
東京都の東南部に位置する大田区では、大田区文化振興協会が主催し、アート・音楽に関する様々なイベントを定期的に開催しています。
今回、イベントへの誘致を目的として、イベントサイトへのアクセス増加につながるようなInstagramの広告配信を行いました。
弊社Find ModelがInstagram広告配信のサポートに尽力した結果、最も高い広告配信では目標値の3倍以上のクリック率を実現しました。
本記事では、今回高いクリック数を記録した広告配信の内容やポイントについてご紹介していきます。
配信ターゲットの設定の仕方といったポイントについて解説していきますので、SNSにおいて広告配信を行いたいという企業のご担当者様はぜひ最後までご一読ください。
目次
Find Modelと大田区文化振興協会がイベントの集客を目的に行った広告配信の概要と結果
それでは早速、Find Modelと大田区文化振興協会がイベントの集客を目的に行った広告配信の概要と結果をご紹介します。
イベントサイト集客を目的に行ったカルーセル広告配信施策の概要
今回Find Modelと大田区文化振興協会が行った広告配信の概要は以下の通りです。
実施内容:大田区文化振興協会が行った2度のイベントに向け、Instagramのカルーセル広告をそれぞれ配信
目的:イベントサイトへの遷移・イベントへの誘致
期間:①2023年5月5日~6月2日
②2023年6月27日 ~7月4日
予算:①¥100,000
②¥50,000
イベントサイト集客を目的に行ったカルーセル広告配信施策の結果
今回Find Modelと大田区文化振興協会が行った広告配信の結果は以下の通りです。
①・クリック目標数870回に対して、1,140回と目標達成
・クリック率目標値0.55%に対して、実績値1.32%と大幅に上回る結果となった
②・クリック数目標値500に対して、1,030と2倍以上の結果になった
・クリック率目標値0.60%に対して実績値2.11%と3倍以上上回る結果が出た
大田区文化振興協会が行った配信クリエイティブの紹介
次に、実際に大田区文化振興協会が配信を行った広告クリエイティブを見ていきましょう。
①イベント『光と風のモビールスケープ』の誘致へ向けたカルーセル広告
「光と風のモビールスケープ」は、田園都市を潤す小さな森である田園調布せせらぎ公園に、モビールアートと公園の自然現象が融合する風景を新たに創出する試みで、遊歩道を散策しながらアートと自然を楽しむことができるイベントです。
今回「光と風のモビールスケープ」のイベントの誘致を目的とし、大田区文化振興協会は動画1枚・画像2枚のカルーセル広告配信を行いました。
画像:光と風のモビールスケープ 動画広告より
動画を併用することでイベントの雰囲気や規模感などが伝わりやすく、ユーザーに安心感を感じさせたり興味関心を引きやすいというメリットがあります。
画像:光と風のモビールスケープ 画像広告
カルーセル広告内の画像広告では、イベントのタイトルが目に入りやすいよう大きく入れこむことでユーザーの目を引く工夫を行いました。
また、2枚目の画像では会場場所の情報を記載し、イベントへの誘致に繋がりやすいような流れを作っています。
広告配信のターゲット層としては、芸術品や展覧会など、アートに興味関心の高いユーザーを設定しています。
また、地域に関しては、もともと大田区に住んでいるユーザーを設定していましたが、途中から大田区の近隣区である江東区、品川区、目黒区、世田谷区の4区の追加配信を行いました。
キャプションにイベントの開催期間や時間・場所といった詳細情報を記載すると同時に、一言目には「新緑を散策しながら、モビールで描かれた風景をお楽しみください。」という言葉を入れることで誘致を促す工夫も行っています。
②コンサート『マチネの終わりに』の誘致へ向けたカルーセル広告
今回開催された『マチネの終わりに』は、第一線で活躍する人気作家と音楽家が繰り広げる新感覚のクロストーク&コンサートの第一弾として開催されたコンサートとなっています。
今回『マチネの終わりに』の誘致に向けたカルーセル広告では、以下の2枚の画像広告を配信しました。
画像では、"本と音楽の素敵な出会い"というキャッチコピーを大きく打ち出しています。
"本" "音楽"というフレーズが目に飛び込みやすい文字配列やイラストの作成を行うことで、ユーザー層の興味・関心部分にアプローチしていることが分かります。
広告配信のターゲット層は大田区付近のユーザーだけに絞らず、配信当初から東京4区、神奈川県と配信エリアを広く確保しました。
