reels_algorithm_update

 【日本語・コピペOK】SNS施策×ChatGPTのプロンプト例・使い方ガイドを公開中!

  ▶︎▶︎今すぐ無料ダウンロード◀︎◀︎


画像:Instagram extends Your Algorithm to the main feed

Instagramが、ユーザー自身の好みに合わせて表示コンテンツを調整できる「あなた向けのアルゴリズム(Your Algorithm)」機能を、メインフィードにも拡大することを発表しました。これにより、ユーザーはアプリ内で表示されるコンテンツに対して、より直接的なコントロール権を持つことになります。

本記事では、この注目のアップデートの概要と、Instagramのトップが思い描くAIとSNSの未来、そしてその裏にあるユーザー心理について紐解いていきます。

自分の好きなトピックを直接システムに伝えられる新機能

今回拡大された機能は、Instagramのシステムに対して「自分はどんなトピックが好きで、どんなトピックに興味がないか」を直接教えることができるものです。

ユーザーの設定画面には、これまでのアプリ内の行動履歴に基づいてInstagramが自動生成した「トピックのリスト」が表示されます。ユーザーはこのリストの項目を自由に追加・削除することができ、その変更が一人ひとりのアルゴリズムのパラメータとして反映される仕組みです。

このアルゴリズム調整機能は、これまでリール(Reels)機能や「発見(Explore)」タブで先行してテストと導入が進められてきました。今回それがメインフィードにも適用されたことで、ユーザーはアプリ全体を通して、自分の見たいコンテンツをより細かくカスタマイズできるようになります。

▼関連記事

「一方通行のアルゴリズム」からの脱却

このアップデートの背景には、Instagramの責任者であるアダム・モッセーリ(Adam Mosseri)氏の、現在のSNSアルゴリズムに対する課題意識があります。

モッセーリ氏によると、AI主導のレコメンド機能が進化し主流になったことで、ユーザーは自分のタイムラインをコントロールしている感覚を失いつつあるといいます。かつては「誰をフォローするか」が自分の体験を形作る最も重要なツールでしたが、おすすめコンテンツがメインフィードを席巻するにつれ、そのツールはうまく機能しなくなってしまいました。

「現在のシステムは、ユーザーがタップしたり、視聴したり、シェアしたりする行動から学習しますが、ユーザーが言葉で直接『これが欲しい』と伝える機会はありません。この一方通行なコミュニケーションこそが、人々がSNSに対して抱く不安感の一因だと考えています。問題はコンテンツそのものではなく、『自分の体験が自分自身で作られているのではなく、システムによって与えられている』という感覚なのです」とモッセーリ氏は指摘しています。

同氏はさらに未来を見据え、「数年以内には、AIがアルゴリズムを調整するだけでなく、リアルタイムで個人のニーズに合わせたオーダーメイドの体験をその場で生成できるようになるでしょう。そうなれば、アプリの構造そのものや使用目的すら、ユーザーごとに異なるものになるかもしれません」と述べています。

選択肢を用意することの「PR効果」と「Metaの思惑」

一方で、アプリの利用時間(エンゲージメント)の最大化を至上命題としてきたMeta社にとって、ユーザーにアルゴリズムのコントロール権を明け渡すことは本来リスクを伴う異例の動きです。現在、Metaの各アプリの利用時間増加は、ほぼすべてAIによる自動レコメンド機能が牽引しているからです。

もし多くのユーザーがこの機能を使ってアルゴリズムを厳格に制限した場合、全体の利用時間が減少する可能性もあります。しかし、そこにはMeta社の「ある計算」が働いていると推測されます。

それは、「ほとんどのユーザーはわざわざ設定を変更しないだろう」という予測です。

現代のSNSユーザーは、自分の行動からプラットフォームが自動的に好みを察知し、最適なコンテンツを次々と表示してくれる「究極の利便性」を求めています。アルゴリズムに対して不満の声を上げる人は少なくありませんが、いざ選択肢が与えられても、実際には初期設定のままスクロールを楽しむ人が大半です。

つまり、今回のカスタマイズ機能は実用的なツールというよりも、「いざとなれば自分でコントロールできる」という安心感をユーザーに与えるための要素合いが強いと言えます。アルゴリズムが勝手に決めるのではなく、自分にも選択権があると感じてもらうことで、昨今のSNSに対する批判的な声を和らげる確実なPR効果が期待できるのです。

▼関連記事

まとめ

Instagramの開発者たちが「AIを使ってより高度なカスタマイズや自己決定権を提供したい」とビジョンを語る一方で、過去のデータは「ユーザーは細かい設定をせず、ただ手軽に楽しみたいだけ」という現実を示しています。

AI技術が飛躍的に進化し、システム側とユーザーの関わり方が変化していく中で、私たちが真に求めているSNS体験とは「コントロール権」なのか、それとも「究極の自動化」なのか。今回のInstagramのアップデートは、そんな問いを投げかけているのかもしれません。

もしSNSアカウントの運用代行や広告配信サービスにご興味がある方は、合計19,000件以上の豊富な支援実績を持つFind Modelにぜひご相談ください。

お気軽にご相談ください

         
 

▼関連記事

▼おすすめ資料をダウンロードする

sns-number-of-domestic-usersinfluencer-marketing-basics-and-applications

あなたにおすすめの関連記事