SNS上で影響力のあるインフルエンサーが商材・サービスの口コミを投稿してPRを行う「インフルエンサーマーケティング」。
企業のマーケティング戦略におけるインフルエンサーマーケティングの重要性は年々高まっています。そのため、インフルエンサーマーケティングに新たに取り組みたいと考えている企業担当者の方も多いのではないでしょうか。中には、コスト削減のために仲介業者を起用せず、インフルエンサーと直接やり取りをして施策を実施しようと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで本記事では、企業がインフルエンサーマーケティングを実施する際に想定される10のトラブルをご紹介します。
インフルエンサーマーケティングで想定される10のトラブル
- インフルエンサーと連絡が取れず、必要な数のインフルエンサーを集められない
- フォロワー買いをしているインフルエンサーを選んでしまう
- インフルエンサーからの返信が遅い
- 案件進行途中でインフルエンサーと連絡がつかなくなってしまう
- 期日までに投稿しない
- 商品・サービスについて悪い評価を書かれる
- 商材・サービスの説明が間違っている
- 指定したメンション(ハッシュタグ・リンク)が貼られていない
- 再撮影してくれない
- PR投稿後、インフルエンサーが投稿を削除する
仲介業者を起用すれば上記のようなトラブルを回避できる可能性は高まります。しかし、手数料がかかってしまうのも事実。
まずは本記事で想定されるトラブルを知って、自社でインフルエンサーマーケティングを実施するか仲介業者を起用するかぜひ検討してみてください。
目次
インフルエンサーマーケティングの準備段階におけるトラブル
まずは、インフルエンサーマーケティングの準備段階におけるトラブルです。
この段階において想定されるトラブルは以下の2つ。
- インフルエンサーと連絡が取れず、必要な数のインフルエンサーを集められない
- フォロワー買いをしているインフルエンサーを選んでしまう
インフルエンサーと連絡が取れず、必要な数のインフルエンサーを集められない
起用したいインフルエンサーの人数が多い場合、企業だけでは十分な数のインフルエンサーを集められない可能性があります。そもそもインスタグラマーと繋がれない可能性があるからです。
企業が直接インスタグラマーとやり取りする場合、コミュニケーションの入り口はInstagramのDMになりますが、Instagramでは、フォローしていない相手からのメッセージはメッセージタブの「リクエスト」欄に振り分けられてしまいます。
リクエスト欄に振り分けられたメッセージは、DMのアイコンにバッジがつかない(=ユーザーに通知されない)ため、インフルエンサーが企業からのメッセージに気づかない可能性があります。特に、フォロワーが多いインフルエンサーは多くの企業・ユーザーとやりとりしているので、気づいてもらえない可能性がより高まります。
DMのメッセージリクエストでは声をかけても気づいてもらえない可能性があるため、起用したい人数が多くなればなるほど、必要な数のインフルエンサーを集めるのが難しくなります。
インフルエンサーマーケティングを実施する際は、起用を想定しているインフルエンサーの人数よりも多くのインフルエンサーへの声がけが必要になることに留意しましょう。
フォロワー買いをしているインフルエンサーを選んでしまう
フォロワー数だけを見てインフルエンサーを選んでしまうと、フォロワー買いをしているインフルエンサーを起用してしまう場合があります。
残念ながら、インフルエンサーの中には、フォロワー数やいいね数を水増ししているインフルエンサーもいます。
フォロワー買いをしている偽物のインフルエンサーを避けるためには、選定する際にインフルエンサーのフォロワー属性やインサイトデータ(保存数やいいね数)を確認する必要がありますが、企業がインフルエンサーと直接やり取りする場合にはそのようなデータの収集が難しくなってしまいます。
「フォロワー数に対していいねの数が極端に少ない」というのが偽物のインフルエンサーを見つける一つの基準になりますが、インサイトデータを見られない以上、フォロワー買いをしているインフルエンサーを起用してしまう危険性はどうしても高くなってしまいます。
インフルエンサーとのコミュニケーションに関するトラブル
次は、案件進行中に起こるインフルエンサーとのコミュニケーションに関するトラブルです。
この段階において想定されるトラブルは以下の2つ。
- インフルエンサーからの返信が遅い
- 案件進行途中でインフルエンサーと連絡がつかなくなってしまう
インフルエンサーからの返信が遅い
インフルエンサーの中には、返信が遅い方もいらっしゃいます。契約内容の確認・投稿内容の指示・修正指示・追加の依頼など、返信が来なければ案件は前に進みません。インフルエンサーマーケティングはイベントや他のマーケティング施策と併せて行うことが多いため、投稿のタイミングが重要になります。狙ったタイミングで投稿できるように、インフルエンサーに伝えるスケジュールには余裕を持たせておきましょう。
