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今では大半の日本国民がパソコンやスマートフォンにてSNSを利用しています。

これは言い換えると、ビジネスを展開する企業にとってSNSを活用することで売上につなげる大きなチャンスがあるということです。

大量のSNSユーザーに向けて、企業が自社の商品やサービスの宣伝を行うことで、認知度向上はもちろん、爆発的な拡散がおこり売上向上につなげている企業も数多く存在します。

そこでこの記事では、ビジネスの成長に大きく貢献させている様々なSNSマーケティングの成功事例をまとめてご紹介いたします。

近年盛り上がりをみせているSNSマーケティングの手法や参考にしたい成功ポイントもあわせて解説していますので、ぜひ本記事を自社のマーケティング活動にお役立てください。

※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。

SNSマーケティングとは

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最初にSNSマーケティングとはどのようなものか、簡単に紹介しておきましょう。 

「SNSマーケティング」とは、企業がInstagramや X(旧Twitter) などの人気SNS(ソーシャルネットワークサービス)を活用し自社商品やサービスの宣伝・ブランディングを行うことにより、認知獲得や売り上げ拡大につなげるデジタルマーケティング手法の一つです。 

たとえば 

  • 企業のSNSアカウント運用によるブランディングと情報発信 
  • コメント機能によるコミュニケーションやファン獲得 
  • SNS広告配信によるターゲット層への宣伝 
  • インフルエンサーによる口コミ・共感型広告 
  • シェア機能を活用したキャンペーン拡散 

など、SNSでは限定的な使い方ではなく、マーケティングの目的や施策によって幅広い活用法ができる点が大きな特徴です。 

InstagramやX(旧Twitter)などSNSそれぞれで特徴が異なりますが、SNSの特徴を理解し最大限に活かした施策を行うことで、短期間での成果獲得に貢献してくれます。 

また、SNSを戦略的に活用し消費者と交流することで新規顧客の獲得に利用することができる点もSNSマーケティングのなせるわざです。 

購買行動モデルの変化によりSNSマーケティングの重要性が高まっている

SNSマーケティングが重要視されている理由として消費者の購買モデルが変化していることが挙げられます。

補足

「購買行動モデル」とは、消費者が企業の商品やサービスを認知してから、実際に購入や利用につながるまでの流れを理解しようとする考え方のこと。

一昔前まではテレビや新聞、ホームページなど企業からの一方的な情報を収集することが一般的でした。

しかしSNSが普及した今では、企業の広告やホームページから情報を得ていた消費者は今やSNSで情報を集めるようになっています。

株式会社トリドリが行ったSNSがもたらす購買行動の影響力についての調査によると、15〜49歳男女のうちの8割近くの消費者がSNSの影響を受けているという結果が出ました。

SNSマーケティングの成功事例10選と参考ポイントを詳しく解説

画像: SNSを介した購入経験に関する調査 | toridori marketing(トリドリマーケティング) 

このようにして近年では、消費者の購買行動はSNSを利用することにより主体的に商品やサービスを自分の好みに合うように選び取れる時代へと変化しています。

SNS利用者数は年々増加。キッズから高齢者まで広く浸透している

また、シンプルにSNSの利用率が高まっていることもSNSマーケティングが重要となる理由です。

2021年に総務省が発表した令和4年通信利用動向調査によると、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)の利用状況は年々高まっており、日本全体で70%を超えました。80%に上りました。 

※画像更新 

画像:令和4年通信利用動向調査|総務省 

キッズ世代での利用率増加も目まぐるしいですが、高齢者層(70代)も6割以上が利用している状況です。 

もはやSNSは広く浸透し、購買行動にも大きな影響を与えることから、企業側もSNSを積極的に活用しなくては消費者との接点が減少し大きな機会損失となってしまいます。 

こうした背景からSNSのビジネス活用、SNSマーケティングの重要性が高まっているのです。 

SNSマーケティングの概要について詳しく学びたい方は以下の関連記事にて丁寧に解説していますのであわせてご覧ください。 

関連記事
SNSマーケティングとは?具体的な5つの手法と事例を徹底解説

5つのSNSマーケティング手法と成功事例

それでは早速SNSマーケティングの具体的な成功事例をご紹介していきます。

SNSマーケティングの施策や手法は様々なものが存在していますが、ここでは、

  • SNSアカウント運用
  • SNS広告配信
  • SNSキャンペーン
  • インフルエンサーマーケティング
  • ライブコマース

の5つのSNSマーケティング手法における成功事例を紹介します。

それぞれのSNSマーケティングの手法の特徴とともに、実際にSNSマーケティングで認知度や売り上げの向上に成功している企業と参考になるポイントをご紹介していきましょう。

