近年、ドラッグストアやコスメショップなどで韓国コスメを目にすることも多くなったのではないでしょうか。
韓国好きから人気が高まり新大久保などで多く販売されていた韓国コスメですが、効果の高さやパッケージの可愛らしさなどから現在は幅広い年齢層・趣向のユーザーから愛されています。
日本で取り扱われる韓国コスメブランドの数も多く、SNSでも日本人ユーザーをターゲットに商品の魅力を発信する韓国コスメブランドの公式アカウントが増加しています。
そこで今回は、Instagramでのアカウント運用が上手い韓国コスメのアカウント5選をご紹介していきます。
リール動画やフィード投稿を使い分けたコンテンツの発信など、実際の投稿のポイントもふまえて解説していきますので、ぜひ最後までご一読ください。
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
目次
【最新版】韓国コスメのInstagramアカウント運用事例5選
それでは早速、【2023年最新】韓国コスメのInstagramアカウント運用事例5選をご紹介していきます。
エチュード 公式アカウント
最初にご紹介する【2023年最新】韓国コスメのInstagramアカウント運用事例は、エチュード 公式アカウント(@etudejapan)です。
アカウント:エチュード 公式アカウント
フォロワー:約43.4万人(※2023年12月現在)
韓国コスメの先駆け的存在でもあるブランド、ETUDEのInstagramアカウントでは、商品の特徴でもあるパッケージの可愛らしさを活かした様々な投稿を行っています。
思わずフォローしたくなるようなトンマナの整ったプロフィールが魅力で、ストーリーズのハイライトのサムネイル画面もブランドのイメージに合ったものとなっているなど、細部までこだわられていることが伺えます。
リール動画ではコスメを使用する様子やメイクを行った目元の映像などを、CMのようなオシャレな編集を用いて行われています。
ナレーションやテキストを使用せず商品を"魅せる"ことが意識されている上記のような投稿は、韓国コスメアカウントならではの投稿であるとも言えます。
また、上記のフィード投稿では、コスメに合わせて色味を統一したキャップやバッグなどを合わせた可愛らしい画像を作成しています。
Insagramにおいて、特に若年層女性からは見た目の可愛らしさや雰囲気など画像としての訴求力がインプレッションを獲得しやすいため、コスメ以外と組み合わせてユーザーからの閲覧を訴求するのもとても良い方法です。
一方、キャプション内では商品の情報や発売日について知らせています。
投稿画像の雰囲気を壊さないためにテキストで伝えたいことはキャプション内に限定しているなど、アカウントのコンセプトがしっかりとしていることが伺えますね。
アカウント作成の際は、ユーザーに何を訴求したいのか、どんなブランドイメージを持ってもらいたいのかを明確にすることで、上記の例のように投稿の方向性を統一していきましょう。
rom&nd (ロムアンド)
次にご紹介する【2023年最新】韓国コスメのInstagramアカウント運用事例は、rom&nd (ロムアンド)(@romand_jp)です。
アカウント:rom&nd (ロムアンド)
フォロワー:約20.4万人(※2023年12月現在)
rom&nd(ロムアンド)は2006年にスタートした韓国のメイクアップブランドです。
Insagramアカウントでは商品の使用感が分かるようなメイクアップ動画・画像が多く投稿されています。
上記のリール動画では、コスメを使用した際のツヤ感や色の落ちにくさが分かるような動画を、落ち着いたクールな雰囲気の編集でまとめています。
商品の魅力や特色を伝えながらもオシャレな雰囲気を崩さないことで、ユーザーがアイテムを使用したいと感じられるような工夫を行っていることが伺えます。
一方、上記のリール動画は「ダスティー」というキャラクターが登場し、まるでロムアンドの商品を使用してメイクを行っているようなアニメーションが施されています。
投稿には「かわいい!」と称賛のコメントがよせられており、ユーザーが楽しめるコンテンツとなっていることが伺えます。
上記のような動画は直接商品についてPRを行うものではありませんが、アカウントに親しみを持ってもらったり、アカウント自体を知ってもらうきっかけ作りを行うことができます。
特にコスメアカウントなどは他アカウントと差別化を図ることが重要となるため、エンタメ性のある投稿を行うことでユーザーにリーチするのはとてもい方法ですね。
ヒンス hince
次にご紹介する【2023年最新】韓国コスメのInstagramアカウント運用事例は、ヒンス hince(@hince_official_jp)です。
画像:@hince_official_jp | Instagram
アカウント:ヒンス hince
フォロワー:約8.5万人(※2023年12月現在)
hinceは「Mood-Narrative」をコンセプトに、潜在する本来の美しさを引き出すメイクアップブランドとして2019年1月韓国で誕生し、現在日本国内では都内2店舗と大阪に実店舗を構えています。
健康的でありながら神秘的なイメージも感じさせるブランドであり、Instagramアカウントではコスメの雰囲気が伝わる様々な投稿が行われています。
