
インフルエンサーマーケティングが多くの企業で取り組まれている中、その費用対効果がどのくらいのものなのか、ご興味のある方は多いのではないでしょうか。
事実として、インフルエンサーマーケティングは従来のマーケティング手法と比較し、費用対効果が高いと言えます。
その理由は、複数ありますが、
・広告を見たくないユーザーが約半数以上、広告を意図的に非表示にする人が増えている
・インフルエンサーが勧める商品やブランドを信頼する動きが見られるようになった
などのことが大きな理由と挙げられています。
今回は、なぜインフルエンサーを起用した場合、他のマーケティング手法と比較して費用対効果が高いのか、について調査結果を交えながら、解説していきたいと思います。
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目次
従来のマーケティング手法に比べ、インフルエンサーを起用した広告の費用対効果が高い理由
インフルエンサーを起用した広告の方が従来の広告に比べ、費用対効果が大きいと言われる理由は主に5つあります。
広告を見たくないユーザーが約半数以上、広告を意図的に非表示にする人が増えている
従来、広告といえばいかにユーザーの目を引きクリックをされるのかが重要とされていました。そのため、各社こぞって過剰な訴求が目立つコンテンツや派手なクリエィティブを用いたバナーなどが多く存在しました。
しかしこのような現状がある中、最近ではネットを利用する多くのユーザーが、あからさまな宣伝や訴求を不快と感じています。
参照元:意外と不評な行動ターゲティング手法、7割が抵抗感/広告に対する意識調査
上記は、広告に対して不快感や不安感を感じたことがあるかどうかを調査したアンケート結果です。非常にある、またはあると答えたユーザーが、約50%と半数以上にも及ぶことがわかりました。
最近では、ブラウザ上で広告を意図的にブロックができる設定や、広告を非表示にできるアプリなどの使用をし、表示を制限する人も多くいるようです。
このアプリの認知率は34.9%で、そのうちの33.3%が利用中だということが分かりました。また、利用していないがサービスを認知しているユーザーのうち、46.6%が興味を持っているという調査結果(※1)になりました。
もしも、今後上記のように広告をブロックするユーザーが増え続ければ、いくら広告に費用を費やしても本当に見て欲しいユーザーへ届かない、またシャットアウトされることで、思うような結果に繋がりにくくなってしまいます。
ユーザーの意図に反したバナーやコンテンツなどでの訴求自体が、企業の損失または商品へのマイナスイメージに繋がりかねません。
(※1)参考:スマホの「広告ブロック」アプリ、利用者の8割が「ストレス減った」
ユーザーがトレンドを調べる際、検索に利用しているツールは、Google、Yahoo!、Twitter、Instagramと、ほぼ数値は横ばい
Webマーケティングにおいて、SEO対策は非常に重要です。
しかし、昨今ユーザーが検索手段としてGoogle以外の検索ツールを使っていることをご存知でしょうか?
従来、自分の興味・関心があることや分からないことを調べるために、Googleやyahoo!などの検索エンジンを利用するのが一般的でした。
しかし、時代やトレンドの移り変わり、また上記で説明したような宣伝色が強いコンテンツが多いことや信頼できる情報が少ないことから、今日の晩ご飯や流行りの服などトレンドを知りたい場合には、InstagramやTwitterを活用しているユーザーが多くなってきています。
出典元:トレンダーズ|女性のSNS利用と消費行動に関する調査
上記の資料は、トレンダーズによる10代〜40代の女性を対象にしたSNS利用調査です。
「知らないことを調べる際に何を活用していますか?」という調査結果に対して、いまだにGoogleやyahoo!が多い一方、「トレンドを調べる際、検索に利用しているものは?」という調査結果では、Google、Yahoo!、Twitter、Instagramと、ほぼ数値は横ばいです。
これまでは、SEOを考えると言えば、GoogleやYahoo!上でいかに存在感を出すかが大切でした。しかし、事実としてファッションやグルメなど、トレンドを知って欲しいのであれば、インスタグラムやツイッターを意識しなければならないという事実があります。