SNSマーケティング成功事例:SNSアカウント運用

インスタグラム広告

SNSアカウント運用では、企業の公式SNSアカウントを運用することで自社ブランドに関する情報発信を行います。

SNS公式アカウントからユーザーに有益なコンテンツを発信し続けることで、ユーザーがメリットを感じフォロワー化(=見込み顧客化)させることが可能です。

商品やサービスについての質問をSNSを通して簡単にできるようになるため、通常のお客様窓口ではできない距離感の近いコミュニケーションも可能です。

企業のSNSアカウントからの魅力的な写真や動画投稿は、商品のイメージ向上などブランディングにも寄与します。

加えて自社製品やサービスに興味ある人を公式ホームページやECサイトへ誘導することもできるため集客の入り口にもなるので、ブランディング・認知獲得から購買まで一貫したSNS施策を行えることが大きなメリットです。

SNSアカウント運用の成功事例(Instagram)

SNSマーケティングの成功事例10選と参考ポイントを詳しく解説

画像:@fujisawakyun | Instagram 

上記は、神奈川県藤沢市が運営するInstagramの公式アカウント、キュンとするまち。藤沢【藤沢市公式】です。 

Instagramでは、市の魅力や地域の情報についての発信を行っています。 

Find Modelは本施策において、藤沢市への定住促進や地域情報の認知拡大を目的として、Instagramのアカウント運用に尽力いたしました。 

本施策ではまず、ユーザーやインフルエンサーが撮影した藤沢市の写真の投稿を行いました。 

ユーザーならではのアイデアや個性のあるコアな投稿コンテンツ(隠れフォトスポット等)を投稿することで、以前までには訴求できなかったコアなフォロワーに対してリーチすることが可能となりました。 

また、本施策では藤沢市が主導してフォトコンテスト「Instagramフォトキャンペーン~#ふじさわキュンライフ~」を開催しました。 

共通のハッシュタグ #ふじさわキュンライフ を使用して、藤沢で過ごす毎日、楽しい時間や訪れて感動したことなど、"キュンとする一場面”の写真を募集を行っています。 

フォトコンテストの募集条件としてアカウントのフォローを入れることで短期的なフォロワー増加を目指すだけでなく、オリジナルのハッシュタグを付けてユーザー自身に投稿を行ってもらうことで、コンテストやアカウントを見つけてもらいやすい・盛り上げやすいといったメリットが生まれます。 

 

全体の施策の結果、フォロワー数が約27%に当たる2200人増加を実現し、フォロワーリーチ率も常に70%以上を維持するなど、とても高い結果が現れました。 

ユーザーによる写真の投稿によって1投稿あたりのエンゲージメント数を伸ばせたことが、フォロワーアクティブ率の高さに繋がったと考えられます。 

コンテストのような企画は、コストや手間はかかりますが、話題作り・認知拡大・ファン増加・情報発信など様々な効果を期待することができるため、非常に有効な方法といえるでしょう。 

さらに詳しい上記の施策については、以下の記事をご参照ください▼▼

Instagramアカウントのフォロワー2200人増&フォロワーリーチ率70%を実現!フォトコンテストや地域の写真を活用したアカウント運用とは?

