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2022年も残りわずか。今年も各SNSにおいて様々な機能が試用、そしてローンチされ、ユーザーに数多くの変化をもたらしました。

特に2022年に大きな注目を集めたSNSといえば、Twitterではないでしょうか。

4月にテスラやスペースXなどで知られる実業家、イーロン・マスク氏がTwitterの買収を発表し、10月にはCEOに就任。

2022年はイーロンマスク氏とTwitterの動向に世界中の人々が注目する1年となりました。

(尚、2022年12月末現在は、TwitterCEO退任の意向が発表され、同氏の後任に注目が集まっています。)

大きく世間を騒がせたイーロンマスク氏率いるTwitterではありますが、一方で、大胆な経営方針と変革により数多くの新しい機能やサービスが生まれたのも事実です。

本記事では、【2022年Twitter総集編】として、今年Twitterで発表された主なアップデートや新機能を時系列にまとめてご紹介していきます。

ユーザーの反響や実際の活用方法などについても解説しておりますので、ぜひとも最後までご覧ください。

目次

【2022年Twitter上半期】アップデート&新機能

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まずは2022年上半期から見ていきましょう。

2022年前半のTwitterでは、ユーザー向けに利便性を向上させる基本的な機能の仕様変更のテストの発表が多く見られたほか、「Twitterサークル」「Twitter Notes」といった大きな新機能のテストが開始されました。

また、新しい広告フォーマットSpotifyとの提携など、広告主にとって重要なテストも数多く発表されています。

結果的に2022年内に正式リリースに至る新機能も多く、下地として様々な機能が試用された重要な期間となりました。

1月:ツイート作成用のコンポーザーバーをテスト

ホーム画面のナビゲーションバーの上部にツイート作成用のコンポーザーバーを新たに追加するテストを発表。

テストは一部のiOS版アプリユーザーを対象に実施されました。

従来の[+]マークでのツイート作成よりもスペースは取りますが、手軽な操作で瞬発的に投稿作成を促すことに期待できます。

しかし2022年末現在、本格的な機能の採用には至っていません。

1月:リアクション付き引用ツイートをテスト

リツイートする際に「リアクション付き引用ツイート」のボタンから、ビデオや写真でリアクションをつけたリツイートができる機能がテスト中であることが発表されました。

テストは一部のiOS版アプリユーザーを対象に実施。

2022年末も機能の採用には至っておらず、今のところ日本では、返信時に画像を添付することでコミュニケーションを取っているユーザーが多くみられます。

1月:ホーム画面上に検索バーの設置をテスト

ホーム画面の最上部に検索バーを設置するテストを発表。

テストは一部のiOS版アプリユーザーを対象に実施されました。

Twitterは検索に用いられることが多いことから、ユーザーの利便性向上に期待されますが、2022年末時点で正式な採用には至っていません。

 

3月:GIF作成の機能を追加

アプリ内カメラを使用してGIF画像を作成できる機能が追加されました。

投稿作成画面からカメラを起動した際に、[GIF]を選択することで、簡単にGIF画像を作成することができるようになりました。

IOS版アプリで試用可能です。

4月:3種類の広告フォーマットをテスト

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画像:Twitter Business(@TwitterBusiness)

4月よりTwitterが、新しい3つの広告フォーマットのテストを開始

Twitter公式ブログの発表内では、Twitter広告の未来について次のような目標を掲げています。

  • 広告主は、ファネルのあらゆる段階において、よりクリエイティブなストーリーテリングと一貫性を持ったブランディングを実践できるようになる。
  • 消費者に、より没入感があり、使う価値がある、インタラクティブな広告体験を提供する。
  • 広告主がTwitterの会話のパワーをさらに活用し、その魅力を引き出すことができる。

引用元:新しい広告フォーマットをテストしています|Twitter ブログ

上記のビジョン実現の方法を探るために試用されたのが、

  • コレクション広告
  • インタラクティブテキスト
  • プロダクトエクスプローラー

という3つの広告フォーマットでした。

コレクション広告

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画像:Resources and guides|Twitter for business