しかし、実際にどのくらいの企業が、この事実を加味し、自社の売り上げや認知拡大へと寄与できているのでしょうか。
ただ、自社の情報を発信するだけのアカウントになっていませんか。
インフルエンサーの発信する「共感できるコンテンツ」が、ユーザーの購買意欲を刺激する
インフルエンサーを起用するメリットは、認知拡大だけではありません。
認知の向上に加え、実際の購買に繋がりやすいというメリットもあります。
トレンダーズによる10代〜40代の女性を対象にしたSNS利用調査によると、SNSでその商品を欲しいと思うのは「内容に共感した投稿」を見たときが一番多い結果になりました。
インフルエンサーが発信する投稿の多くが、フォロワーの共感を生み、シェアへと繋がります。
その共感を生むためには、より個人が分かるような等身大の情報を発信する必要があります。
たとえば、ある商品を企業と個人がそれぞれPRする場合、消費者に与える印象が全く異なるはずです。
企業の場合、宣伝色が強く見えがちですが、個人の場合、日常的な情報発信の1コマとして商品のPRを織り交ぜるため、それほど消費者に不快な印象を与えづらくなることでしょう。
またインフルエンサーにはその人を支持する元々のファンが多くいるため、その人のオススメしている商品であれば、実際の購買活動に繋げられる確率が高くなるというメリットがあります。
インフルエンサーの持つクリエイティブ力が、自社商品やサービスを魅力的にPRする広告を作り上げる
インフルエンサーは、フォロワーが求めている、フォロワーが喜ぶコンテンツを知っています。
たとえば、ビデオブロガーとして有名なケイシー・ナイスタットは、日々の出来事を動画コンテンツで発信しています。
ラグジュアリーなライフスタイルや、お洒落な雰囲気の動画は、常に多くの反響を呼び、一躍ビデオブロガーとして名高い存在になりました。
ただ単純に日常を動画で記録して配信するだけでは、ここまで有名になることはありません。
彼が撮影するカットや編集によって、 ”作品” へと仕上がった動画が多くの視聴者の心を掴んでいるのです。
このように、インフルエンサーはフォロワーに対して常にどのように見られているのか、またどのように見せたいのかを深く追求しています。そのため、1つ1つの投稿する写真や動画に時間をかけてこだわり抜き、情報を発信します。
インフルエンサーマーケティングにおいて、インフルエンサーの持つクリエイティブ力で自社商品を発信できることは非常に大きなメリットと言えるでしょう。
テレビや雑誌などのマス広告とは異なり、特定のジャンルや年代に効果的なアプローチが可能になる
特定の層から大きな支持を得ているのが、インフルエンサーです。
そのため、テレビや雑誌などのマス広告と違い、特定のジャンルに対してアプローチできるのが、インフルエンサーを起用する大きなメリットであるといえます。
一例を挙げて解説していきます。ファッションモデルとして活躍している中村里砂さんです。
女性のフォロワーが多く、投稿の中のコメントにもある女性向けファッション雑誌「sweet」の狙うターゲット層(年齢層)と、とても相性が良いことが分かります。
このようにどのような年代、性別のフォロワーを持ち、どのような訴求が可能なのか、を事前に判断することが大切です。
また、インフルエンサーは全てのSNSにおいて影響力を持っているとは限りません。Twitterで影響力を持つアルファツイッタラーかもしれませんし、Instagramで影響力を持つインスタグラマーかもしれません。
Twitterはテキスト情報中心に対して、Instagramは写真などのビジュアルコンテンツ中心、またYoutubeであれば動画コンテンツを投稿するサービスです。
このように一口にインフルエンサーといっても得意不得意の領域がはっきりと分かれます。
インフルエンサーマーケティングをはじめたばかりの多くの企業にありがちですが、効果的なマーケティングができる=フォロワー数を軸としたインフルエンサーのキャスティング、という考えは改めましょう。
SNSを活用した広告運用の実例とそれぞれの施策における費用対効果
Twitter|インフルエンサーが関与した投稿はリツイートににより、コスト以上の拡散効果が期待できる
Twitterは実名がでなくでも手軽に利用できることから、10~20代の若い世代に多く利用されています。
