンでは、商品のPRにうまく繋げているキャンペーン事例など多くの成功事例がみてとれました。
ぜひ本記事を参考に、食品メーカーのTwitterキャンペーンを施策・検討されてみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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