コレクション広告は、メイン画像の他に小さな画像を5枚まで設定し、それぞれにURLリンクを設定することができる広告フォーマットです。

コンパクトな写真を用いてブランドのランディングページや商品の購入ページに誘導することができるため、直接販促効果に期待できる点が際立ちました。

結果的に「コレクション広告」は、2022年12月に正式に採用され、ローンチが発表されることになります。

インタラクティブテキスト

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画像:Resources and guides|Twitter for business

インタラクティブテキストは、広告文内で最大3つの単語を太字で強調し、URLリンクを設定することができる広告フォーマットです。

さらにハイライトの色を10色から選ぶことができるため、タイムラインをスクロールする際に広告が目に留まりやすい仕様になっています。

単語を強調することでリンク先への誘導に期待されますが、目立つという点では、写真を用いるコレクション広告の方に分があります。

現状は、ハッシュタグで検索性を高めつつ単語を強調し、URLを設定する従来の方法が主流と言えるでしょう。

プロダクトエクスプローラー

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画像:Resources and guides|Twitter for business

プロダクトエクスプローラーは、Twitterでは初となる、3Dでの商品紹介ができる広告フォーマットです。

商品をスワイプしたり回転させることで、様々なな角度から商品を見ることができるなど、最先端の技術が導入されています。

購入を検討するユーザーは、広告のショップボタンをクリックすることで広告主のウェブサイトに移動することができます。

現状は、3D広告を導入する広告主にもある程度のリソースが求められるため試用事例は少ないですが、近い将来、Twitterの広告フォーマットの中心として活用されることに期待されます。

【最新】Twitterが3種類の広告フォーマットをテスト中と発表

5月:ツイートの返信欄(リプライ)に広告表示できる機能を追加

アプリのインストールキャンペーンを対象に、ツイートの返信欄(リプライ)に広告を自動表示することができる機能が追加されました。

本機能は2021年の10月よりベータ版が試用され、2022年5月に正式に実装が発表されています。

キャンペーン作成時の、「プレースメント」の画面に新たなチェック項目として加わっており、

  • ホームタイムライン
  • プロフィール
  • 検索結果
  • 返信

「返信」にチェックを入れることで簡単に設定可能です。

メリットは、エンゲージメント率の高い=閲覧数が多くなりやすいツイートにアプリのPRを表示させることができる点です。

エンゲージメント率の高いツイートは返信欄(リプライ)の閲覧回数も総じて高くなりやすいため、連れ立つように広告の閲覧にも期待できるでしょう。

一方で、スレッド上に表示される広告を煩わしく感じるユーザーもいるため、露出による認知拡大を目的とする場合は効果的ですが、ある程度成熟したブランディングを持つ企業には不向きとも言えるでしょう。

【最新ニュース】Twitterがツイートの返信欄に広告を表示できる機能の運用開始

 

5月:「Twitterサークル」を一部のユーザーに提供開始

2022年5月、Twitterは特定のユーザーを選択した「サークル」を作成し、サークルのメンバーにのみツイートを投稿できる「Twitterサークル」を一部のユーザーに向けて提供開始しました。

主な仕様は以下の通りです。

  • 投稿をサークル内か全体向けかを選択できる
  • サークル向けに投稿されたツイートはリツイート・シェア不可
  • サークルは最大150人までメンバー追加・削除が可能
  • サークルのメンバーリストは常時編集可能