SNSアカウント運用の成功事例(X(旧Twitter))

SNSマーケティングの成功事例10選と参考ポイントを詳しく解説

画像:@LeadtekJapan | X 

上記は、医療機器の製造・販売を行っている株式会社リードテックジャパンのX(旧Twitter)アカウントです。 

弊社 Find Model が上記アカウントの運用を行うにあたり、キャラクター「リタ」を全面に出した X(旧Twitter) アカウント運用を提案しました。 

投稿のコンテンツ作成を行うことで X(旧Twitter) アカウントのフォロワー増加・エンゲージメント率増加を狙った結果、運用初月にして1か月でフォロワーが315名獲得、エンゲージメント率は1.50%増となるなど、極めて高い結果が現れました。 

上記の投稿では、クロスワードパズルを取り入れたポストを行いました。  

ユーザーが参加できるようなコンテンツを作成することでアカウントへのフォローを促すことができます。 

また、「クロスワードパズル」というキーワードはフォロワー外のユーザーから検索で見つけてもらいやすい一方、投稿自体の数は多すぎないため、検索に埋もれないというメリットがあります。 

オーガニック投稿のコンテンツ作成では、投稿からインプレッション・エンゲージメントの伸び率を比較し、自社のアカウントにとって最適なコンテンツを探っていくことが有効となるでしょう。 

さらに詳しい上記の運用事例については、以下の記事をご参照ください▼▼

Twitterアカウントのフォロワー数が4倍に!キャラクターを活かしたツイートとアカウント運用の方法とは?

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SNSマーケティング成功事例:SNS広告運用

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各SNSプラットフォームには、それぞれのSNS独自の広告配信サービスをもっています。

SNS広告は、ユーザーのタイムライン上にて他のユーザーによる投稿と同じような自然に溶け込んだ形での広告配信を行うことができます。

広告の内容もクリエイティブ性を発揮できるようなデザインづくりができることから、受け入れやすい興味関心をひく広告を見せることも可能です。

また、年齢、性別、仕事、趣味、興味関心など企業がターゲットとしている層へ適格にアプローチした広告配信ができる点も、SNS広告の魅力です。

各SNSによって配信期間や予算も柔軟に設定できるため、少額でSNS広告をはじめたい、突発的な企画ですぐ広告配信がしたいといった場合もすぐに対応できる柔軟性もあります。

SNS広告配信の事例(Instagram

神奈川県横浜市青葉区に本部を置く日本の私立大学、桐蔭横浜大学は、オープンキャンパスを実施することに伴い、Instagramの広告で認知拡大を狙った広告配信を行いました。  

Find Modelが尽力したInstagramの広告配信では、以下の広告クリエイティブを作成しました。 

SNSマーケティングの成功事例10選と参考ポイントを詳しく解説

上記ではターゲット層が好むことを予測したカラフルな色味を使用し、ターゲット層から共感を得られるよう制服を着たモデルを起用しています 

また、閲覧したユーザーに訴えかけるよう簡潔なキャッチコピーキャプション内・画像内テキストにて訴求し、16~50歳、東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・静岡県の5都市と広い層に向けて広告配信を行った結果、ターゲットとなる若年層に的確にアプローチすることに成功し、目標クリック単価¥101に対し、実際のクリック単価を¥76に抑制しました。 

広告配信では配信対象自体を広く設けながら、広告クリエイティブ自体はターゲット層である若年層にリーチできるような内容を配信することがポイントとなるでしょう。 

上記の広告配信について、詳しくは以下の記事をご参照ください▼▼

大学の認知拡大を実現したInstagram広告配信とは?広告クリエイティブから配信内容まで解説!

SNS広告配信の事例(Instagram) 

大田区文化振興協会では、アート・音楽に関する様々なイベントを定期的に開催しています。 

弊社Find Model は、大田区が開催するイベントへの誘致を目的として、イベントサイトへのアクセス増加につながるようなInstagramの広告配信を行いました。 

SNSマーケティングの成功事例10選と参考ポイントを詳しく解説

上記は、オーケストラによる生演奏をバックにバレエダンサーが踊るという演出を施したクリスマスコンサート「くるみ割り人形とクララのクリスマス」の認知拡大を目的としたInstagramの広告配信です。 

動画広告内では、イベントのリーフレットに当たるイメージ画像をサムネイルに起用することで特別感や可愛らしい雰囲気を演出しながら、写真を使用して出演者を紹介、動画最後では実際のコンサートのイメージ写真を使用しました。 

