観光大国日本には、年間を通して数多くの外国人の方が観光に訪れています。
世界的にも知名度の高い京都を中心に、東京の雷門やスカイツリーなどといった観光名所は、外国人にも大変注目度の高い観光スポットとして海外でも大人気です。
いまではそんな日本の魅力を伝えるために、SNSが大活躍していることをご存知でしょうか。
一昔前までは、テレビや雑誌などオールドメディアと呼ばれる媒体によってしか日本の観光地などの魅力を伝えることができませんでした。
しかし、SNSの誕生によりリアルタイムで莫大な情報量を瞬時にお届けできるようになりました。
SNS利用者も、SNSでの検索機能を使うことにより、実際に観光地を訪れた人の口コミなどを見ることでよりダイレクトに情報収集ができるようになったのです。
そんなSNSを通した訪日外国人への集客の中でも、Instagramによる集客はとても親和性が高く、一番効果的に集客が行えるSNSとして人気です。
観光の魅力を伝えるためには文章ではなく、写真や動画を通した視覚的アプローチによる集客が、ユーザーにダイレクトに魅力を伝えることができるため効果的です。
Instagramはそのような視覚的アプローチに特化したSNSなのです。
本記事ではInstagramを通した訪日外国人の集客において、そのおすすめの理由を詳しくご紹介することに加えて、訪日外国人へ集客する際の抑えるべき重要ポイントをご紹介します。
新型コロナウイルスの感染拡大により今まで以上に人々の間でSNSの存在が大きくなってきています。
観光地の写真や動画を見ることで旅行に行っていなくも旅行の気分を味わうことができます。
それだけでなく新型コロナウイルスの猛威が収まった後の世界で、頻繁に旅行が行われる未来に向けて今のうちから観光地の魅力を伝えることは大変意義があります。
ぜひ本記事を参考にInstagramを通した訪日外国人への集客に役立ててみましょう。
なおこちらの関連記事では最新データを用いたより詳しい訪日外国人への集客に効果的なInstagramの活用術をご紹介しておりますので、併せてご覧ください。
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目次
インバウンドについて
訪日外国人への集客において抑えておきたいキーワードがあります。
旅行する文脈で使われることの多い言葉である「インバウンド」という用語はご存知でしょうか。
ここでは、
- インバウンドの意味
- 日本におけるインバウンド
の2点について簡単にご紹介していきましょう。
インバウンドの意味
インバウンドとは、外国人が自分の国へ訪れて旅行してくれることを指します。
インバウンドの対義語として、自分の国から他の国へ旅行に訪れることをアウトバウンドと呼びます。
インバウンドは、旅行・観光分野の文脈において使われることの多い用語。
よく「インバウンド消費」という言葉がテレビのニュースや雑誌で取り上げられます。
海外から訪れる外国人旅行者の日本における消費活動のことをいうこの用語は、観光大国日本において大切にしたいキーワードの一つです。
日本におけるインバウンド
近年、猛威を奮っている新型コロナウイルスの影響で、訪日外国人の数は前年までと比べて大変減少しました。
世界的に各国が出国規制に追われて、外国へ旅行することができなくなってきています。
しかし、日本は世界的にも有数の観光大国です。
新型コロナウイルスが流行る前は、大型連休などには連日、日本の観光地では大勢の外国人の姿を見ることができました。
日本政府観光局(JNTO)が発表したデータによると、2018年の1年間だけでなんと3,000万人以上の訪日外国人がいたようです。
京都を中心に、外国にはない日本ならではの魅力が訪日外国人を多く呼び込むことに成功している理由です。
新型コロナウイルスの猛威がうまくおさまり、日常に戻った世界では、以前のように日本には大勢の訪日外国人の姿を見ることができるでしょう。
訪日外国人集客にInstagramがおすすめの理由
訪日外国人の集客の文脈で重要なインバウンドという用語を解説してきましたが、お分かりいただけたでしょうか。
観光大国日本では、インバウンド消費が日本の国益としても重要な役割を担っています。
訪日外国人の集客に、一番最適なSNSと言われているInstagram。
ここではその理由について、ご紹介していきましょう。
訪日外国人の集客にInstagramが最適なのは、
- 視覚的アプローチでプロモーションが可能
- Instagramが旅行前の情報収集に使われる
といった理由が挙げられます。
視覚的アプローチでプロモーションが可能
Instagramは写真や動画の投稿に特化したSNSです。
写真や動画によるプロモーションは、ユーザーに対して視覚的アプローチによるダイレクトなプロモーションが可能です。