用途ごとに複数のアカウントを作成する手間が省けるなど、提供開始時からメリットや活用方法について様々な声が上がりました。

そして、2022年8月に「Twitterサークル」は全ユーザーに向けて正式に提供開始されることになります。

【最新ニュース】Twitterが特定のユーザーにのみツイートできる「サークル」機能の提供を開始

6月:Twitterコミュニティのタイムラインを「最新」「おすすめ」に並べ替える機能をテスト

Twitterコミュニティとは、共通のトピックに興味のあるユーザー同士でコミュニティを作成・参加することで会話を楽しめる機能です。

2022年6月、Twitterコミュニティのタイムラインを「最新」または「おすすめ」に並べ替える機能のテストが開始しました。

また、同時にコミュニティーでの、

  • ツイート固定
  • コミュニティー内での検索
  • メンバー削除
  • メンバー検索など

様々ななアップデートを実施。

Twitterコミュニティの環境整備に力を入れていることが窺えます。

【最新ニュース】Twitterコミュニティのタイムラインを「最新」「おすすめ」に並べ替える機能をテスト中

 

6月:Twitter Shoppingの新機能「Product Drops(プロダクト・ドロップ)」のパイロット版が米国で開始

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画像:もう新発売を逃さない:Product Drops(プロダクト・ドロップ)のご紹介|Twitterブログ

Twitterのショッピング機能に、新商品セールスに最適な新機能「Product Drops(プロダクト・ドロップ)」のパイロット版が発表。米国で試用が開始しました。

消費者は、「Remind me」ボタンをタップすることで、発売開始時刻の15分前と発売開始直後にアプリ内通知を受け取ることができるようになります。

企業は新商品のPRや初動売上の向上に期待でき、ユーザーは発売時のタイミングを逃さずに購入できるため、双方にメリットのある機能となっています。

2022年内に日本での利用は叶いませんでしたが、正式にローンチされた際には是非とも新商品セールスにおすすめしたい機能です。

【最新ニュース】Twitter Shoppingの新機能「Product Drops(プロダクト・ドロップ)」のパイロット版が米国で開始

 

6月:TwitterがShopifyと提携しショッピング機能の提供を米国で開始

画像:Twitter x Shopify: マーチャントにとってソーシャルコマースをより簡単に|Twitter Business

Twitterが、Eコマースサイトを構築するサービス「Shopify」との新しい連携を発表。米国で提供が開始されました。

本機能の追加によって、Shopifyのアプリストアと管理画面から直接Twitterショッピング機能と連携して利用することができるようになります。

ユーザーのネットショッピングでの利便性にメリットがあるほか、商品カタログや在庫をShopifyからTwitterに同期させることが可能なため販売業者の効率化にも期待できます。

2022年6月は前述した「Product Drops(プロダクト・ドロップ)」から立て続けに、Twitterショッピングの機能を拡充

全般的に企業とユーザーを繋ぐ立回り力の強化がみられ、eコマース事業に注力していることが窺えました。

【最新ニュース】TwitterがShopifyと提携しショッピング機能の提供を開始(米国)

 

6月:「キャンペーンプランナー」を全マネージドパートナー向けに提供開始

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画像:Twitterのキャンペーン効果を予測する「キャンペーンプランナー」の提供を開始しました|Twitter Japan

「キャンペーンプランナー」は、広告をリリースする前に効果を予測するツールで、2021年11月からテストが行われていました。

具体的には、オークション型キャンペーンにおける、

  • ターゲットオーディエンス
  • 配信期間フリークエンシー設定
  • プレースメント
  • 予算

という項目に関するリーチ・インプレッション・平均フリークエンシー・CPMを事前に予測できるというものです。

ターゲットにリーチするために必要な広告予算を予測することができるため、費用対効果を高めることに期待できます。

【最新ニュース】Twitter「キャンペーンプランナー」を全マネージドパートナー向けに提供開始

6月:141文字以上のツイートができる「Twitter Notes」のテストを開始

「Twitter Notes」は、全角140文字(270文字)の文字数制限を超えて、2500文字まで発信することができる機能です。

日本からは閲覧することができませんが、2022年6月から4カ国のライターによってテストが開始されました。

2022年末現在も、日本での実装は開始されておりませんが、現状のツイートにおいても、テキストを用いた画像やiPhoneのメモ帳のスクリーンショットなどで情報量を増やしているユーザーは多く、長文で情報発信したいユーザーのニーズにマッチする可能性は高いと予想されます。

