多くのSNSの中でも特に視覚的な表現に秀でているInstagram。
世界中のアーティストやデザイナーとしてInstagramにて作品を発信しているユーザーも多く、人気の高いアート系インスタグラマーも多数活躍しています。
今回はそんなInstagramで活躍中の人気アート系インスタグラマーをご紹介してまいります。
企業やブランドとのタイアップ・コラボレーション事例もあわせてご紹介いたしますので、自社施策でアート系インスタグラマーを起用したインフルエンサーマーケティングの参考としてぜひ、ご活用ください。
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デザインが素敵!Instagramで人気のアート系インスタグラマー10名
それでは早速、Instagramで人気の高いデザイン・アート系インスタグラマーを10名ご紹介してまいります。
1. 空箱職人 はるきるさん(@kharukik97)
Instagramアカウント:@kharukik97|Instagram
フォロワー数:約5万人(2020年5月現在)
最初にご紹介するデザイン・アート系インスタグラマーは「空箱職人 はるきる」さんです。
空箱職人 はるきるさんは、一般的に売られているお菓子の空箱を使って非常にクオリティの高いアート作品を作っている大学生アーティストです。
作品の完成度の高さや発想が大きな話題を呼び、テレビなどのメディアにも出演。空箱を使った工作の書籍が出版されるなど、個人の活動が話題となって活躍の幅がどんどん広がったインフルエンサーの良例です。
Instagram以外でもTwitterやYouTubeでも情報発信しており、特にTwitterでは45.6万人のフォロワーを抱えている人気ぶりです。(Twitterインフルエンサーとも言えます)
企業とのコラボ事例
空箱職人はるきるさんは、インスタントヌードルで有名な日清食品株式会社の人気商品「カップヌードル」とコラボし、カップヌードルの容器で宇宙服を再現して大きな話題となりました。(上記投稿の画像2枚目)
今回作品を制作させてもらいました空箱職人はるきるです。
依頼を頂いた時に僕の中でカップヌードルには宇宙食のイメージが強かったので、カップを素材に宇宙飛行士を制作しました!
インスタグラマーの想像力やクリエイティビティには目を見張るものがありますね。
デザインに新規性を求める場合や、ターゲットユーザーに刺さりやすいデザインアイデアを検討する際に人気のアート系インスタグラマーとコラボしたり、デザインの監修をしてもらうなどにより、マーケティングや広告などで心強い味方となってくれるでしょう。
2. パントビスコさん(@pantovisco)
Instagramアカウント:@pantovisco|Instagram
フォロワー数:約54.9万人(2020年5月現在)
続いてご紹介するアート・デザイン系インスタグラマーは「パントビスコ」さんです。パントビスコさんは大変人気の高いイラスト・マンガ系インスタグラマーとして活躍しています。
LINEやスマホネタ、時事ネタなどのマンガを多数投稿しており、クスリとする内容から少しブラックな内容までユニークな作品の数々が魅力的です。
「やさ村やさし」や「キビ島キビシ」などテーマごとに異なるオリジナルキャラクター登場するメッセージ性の高い作品が多いのも特徴です。
ご自身の書籍を出版されている他、デザイナー・イラストレーターとして企業の公式SNS用イラストの制作やタイアップなどのお仕事も多く手掛けています。
企業とのコラボ事例
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こちらの投稿は花王株式会社のシャンプーブランド「PYUAN」のPR投稿です。製品の特長を得意のLINEネタのマンガでわかりやすく表現しています。投稿キャプションでも製品の使用感やパッケージデザインについて紹介されています。
内容が十八番のネタというのもあってPR投稿ながらも広告臭が薄く、「いいね!」の数や寄せられているコメントからもネガティブな印象を抱いているユーザーが少ない事がわかります。
一般的にいいね!やコメントなどエンゲージメント率が下がりやすいPR投稿であっても、インフルエンサーマーケティングにて高い効果を発揮するインスタグラマーはファンとの信頼関係が構築されているため、その効果を維持しつつフォロワーの興味関心を引き出してくれます。
インフルエンサーに依頼をするときは、ファンとの関係性がよいインフルエンサーを選定するようにしましょう。
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3. えりこ。さん(@erico_8888)
Instagramアカウント:@erico_8888|Instagram
フォロワー数:約5万人
続いて紹介するアート系インスタグラマーは「えりこ。」さんです。えりこ。さんは、筆ペンによるペン字をメインに発信していらっしゃるインスタグラマーです。
美しい文字でメッセージ性のある文章を表現した写真を数多く投稿。
また、最近では漢字一文字を書いていく動画も数多く投稿されており、美しい日本画が一画ずつ形作られる様子を見ることもできるアカウントづくりがなされています。
企業とのコラボ事例
えりこ。さんは、時計ブランドを展開する「LOBER」とタイアップをし、自身の強みである美しい文字とメッセージを添えて時計を魅力的に紹介しています。
書道やペン字などはメッセージ性を込めることもできてアートとして視覚的に楽しんでもらえるため、ジャンルを問わずさまざまな商材やサービスと相性が良い点が特徴として挙げられます。
「和」を表すことが多い書道アートは自社のブランドを和の雰囲気をもって訴求できますので、日本人向けにはもちろん、海外ターゲットへ向けたインバウンド施策などでも活躍できるでしょう。
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4. しんたに ともこさん(@tokomo)