また、本・音楽へ興味関心のあるユーザーをターゲットとし、広告画像でアプローチしたい層との親和性を高めました。
キャプションにはコンサートの日付、出演者、開催場所や料金といった詳細情報を記載し、広告画像から興味を抱いたユーザーが実際の来客に繋がりやすいような導線づくりを行っています。
Find Modelと大田区文化振興協会がイベントの集客を目的に行った広告配信の結果と分析
Find Modelと大田区文化振興協会がイベントの集客を目的に行った広告配信の結果と分析は、それぞれ以下の通りです。
①イベント『光と風のモビールスケープ』の誘致へ向けたカルーセル広告
・クリック目標数870回に対して、1,140回と目標達成
・クリック率目標値0.55%に対して、実績値1.32%と大幅に上回る結果となった
・クリック単価の目標値¥115に対して¥88の結果となるなど、抑制に成功
当初、大田区のみに広告配信を行っていましたが、クリック数の進捗が悪かったことから、来場が見込めそうな大田区の近隣区である江東区、品川区、目黒区、世田谷区の4区を追加配信し、ターゲットの調整を行ったことが今回高い数値を記録した理由であることが伺えます。
配信を行う際は、クリック数の数値を確認し、低い数値の場合はターゲット層を変更し、数値の変化を見ることが重要となるでしょう。
クリエイティブでは、動画と画像を併用することでイベントの雰囲気が伝わりやすい工夫を行いながらも、情報を訴求できる広告を作成していたことがクリック数の高さに繋がったと考えられます。
②コンサート『マチネの終わりに』の誘致へ向けたカルーセル広告
・クリック数目標値500に対して、1,030と2倍以上の結果になった
・クリック率目標値0.60%に対して実績値2.11%と3倍以上上回る結果が出た
・クリック単価の目標値¥100に対し、¥48の結果となり、大幅に抑制することに成功
・クリックにつながったユーザーの性別は男性5%、女性95%と、女性からのクリック数が極めて高い結果となった
広告配信のターゲットとして、設定時から東京4区、神奈川県と配信エリアを広く確保していたため、より多くのユーザーに配信されサイト誘致に繋がりました。
クリエイティブでは、女性に刺さりやすい色味の使用とイラストを用いた視認性の高いクリエイティブがターゲットユーザーの興味を引き付けることができたと考えられます。
カルーセル広告配信を担当したFind Modelとは
今回オープンキャンパスの開催に伴い広告配信施策に尽力したFind Modelは、広告配信以外にもインフルエンサーマーケティングやSNSアカウント運用代行などで11,000件以上の実績があり、企画から効果分析まで全てを任せられるトータルサポートが受けられます。
今回のようにInstagramをはじめとするSNSでの広告配信を行う際はもちろん、最適なインフルエンサーの選定やSNSアカウントの運用施策の発案など、様々なサポートを行うことが可能です。
貴社の商材やサービスに最適な広告プラン/インフルエンサー/SNSを提案させていただきますので、こちらからお気軽にご相談ください。
まとめ
以上、Find Modelと大田区文化振興協会がイベントの集客を目的に行った広告配信についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
今回の広告配信では、①『光と風のモビールスケープ』の広告配信でターゲットとなる地域の調整を行いクリック率が上昇したという結果を活用し、②『マチネの終わりに』の広告配信で配信当初からターゲットとなるエリアを広く設定したことが高いクリック数やクリック単価の抑制につながったことの要因であるということが分かりました。
Find ModelではInstagram広告の他にも、インフルエンサーを起用したマーケティング事業も運営しており、訪問型PR施策や、インスタグラマーによるレビュー投稿などのプロジェクトを実施してきました。
広告配信を行う際のサポートからインフルエンサーマーケティンングの企画〜実施まで幅広く行っておりますので、SNSを活用したPR施策をお考えのご担当者様はこちらからお気軽にご相談ください。
▼関連記事
【事例集】Find Modelが実施した施策3選をご紹介します!
大学の認知拡大を実現したInstagram広告配信とは?広告クリエイティブから配信内容まで解説!
▼おすすめ資料をダウンロードする
あなたにおすすめの関連記事