【最新ニュース】Twitterが141文字以上のツイートができる「Twitter Notes」のテストを開始

 

【2022年Twitter下半期】アップデート&新機能

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続いて、2022年下半期を見ていきましょう。

2022年の上半期にテスト開始が発表されていた「 Twitterサークル」をはじめ、水面下で試用されてきた新機能が多数リリースされることになります。

特にユーザー全般に向けた機能としては、

  • 音声配信サービス「Spaces(スペース)」関連の新機能
  • 異なる形式のメディアを一緒に投稿できる「mixed media」や、動画関連機能の充実

など、テキスト中心だった従来のTwitterから変革を感じさせる新機能の充実に注目が集まりました。

また、ビジネス向けの機能の充実も著しく、

  • プロフィール情報を拡充する「ロケーションスポットライト」や「Link Spotlight」
  • 「測定・最適化ソリューション」のアップデート
  • 「キャンペーンプランナー」のアップデート

など、広告の費用対効果の向上や、ランディングページ流入の強化に大きな進展がありました。

2022年末にかけても、勢いのままに様々な新機能が発表されており、有料サービス「 Twitter  Blue for Business」は、日本での導入が待たれる段階にあり、是非とも注目しておきたい機能の1つになっています。

7月:いいねボタンをアニメーションカスタマイズする新機能「ブランドいいね」の提供開始

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画像:ブランドいいね:感情豊かな表現が可能な新プロダクト|Twitterブログ

「ブランドいいね」は、ユーザーが思わずいいねボタンを押したくなるようなアニメーションの仕掛けを作ることができる新機能です。

2019年から一部の広告主向けにベータテスト版として提供開始していました。

テストでは、様々な業界の企業・ブランドが、「ブランドいいね」機能を試験的に利用した結果、ブランド想起が277%、購入もしくは購入検討が202%上昇したという成果が得られ、正式な提供に至りました。

参考:ブランドいいね:感情豊かな表現が可能な新プロダクト|Twitterブログ

まだまだ日本での導入事例は少ないですが、新発売イベントなど、商品・ブランドの認知度向上や話題性を獲得したいタイミングに適した機能として活用されることに期待されます。

【最新ニュース】Twitter、いいねボタンのアニメーションカスタマイズ機能「ブランドいいね」の提供開始

7月:音声配信サービス「Spaces(スペース)」30秒切り抜きできる機能を追加

画像:@TwitterSupport|Twitter

音声配信で他ユーザーとコミュニティー内での会話が楽しめる機能「Spaces(スペース)」に30秒切り抜きできる機能が新たに追加されました。

「はさみ」アイコンで、30秒間の音声をキャプチャしてスペースをクリッピングすることが可能に。

切り抜いた部分は通常のツイートとして投稿に使用できるようになりました。

【最新ニュース】Twitter、スペースを30秒切り抜きできる機能を新たに追加

尚、「Spaces(スペース)」については、以下の記事でも解説しておりますので是非ご参考にしてください!

関連記事

Twitter「Spaces(スペース)」の使い方や機能、今後の開発予定

8月:「ロケーションスポットライト」をリリース

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「ロケーションスポットライト」は、プロフェッショナルアカウントのための新機能となっており、ホーム画面に、

  • 店舗の所在地(Google Maps Platformの地図)
  • 営業時間
  • 連絡先

を表示することができます。

Google Maps Platformと統合することでユーザーのアクセスをサポートできるほか、お問い合わせフォームの設置により窓口としての役割を果たすことができます。

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画像:エディオンなんば本店【公式】(@edion_namba)

上記のように、「ロケーションスポットライト」は、特に実店舗を持つ企業におすすめの新機能となっており、2022年末現在、既に導入している公式アカウントが数多く見受けられます。