案件進行途中でインフルエンサーと連絡がつかなくなってしまう
起用を検討している・条件の交渉等、インフルエンサーマーケティングの初期段階であればまだしも、商品を提供し、インフルエンサーのPR投稿を待つ…という段階でインフルエンサーとの連絡がつかなくなってしまうと、時間・手間・商品等、そのインフルエンサーにつぎ込んだ全てのものが無駄になってしまいます。それだけではなく、代わりのインフルエンサーを探すための手間や資金も新たに発生します。
最後まで安心してお仕事を依頼できるインフルエンサーを選ぶためには、インフルエンサーの過去の PR実績を確認することが大事です。PRの実施件数が多かったり、大手企業とのタイアップがあった場合には安心して依頼できるインフルエンサーと判断することができます。
ただ、実績のある人気インフルエンサーを起用するためには一定以上の資金が必要です。
リスクを取りたくない・大型インフルエンサーを起用できるリソースはないという場合には、代わりのインフルエンサーを手配してくれるキャスティング会社・仲介業者に依頼する方がベターでしょう。
投稿内容に関するトラブル
次は、投稿内容に関するトラブルです。
投稿内容に関して想定されるトラブルは以下の5つ。
- 期日までに投稿しない
- 商品・サービスについて悪い評価を書かれる
- 商材・サービスの説明が間違っている
- 指定したメンション(ハッシュタグ・リンク)が貼られていない
- 再撮影してくれない
期日までに投稿しない
インフルエンサーマーケティングはイベントや他のマーケティング施策と合わせて行うことが多いため、ベストなタイミングでPR投稿をしてもらうことが重要です。インフルエンサーが期日までに投稿しないと、インフルエンサーマーケティングを行う意味がなくなってしまいます。
インフルエンサーに締め切りを守ってもらうためにはまず、期日を明確に知らせておくことが重要です。また、締め切りをその日に設定した理由(セール・キャンペーンに合わせて投稿を依頼した等)を共有しておくと、インフルエンサーに締め切りの重要さを伝えることができるかもしれません。
商品・サービスについて悪い評価を書かれる
インフルエンサーの中には「正直レビュー」や「辛口レビュー」を売りにしている方がいらっしゃいます。そんなインフルエンサーたちはフォロワーの反応を得るため、あえて辛辣なレビューを書くことがあるかもしれません。
ステルスマーケティングや投稿内容に対する過度な指示は禁物ですが、インフルエンサーマーケティングが企業にとっていい結果をもたらすように、インフルエンサー選びは入念に行いましょう。
商材・サービスの説明が間違っている
充実した内容の口コミが書かれていても、商材・サービスに関する説明が間違っていては元も子もありません。インフルエンサーマーケティングを行う際には、早い段階で商品の特徴や注目してもらいたいポイントをインフルエンサーに分かりやすく伝えておきましょう。
指定したメンション(ハッシュタグ・リンク)が貼られていない
インフルエンサーのPR投稿にメンション・タグ・URLが貼られていないと、ユーザーを企業の公式サイト・公式アカウントに誘導することができません。公式サイト・公式アカウントへの導線がないとユーザーが自分で検索する手間が発生するため、メンションを貼った場合と比べて流入数が減ってしまいます。
インフルエンサーのPR投稿を見て商品やサービスに好感を持ってくれても、公式サイト・公式アカウントへ誘導できなければ商品理解も深まらず、売り上げにも繋がりません。インフルエンサーマーケティングの効果を最大化するためにも、メンション(ハッシュタグ・リンク)の指示はしっかりと行いましょう。
再撮影してくれない
PR投稿の下書きをチェックする際、画像やテキストが指示と異なっている・ブランドロゴが写っていない等の理由で、インフルエンサーに投稿内容の修正指示を出すことがあるかもしれません。
画像への修正指示の場合インフルエンサーに再撮影を依頼する必要がありますが、中には再撮影に応じてくれないインフルエンサーもいます。また、「再撮影には追加料金がかかる」と言われてしまうケースも。
「ブランドロゴがはっきりと写っていなければ再撮影」「指示内容と異なっていたら追加で再撮影を依頼する可能性がある」等、事前にできるだけはっきりと条件を伝えておきましょう。
投稿後のトラブル
次は、投稿内容に関するトラブルです。
この段階において想定されるトラブルは「投稿直後、インフルエンサーがPR投稿をすぐに削除すること」です。
PR投稿後、インフルエンサーが投稿を削除する
インフルエンサーを選定し、内容をすり合わせ、修正依頼をして無事に投稿してもらえた後にも、トラブルに遭う可能性はあります。
PR投稿後、インフルエンサーが投稿を削除してしまうケースです。中には企業からの報酬が支払われた後に投稿を削除するインフルエンサーもいるようです。
インフルエンサーにPR投稿を依頼する場合には投稿内容や報酬だけではなく、PR投稿後の対応についても「PR投稿後、3ヶ月は投稿を削除しない」等、具体的に表記するようにしましょう。
Find Modelならスムーズにインフルエンサーマーケティングが実施できる!
