TOP画像:クリエイターと2020年を振り返ろう!特別企画「#LOOKBACK2020」、リールに関するデータも初公開|Facebook Newsroom」
2020年12月、Instagramより以下の公式発表がありましたのでまとめて紹介します。
- Instagramが新機能である「リール」の内部データを公開
- Instagramリールに「ショッピング機能」が利用可能に
- ステマ防止できる「ブランドコンテンツツール」がInstagramリールで利用可能に
- 新しいメッセンジャーにより「一緒に見る」と「消えるメッセージ」機能が追加
目次
Instagramが新機能である「リール」の内部データを公開
2020年12月8日(日本時間)、Instagramは2020年8月に公開したショートムービー共有機能である「リール」の内部データを公開しました。
今年8月にローンチした短尺動画を作成・発見できる機能「リール」。
2020年11月までの約3ヶ月間集計したデータを公開します。なお、ランキングではなく各項目の上位から一部を抜粋したものです。#LOOKBACK2020
— Instagram & Facebook マーケティング JP (@FBBusinessJP) December 22, 2020
公開されているのは以下のデータです。
- 国内クリエイターによるリールのうち、再生回数が多い動画 5選
- リールで人気の楽曲 5選
- リールで人気のARカメラエフェクト
- リールで人気のハッシュタグ
国内の人気クリエイターのリール動画ですが、1位の累計再生数は6千万回、2位は3全万回を超えるなど爆発的な話題になりました。
国内クリエイターのTOPリール動画例▼
日本のリール投稿でよく使われた人気の楽曲としては、代表的な以下の5曲がピックアップされています。
- Dynamite – BTS(@bts.bighitofficial)
- 君はともだち – ランディ・ニューマン(@randynewmanofficial)
- 夜に駆ける – YOASOBI(@ayase_0404 / @lilasikuta)
- A Good Day – 平井 大(@hirai_dai_official)
- キミに100パーセント(アニメヴァージョン) – きゃりーぱみゅぱみゅ(@kyarypappa)
ARカメラエフェクトとしては「キラキラ」「レトロ」「文字エフェクト」の三種が人気となりよく使われました。
リールで人気のハッシュタグとしては
- 美容師、ハイライト、ヘアカラー、ヘアアレンジ、ボブなど「ヘアスタイル系」
- dog、いぬすたぐらむ、dogstagram、猫、catなど「動物系」
がランクインしています。
人気のトレンドを取り入れた動画は話題にもなりやすいので、ぜひ参考にして自身のリール動画もより魅力的なものにしていきましょう。
参照
クリエイターと2020年を振り返ろう!特別企画「#LOOKBACK2020」、リールに関するデータも初公開|Facebook Newsroom」
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Instagram「リール」にショッピング機能が追加
Instagramは12月10日(米国時間)、日本を含む様々な地域でリールにもショッピングタグをつけることができるようになったことを発表しました。
ショッピングタグを利用して、リールにも商品をタグ付けできるようになったことを発表しました。
フィードやストーリーズ、10月に対応を発表したIGTVなど、利用者はInstagram上の多彩な動画コンテンツ内でショッピングを楽しむことができるようになります。https://t.co/PyfPmwKDtU pic.twitter.com/UJVRfmKw5q
— Instagram & Facebook マーケティング JP (@FBBusinessJP) December 16, 2020
Instagramショッピングとは、Instagramの様々な投稿に「ショッピングタグ」を付けることができる機能です。
ショッピングタグをタップすることで、あらかじめ登録しておいた自社製品のEC販売ページへそのまま誘導できるため、Instagramから直接購買につなげる機能として多くのビジネスが利用しています。
「リール」はInstagramアプリのメインアイコンとして表示されるようになっており、先に紹介している人気リール動画のように桁違いの動画再生数を獲得することが可能です。
フォロワー以外のユーザーにもおすすめ表示されるため、新規フォロワー獲得からショッピング機能によりECサイトのの売上につなげるなど、今後も大きく注目されている機能です。
参考