また相互にフォローをしなくても、興味を持った対象にこちらからフォローすることでつながりが得られるので、拡散性にすぐれたSNSと言えます。
Twitter上で話題になる投稿はほとんどインフルエンサーが関与しており、#ハッシュタグ、RT(リツイート)、シェアを通じて瞬間的に拡散されていきます。
・#ハッシュタグキャンペーンの展開
・インフルエンサーを利用したマーケティング戦略
・Twitter広告
など、の活用方法が想定できます。
Twitter活用した事例|女子小中学生からの支持を集め、Twitter上で拡散力のある歩乃華(ほのか)を始球式に起用
出典元:@honoka7000
現在フォロワー数26万超えで小中学生女子に人気の女性インフルエンサー「歩乃華(ほのか)」さん。
オリックス・バッファローズが、2017年7月の始球式に起用したことでも有名になりました。
オリックスの担当者は
「有名なタレントさんを呼んで始球式をやるのもいいが、一過性の話題で終わってしまうし、球団発のアプローチでは難しい部分もある。SNSで発信力のある人のほうが圧倒的に拡散する」
引用:東スポ”オリックス SNS界のカリスマ・歩乃華起用で新規ファン開拓なるか”
と起用理由を説明しています。
野球というと男性のスポーツのイメージですが、若い女子世代へのアピール目的で、こうしたTwitterなどで有名なインフルエンサーも利用されています。
インスタグラム|インフルエンサーを起用した投稿は、トレンドに敏感な若者への幅広い認知向上を実現
インスタグラムの最大の特徴は「写真」を中心としたSNSであることです。
20代のトレンドに敏感な若者の利用が圧倒的に多いメディアで、#ハッシュタグを通じて検索が活発に行われています。
また画像中心で言語でのコミュニケーションをメインとしないため、言葉のわからない海外のユーザーと交流しやすいといった面もあります。
・#ハッシュタグキャンペーンの展開
・インフルエンサーを利用したマーケティング戦略
・インスタグラム広告
など、の活用方法が想定できます。
インスタグラム活用した事例|Adidas Neoのモデル公募のキャンペーンにセレーナ・ゴメス起用
アディダスは、新しいラインであるAdidas Neoのキャンペーンに米人気セレブ「セレーナ・ゴメス」を起用し、Adidas Neoのモデルを一般ユーザーから募集するキャンペーンを実施しました。
実際にインスタグラムにセレーナ・ゴメスが、Adidas Neoのアイテムに身を包んだ画像が投稿されるとキャンペーンは一躍話題になりました。
従来、キャンペーンやサービスの認知拡大のためには莫大な広告費を費やす必要がありました。
しかし、インフルエンサーを起用し、クリエイティブな写真を投稿することでキャンペーンが話題になり、他メディアへも広告を出稿することでさらに多くの人に認知されるという流れが生まれるため、かけた費用以上の認知向上の成果を上げることができるのです。
このキャンペーンへのエントリーは最終的に12,000件に達しました。
インフルエンサーを起用して成功した事例は別記事、インフルエンサーを起用し、商品を魅力的にPRできた成功事例8選でも詳しく紹介しています。
Facebook|インフルエンサーの起用には不向きなSNS。しかし、デモグラフィックデータの精度が高く・的確なターゲットに広告を届けることが可能
Facebookで他人の投稿を見るには、そのユーザーと友達にならなければ投稿の閲覧が出来ません。
つまり、インフルエンサーと繋がりがなければ思った以上の効果を実感できない可能性があります。ハッシュタグでセグメントができるようなTwitterやインスタグラムなどと比較するとあまりできません。
また、Facebookの友達に登録できる最大数は5,000人なので、直接的なつながりはその人数が限界となります。
・企業のFacebookページ
・Facebook広告
など、の活用方法が想定できます。
インフルエンサーの影響力を発揮しづらいSNSではあるものの、Facebookは性別や年齢、居住地等といったデモグラフィックデータの精度が高いので、的確なターゲットに広告を届けることが可能です。
また30~40代のユーザー層が多いので、社会的に安定した収入層やファミリー世代への訴求効果が見込めます。
Facebookを活用した事例|新型車の認知度向上を目標にしたトヨタ自動車
トヨタは新型車であるルーミーとタンクへの興味・関心を促す目的でFacebook広告を活用しました。