本記事では、企業がインフルエンサーマーケティングを実施する際に想定される10のトラブルをご紹介しました。
企業がインフルエンサーと直接やり取りして、インフルエンサーマーケティングを実施することには様々なリスクがあることがお分かりいただけたかと存じます。
インフルエンサー事業を運営しているFind Modelを起用すれば、インフルエンサーマーケティングに関するトラブルを回避できる/リスクを小さくすることができます。
以下では、それぞれのトラブルに対してFind Modelが行なっていることをご紹介しています。インフルエンサーマーケティングにおけるトラブルを回避して、スムーズに案件を実施するために、ぜひFind Modelの起用をご検討ください。
インフルエンサーマーケティングの事前準備段階におけるトラブル
- 必要な数のインフルエンサーを集められない
- フォロワー買いをしているインフルエンサーを選んでしまう
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Find Modelに登録しているインフルエンサーは7,000人を超え、延べフォロワー数は2億人を超えます。テレビ出演多数の芸能人から、ニッチ層にコアなファンが多いマイクロインフルエンサーまで幅広いフォロワー規模・ジャンルのインフルエンサーが登録しているため、企業のあらゆるニーズに応えることができます。
また、登録インフルエンサーにはインサイトデータを提出していただいております。実際のインサイトデータをAI(人工知能)とインフルエンサーマーケティングのプロがチェックし、企業にマッチした本物のインフルエンサーをご提案させていただきます。
インフルエンサーとのコミュニケーションに関するトラブル
- インフルエンサーからの返信が遅い
- 案件進行途中で連絡がつかなくなってしまう
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Find Modelでは、専門の担当部署がインフルエンサーと直接のやり取りを行います。複数の案件担当者が進行を管理し、インフルエンサーからの返信が遅い場合は積極的にインフルエンサーに連絡をとります。
案件進行途中であるインフルエンサーと連絡がつかなくなった場合は、速やかに代替インフルエンサーを手配いたします。
インフルエンサーとの契約に関するトラブル
- 商品を送っても投稿してくれない
- 期日内に投稿しない
投稿内容に関するトラブル
- 期日までに投稿しない
- 商品・サービスについて悪い評価を書かれる
- 商材・サービスの説明が間違っている
- 指定したメンション(ハッシュタグ・リンク)が貼られていない
- 再撮影してくれない
投稿後のトラブル
- PR投稿後、インフルエンサーが投稿を削除する
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Find Modelではインフルエンサーにお仕事を依頼する際に、
- 投稿内容(投稿回数・投稿種類(フィード・ストーリーズ・リール/静止画・動画))
- 投稿写真の内容(撮影場所・撮影部位・ブランドロゴ見せ必須指示など)
- 投稿時期
- テキスト内容
- ハッシュタグ
- 投稿後の指示(投稿から○か月間は削除・アーカイブ化不可など)
を明確に指定して依頼し、インフルエンサーから承諾をいただいた上で案件を進めています。
また、Find Modelではインフルエンサーから提出された投稿の下書きを入念に確認しています。テキストの内容やハッシュタグはもちろん、商品の映りが悪い・ブランドロゴが反転している・競合の製品が映りこんでいる……といったクリエイティブの品質にも細心の注意を払って確認し、ブランドイメージとPR効果を高めるためにきめ細かい配慮を行っています。
Find Modelではインフルエンサーを起用したマーケティング事業を運営しており、訪問型PR施策や、インスタグラマーによるレビュー投稿などのプロジェクトを実施してきました。
インフルエンサーマーケティンングの企画〜実施までトータルでサポート致しますので、SNSを活用したPR施策をお考えのご担当者様はぜひお気軽にご連絡ください。
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