Instagram、短尺動画のリールでもショッピングを楽しめるように|Facebook Newsroom
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Instagramリールにステマを防止できる「ブランドコンテンツツール」の利用が可能に
2020年12月16日(日本時間)、Instagramマーケティングの発表によると、新機能のリールに「ブランドコンテンツツール」の利用ができるようになりました。
リールは11月20日(米国時間)からブランドコンテンツツールにも対応しており、クリエイターが協業しているビジネスに関する動画を投稿する際、透明性を保った状態でブランドや商品を紹介できる方法を提供しています。https://t.co/ZtFa0QqwuB pic.twitter.com/TyXxjINhWD
— Instagram & Facebook マーケティング JP (@FBBusinessJP) December 16, 2020
ブランドコンテンツツールとは、ビジネス(主に企業)とInstagramユーザー(クリエイター)の関係性を明示できる機能です。
近年では人気インスタグラマーに企業の製品やサービスをPRしてもらう「インフルエンサーマーケティング」が行われていますが、「ステルスマーケティング」の問題が度々起こっていました。
ステルスマーケティング(ステマ)とは、企業から報酬をもらい製品やサービスをPRしているにもかかわらずそれを隠し、あたかも自然に商品を見つけたように消費者を欺く行為のこと。
Instagram「リール」は爆発的な動画視聴再生数の獲得や新規ユーザーの獲得に大きく貢献してくれることから、インフルエンサーマーケティングのプラットフォームとしても注目されています。
今回のアップデートにより「ブランドコンテンツ」としてリール動画を設定することで、企業とインスタグラマーの関係性を明示でき、インフルエンサーマーケティング実施時のステマを未然に防止することができるようになります。
Instagramはステマやフォロワー買いなど、不正的な活動をしているユーザーへの取り締まりを強化していますので、今後Instagramマーケティングを行う際は必ず確認するようにしておきましょう。
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新しいメッセンジャーにより「一緒に見る」と「消えるメッセージ」機能が追加
2020年11月に発表されて米国から順次導入が進んでいたInstagramの新しいメッセンジャー機能が2020年12月に日本のInstagramへ実装されました。
大きな変更としては、「一緒に見る」と「消えるメッセージ」が新たに追加されました。
「一緒に見る」機能
画像:新しいメッセージ機能がInstagramとMessengerで利用可能に|Instagramブログ
「一緒に見る」機能は、IGTV、リール、映画、テレビ番組、など話題の動画を友達と一緒にビデオチャットでリアルタイムに視聴できる機能です。
Instagramライブとは別に様々なコンテンツをInstagram上で表示しながら友達と視聴できるため、新しいコミュニケーションツールとして活躍することが期待されています。
「消えるメッセージ」機能
画像:新しいメッセージ機能がInstagramとMessengerで利用可能に|Instagramブログ
「消えるメッセージ」機能は、Instagramの他ユーザーにダイレクトメッセージを送る際、チャットスレッド(チャットルーム)から退出すると、それまでやり取りしていたメッセージが消える機能です。
「消えるメッセージモード」を利用している場合に有効となり、いつでもON/OFFを切り替えることができます。
自分の発言が後々まで残ることが心配で正直な発言ができなかったという人も「消えるメッセージ機能により」気軽に自分の気持ちをユーザーに伝えることができるようになります。
24時間で動画が消えるInstagramストーリーズが大きな人気となったこともあり、気軽に発信できるようになる「消えるメッセージ」は今後注目の機能となっています。
参考
新しいメッセージ機能がInstagramとMessengerで利用可能に|Instagramブログ
まとめ
以上、Instagramの最新情報をお伝えしました。
Instagramリールに関する機能が新しく追加されましたね。
リールはInstagramアプリのメイン画面のアイコンとして設定されているなど注力されている機能であることが分かります。
リールの攻略はInstagramでのビジネスの可能性を広げてくれますので、ぜひ最新情報と機能を取り入れていきましょう。