今や私たちの生活に欠かせない存在となったYouTube。
近年では、テレビよりもYouTubeや動画配信サイトの方が見ることが多いという方も少なくないでしょう。
最近では、キャラクターがメインで動画配信を行うYouTubeチャンネルも増えてきており、一つのジャンルを確立しています。
企業のYouTubeチャンネルでも人気のキャラクターが活躍し、多くの人気を集めファンの獲得や売上に貢献しています。
そこで本記事では、企業のマスコットキャラクターが中心となって運用されているYouTubeチャンネル事例を5つご紹介していきます。
企業のイメージキャラクターを起用してYouTubeチャンネルの運用を検討されている方、YouTubeの運用方法を見直したいという方は是非この記事を参考にしてみてください。
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
目次
参考にしたいマスコットキャラクターのYouTube企業アカウント5選
それではさっそく、参考にしたいマスコットキャラクターのYouTube企業アカウントを5つご紹介していきます。
サンリオ
まず最初にご紹介する参考にしたいマスコットキャラクターのYouTube企業アカウントは、「サンリオ」です。
画像:サンリオ|YouTube
YouTubeチャンネル名:サンリオ
登録者数:27.3万人(2024年2月現在)
サンリオは、代表マスコットキャラクター「ハローキティ」を始めとした多くのキャラクターを手掛ける企業。
ハローキティをはじめ、世界的に愛されるキャラクターを数多く生み出している同社は、プレゼント用品などの企画・販売の他、映画製作、出版事業なども行っています。
サンリオのマスコットキャラクター達をモチーフにした屋内型テーマパーク「サンリオピューロランド」も有名です。
サンリオのYouTubeアカウントでは、
- オリジナルアニメ
- 様々なジャンルの企画動画
- インフルエンサーを起用したコラボレーション動画
- アニメ・商品・コンテンツ等の宣伝・紹介
サンリオのYouTubeアカウント運用で参考にしたいポイントとして、
- 他キャラクターとのコラボでシナジー効果を狙っている
- イラスト、漫画、アニメなど自由な表現ができる
上記の投稿では、不思議なペットと暮らす箱庭アプリ「リヴリーアイランド」とのコラボレーションがされています。
他の企業キャラクターとのコラボレーションは、お互いの企業にシナジー効果を与えるものとなります。
リヴリーアイランドのファンや新たな層に対してアプローチができることや、意外なコラボレーションによる話題作りにもなるため、ぜひ参考にしたいポイントです。
また、YouTubeチャンネル全体を通して、アニメ・イベントなど様々な方法と多岐に渡るコンテンツ企画によってバラエティーに富んだチャンネル作りに取り組んでいることが特徴。
例えば、下記の2つの投稿のように1分以内の短い動画もあれば30分という長時間の動画もアップされています。
YouTubeでは、どの動画がどれくらい再生されるか投稿してみるまで明確に予測できない部分があることから、様々な動画内容を投稿し、視聴者からの反応を観察して試行錯誤を続けることが重要です。
サンリオのYouTubeチャンネルのように、様々な角度から動画作りをして、ニーズを分析していくことはぜひ参考にしたいポイントですね。
SUUMO / スーモ
次にご紹介する参考にしたいマスコットキャラクターのYouTube企業アカウントは、「SUUMO/スーモ」です。
YouTubeチャンネル名:SUUMO / スーモ
登録者数:3.39万人(2024年2月現在)
SUUMO / スーモは、賃貸、戸建、マンション購入・売買までをサポートする不動産会社です。
オリジナルマスコットキャラクター「スーモ」はテレビCMなどでご存知の方も多いのではないでしょうか。
SUUMO / スーモのYouTubeアカウントでは、
- サービス紹介
- CM
- オリジナルアニメ
- 特別コンテンツ企画
上記のようなコンテンツが主に投稿されています。
SUUMO / スーモのYouTubeアカウント運用で参考にしたいポイントとして、YouTubeオリジナルコンテンツで限定感を演出しているといった点が挙げられます。
SUUMO / スーモのYouTubeチャンネルでは、スーモのYouTubeアカウントでしか見ることのできない限定コンテンツがいくつか投稿されています。
上記の投稿では、10~20代の若年層に人気の音楽アーティスト「MAISONdes」とコラボレーションし、オリジナル書き下ろしタイアップソング 「ダンボールの色 feat. 4na, もっさ(ネクライトーキー)」に乗せたプレミア感のある限定コンテンツとなっています。
ターゲット層に訴求力のあるタイアップ動画によって、SUUMO / スーモのに関する認知度や親近感を高めることができ、結果的にSUUMO / スーモに対するイメージアップにつながるでしょう。
YouTubeチャンネルで自社の作り込まれたインフルエンサータイアップコンテンツを発信することは、タイアップしたインフルエンサーが獲得している特定のファン層へ大きなPR効果のあるコンテンツとなりますので、ぜひ参考にされてみてはいかがでしょうか。
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YouTubeチャンネル名:ローソン(LAWSON)
登録者数:4.34万人(2024年2月現在)
ローソン(LAWSON)は、日本の大手コンビニエンスストアです。
全国各地に多くの店舗を構えており、学校終わりや仕事終わりに毎日利用するといった方も多いのではないでしょうか。
