
現代人が暮らしていくうえで、スマホやパソコンはもはや欠かせないアイテムとなりました。
そんな中、スマホやパソコンが必需品になった現代、ただ装置として使えればいいという時代は過ぎ、「より便利に」「より使いやすく」「よりおしゃれに」と様々な欲求が膨らんでいくようになっていきました。
そんな欲求を満たしてくれるツールを「ガジェット」と呼びます。
ガジェットはスマホ、パソコン自体だけではなく、その周辺機器も含めての呼び名で、様々なメーカーが販売しています。
今回はガジェットを取り扱うメーカーのInstagramアカウントの中から、リール動画の活用が上手いアカウントをご紹介していきます。
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目次
【ガジェット編】リールの使い方が上手いInstagramアカウント5選
それでは早速、リールの使い方が上手いガジェットメーカーのInstagramアカウント5選をご紹介していきます。
Anker (アンカー)(@anker_jp)さん
アカウント:Anker (アンカー)|Instagram
フォロワー:約5万人(※2022年12月現在)
最初にご紹介するリールの使い方が上手いガジェットメーカーのInstagramアカウントは、Anker (アンカー)さんです。
Ankerさんはモバイルバッテリー・充電器・スピーカー・イヤホン・ケーブルなど、さまざまなガジェットを取り扱う会社で、特にスマホの充電器メーカーとして有名です。
Ankerさん自身もプロフィール欄に「“充電”のグローバル・リーディングブランド」と記載しており、その自負が伺えます。
さらに「@anker_jp のタグ付け&#Ankerのある生活 をつけた投稿をシェア」することで、よりAnkerさんのユーザーに寄り添う姿勢が見られます。
上記のリールは、今話題のポータブル電源「Anker 757 Portable Power Station (PowerHouse 1229Wh) 」を使ってキャンプ飯を作る動画です。
ポータブル電源は災害時に停電中でも使える電源として注目されつつあり、テレビでも特集が組まれるなどもしています。
そんなポータブル電源のすごさをPRするため、この動画では「キャンプで実際に使用した際にどれだけの料理が作れるか?」に挑戦しています。
料理のおいしそうな映像で引き付け、ポータブル電源のすごさをPRできる非常に考えられた動画となっています。
この動画でAnkerさんは「充電器としてのすごさ」をユーザーにPRし、スマホの充電器の性能PRも結果的に果たしているのです。
上記の動画は「Nebula x U25 キャンペーン」として、モバイルプロジェクターのNebulaを25歳以下に対してキャンペーンを行い、次回のお買い物で使えるAnker公式オンラインストアのポイントを期間限定で還元しています。
多くの人が見る可能性があるリールでこのようなキャンペーンをすることで、より多くの人にAnkerさんを覚えてもらい、さらに「新社会人になった以降でも同社の製品を購入したい」という気にさせるのです。
huawei(@huawei)さん
アカウント:huawei|Instagram
フォロワー:約208万人(※2022年12月現在)
つづいてご紹介するリールの使い方が上手いガジェットメーカーのInstagramアカウントは、huaweiさんです。
huaweiさんは中国に本社を置くガジェットメーカーで、日本法人ではスマートフォンやタブレット製品を幅広く展開している企業です。
Instagramのフォロワーも200万人越えと世界的に人気なメーカーですが、その秘訣は「投稿におけるユーモア」であると言えます。
上記のリールはスマホでの写真加工について説明したものです。
しかしこの動画はただ淡々と説明するだけではなく、「女性がスマホの中に入った」という設定で説明しています。
こういった工夫により、説明として見る側も飽きず、すでに知っている人も思わず見てしまう動画になっています。
さらに、極力説明などを省くことにより、どの言語のユーザーでも見て内容がわかりやすくなっています。
世界的にユーザーが多いInstagramアカウントだと、こういった配慮ももちろん不可欠です。
上記のリールは「huaweiの6文字を人文字で作り上げる」という内容です。
一見ガジェットとは何の関係もない動画に見えますが、この動画によって「huawei」というメーカー名を正しいスペルで覚えてもらいやすくなります。
メーカー名を覚えてもらうのはなかなか大変ですが、こういった形でユーザーに伝えるという手段もあるのです。
エレコム株式会社(@elecomjp)さん
アカウント:エレコム株式会社|Instagram
フォロワー:約2.9万人(※2022年12月現在)
つづいてご紹介するリールの使い方が上手いガジェットメーカーのInstagramアカウントは、エレコム株式会社さんです。
エレコムさんは大阪に本社を置く日本企業で、マウス、キーボードをはじめとする13部門において業界トップシェアを誇っており、スマホ関連にも強いメーカーです。