この事例ではトヨタマーケティングジャパンプロモーション室の松崎圭祐氏 は、
Facebook広告では狙ったターゲットに正確にリーチできるので、無駄打ちを減らしつつ、見込み顧客をしっかりと獲得することができた
引用:トヨタ自動車 簡潔明瞭なストーリーで、見る人を惹きつける
と効果を説明しています。
Facebook広告では1クリックあたり100円~200円ほどの費用が発生すると大雑把に見積もられています。
ターゲットに正確にリーチできることでクリック費用のコストパフォーマンスが高まります。
なお、インスタグラム広告の費用はインスタグラム広告の費用|課金方法や単価、およその出稿予算を解説の記事で詳細に紹介しているので合わせてご覧ください。
インフルエンサーを起用するために必要な予算・費用の相場
これまでは、インフルエンサーを起用した広告の費用対効果が高い理由を、実例を交えながら説明してきました。
では、実際にインフルエンサーを起用する場合に必要な予算がどれくらいなのかここでおさえておきましょう。
活用したいSNS・起用したい人物・達成したいマーケティング目標によって必要な費用は左右される
インフルエンサーの起用に必要な費用は下記3つの項目を踏まえた上で決まってきます。
- 活用したいSNS・プラットフォームはどれか
- インフルエンサーとして起用する人物は誰なのか
- どれくらいの規模で認知向上を実現させたいのか
まず1については、インスタグラムでの投稿を通してCVを獲得していきたいのか、それともyoutubeのような動画サイトでの投稿で話題性を集めたいのかといった選択で起用に適している人物が大きく変わってきます。
2の人物に関しては、例えばインスタグラムの場合、芸能人やモデルはもちろん、ある特定の領域に影響力をもつ一般人をインフルエンサーとして起用するという選択肢があります。
すでに幅広い知名度を獲得している芸能人を起用するのと、一部の層に対し強い影響力を持っている一般人を起用する場合では、やはり芸能人の方が費用が高くかかることが多いです。
3に関しては、「商品をPRしたインフルエンサーの投稿が○回のインプレッションを獲得した」、「インフルエンサーとコラボしたキャンペーン施策を行った結果、施策前と比較して○%認知度が向上した」といった、インフルエンサーを起用することによって達成したい目標を明確にする必要があります。
なぜなら、設定した目標数値によって起用すべきインフルエンサーの人数が左右されるためです。
とにかく多くの人の元に投稿が届くようにし、自社の認知度を高めることが目的の場合は一人ではなく複数人のインフルエンサーを起用し、何度か投稿してもらうことが効果的でしょう。
逆に、広く周知させることよりも絞ったターゲットのみに情報をリーチさせ、実際に商品を購入させるといったCTAを実現させたい場合は、むやみに複数人を起用するのではなく自社と親和性の高い領域で最も強い影響力を持つ人物と長期契約を結び、継続的にPR投稿をしてもらう方が成果につながる場合があります。
このように、インフルエンサーの起用人数や契約期間によっても予算は大きく異なってくるため、まずはこの3つの項目を明確に決めましょう。
インフルエンサー起用のおおまかな相場は100万円。1投稿にかかる費用は1フォロワー2円〜5円
必要な費用は起用する人物や案件によって大きく異なってくるため、正確な費用が知りたい場合は個別にキャスティングサービスの会社に相談するのが確実ですが、ここでは参考程度の費用をお伝えします。
インスタグラムで行うインフルエンサーマーケティングを実施する場合、およそ100万円は必要になることが多いです。
また、インフルエンサーに1回投稿してもらう場合の相場は、1フォロワーあたり2円~5円になります。
インフルエンサー広告で費用対効果を最大化させるために確認すべきKPI指標
リスティング広告など一般的なweb広告では、広告のクリック数や売上金額といった明確な数値があり、それをもとに指標を組み立てます。しかし、インフルエンサーマーケティングの場合「口コミ」という曖昧な効果を測定しなければいけません。
投資した費用以上に広告の効果を発揮させるためには、どのくらい小まめに分析ができるのかどうか、にかかっています。
ここからは、インフルエンサーを起用した広告や施策で狙うことの多いF1層が広く利用しているインスタグラムを活用したケースを想定して説明していきます。