ローソン(LAWSON)のオリジナルマスコットキャラクター「あきこ」や「からあげクン」は、YouTubeチャンネルにてVTuberとして活躍しています。
ローソン(LAWSON)のYouTubeチャンネルでは、
- 商品紹介
- オリジナルアニメ
- CM
- 限定コンテンツ企画
といったコンテンツが主に投稿されています。
ローソン(LAWSON)のYouTubeアカウント運用で参考にしたいポイントとして、商品パッケージのキャラクターをそのまま企業マスコットキャラクターとして起用しているといった点が挙げられます。
画像:LAWSON|公式HP
「からあげクン」を知っているユーザーが、VTuber化した「からあげクン」を一目見ようと、YouTubeチャンネルの動画を再生するきっかけにもなります。
また、マスコットキャラクターを見ることで商品パッケージを思い出し「食べたくなってきた」と購買を促すこともできるためO2O(オンライン・トゥ・オフライン)施策としての効果も見込めます。
企業のマスコットキャラクターがYouTubeコンテンツに登場することで、自社商品・サービスと自社のYouTubeチャンネル間でのシナジー効果を望むことができるため、オリジナルキャラクターの露出は増やしていくことがおすすめです。
森永製菓
次にご紹介する参考にしたいマスコットキャラクターのYouTube企業アカウントは、「森永製菓」です。
画像:森永製菓|YouTube
YouTubeチャンネル名:森永製菓
登録者数:6.16万人(2024年2月現在)
森永製菓は、チョコレートやビスケット、ココア、アイスなどで有名な大手製菓会社です。
「森永ビスケット」など昔ながらの定番人気商品も数多く販売しており、最近ではPRに数多くのトレンドインフルエンサーとタイアップを行うなど、SNSマーケティング施策として参考になるポイントの多い企業となっています。
YouTubeでは、オリジナルマスコットキャラクター「キョロちゃん」「シャオロン」「パオロン」による『マスコットチャンネル』も公開しています。
森永製菓のYouTubeアカウントでは、
- テレビCM
- WEB限定コンテンツ
- レシピ紹介
- チャレンジ動画
といったコンテンツが主に投稿されています。
森永製菓のYouTubeアカウント運用で参考にしたいポイントとして、「商品ごとにマスコットキャラクターを採用して視認性向上と長期的なブランドイメージの構築につなげている」といった点が挙げられます。
上記の投稿は、同社商品「森永ラムネ」専属のマスコットキャラクター「ラムねこ」を採用したことをお知らせする内容となっています。
さらに、ターゲット層である10代の学生向けに「ラムねこ」を登場させた学習コンテンツも投稿。
親しみやすいキャラクターと共に、ターゲット層のニーズに合ったコンテンツや商品のメリットを発信することで、広告メッセージをより効果的に伝えることができるでしょう。
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tsulunos 〜群馬県公式〜
最後にご紹介する参考にしたいマスコットキャラクターのYouTube企業アカウントは、「tsulunos 〜群馬県公式〜」です。
YouTubeチャンネル名:tsulunos 〜群馬県公式〜
登録者数:4.8万人(2024年2月現在)
tsulunos 〜群馬県公式〜は、群馬県のYouTube公式チャンネルで、群馬県民へのお知らせや最新ニュース、群馬の魅力を伝える動画を数多く投稿しています。
群馬県の公式マスコットキャラクター「ぐんまちゃん」は、様々なPR動画や県のイベントに登場している他、グッズ展開や他キャラクターとのコラボ動画など活躍は多岐に渡っており、昔から幅広い世代に人気のあるキャラクターです。
tsulunos 〜群馬県公式〜のYouTubeアカウントでは、
- オリジナルアニメ
- 限定コンテンツ企画
- CM
- 県内のおすすめスポット紹介
- 群馬県に関するニュース
YouTubeチャンネルの世界観として統一感のあるコンテンツを投稿することによって、ファンの固定化を期待できる効果も生まれるため、ぜひ参考にしたいチャンネル運営方法です。
また、上記の動画ではオリジナルテーマソングとダンスを公開しています。
キャッチーなメロディーとダンスを動画に合わせることで耳に残り、よりブランドを覚えてもらいやすくなる効果を期待できるでしょう。
また、
- このキャラクターといえばこのブランド
- このBGM・効果音といえばこのブランド
といったように、ブランドイメージを視覚・聴覚共に使って訴求していくことでブランド想起率が上がり、長期的なファンの獲得につながります。
また、上記のようなコンテンツは、TikTokや他のSNSでダンスを真似したUGC(ユーザー生成コンテンツ)を獲得して、さらなる認知度アップにつながる可能性も生まれるでしょう。
まとめ
今回は、参考にしたいマスコットキャラクターのYouTube企業アカウントを5つご紹介していきましたが、いかがでしたでしょうか。
YouTubeチャンネルの活用方法によっては、新たな見込み客やファンを獲得できる可能性は高まります。
今回の記事を参考に、マスコットキャラクターを活用したYouTubeチャンネル作りを企画・検討されてみてはいかがでしょうか。
また、SNSアカウント運用やインフルエンサータイアップでお悩みの方は、ぜひ下記フォームからお気軽にお問い合わせください!
インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFindModel(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
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