移り変わりの激しいネット社会において積極的に新製品開発が行われており、年間で販売する新製品は約4,000アイテム以上で、3~4年で製品がすべて入れ替わるほどです。
そしてエレコムさんのInstagramの特徴は、ガジェットでありながら「女性にターゲットを絞っている」点でしょう。
上記の例はまさに「流行を追いかける女性」向けに、2022年に流行したスマホショルダーを紹介する動画です。
しかも1つではなく、「その日のコーデに合わせて」という触れ込みでチェーンタイプとスポーツタイプの2種類を紹介しています。
動画なので、ケースとしてどのように使うかもわかりやすく示されています。
こちらは画面用クロスクリーナー ミトンタイプの紹介動画です。
子どもがいるママ向けに、子どもの名前を書くネームタグが付いているという点をポイントとして押し出しています。
子どもが使うガジェット向けの商品というのはまだあまりないため、ママ向けに商品紹介をするというのは他のガジェットメーカーと差別化できると言えるでしょう。
Canon EOS 公式(@eos_canonjp)さん
アカウント:Canon EOS 公式|Instagram
フォロワー:約18.8万人(※2022年12月現在)
つづいてご紹介するリールの使い方が上手いガジェットメーカーのInstagramアカウントは、Canon EOS 公式さんです。
「キヤノン」はカメラ、ビデオなどの映像機器や電子機器を製造・販売している大手精密機器メーカーとして有名ですが、そのなかでレンズ交換式カメラEOS(イオス)に絞ったアカウントになっています。
EOSの製品の最新情報だけでなく、「#my_eos_photo」をつけて投稿されたEOSユーザーの方々の作品も紹介しています。
Canon EOSさんはリールでの企画として#ThroughMyFinderを実施しています。
これは事前に決めたハッシュタグ3つについて、それぞれの視点で撮影にチャレンジするという企画になっています。
上記のリールはテーマを「ペット」とし、#日常 、#ウチの猫だけ? #今日のベストショットの3つのハッシュタグを定めて実施しています。
実際に企画を知らない人でも、ハッシュタグを3つ決めることで、そのハッシュタグを検索することで見てもらいやすくなります。
さらにCanon EOSさんはインスタライブを実施し、EOSの製品に対する質問に回答しています。
カメラやレンズといった製品はガジェットの中でも価格帯が高いため、購入には長い期間の検討を要する場合が多くなります。
そういった方の後押しも含め、質問に親身になって回答することはユーザーにとってはありがたいのです。
インスタライブはアーカイブとして残すこともできるので、生配信で見れなかった方も安心です。
キングジム(@kingjim_official)さん
画像:@kingjim_official | Innstagram
アカウント:キングジム|Instagram
フォロワー:約4.3万人(※2022年12月現在)
最後にご紹介するリールの使い方が上手いガジェットメーカーのInstagramアカウントは、キングジムさんです。
キングジムさんは事務用品のメーカーとして有名で、特に事務ファイルで国内第1位のシェアを誇ります。
そんなキングジムさんの製品の中で、ガジェットの事務用品として販売されているのが「テプラ」です。
ラベルライターとして圧倒的な知名度を持ち、日本国内においてはオフィスから一般家庭まで非常に幅広いシェアを獲得しています。
上記のリールはテプラを使い、2022年の残り日数をテプラでお知らせする動画です。
「※音あり推奨」など、非常にシュールな映像ながら、そこが逆にインパクトを残すことにつながっています。
テプラを家庭内で使うときの使い方についても動画で紹介しており、「こういう風に使えるんだ!」とユーザーに示す模範的な例となっています。
こういった例はテプラの購入にもつながりますが、もう1つ「テプラ=キングジムと覚えてもらえる」という利点もあります。
テプラという商品は知っている人が多いですが、どこのメーカーの製品かは知らない人も多くいます。
Instagramを通じて、自社で何を販売しているかを知ってもらうことができるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
本記事でご紹介したInstagramアカウントは、
- Anker (アンカー)
- huawei
- エレコム株式会社
- Canon EOS 公式
- キングジム
以上の5つです。
ガジェットは現在いろいろな人が求めていますが、年齢や性別、趣味嗜好によってもニーズが異なります。
自社製品をどのような層に販売したいか、どのようなブランディングをしたいかを明確にし、KPIを設定したうえで運用するようにしましょう。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
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