また、上記の動画ではくるみ割り人形の楽曲を音源として使用することで、コンサートのイメージを演出し、動画自体の訴求力を上げたことも大きなポイントです。 

配信エリアを拡大して幅広いユーザーにリーチを行うなどの取り組みを行った結果、クリック数は目標値の2.5倍、クリック率は目標値の4.6倍以上を獲得するなど、イベントの認知拡大に大きく貢献しました。 

広告配信では、広告クリエイティブだけでなく、年齢や地域といった配信ターゲットを調整していくことも需要なポイントとなるでしょう。 

上記の広告配信について、詳しくは以下の記事をご参照ください▼▼

目標値の4.6倍以上のクリック率を実現!大田区文化振興協会のイベント誘致を目的としたInstagramの広告配信とは?

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SNS広告比較(YouTube,Facebook,Instagram,Twitter) 特徴や課金・出稿手順まとめ

SNSマーケティング成功事例:SNSキャンペーン

SNSキャンペーンとは、企業がSNS上で実施するユーザー参加型の宣伝活動のことです。

特定のツイートに対するリツイートや画像の投稿、また企業アカウントのフォローなど、ユーザーに何らかのアクションをさせることを目的としたSNSマーケティング手法となっています。

SNSを利用したキャンペーンは、ユーザーが実店舗などに実際に足を運ぶ労力をかけることなく、SNS上で手軽に参加することが可能です。

キャンペーン参加の気軽さと相まって、企業がうちだした面白い・斬新な企画が瞬く間にユーザー間で拡散されやすいのもSNSキャンペーンの特徴です。

  • 自社SNSアカウントの新規フォロワー獲得
  • 自社ブランドに関する写真・動画投稿(UGC)の増加
  • クーポン発行により自社店舗やイベントへの来店促進

など様々な目的の施策に応用できることから、SNS利用者が多い近年では、特に人気の高いSNSマーケティング手法のひとつとなっています。

SNSキャンペーンの成功事例(Instagram)

SNSマーケティングの成功事例10選と参考ポイントを詳しく解説

画像: @papawash_ess | Instagram 

上記は、スキンケア用品の製造・販売を行う企業、株式会社イー・エス・エス 

のロングセラー商品、酵素洗顔料パパウォッシュの公式Instagramアカウントです。 

FindModeiは、パパウォッシュの認知拡大・公式アカウントのフォロワー増加を目的とし、nstagramのプレゼントキャンペーン・広告配信施策に尽力いたしました。 


 上記の投稿では、酵素洗顔料「パパウォッシュフリー」を20名様に、COSBEAUTYプラズマ美顔器を1名様にプレゼントするInstagramキャンペーンを行いました。 

応募条件は公式アカウントのフォローと投稿への「いいね」というシンプルなものになっています。 

配信期間をお盆シーズンである期間と被せ、広告配信終了後もキャンペーン終了間近にフィード・ストーリーズでリマインド投稿を行うなどオーガニック投稿でもフォロー・クリックを増加させる工夫を行いました。 

その結果、投稿からは目標の約8倍に及ぶ非常に高いクリック数を達成し、目標獲得数300名に対して3倍となる926名のフォロワーを獲得しました。 

Instagramにおけるキャンペーン投稿では、キャンペーンのプレゼント商品の組み合わせ方やアプローチ方法の親和性、広告配信期間の設定も重要なポイントとなるでしょう。 

上記の施策について詳しく知りたい方は以下の記事をご参照ください▼▼

目標値の約8倍のクリック数・926名のフォロワー増加を達成!スキンケアメーカーが行ったInstagramでのプレゼントキャンペーンについて解説

なお、Instagramのコミュニティガイドラインでのキャンペーン制限がやや強まっていますので、キャンペーン実施時はガイドラインに違反しないように注意しましょう。

「いいね!」やフォロー、コメントを含むやり取りの見返りに、現金や現金同等物の提供を申し出たりしないでください。

誤解を招く偽のユーザーレビューや評価の提供、勧誘、取引に関与したり、これらの行為を促進、奨励、助長、承認するようなコンテンツを投稿しないでください。

出典:コミュニティガイドライン|Instagramヘルプセンター

SNSキャンペーンの成功事例(Instagram)