視覚的アプローチは言語の壁を超えることができます。
写真や動画によるプロモーションは、外国の人に向けて観光地の魅力を発信することに親和性が高い施策なのです。
英語や中国語などでわざわざ紹介文を書かなくても、Instagramでは写真や動画で充分に観光地の魅力を伝えることができるだけでなく、ハッシュタグを活用することも有益に働きます。
Instagramのユーザーは、「#japan」(地名)とハッシュタグ検索をするだけで日本の観光地の写真や動画を発見することが可能です。
Instagramは視覚的アプローチが可能な世界的なSNSだからこそ、言語の壁を超えたプロモーションをすることができるのです。
Instagramが旅行前の情報収集に使われる
近年では、消費者の購買モデルが変化したと言われています。
一昔前までは、テレビや雑誌などオールドメディアと言われる媒体から一方的に発信される情報によって、視聴者は情報収集することができました。
しかし、SNSの誕生によってその関係性は一変しました。
SNSではその属性上、旅行業者などの企業と双方向のコミュニケーションができるようになったのです。
情報発信者が企業だけでなく個人が発信する機会が増えたことで、SNSは口コミとしての機能も果たすようになったのです。
旅行しようと考えている消費者は、Instagramで予め旅行先を訪れた人の投稿を検索することが可能です。
その投稿の雰囲気や実際の感想を知ることで、自分にあった旅行先を選択することができるのです。
【必見】訪日外国人集客に役立つInstagram運用のポイント3選
訪日外国人の集客にInstagramが有効な理由をご紹介してきました。
InstagramというそのSNSの特性上、言語の壁を超えた集客が可能なのです。
ここでは実際に、訪日外国人集客に役立つInstagramの運用ポイントをご紹介していきたいと思います。
いざ、Instagramを通して訪日外国人へのプロモーションをする際には、ここで紹介する
- 写真でどれだけ魅力を伝えられるか
- ハッシュタグを利用する
- 口コミ投稿を促す
といった3つのポイントを意識した運用をすることが重要です。
写真でどれだけ魅力を伝えられるか
投稿する写真や動画で観光地の魅力をどれだけ伝えられるのかが大切になってきます。
Instagramはスマホの画面いっぱいに写真が表示されることに特徴があります。
そのような特徴を生かして、一目で「素晴らしい場所だ」と思わせることができるようなインパクトのある写真や動画の投稿を心がけましょう。
投稿する写真の構図にこだわるだけでなく、プロのカメラマンなどに依頼することでより求心力のある投稿をすることができるようになるでしょう。
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ハッシュタグを利用する
ハッシュタグを利用することも、Instagramで訪日外国人をうまく集客する際に大切にしたい施策の一つです。
「#trip」などのハッシュタグを作成することで、英語など外国語を使用することなく外国の方にリーチすることが可能です。
日本に旅行しようと考えている外国の方は、Instagramを通して旅行先の情報を収集しようとします。
その際には、検索タブの欄に「#trip」・「#japan」などハッシュタグ検索を駆使することで日本の観光地の情報を見ることができるのです。
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口コミ投稿を促す
訪日外国人が観光地を実際に訪れた際には、口コミ投稿を依頼することも忘れないようにしましょう。
Instagram上においては、ユーザーが既に購入・体験した情報の投稿が口コミとして機能することが多いです。
実際に体験した人の生の声をInstagramで拾うことができるので、次なる消費者をその投稿によって購買に繋げることができるようになります。
実際に訪れてくれた訪日外国人に口コミ投稿を促すには、「Instagramに投稿してくれたら〇〇をサービス」といった報酬をプレゼントするといった施策が効果的です。
訪日外国人集客に役立つInstagram運用のポイント まとめ
訪日外国人の集客に役立つInstagramの運用ポイントをご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
訪日外国人の集客にInstagramを役立てるには、
- 写真でどれだけ魅力を伝えられるか
- ハッシュタグを利用する
- 口コミ投稿を促す
といった3つのポイントを意識することが大切です。
新型コロナウイルスの猛威がおさまった明るい未来に向けて、今のうちから本記事を参考にして訪日外国人への集客に役立つInstagram運用をしてみましょう。