Instagramアカウント:@tokomo|Instagram
フォロワー数:約4.1万人(2020年5月現在)
続いてご紹介するインスタグラマーはイラストレーターの「しんたに ともこ」さんです。
鉛筆や先の細いペンで描かれたイラストを主に投稿されており、優しいタッチと世界観で描かれた可愛らしい動物と子どもたちのイラストが老若男女問わず人気の人物です。
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企業とのコラボ事例
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しんたに ともこさんは日本航空株式会社(JAL)グループの機内誌「SKY WARD」の「旅遊び」コーナーにてイラストを担当。コーナー単体で書籍としても販売されており、大人と子どもが一緒に楽しめる魅力あふれる作品となっています。
人気インスタグラマーをアンバサダーとして迎えることで、インスタグラマーが自社ブランドの理解をより深めてくれるためフォロワー(ターゲット)への訴求力高いブランドメッセージを長期的に発信できるメリットがあります。
ブランドの世界観を訴求して広く認知させる際など、アンバサダーマーケティングを行うこともマーケティングの選択肢として検討してみるとよいでしょう。
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5. 今井 キラさん(@kiraimai)
Instagramアカウント:@kiraimai|Instagram
フォロワー数:約5.1万人(2020年5月現在)
続いてご紹介するアート系インスタグラマーは「今井 キラ」さんです。
今井 キラさんは繊細なタッチと柔らかな色使いで描かれたガーリーなデザインが特徴的なイラストレーターです。
Instagramではご自身の描かれたイラストや手掛けられた作品の写真を投稿されており、女性ユーザーを中心に高い人気を誇るほか、「Kawaii(カワイイ)」を好む海外のユーザーからも評価の高いインスタグラマーです。
企業とのコラボ事例
こちらはロリータファッションブランド「Angelic Pretty」とのコラボレーションで今井キラさんがデザインした製品を紹介している投稿です。
女の子らしい可愛らしいデザインは今井キラさんの作風と大変マッチしており、同ブランドの他製品のデザインや公式サイト・メディアなどでのイラストも手掛けられています。
インスタグラマーと自社製品との親和性によりPR投稿の効果は大きく上下しますので、インスタグラマーを起用する際は自社製品とインスタグラマーの世界観の相性、さらにインスタグラマーのフォロワーの属性もチェックしつつ起用するようにしましょう。
6. 三浦真由子さん(@miura.mayuko)
続いてご紹介するアート系インスタグラマーは「三浦真由子」子さんです。
Instagramアカウント:@miura.mayuko|Instagram
フォロワー数:1.3万人(2020年5月時点)
三浦真由子さんは、「セルアート(細胞アート)」と呼ばれる流体を使い様々な模様を表現するアート作品をメインに発信しているインスタグラマーです。
美しい色彩感覚と、唯一無二の形をしたアートを通して、見る人を不思議な世界観にいざなってくれます。
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アート作品を作っている姿を生で見られる展示会なども開催しており、現代アートの一つとして今後も注目が高まりそうです。
企業とのコラボ事例
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三浦真由子さんは、新宿駅東南口にあるカフェ&クリエイティブスペース「サナギ」とコラボした作品展示を行いました。美しいアート作品がスペース内で際立っています。
アート作品を発信しているインスタグラマーの作品を店舗やイベントに展示することで、作品を見るためにファンが訪れてくれるため店舗やイベントへの集客を後押ししてくれるメリットがあります。
もちろん、アートが飾られた店内やイベントスペースは華やかなものとなり、作品を知らない人へもインスタグラマーのアート作品を届けることができるため、企業とインスタグラマーの双方にメリットがある方法です。
アート作品はやはり生で見ると感動もひときわ大きくなりますので、実体のあるアートを発信しているインスタグラマーとのコラボは訪れてくれる人に感動を与えてくれるでしょう。
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7. kwkm_さん(@kwkm_)
Instagramアカウント:@kwkm_|Instagram
フォロワー数:約1万人(2020年5月現在)
続いてご紹介するインスタグラマーはタイポグラフィを主に手掛ける「kwkm_」さんです。
ポップでどこか懐かしさを感じさせられる作風が特徴で、どの作品も引き込まれるような魅力があります。
デザインやタイポグラフィに関連する複数の書籍に掲載されており、業界でも高い評価を得ているデザイナーのひとりです。
企業とのコラボ事例
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こちらは4人組バンド「cinnamons」のデジタルシングルのジャケットデザインをkwkm_さんが手がけたことを紹介している投稿です。
楽曲のイメージをkwkm_さんの作風を活かして表現した魅力的なデザインとなっています。
音楽業界ではCDジャケットだけを見て気に入ったら購入する「ジャケ買い」がありますので、楽曲とジャケットのデザイン性は重要なものとなります。
