20代女性を中心に広がりを見せているインスタグラム。様々な企業でInstagramアカウントが開設され「インフルエンサー」を活用したプロモーションが行われています。
その一方で、SNSを中心に企業が「アンバサダー」を募集するキャンペーンなども盛んにあります。今回はそんな「インフルエンサー」と「アンバサダー」について、どのような意味でどのような違いがあるのかをご紹介します。

1.アンバサダーとインフルエンサーの違い

1-1.アンバサダーの意味と定義

それではまず、「アンバサダー」についてご説明していきましょう。

アンバサダーは英語を直訳すると「大使」という意味になります。良く地方の県などで「観光大使」を起用して県のプロモーションを行っていますが、そのように自社の商品やサービスのプロモーション(良い部分などの紹介)を他ユーザーに対して行う存在のことを「アンバサダー」と呼びます。

インスタグラムにおける「アンバサダー」は、自社の製品やサービスの強力なファンで、それらについて自らオススメのポイントなどを他ユーザーに対して薦めてくれるユーザーのことを指します。
アンバサダーを定義する重要な要素は以下の2つです。

1:自社製品、サービスに対する熱意のあるファンであること
2:自社の製品、サービスを他ユーザーに対して自らアピールすること

上記2点が「アンバサダー」として重要なポイントになり、「他ユーザーへの影響力」は重要なポイントではありませんので「インフルエンサー」との区別になります。

1-2.アンバサダーマーケティングの使われ方

アンバサダーをマーケティングに起用する場合、自社の製品を対象のアンバサダーに提供し、その製品についての「感想を含む投稿」を定期的に行ってもらう、という利用方法になります。

例えば、あなたが飲食店を経営していて特製のドレッシングをInstagramを利用したアンバサダーマーケティングでプロモーションしたいと考えた場合。
アンバサダーを募集・起用して自社のドレッシングを使った料理の画像をインスタへ定期的にアップしてもらう、という内容が基本的なアンバサダーの利用方法です。

先ほどアンバサダーについて「観光大使」と説明しましたが、自社以外のアカウントから自社製品に対するポジティブな投稿やサービスをアピールすることで自社製品のポジティブな口コミが広くユーザーに伝わるため、アンバサダーを起用するメリットはあると言えます。

1-3.インフルエンサーの意味と定義

続いて「インフルエンサー」についてご説明していきましょう。

新しい情報をキャッチする能力に長け、自身の持つコミュニティに対する強い発言力、他ユーザーの購買行動に対する強い影響力を持つユーザーのことを「インフルエンサー」と呼びます。

インフルエンサーを定義する重要な要素は以下です。

1:他ユーザーに対する強い影響力を持っている
2:独自の世界観などで自身のコミュニティを強く惹き付ける力を持っている

注意したいポイントは単純にフォロワー数が多い、ということでインフルエンサーが定義されるわけないということです。
あくまで他ユーザーの「購買行動に対して強い影響力がある」ということが重要なポイントです。

インフルエンサーという言葉に関する解説はこちらも合わせてご覧ください。

1-4.インフルエンサーマーケティングの使われ方

インフルエンサーを起用したマーケティングはこの数年で一気に加熱しています。

基本的には自社製品やブランドのブランディングに、インフルエンサーが持つ強い影響力を利用することが多く、インフルエンサーにアプローチし自社のアイテムを紹介してもらうことが一連の流れになります。
女性のインスタグラマーが化粧品などの美容品を自身の投稿で紹介していたり、この飲食店のどの料理が美味しかったなど投稿してもらう等が基本的なインフルエンサーの利用方法です。

インフルエンサーを起用することで、自社製品やブランド名が広くユーザーにリーチするため起用するメリットはあるでしょう。

インフルエンサーを活用した成功事例はこちらの記事をご覧ください。

1-5.インフルエンサーとアンバサダーの違い

この項目の最後として、インフルエンサーとアンバサダーの違いについて簡単にご説明します。

既にそれぞれの項目でポイントとしてお伝えしている内容のおさらいになりますが、アンバサダーとインフルエンサーの違いは以下です。

■アンバサダー
自社製品・サービスに対する熱意のあるファンで、ポジティブな口コミをユーザーに対して自ら薦めてくれるユーザーのこと

■インフルエンサー
独特の世界観等で多くのユーザーを自身のコミュニティに惹き込む力を持ち、自身の強い影響力で他ユーザーの購買行動を促進するユーザーのこと

アンバサダーは自社製品やサービスに対する強い熱意があることから、ポジティブな口コミ役として起用することにメリットがあります。
一方インフルエンサーは自社製品やサービスを広く普及するブランディングにメリットがあり、インフルエンサーが持つコミュニティに対するリーチ、そのコミュニティが拡散する情報による追加リーチがメリットと言えます。

2.アンバサダー、インフルエンサーを利用したマーケティング事例

2-1.アンバサダーを利用した事例

アンバサダーを起用したキャンペーン事例としてまず、コスメブランド「GIVENCHY」によるアンバサダーキャンペーンをご紹介しましょう。

ジバンシー公式インスタアカウント @givenchybeauty

ジバンシー公式アンバサダー @mmmiiihhhooo214

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田中美帆さん(@mmmiiihhhooo214)がシェアした投稿 - 2017 7月 23 6:11午後 PDT