プロフェッショナルアカウントを運用中の企業の方は、是非とも導入をご検討されてみてはいかがでしょうか。

【最新ニュース】Twitter、ホーム画面に店舗の所在地・連絡先などを表示できる新機能「ロケーションスポットライト」をリリース

8月:全ての広告主向けにアップデートされた新たな測定・最適化ソリューションの提供開始

2022年8月のアップデートでは、従来の測定・最適化ソリューションをさらに改善・進化させ、

  • 新しいTwitterピクセル
  • コンバージョンAPI
  • アプリ購入数最適化プロダクト

の提供を開始しました。

新しいTwitterピクセル

画像:パフォーマンス広告および測定ソリューションの規模を拡大します|Twitter ブログ

リニューアルしたTwitterピクセルでは、ウェブサイトコンバージョンのトラッキングの設定が可能に

ユーザーがプラットフォーム内で広告を見た後、または広告に対してクリックなどのエンゲージメントを行った後のアクションを追跡し、広告の費用対効果を測定することができるようになりました。

広告が表示された際の一時的な反応だけでなく、その後のユーザーのアクションまで含めて分析できる点が、大きく進化したポイントとなっており、本アップデート以降はコンバージョントラッキングをもとに費用対効果の高いキーワードや出稿方法を割り出していくことに活かされています。

コンバージョンAPI

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画像:パフォーマンス広告および測定ソリューションの規模を拡大します|Twitter ブログ

コンバージョンAPIの登場により、広告主が自身のサーバーから直接TwitterのAPIエンドポイントに接続し、サードパーティークッキーを介さずにTwitterにコンバージョンイベントを送信できるようになりました。

サードパーティークッキーへの依存を減らすことでプライバシーの保護とセキュリティの強化を図ることにもつながっており、広告主とユーザーを両方に対してTwitter広告の利用価値を高める意味合いが強い機能となっています。

アプリ購入数最適化プロダクト

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画像:パフォーマンス広告および測定ソリューションの規模を拡大します|Twitter ブログ

アプリ購入数最適化プロダクトは、アクションを起こす可能性があるユーザーを機械学習によって特定し、アプリをインストール後に商品購入する可能性の高いユーザーを中心に広告配信できる測定ソリューションです。

広告主は、アプリ購入数最適化プロダクトを設定するだけで、自動的にファネル下部(行動期待値の高い層)に対し優先的に広告配信がすることができるため、簡単に導入することができるのも魅力です。

【最新ニュース】Twitter、全ての広告主向けにアップデートされた新たな測定・最適化ソリューションの提供開始

8月:新たにデザインされた「スペース」タブにPodcastを統合するテストを開始(米国)

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画像:Listen up: Podcasts are coming to Twitter|Twitter Blog

2022年8月に新たに再デザインされた音声配信ライブ機能「スペース」タブに、音声・動画による様々なオーディオエピソード・番組を無料で視聴することができるプラットフォーム「Podcast(ポッドキャスト)」を統合するためのテストを開始したと発表

テストは iOSとAndroidのTwitterアプリで、英語圏内の一部のグループを対象に実施されました。

これにより最も関連性の高いニュース、音楽、スポーツといった特定のテーマ別にオーディオコンテンツをグループ化し、簡単にアクセスが可能になります。

さらに、世界でトレンドとなっている人気のオーディオコンテンツをおすすめ表示する機能も追加。

オーディオコンテンツの配信者の活躍の場が一気に広がることにも期待されるため、是非とも正式にリリースされてほしいところです。

【最新ニュース】Twitter、新たにデザインされたスペースタブにPodcastを統合するテストを開始(米国)

8月:「Twitterサークル」を全ユーザーに向けて提供開始

本記事の前半で触れた「Twitterサークル」が、全ユーザーに向けて正式に提供開始

2022年5月〜8月29日まではテスト段階として、一部ユーザーに対して有効化されていました。

主な特徴やメリットとして、

  • ツイート表示する相手を自由にカスタマイズし、そのコミュニティ内限定でツイートを行うことができる
  • 1つのアカウントから限定的な話題・コミュニティへと発信できることで、用途ごとにアカウントを分ける必要がなくなった