SNSマーケティングの成功事例10選と参考ポイントを詳しく解説

画像:@kamenoihotel | Instagram 

上記は、日本各地のさまざまな泉質を楽しめる温泉地や日本の文化価値を感じられる自然の豊かさが魅力のホテル、亀の井ホテルのInstagramアカウントです。 

Find Modelでは、上記Instagramアカウントのフォロワー拡大や施設の認知拡大を目的とし、Instagramにおけるプレゼントキャンペーンに尽力いたしました。 

SNSマーケティングの成功事例10選と参考ポイントを詳しく解説

キャンペーンの応募条件は 、アカウントのフォロー・キャンペーン投稿への「いいね」 というシンプルな内容で、5組10名にプレゼントが当たる企画となっています。 

ターゲットの興味・関心は、旅館 ・旅行 ・ホテル ・観光 ・旅行好きな層を設け、全国のユーザーに向けて配信を行いました。  

画像では、実際の亀の井ホテルの写真にテキストでプレゼント内容を記載し、"全国で使える" "ペア宿泊券" といったフックを目立たせたクリエイティブを行った結果、配信ターゲットである旅行観光好きユーザーに訴求することができました。 

上記のキャンペーン施策に広告配信を組み合わせた結果、10,995人のフォロワー増加を可能とするなど、目標値の5倍以上に及ぶ結果を実現しました。 

キャンペーンの参加条件を簡単で行いやすい内容にした点も、多くのフォロワー増加につながったと予測できます。 

キャンペーン施策では、上記の事例のようにターゲット層の興味関心や地域などの情報をふまえてキャンペーン投稿を行うことで、効率的にアカウントのフォロワー増加・自社のファンの獲得を行っていきましょう。 

さらに詳しい上記施策については、以下の記事をご参照ください▼▼ 

キャンペーン投稿と広告配信の組み合わせによって1万人以上のフォロワー増加を達成!ホテル施設が行った投稿のポイントをご紹介

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SNSマーケティング成功事例:インフルエンサーマーケティング

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インフルエンサーマーケティングとは、主にSNSで多くのフォロワーに影響力をもった「インフルエンサー」と呼ばれる人物に企業の商品やサービスを宣伝してもらい消費者目線での口コミを生むマーケティング手法のです。

インフルエンサーの抱える数万人~数百万人の膨大なフォロワーに対して一度に情報発信ができるメリットがあります。

また、インフルエンサーはコスメ、ファッション、グルメなど様々な専門性を有していることから訴求力の高いPR投稿ができる点も大きなメリットです。

「自分の好きな人が紹介している」という『共感』を消費者に感じ取ってもらえるため、企業からの情報発信と比べて情報が受け入れられやすい点も注目です。

商品を体験してもらうだけではなく、

  • 実店舗やイベントに招待してレビューしてもらう
  • 新商品の開発を監修してもらう
  • アンバサダーとして長期的なパートナーシップを結ぶ

など様々な形でのコラボレーションが可能なSNSマーケティング手法です。

インフルエンサーマーケティングの成功事例(Instagram)

WILLER MARKETING株式会社は、日本全国の高速バスなどを販売する予約サイト「WILLER TRAVEL」を運営している企業です。 

Find Modelは、高速バス「プライム」のPRを目的とし、インフルエンサー4名を起用したInstagramのインフルエンサーマーケティング施策を行いました。

SNSマーケティングの成功事例10選と参考ポイントを詳しく解説

画像:@futaritrip_travel | Instagram 

上記はタイアップ投稿を行ったインフルエンサー、旅する2人〜趣味も仕事も旅行のカップル〜さんです。 

旅する2人さんは、ゆうきさん・きょうかさんによるカップルのインフルエンサーで、日本各地の様々なスポットやホテル・グルメの紹介投稿を行っています。 

リール動画・フィード投稿の使い分けも上手く、発信内容の特徴に合わせて効果的な投稿づくりを行われており、多くの”バズ”投稿を生み出している、旅行好きユーザーから人気のインフルエンサーです。 