デザイン性の高いアート系インスタグラマーはフォロワーに刺さりやすいコンテンツ・デザインを熟知していますので、楽曲を広めたいターゲットに刺さりやすいデザインを作る上で力強い味方になってくれるでしょう。
8. 吉田 ユニさん(@yuni_yoshida)
Instagramアカウント:@yuni_yoshida|Instagram
フォロワー数:約25.1万人(2020年5月現在)
続いてご紹介するデザイン・アート系インスタグラマーは、グラフィックデザイナー、アートディレクターとして活動されている「吉田 ユニ」さんです。
広告デザインやプロダクトデザイン、CDジャケットデザインやパッケージデザイン、ミュージックビデオデザインなどデザイン業界において多岐にわたって活躍しています。
Instagramでは、自身が手掛けたデザインの数々を紹介しており、大変多くのフォロワー・ファンを抱えています。
個展の開催や作品集を出版されている他、テレビ番組への出演経験や受賞歴もあり、非常高い評価を得る実力派デザイナーです。
企業とのコラボ事例
こちらは吉田ユニさんが手掛けた資生堂グループの化粧品ブランド「エテュセ」の広告デザインを紹介している投稿です。
ブランドの公式ウェブサイトや各種SNS、YouTubeなどで掲載・配信されています。投稿に対する「いいね!」の数は2万を超えており、コメントについても好意的なものが多数寄せられています。
広告に対してはネガティブな印象を持つ人が多いですが、広告のデザイン性・アート性を高くすることで「鬱陶しい広告」というイメージを一切感じさせないのはさすがです。高評価を得ている点に吉田ユニさんの実力の高さが伺えます。
9. 植木 俊祐さん(@utosh)
Instagramアカウント:@utosh|Instagram
フォロワー数:約13.1万人(2020年5月現在)
続いてご紹介するデザイン・アート系インスタグラマーは「植木 俊祐」さんです。
植木俊祐さんは料理家・フードスタイリストとして活動されている人物です。フードスタイリストとは雑誌や広告に掲載する写真、CMや映画など映像作品において料理を魅力的に演出する職業です。
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植木俊祐さんはInstagramにおいて多数の料理の写真を投稿されていますが、どの写真もフォトジェニックで非常に魅力的なものとなっています。
素晴らしいレシピ紹介の数々も人気のポイントであり、料理家としての非常に優れた人物であることが伺えます。料理ファンは必見のアカウントと言えるでしょう。
企業とのコラボ事例
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こちらの投稿は株式会社提水舎が販売する滋賀県マキノ町産のコシヒカリ「河宝」のPR投稿です。
ワカサギの天ぷらと合わせて焚き上げた「河宝」を非常に美味しそうに撮影しています。キャプションの商品紹介と解説も非常に丁寧で、製品の魅力がとてもわかりやすいのが良いですね。
インスタグラマーは様々な専門知識をもっており、ときには自社製品を使ったアレンジも行ってくれます。
企業では気づきにくい消費者の視点は、ブランドの成長に欠かせないため、インスタグラマーからブランドや製品についてアドバイスや新製品の監修をおこなってもらうケースも増えています。
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10. 片山 正通さん(@masamichi_katayama)
画像:@masamichi_katayama|Instagram
Instagramアカウント:@masamichi_katayama|Instagram
フォロワー数:約4.4万人(2020年5月現在)
最後にご紹介するデザイン・アート系インスタグラマーは世界各国で作品を手掛けるインテリアデザイナー「片山 正通」さんです。
Instagramではご自身で手掛けたデザインの他、お気に入りのデザインや印象的な景色などを紹介されています。
前述のとおり世界各地で作品を手掛けられており、投稿のキャプションには英語での記載もしっかりとされているため日本はもちろん海外ファンも多いインスタグラマーです。
企業とのコラボ事例
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こちらの投稿では片山正通さんが代表を務める「株式会社ワンダーウォール」がデザインを手掛けた店舗「BLAMINK うめだ阪急」の紹介とオープンが告知されています。
店舗の様子を撮影した写真に加え、デザインのイメージやコンセプトがキャプションで解説されており、デザインの魅力がわかりやすく紹介されています。
片山正通さんと株式会社ワンダーフォールはブティックといった店舗や大型商業施設の総合的なデザイン、ギャラリーやブランディングスペースなど数々のプロジェクトを手掛けられており、Instagramでも作品が紹介されています。
投稿キャプション(テキスト)は、見ているユーザーの理解を促してくれるため、丁寧なキャプションを記載しているインスタグラマーは人気になりやすい傾向にあります。
PR投稿の場合は何も知らないユーザーへブランドの魅力を訴求する重要な要素にもなりますので、キャプションの文章もインスタグラマーを選定する際のポイントとして見ておくようにしましょう。
まとめ
Instagramで活躍するアート系インスタグラマーを10名ご紹介いたしました。
Instagramではイラストをはじめ、様々な分野で活躍する個性的なアーティストが多数活動されています。
職人肌で作品制作に非常に精力的に取り組むインスタグラマーも多いので、うまく起用することができればマーケティング施策を行う上で大きな助けとなってくれることでしょう。
この機会にぜひ、自社にマッチしたアート系インスタグラマーの起用を検討してみてはいかがでしょうか。
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