といった点が挙げられ、日本のユーザーにも瞬く間に浸透していきました。

2022年末現在、「Twitterサークル」の普及率は非常に高く、多くのユーザーが、コミュニティの形成やコミュニケーションのきっかけとして活用されています。

2022年のTwitterにおいて、間違いなく大きな反響を得た新機能の1つと言えるでしょう。

【最新ニュース】Twitter、ツイート表示する相手を限定できる「Twitterサークル」の提供を開始

9月:動画のフルスクリーン表示と動画検索機能をアップデート予定と発表

9月には、動画にまつわる2つのアップデート予定が発表されました。

没入型メディアビューア

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画像:Twitter Blog

没入型メディアビューアでは、動画を1タップ/クリックするだけでフルスクリーン視聴モードに。

さらにフルスクリーンモードで起動している間は、上にスクロールするだけで他の動画を簡単に閲覧することも可能になるようです。

尚、2022年末現在ではフルスクリーン視聴モードのみ既に実装済みとなっており、縦型動画が非常に見やすくなりました。

探索タブから動画検索をより簡単に

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画像:Twitter Blog

探索タブでは、興味・関心のありそうなツイートやトレンドと共に、好みの動画がおすすめ表示されるようになります。

また、Twitterで共有されている最も人気のある動画も表示されるとのこと。

尚、2022年末現在、上記の機能は実装されていませんが、トピックから「人気の動画」を選択しておくことで、ホームタイムラインに優先的に表示させることが可能ですので、動画コンテンツをよく見る方はぜひ試してみてください。

【最新ニュース】Twitter、動画のフルスクリーン表示と動画検索機能のアップデートを予定

10月:1つのツイートに写真、動画、GIF画像を混ぜて投稿できる「mixed media」機能が登場

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画像:Twitter Blog

「mixed media」は、1つのツイートの中に最大4つの写真、動画、GIF画像を混ぜて一緒に投稿することができる新機能として登場しました。

iOSとAndroidで共に利用可能です。

従来までは混ぜることができなかった3種類のビジュアルコンテンツを1つのツイートにまとめられることによって、投稿の幅が広がりました。

上記のように、最近ではインフルエンサーによる商品紹介などでも画像と動画を混ぜた投稿が見受けられるようになり、「mixed media」の登場で商品の魅力をより多角的に伝えることを可能にしています。

【最新ニュース】Twitter、1つのツイートに写真、動画、GIF画像を混ぜて投稿することができる「mixed media」機能を新たに導入

 

10月:プロフィール欄にタッチポイントを追加できる機能「Link Spotlight」の追加を発表(米国)

画像:@TwitterBusiness|Twitter

「Link Spotlight」は、プロフィール欄に、メニューやポッドキャストの視聴、予約などの重要なタッチポイントを設定することができる新機能です。

プロフィール欄右上の「Edit Profile」からLink Spotlightをオンにするだけで、簡単にリンクを設定することが可能になっています。

2022年8月にリリースされた「ロケーションスポットライト」に引き続きプロフェッショナルアカウント向けにプロフィール欄を充実させる機能の発表となりました。

2022年末現在も米国のみのサービスとなっていますが、全てのプロフェッショナルユーザーにリリースされた際には是非とも利用したい機能ですので、ぜひとも覚えておきましょう。

【最新ニュース】Twitter、プロフィール欄にタッチポイントを追加できる機能「Link Spotlight」の追加を発表(米国)

 

10月:「キャンペーンプランナー」の予測ツール機能の拡張を発表

Twitter広告のための予測ツール「キャンペーンプランナー」の機能を拡張したことが発表されました。

2021年末からテスト開始し、2022年6月に正式リリースした「キャンペーンプランナー」ですが、今回が初めてのアップデートとなりました。

今回のアップデートによって追加された主な新機能は以下の通りです。

  • 動画の再生数アップの目的を使用してキャンペーンを予測(以前はリーチの目的のみのサポート)
  • 返信プレースメント内のリーチを予測

予測内容がより細分化されてきていることが窺えますね。

特に、動画の再生数アップの目的が追加になった点がポイントになっており、

  • 「9月:動画のフルスクリーン表示と動画検索機能をアップデート予定と発表」
  • 「10月:1つのツイートに写真、動画、GIF画像を混ぜて投稿できる「mixed media」機能が登場」