アンバサダーキャンペーンによって募集したユーザーの中から10名を選定し、提供した自社製品に関する感想+指定のハッシュタグ付きで投稿を行ってもらうというキャンペーンを実施しています。
このように提供した自社製品に対するレビューを投稿してもらうことで、対象商品の使い勝手や利用シーンがイメージしやすくなるため、SNSを使った口コミ活動になっています。

また、近年ではインスタグラムで興味のある美容品の口コミを検索し、Webサイトやメルカリなどのアプリで購入に至る女性ユーザーが増加していると言われているため、アンバサダーによる自社製品に関するポジティブな口コミの増加は中長期的にメリットであるといえるでしょう。

ウェディングソムリエ公式インスタアカウント @jadore_wedding

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ウェディングソムリエ編集長/プレ花嫁を応援するサイトさん(@jadore_wedding)がシェアした投稿 - 2017 7月 27 3:32午前 PDT

ウェディング関連の情報・通販サイトの「ウェディングソムリエ」でもアンバサダーを起用したキャンペーンを実施しています。

起用されたアンバサダーはウェディングを挙げた花嫁さんが対象で、これからウェディングを検討しているユーザーに対してウェディングドレスの試着会、座談会などの情報を配信しウェディング企業の情報なども入手できるような設計になっています。

ウェディングに関するお得な情報や、体験者によるポジティブなコメントがユーザーにリーチするため中長期的な取り組みとして成功している事例といえるでしょう。

2-2.インフルエンサーを利用した事例

続いてインフルエンサーを起用した事例をご紹介しましょう。

@momo.official

インフルエンサーを起用したマーケティングの事例として、インフルエンサーのアカウントから#PR付きで投稿された事例をご紹介していきます。

フォトエッセイも出版している有名なインフルエンサーの1人、桃さんのアカウントから@theory__のプロモーション投稿です。
インフルエンサーによるプロモーションを行う場合、ステルスマーケティング(ステマ)を疑われないためにもこのように#PR付きで投稿することが一般的になっています。

大切なポイントは起用したインフルエンサーのイメージにマッチした投稿になることで、自社ブランドのイメージと起用したインフルエンサーのイメージがマッチしていないと、なぜこの人がこのブランドを?とフォロワーに響かないプロモーション投稿になってしまう可能性がありますので、注意しておくべきです。

@aimeexxoxx

産後の自分のケアは思ったよりチャレンジング。 私は、9月1日に新発売されたばかりの美容液、AYURA リズムコンセントレートを試してます💓 寝不足の上に時間もなく、自分のお手入れは出来ない産後でしたが、使い始めてから肌が潤ってくれて、乾燥がなくなりストレスに負けない肌を実感中💆 AYURAは前から気になってたのですが、コウヤマキエキスという生命力の強い成分が配合されていて、とっても優秀な美容液! もうすぐしっかり化粧して仕事も復帰するし、綺麗な母になりたいなーなんて思ってて、、贅沢な欲ですが出来るケアはしっかりやりたい毎日です✨ #AYURA #アユーラ #リズムコンセントレート #美容液 #ツヤ肌 #優秀コスメ#PR #負けない肌へ

Aimee Isobeさん(@aimeexxoxx)がシェアした投稿 - 2017 9月 3 4:28午前 PDT

続いて有名ブロガーとして知られる磯部 映見さんのアカウントから、#PR付きの投稿をご紹介します。

磯部さんは先日出産を経験し、1人の女性であり1人のママへと環境が変化しています。このように、多くのフォロワーを持つインフルエンサーの環境の変化に伴ってPRできるアイテムが変わることもままあり、そのユーザーが置かれている環境に上手くマッチしたプロモーションで、ユーザーのフォロワーへと自社製品の情報をリーチさせることは上手いプロモーションだと感じます。

今回のアユーラのPRに関しては特にタイミングが良いと感じており、産後間もない磯部さんを起用したことでインフルエンサーの世界観・環境を崩すことなくアイテムの認知拡大が行われている良い例であると言えるでしょう。

アンバサダーとインフルエンサーの違いまとめ

今回はアンバサダーとインフルエンサー定義・意味の違いや、それぞれInstagramを利用したプロモーション事例についてご紹介しました。アンバサダーもインフルエンサーもユーザーという「ファン」を獲得する重要なマーケティングの一つになります。自社のプロダクトのファンを1人でも多く獲得できるよう、キャンペーンやマーケティングの参考になれば幸いです。

効果的なキャンペーンやプロモーション施策については、基礎から応用まで5分で理解するインフルエンサーマーケティングのページもご覧ください。

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インフルエンサーマーケティングで確実な成果を出すためには、緻密な戦略が必要不可欠です。

やるべきことが分からず、なんとなくSNSフォロワーの多い人に商品を無料で提供してみても、狙い通りの認知拡大や売上増加の実感を得ることは出来ません。

確実な成果を上げ、最短経路を歩みたいのであれば、実績や経験の豊富なインフルエンサーマーケティングの専門家へ相談しましょう。

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ぜひこの機会にインフルエンサーマーケティングの実施を検討していきましょう。

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