上記のタイアップ投稿ではリール動画を活用し、WILLER EXPRESSの4列シート「プライム」を紹介しています。 

冒頭で「進化しすぎ!快適すぎる夜行バス」というキャッチ―な見出しをテキスト・ナレーションで訴求することでユーザーの興味関心を引き、動画の離脱を防止する投稿づくりを行っていることに加え、キャップション内で機能の魅力をさらに細かく解説し、ユーザーに呼び掛けることで顧客の潜在ニーズに上手くアプローチしています。 

上記のタイアップ投稿では、高いリーチ率、保存数、エンゲージメント率を確立し、平均再生時間16秒を記録しました。 

その結果、 WILLERの公式Instagramアカウントのフォロワー数の増加数が施策実施以前の10倍近くになるなど、インフルエンサーの投稿から多くのユーザーがアカウントへ流入したことが伺えした。 

上記のように普段の投稿・フォロワーと親和性の高いインフルエンサーを選定することはインフルエンサーマーケティングにおいて重要なポイントとなります。 

さらに詳しい上記施策の解説は以下の記事をご参照ください▼▼

リーチ率2030%を実現したPR投稿により自社アカウントのフォロワー増加数10倍を実現!旅行系インフルエンサーとのタイアップのポイントとは?

インフルエンサーマーケティングの成功事例(Instagram)

ANAPは、ストリートカジュアルをベースにアイテム展開するレディースファッションブランドです。 

さらなる若年層(20代前半)への認知拡大を目的として、FindModelとANAPは12名のインフルエンサーを起用したインフルエンサーマーケティング施策を行いました。 

SNSマーケティングの成功事例10選と参考ポイントを詳しく解説

画像:20010519_s | Instagram 

上記はANAPとのタイアップ投稿を行ったインフルエンサーの翔子さんです。 

翔子さんはInstagramやTikTokで発信を行っているインフルエンサーで、ご自身のスタイルの良さを活かし、プチプラアイテムを取り入れた様々なコーディネートの紹介を行っています。  

この投稿をInstagramで見る

(@20010519_s)がシェアした投稿


 上記のタイアップ投稿ではANAPのタンクトップとワンピースの2着を、他ブランドのアイテムも活用しながらコーディネートし、5枚の写真を使用しています。 

上記で組み合わせたアイテムは以前に翔子さんが投稿で紹介して好評であったパンツであり、フォロワーからも取り入れやすいコーディネートであることに加え、普段の投稿と親和性の高い投稿となっています。 

上記の投稿では高いエンゲージメント率・リーチ率・保存率を実現し、発見タブへの掲載も可能としました。 

普段からギャルファッションのアイテム・コーディネートの紹介を行っているインフルエンサーであることからことから、着用アイテムへの関心度が高いフォロワーが多く、高いリーチを獲得したことが分かります。 

インフルエンサーマーケティングでは、インフルエンサー選定にこだわるだけでなく、投稿づくりに自由度を持たせる工夫を行ったことで投稿の質を高めることも重要となるでしょう。 

さらに詳しい上記施策の解説は以下の記事をご参照ください▼▼

Instagramのリーチ率501%の投稿も実現!"バズ"投稿を可能にしたアパレルブランドのインフルエンサーマーケティングとは?

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インフルエンサーマーケティングとは? 基礎から応用まで5分で理解!

SNSマーケティング成功事例:ライブコマース

ライブコマースとは、SNSや自社のWEBサイトにてリアルタイムで動画を配信し販促を行うネットショッピングのことです。

ライブコマースを視聴しているユーザーは、リアルタイムで紹介者や出品者に対して質問やコメントができ、商品に対する疑問や不安を解消しながらショッピングできる特徴があります。

販売する企業としても、消費者からの質問に回答することで商品の直接的な売上につなげたり、新商品のアイデアに取り入れたりと様々な活用ができる点はライブコマースならではのメリットでしょう。

隣国である中国でのライブコマース市場は2020年に約15兆円に成長する見込みなど、今大きな盛り上がりを見せています。

日本国内においてはまだまだ認知度が低いライブコマースですが、

  • 5Gの普及により快適なライブ配信ができる環境の整備が進んでいく
  • ノウハウ蓄積によりライブ動画配信のクオリティや動画上のコミュニケーションの仕組みがより向上していく
  • オンラインシフトにより実店舗への来店とは別の販売チャネルとしてライブコマースにも注目が集まっている