といった2022年下半期の発表からも、Twitterが今後、動画コンテンツの拡充に力を入れていくことが大いに期待されるでしょう。

【2022年最新】Twitterが「キャンペーンプランナー」の予測ツール機能の拡張を発表

11月:下位ファネルの結果を向上させる3つの広告スタイルを発表

2022年11月、広告の中~下位ファネルの結果を向上させる3つの広告スタイルとして、

  • ウェブサイトコンバージョン最適化(WCO)
  • ダイナミックプロダクト広告
  • コレクション広告

3つのリリースを発表。

今回の発表は、「8月:全ての広告主向けにアップデートされた新たな測定・最適化ソリューションの提供開始」の結果に基づいており、上記3つの機能は全世界で利用可能となりました。

また、「コレクション広告」は、「4月:3種類の広告フォーマットをテスト」の時点から試用が開始されており、半年ほどのテスト期間を経て実装に至りました。

正式リリース直後(2022年末)ではありますが、既に導入事例が増えてきており、商品のカラーラインナップなどを紹介する際に適しています。

特に、小さいサムネイル画像は横スライドに対応しているため、ユーザーがストレスなくラインナップを見ることができます。

上記の事例のように、大きい固定サムネイルとキャプションで商品の概要をPRし、小さいサムネイルでショーケースのようにバリエーションを提示する活用方法がおすすめです。

【最新ニュース】Twitter、下位ファネルの結果を向上させる3つの広告スタイルを発表

12月:有料サービス「Twitter Blue」の再スタートを発表

2022年12月、同年11月からなりすまし問題に対処するため一時停止されていた有料サービス「Twitter Blue」の再提供を発表しました。

「Twitter Blue」の主な特典は、

  • ツイートの編集
  • 1080pまでの動画アップロード
  • スレッドをWeb記事のように並べることができる「リーダーモード」

となっており、Twitter Blueの登録者は、Twitter規則に対する要件を満たしていることが確認できた後、名前の右横に「青色のチェックマーク」を受け取ることになります。

今回の再スタートからは、青色チェックマークの利用者との差別化を図るため、新たに「ゴールドのチェックマーク」と「灰色のチェックマーク」の表示が追加されました。

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画像:@TwitterBlue|Twitter

「ゴールドのチェックマーク」は、ビジネスアカウントの名前右横に表示される公式マークです。

ビジネスアカウントは従来青色のチェックマークが表示されていましたが、今回のアップデートからはゴールドに変更となりました。

また、「灰色のチェックマーク」は、政府アカウントに表示される仕様です。

現在Twitter Blueが利用できるのは、米国、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、英国の5か国のみですが、今後より多くの国でサービスが展開される予定です。

Twitter Blueの利用料はウェブで月額8ドル、iOSで月額11ドルとなっており、加入者はすべてのプラットフォームからTwitter Blueにアクセスできます。

ただし、規則に違反していると判断されたアカウントは、料金の払い戻しなしでアカウント停止される可能性がありますので利用時には引き続き注意が必要です。

今後日本でも導入される可能性が高い機能となっておりますので、引き続き注目しておきましょう。

【最新ニュース】Twitter、有料サービス「Twitter Blue」の再スタートを発表

 

12月:「Twitter Blue for Business」の新機能を発表

12月は、引き続き、同月から再スタートした有料サービス「Twitter Blue」にまつわるニュースが続きました。

「Twitter Blue」をビジネス向けに強化させた「Twitter Blue for Business」に新機能が発表されました。

「Twitter Blue for Business」に加入する企業は、関連する個人・ブランド・企業のアカウントをリンクさせることが可能になります。

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画像:Twitter Blue for Business, a new kind of network on Twitter|Twitter Business

