皆さんはInstagramの「ストーリーズハイライト」という機能をご存知でしょうか?
ストーリーズハイライトとは、24時間で消える投稿「ストーリーズ」をプロフィール画面中央部にアーカイブしておくことができる機能です。
自分で作成した項目ごとにストーリーズを整理でき、初見のユーザーにも特に見てもらいたい投稿を見てもらいやすくなるというメリットがあります。
今回は、PRに効果的なおすすめのストーリーズハイライト設定を業界別でご紹介していきます。
Instagramを活用して集客・売上アップをしたい企業のSNS担当者・マーケターの方はぜひこの記事を参考にストーリーズハイライトをまとめてみてはいかがでしょうか?
業界別!おすすめのストーリーズハイライト設定
それではさっそく、PRに効果的なおすすめのストーリーズハイライト設定を業界別でご紹介していきます。
美容・ファッション
まず最初に、美容・ファッション業界でおすすめのハイライト案をご紹介していきます。
まず基本的に設定しておくと便利なハイライトは、アイテムごとに項目分けしたハイライトです。
例えば、ファッション業界の場合「トップス」「パンツ」「スカート」など、コスメなら「マスカラ」「アイシャドウ」「リップ」など、身に着ける部位によってアイテム紹介のハイライトを設定しておくと、ある程度欲しいアイテムが決まっているユーザーがアイテムを探しやすくなります。
また、新商品紹介も注目度を高めることができるため、おすすめのハイライトです。
CANMAKE TOKYO|キャンメイクのInstagramアカウントでは、月ごとに新商品のハイライトを作成しており、1つ1つのアイテムが確認しやすく、訴求力のあるPRとなっていました。
さらに、ユニクロ公式Women コーデ紹介アカウントのように、キャンペーン情報をハイライトにまとめておけば、ユーザーが期間限定の情報を逃しにくくなります。
美容・ファッションアイテムの購入を検討しているユーザーは、アイテムの使用感・素材・色合いなどの詳細を知りたいと考えています。
そのため、ハイライトで1アイテムずつ細部や使用方法、着こなし方などを紹介することで、売上アップに繋がる可能性が高まるのです。
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食品・飲食
次に、飲食業界でおすすめのハイライト案をご紹介していきます。
まず基本的に設定しておくと便利なハイライトは、ドリンク、フードなど項目ごとのメニューがまとめられたハイライトです。
Instagramから簡単にメニューを閲覧し、どんな料理・ドリンクが楽しめるのかを知ることで、ユーザーの来店意欲・購買意欲を高めることができます。また、店舗・ブランドの雰囲気・世界観を伝える上でも効果的です。
そして、飲食業界で重要なのは、店舗への集客アップとオンラインショップでの売上アップでしょう。
九州料理 居酒屋 塚田農場【公式】のInstagramアカウントでは、商品の予約サイトのURLがリンクされたストーリーズをハイライトに設定し、予約システムの利便性を高めていました。
本事例のように、注目してもらいたい投稿をハイライトに設定しておくことが、ハイライトの最も効果的な活用方法といえるでしょう。
さらに、クーポン情報をハイライトにまとめておくことで、店舗・ECサイトの集客・売上アップに繋がりやすくなります。
また、Imstagram限定のクーポン配布ならば、Imstagramの新規フォロワー獲得もしやすくなるでしょう。
また、タイアップしたインフルエンサーにお店の情報をハイライトに設定してもらうのも効果的です。
約52.6万人(2023年1月現在)ものフォロワーを抱える人気グルメ系インフルエンサーのりょうくんグルメさんのInstagramアカウントでは、タイアップした「新宿カルビちゃん」のクーポン情報をハイライトにまとめて拡散力の高いPRを行っていました。
さらに、店舗までのアクセスをハイライトにまとめておくことも良い方法です。
恋愛酒場メイ子 渋谷店❤️東京グルメ/渋谷かわいい居酒屋のInstagramアカウントでは、駅から店舗までの行き方を動画で分かりやすく紹介し、ハイライトにまとめていました。
画像:renaisakabameiko_shibuya|Instagram