インスタグラムを活用した施策のKPIを考える際には、ユーザーの反応がわかる5つの要素に絞って以下の項目の確認をしましょう。
・インプレッション数(投稿が見られた数)
・Google/Yahoo!検索数変化
・エンゲージメント数(いいね!やコメントなどのユーザー反応数)
・フォロワー数の増加
・インフルエンサーの自己紹介文内のURLクリック数
広告の効果をより向上させるために有効なKPIの立て方・計画4つ
LPへのリンクはプロフィールに設置する
インスタグラムでは投稿されたテキストの中にURLを記載してもクリックさせることはできません。
唯一自己紹介文の中だけURLを記載できるので、プロフィールにLPへのURLを設置しクリック効果を計測します。
インフルエンサーの投稿に広告主のアカウントの記載やタグ付けをお願いし、フォロワーを増加させる
投稿文の中に@で広告主のインスタグラムアカウントを記載しておけばリンク可能となるので、インフルエンサー広告経由で広告主のフォロワーを増やすようにします。
LP(ランディングページ)の準備を事前に行う
検索の結果誘導するLPの準備を十分に行っておく必要があります。
エンゲージメント数を定期的に分析する
エンゲージメント数では、広告として投稿がユーザーに好意的な印象となっているかを計測します。
コンテンツに対して反応をこまめに計測、フィードバックすることで効果的な投稿を心掛けます。
これは便利!インスタグラムの分析に役立つツール7選では、分析に役立つツールとその使い方を紹介しています。また、インスタグラムの効果測定はどうする?KPIを決めるポイントではより詳しい効果測定について紹介しています。合わせて、お読みください。
広告効果を最大限に引き出してくれるインフルエンサーの探し方は2通り
実際にインフルエンサーを起用し、効果的な広告を打ち出すためには、まずは自社にあったインフルエンサーを依頼するところから始める必要があります。
インフルエンサーの探し方で考えられるのは以下の2通りになります。
SNSを活用し、PRを行いたい商品やサービスのターゲットに影響のあるインフルエンサーを自社で探す
PRを行いたい商品やサービスのターゲットにあった影響力のあるインフルエンサーを、自社で探す方法です。
自社にインフルエンサーマーケティングについて精通したメンバーがいる場合、予算を抑えてインフルエンサーマーケティングを行うことが出来ます。
その一方で、次のようなことも発生してしまう可能性があるため、自社で行うことが最も最適な方法であるかは、しっかりと検討することが必要です。
・ディレクションにかなりの工数がかかってしまい、結果としてインフルエンサーへの報酬以外のコスト(例えば、担当者の工数など)が多くかかってしまった
・インフルエンサーへの報酬の相場がわからないために、非常に割高の報酬を設定してしまったり、逆に非常に安価の報酬を提示したためにインフルエンサーからのブランド価値を既存してしまった
キャスティング仲介会社を利用する
「インフルエンサーマーケティング」などと検索すれば、一般人から有名人まで登録しているインフルエンサーマーケティングの専門会社を見つけることもできます。
複数の会社から費用の見積もりをとりたい場合などに有効でしょう。
本メディア「インスタラボ」を運営するFind Modelでは、人気インスタグラマーやユーチューバーを起用したキャンペーン拡散やブランディング、インスタグラム運用、SNS広告運用などお力添えできますので、お気軽にご相談ください。
1,500件以上の実績を作り出したインスタグラムマーケティングのプロが、最適なインスタグラマーを提案させていただきます。
まとめ
今回は、インフルエンサーを起用した広告について、なぜ他の施策と比較し、効果が期待できるのか、ということを中心に解説を行いました。
事実として、Webマーケティングのトレンドは移り変わりが激しいため、3年前に成果をあげていた施策がいまでは全く効果がないこともあります。
今どのようなことが市場として求められていて、その上で何を検討するべきなのかを考えた上で、どのような取り組みを行うのかについて考えていきましょう。
インフルエンサーを起用した広告の出稿を検討している方は【決定版】インスタグラム広告とは?徹底解説ガイドの記事も合わせて参考にしてください。