本機能のメリットは、関連するアカウント同士の結びつきを強めることで、Twitter上での自社ネットワークを形成できる点です。

例えば、グループ会社をリンクさせたり、個人として影響力を持つ社内スタッフの発信力を活かしたりと、ブランディングの総合的な底上げに効果を発揮するでしょう。

現在「Twitter Blue for Business」は一部の企業・ブランドのみ利用可能ですが、2023年からはより多くの企業に展開される予定とのことです。

日本においても、複数の事業を手掛ける企業や、新規事業を立ち上げた実業家など、様々なビジネスアカウントのニーズに応えることが期待されます。

【最新ニュース】Twitterが「Twitter Blue for Business」の新機能を発表

 

12月:広告の連続表示管理をよりカスタマイズしやすくする機能を追加

広告が表示されるホームタイムラインにおいて、並べて表示されることの避けたいワードの連続表示を防ぐ機能を新たに追加しました。

2022年12月現在、本機能は英語のツイートのみ対象となっておりますが、間もなく他言語にも適用される予定です。

広告主は、本機能により事前入札の時点で広告表示をコントロールすることが可能になります。

前後の表示順にも配慮された適正な広告表示と、ユーザーの安全性を高める新機能の発表となりました。

【最新ニュース】Twitter、広告の連続表示管理をよりカスタマイズしやすくする機能を追加

12月:全ユーザーのツイート閲覧回数を確認できる機能「View Count」の提供を開始

12月23日、他ユーザーのツイート閲覧回数を全ユーザーが確認できる機能「View Count」の提供を開始したことを発表されました。

従来は自分のツイート閲覧回数のみ確認可能でしたが「View Count」によって、他アカウントのツイートの閲覧回数も確認できるようになりました。

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画像:@elonmusk|Twitter

表示箇所は上記の通り、ツイート下部の左端で、「リツイート数」の隣の位置です。

「View Count」の発表当日のツイートで、イーロンマスク氏は以下のように発信されています。

「Twitterがビューカウントを展開することで、ツイートが何回見られたかが分かるようになります。これは動画(コンテンツ)では当然のことです。」と、動画コンテンツの視聴回数表示を引き合いとした上で、

「Twitterユーザーの90%以上が閲覧しても、つぶやき・返信・いいね! をしていないので、(閲覧数を見れば)Twitter が実際にどれだけ活発に利用されているかが示される」と発言。

いかにTwitterが見られているかを可視化することで、広告主に対し広告価値をアピールする意味合いも強く読み取ることができるでしょう。

また、実際に他のアカウントの表示回数が表示されることで、YouTubeやTikTokと同様に、伸びるコンテンツを分析しやすいというメリットもあります。

2022年末現在は発表直後ということもあり、賛否両論の声が入り乱れている状況ではありますが、いずれにしても上記のようなメリットに目を向けることで、上手くアカウント運用に活かしていくことが先決と言えるでしょう。

【最新ニュース】Twitter、全ユーザーのツイート閲覧回数を確認できる機能「View Count」の提供を開始

 

まとめ

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今回は、【2022年Twitter総集編】として、今年Twitterで発表された主なアップデートや新機能を時系列にまとめてご紹介させていただきました。

イーロンマスク氏が率いたことで何かと話題になることが多かった2022年のTwitterですが、振り返ってみると、ユーザーのニーズにマッチした新機能が多く、1年の内にしっかりと定着を果たすことに成功しています。

上半期にテストが発表されていた機能の正式採用も多かったことから、入念な準備段階を経て、新機能のリリースに至っていることが窺えますね。

まだ日本では導入されていないもので今後楽しみな機能も数多くあるため、2023年も引き続きTwitterの最新ニュースに注目していきましょう!

最後までご覧いただきましてありがとうございました。

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