飲食業界のInstagramハイライトには、ユーザーが店舗やECサイトに訪れたくなるような利便性の高い投稿が最も相応しいといえます。
ユーザー目線に立ち、店舗・ECサイトに行く上でどのような情報があったら便利か、を考えて項目を追加していくことをおすすめします。
クリエイター
次に、クリエイターのImstagramアカウントでおすすめのハイライト案をご紹介していきます。
クリエイターのジャンルにもよりますが、基本的には自分が最も見てもらいたい作品をハイライトのトップに設定しておくのが良いでしょう。
例えば、音楽アーティストの場合は「曲紹介」「ミュージックビデオのまとめ」など、アイドルやSNS上のインフルエンサーの場合はオフショットのような写真・動画がファンに喜ばれるかもしれません。
自身の世界観・活動方針を最も表している投稿をハイライトに設定しておくことをおすすめします。
また、他のSNS情報をハイライトにまとめておくことで、様々なSNSを上手く使い分けて役割分担することも可能になります。
TikTokerとしても注目を集めるちなぷぷ🗽さんのInstagramアカウントでは、LINE公式アカウントのリンクを掲載したハイライトを設定していました。
LINEからは定期的なメッセージ配信がされるため、役割分担が取れた上手なSNS運用として参考になる事例となっています。
下記のように、出演情報などをまとめておくのも便利ですね。
クリエイターのInstagramアカウント運用の場合は、自身のファンに向けたコンテンツをハイライトに設定しておくことで、フォロワーの利便性を高めることができるでしょう。
ハイライトにフォロワーが喜ぶコンテンツを用意しておくことで、ファンクラブのような使い方もできますね。
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無形商材・サービス
そして最後に、無形商材・サービスのImstagramアカウントでおすすめのハイライト案をご紹介していきます。
Instagramは写真・動画投稿に特化したSNSです。そのため、視覚的にセールスポイントのある商品が最もPRしやすいSNSとなっています。
したがって、パッケージ写真投稿などの視覚的なPRができない無形商材やサービスの場合は、内容や魅力を伝えるためのコンテンツ作りが重要となってきます。
三井住友銀行(SMBC)Instagramアカウントでは、資産運用や家計管理、投資などに関する豆知識をまとめたハイライトを設定して、初見のユーザーでもすぐに有益な情報にアクセスできるようにしていました。
Instagramでは、そのアカウントからしか得られない有益な情報を発信していることでフォロワー数が伸びやすい傾向にあります。
無形商材・サービスの場合は特に有益な情報発信という点を意識した投稿・プロフィール画面作りを心掛けておきましょう。
有益な情報発信としてはその他にも「Q&A」のようなコンテンツや、ユーザーからのレビューを紹介していく方法も良いアプローチです。
恋活・婚活マッチングアプリ「Pairs [ペアーズ]」のInstagramアカウントでは、サービスを利用したユーザーの体験談まとめや恋愛相談などのハイライトを設定し、ユーザーとの親和性を高めていました。
上記で採り上げた事例のように、内容が伝わりやすいコンテンツを作って、ハイライトからすぐにアクセスできるように設定してみましょう!
まとめ
今回は、プロフィール画面にストーリーズをアーカイブできる機能「ストーリーズハイライト」のおすすめ設定を業界別にご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか?
Instagramのストーリーズハイライトは、プロフィール画面の中央部に設定できるため、初見ユーザーにも訴求しやすい投稿方法になっています。
ストーリーズは、便利なスタンプやURLリンクが貼り付けられるため、ハイライトと併用して積極的に投稿していくのがおすすめです。
ぜひ本記事を参考に、自社の業界ジャンルに見合ったハイライトの項目を検討してみてはいかがでしょうか。
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