といった要因から成長が見込まれており、リアルタイムの購買施策として重要なマーケティング手法となっていくでしょう。

 ※ 以下の掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。 

ライブコマースの成功事例

ライブコマースの成功事例として、美容・化粧製品を取り扱う「SHISEIDO」の事例をご紹介します。 

SNSマーケティングの成功事例10選と参考ポイントを詳しく解説

画像:SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE ライブ配信|SHISEIDO 

 同社は「トレンドメイク」を紹介する趣旨でライブコマースを実施しています。 

トレンドを先取りしたメイクの紹介や、カップルで楽しめるリンクメイクなどを紹介し、メイクノウハウが学べる有益な内容となっています。 

ライブコマースはスマホ全画面の縦型動画を採用しており、ミレニアル世代やZ世代と言ったデジタルネイティブ層に好まれる形となっています。 

中央に縦型の動画、左側にチャットコメント、右側に商品一覧を表示しており、つねに商品を表示することで視聴者は気になるアイテムをすぐに購入できるようになっている特徴があります。 

以下リンクにアーカイブが残っておりますので、あわせて参考にしてみてください。 

参考:SHISEIDO GLOBAL FLAGSHIP STORE ライブ配信|SHISEIDO 


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ライブコマースとは?注目される背景、メリット、成功事例まで詳しく解説

ライブコマースの成功事例(17LIVE

SNSマーケティングの成功事例10選と参考ポイントを詳しく解説画像:ライブショッピングで、北の味覚をお届け! 大丸・松坂屋 北のグルメハンター 本田大助の 北海 DO the LIVE!

こちらは、テレビコマーシャルでも話題のライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」を運営する株式会社17 Media Japanによるライブコマース配信プラットフォームを活用した事例です。

HandsUP (ハンズアップ)」と呼ばれるライブコマース配信プラットフォームを利用して、大丸松坂屋百貨店が食料品販売に挑戦しました。

大丸・松坂屋の北海道駐在バイヤー本人が販売員としてライブ配信を行い、北海道産の商品の魅力を余すことなく伝えることでこのライブは大反響をよびました。

ライブ中気になる商品があった場合は、視聴者は販売員に直接質問コメントを投稿することができます。

また、ライブ配信中に

  • 現在紹介中の商品の詳細を閲覧
  • 気に入った商品を買い物カゴに保存
  • そのまま決済に進む

ことも可能で、リアルタイムでの販売に特化した機能がそろっています。

ライブ配信プラットフォームでは、消費者のECサイトへの誘導や購買喚起などにつながるライブ配信に特化した様々な便利機能がそろっているため、ライブコマースを実施する際は利用を検討してみるとよいでしょう。

本事例ではまさに実店舗でのショッピングに似た体験を提供できることは、視聴者の臨場感を高めて購買意欲を促進させました。

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インフルエンサーによるライブコマースの課題と10の成功法則

まとめ

SNSマーケティングについて解説してきましたが、いかがでしたか。

近年、国民のほとんどの人が利用しているSNSを企業のマーケティングに利用することは、飛躍的な成長チャンスの可能性につながります。

今回の記事では、

  • SNSアカウント運用
  • SNS広告配信
  • SNSキャンペーン
  • インフルエンサーマーケティング
  • ライブコマース

といった5つのマーケティング手法を取り上げました。

SNSが普及し消費者の購買行動が変わった今、SNSマーケティングは自社ビジネスの成長のためにも競合優位性を確保するためにも重要なものとなっています。

今回ご紹介した、各社様々なSNSマーケティングの成功事例を参考に、ぜひ自社でもSNSマーケティングの活用を検討してみましょう。

また、SNSアカウント運用やインフルエンサータイアップでお悩みの方は、下記フォームからお気軽にお問い合わせください。

この記事を書いた人
インスタラボ編集部
インスタラボ編集部の公式記事。
インスタラボはSNS・インフルエンサーマーケティングの専門情報メディアです。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFindModel(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。

お気軽にご相談ください

         
 

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