上記は商品のモチーフであるオーロラや夜空をイメージした投稿となっています。
商品の発売前から上記のように商品イメージを創り上げるプロモーション投稿を作成することで、ユーザーに商品の発売についてあらかじめ印象付けることができます。
また、商品のパッケージや使用感以外でワクワク感を感じられるような演出を行うことで、他商品との差別化を図ることもできます。
キャプション内文章でも商品イメージを創出するような文章が記載されており、一貫したブランディングが伺えます。
上記のように複数回の投稿に分けて商品の世界観を作り上げ、アイテムに対するユーザーの興味・関心を引いているのはとても良いPR方法ですね。
dasique_jp
次にご紹介する【2023年最新】韓国コスメのInstagramアカウント運用事例は、dasique_j(@dasique_jp)です。
アカウント:dasique_j
フォロワー:約7.9万人(※2023年12月現在)
dasique(デイジーク)は“Blooming your own beauty ~ 自分だけの美しさを咲かせる”というコンセプトを持つ韓国のコスメブランドで、バリエーション豊富なアイシャドウパレットが特に人気です。
Instagramアカウントでは商品イメージを演出した動画や画像、使用法の解説動画など様々な投稿が行われています。
商品のパッケージの可愛らしさを魅せながらも、アイテムの使用感やグリッターの美しさが分かるような動画が作成されていることが伺えます。
音源も投稿の雰囲気に合ったものとなっており、動画の雰囲気が創り上げられていることが分かります。
前後の投稿でも上記の商品のイメージを演出するようなリール動画や画像が複数投稿されており、新商品の発売に向けてユーザーにアイテムの雰囲気や魅力を複数のコンテンツで印象付けていることが伺えます。
一方、キャプションでは商品の販売日時と販売サイトを告知するなど、情報面もしっかりと訴求しています。
上記の投稿では、商品であるリップのカラーの違いが分かるような使用画像が複数枚に分けて行われています。
同じ画角・編集の写真でシンプルに商品の使用感が投稿されており、色味の違いが分かりやすくなっていることがポイントです。
dasiqueのアカウントでは商品のイメージやブランドの雰囲気を演出するようなコンテンツと、商品の使用感や効果といった具体的な魅力を紹介する投稿の両方を上手く使い分けることで幅広い視点からアプローチしていることが分かりました。
プロフィールを見た際にブランドイメージを作るために1つの商品の投稿を一気に行っているのも、アカウント運用においてとても良い取り組みですね。
amuse.jp
最後にご紹介する【2023年最新】韓国コスメのInstagramアカウント運用事例は、amuse.jp(@amuse.jp)です。
アカウント:amuse.jp
フォロワー:約1.2万人(※2023年12月現在)
amuseは“クリーン&ヴィーガン”をコンセプトとした韓国コスメブランドで、通販やバラエティーショップでの販売を行っています。
Instagramアカウントでは、ブランドのアンバサダーを務める韓国アイドルグループ「IVE」のメンバー、ウォニョンさんのビジュアルを活かした投稿を多く行われています。
商品のみの投稿と比較してもウォニョンさんの写真を使用した投稿は圧倒的に多くのいいねやコメントがついており、エンゲージメントの高さが伺えます。
ブランドイメージに合ったインフルエンサーやタレントを起用することで、SNSでの投稿の際にもアカウントに個性を出したり、多くのユーザーに対してアプローチすることが可能となります。
もちろん、SNSでの発信以外にもオフラインイベントの開催など、広告塔としてPRしてもらうことのメリットが多くありますので、活用していきたいですね。
他投稿では商品のパッケージの可愛らしさを活かした写真や、使用感が伝わるような動画の投稿が行われています。
コスメ商品は効果を伝える際に動画との相性がとても良いことが分かりますね。
アンバサダーとして起用したインフルエンサーの訴求力によってフォロワー外のユーザーにブランドの認知拡大を図りながらも、自社製品の効果や魅力をアプローチする投稿を併行して行うことで購買に繋がる働きかけをしていることが伺えます。
アカウント運用の際は、自社アカウントのターゲット設定や方向性・目的をあらかじめ決めることで、自社のマーケティングに合った有効な投稿を行っていきましょう。
まとめ
以上、【2023年最新】韓国コスメのInstagramアカウント運用事例5選をご紹介しましたが、いかがでしたか。
韓国コスメは日本ではまだあまり認知度が高くないブランドも存在するため、商品の効果以外にもブランドの魅力やアカウントを認知してもらえる投稿が重要であることが分かりました。
コスメブランドはブランドのイメージを伝えたり、他のコスメブランドとの違いをアプローチすることが非常に重要です。
コンテンツ性の高い投稿作成を行いながら、ハッシュタグやインフルエンサーの活用などを行うことでフォロワー拡大・購買の促進を行っていきましょう。
なお、InstagramをはじめとするSNSでのアカウント運用にお困りのご担当者様は、ぜひこちらからお気軽にお問い合わせください。
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