昨今のテレワークの普及により、“おうち時間”が増えたことは、多くの人々の生活感に影響を与え、ライフスタイルを見つめ直すきっかけをもたらしました。
みなさんの中にも、自分磨きや健康への意識が高まったことで、フィットネスジムに通ったり、プロテインやサプリメントを愛用するようになった、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
フィットネスジムやプロテインなどを取り扱うフィットネス関連企業では、集客を促すようにSNSを活用したマーケティングを行なっています。
フィットネス関連企業は、企業の公式SNSアカウントを開設して、企業の販促やブランディングをはかっているのです。
特に、フィットネス関連企業の公式Instagramアカウントは、フィットネスに取り組む人たちの肉体美や成功体験にまつわる写真投稿など、ユーザーのモチベーションアップや憧れを抱かせるコンテンツを生み出し続けています。
そこで今回は、「【フィットネス 編】Instagramキャンペーン・プロモーション成功事例5選を解説」と題して、フィットネス関連企業が行なったInstagramキャンペーン・プロモーション成功事例をご紹介します。
本記事では、企業がInstagramキャンペーン施策を打ち出す際に参考にしたいポイントも併せてご紹介していきます。
実際の成功事例を通じて、企業が公式Instagram運営を導入するメリットについても理解を深められる内容となっておりますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
- 1 【フィットネス 編】Instagramキャンペーン・プロモーション成功事例5選と参考になるポイント
- 1.1 サンタさん お助けクリスマスキャンペーン|マイプロテイン [公式](@myproteinjp)
- 1.2 公式インスタフォローキャンペーン|セントラルスポーツ公式アカウント(@centralsports_official)
- 1.3 カラダWEEK【プレゼントキャンペーン】#私の負けないカラダ宣言|フィットネスクラブ ティップネス【公式】(@tipness_tipness)
- 1.4 カーブスでの健康習慣を教えてください|カーブス【公式】(@curves_japan)
- 1.5 MEGALOS×emmi×YOU&OIL フォロー&いいねキャンペーン|スポーツクラブメガロス公式インスタグラム(@megalos_official)
- 2 まとめ
【フィットネス 編】Instagramキャンペーン・プロモーション成功事例5選と参考になるポイント
それでは早速、フィットネス関連企業のInstagramキャンペーンやプロモーション成功事例を順番に解説していきます。
サンタさん お助けクリスマスキャンペーン|マイプロテイン [公式](@myproteinjp)
まずはじめにご紹介するフィットネス関連企業のInstagramキャンペーンやプロモーション成功事例は、「マイプロテイン [公式](@myproteinjp)」が実施した、「サンタさん お助けクリスマスキャンペーン」です。
本Instagramキャンペーンは、
- キャプション内のトナカイ(絵文字)の数を数える
- 数えたトナカイ(絵文字)の数をコメントする
という応募方法で募集され、抽選で3名様に「Impact ホエイ プロテイン」が当たるという内容でした。
「トナカイを探してサンタさんを助ける」というストーリー性のある応募方法が特徴になっており、ゲーム感覚で楽しく気軽に応募できることが、参加ハードルを下げる=参加人数の向上に繋がっています。
また、キャプションに散りばめたトナカイの絵文字を数えてもらうことが、文章全体にしっかりと目を通してもらえることに繋がっている点もポイントです。
Instagramの投稿は、写真に比べると、キャプションは読み飛ばされてしまいがちです。
そこで、本事例のように、キャプションに目を通してもらいやすくなる工夫を加えることで、セール情報やキャンペーン応募の注意事項といった、重要な情報を文面でしっかりとユーザーに届けることができますね。
応募方法の工夫によって、ユーザーが気軽に楽しく参加でき、キャプションの情報をしっかりと読んでもらえるキャンペーンになっている点が非常に参考になる事例となりました。
公式インスタフォローキャンペーン|セントラルスポーツ公式アカウント(@centralsports_official)
続いてご紹介するフィットネス関連企業のInstagramキャンペーンやプロモーション成功事例は、「セントラルスポーツ公式アカウント(@centralsports_official)」が実施した、「公式インスタフォローキャンペーン」です。
本Instagramキャンペーンは、
- 公式Instagramアカウントをフォロー
- この投稿に「いいね」
という応募方法で募集され、抽選で5名様に「オリジナルプロテイン」がプレゼントされました。
キャプションに「2月限定のキャンペーン」と記載があり、投稿のメイン画像にも応募期間を明確に表示するなど、「期間限定」のキャンペーンであることを強調することで、応募の取りこぼしを防ぎ、参加人数の向上に繋げています。
また、「セントラルスポーツに通っている方はぜひコメントで店舗名を教えてくださいね」と、ユーザーにアクションを促している点も特徴的なポイントになっており、
- フォロワーやキャンペーン参加ユーザーが通う店舗・エリアの傾向を知れる
- コメント欄を見たユーザーに、全国各地に展開する同社の規模をアピールすることができる
といったメリットを得ることに成功しています。
本事例のように、ユーザーのコメントを引き出す工夫を加えることで、ファンとのコミュニケーションの活性化や情報収集はもちろんのこと、投稿を見たユーザーに対して、企業の規模感や、活発な印象を汲み取ってもらうことにも期待できるでしょう!
カラダWEEK【プレゼントキャンペーン】#私の負けないカラダ宣言|フィットネスクラブ ティップネス【公式】(@tipness_tipness)
続いてご紹介するフィットネス関連企業のInstagramキャンペーンやプロモーション成功事例は、「フィットネスクラブ ティップネス【公式】(@tipness_tipness)」が実施した、「カラダWEEK【プレゼントキャンペーン】#私の負けないカラダ宣言」です。
本Instagramキャンペーンは、日本テレビによる健康促進週間企画、「カラダWEEK」とのタイアップ内で行われたキャンペーンになっており、
- イベント期間中に、同社の従業員が発信する「#私の負けないカラダ宣言」の投稿に、「あなたの負けないカラダ宣言」(ユーザーが自身の健康にまつわる宣言)をコメントするor自分のアカウントから投稿する
ことで、抽選で30名にフィットネスグッズがプレゼントされました。
上記の投稿ように、キャンペーン期間中の投稿には、数多くの店舗の従業員が登場し、健康にまつわる宣言が紹介されました。
キャプション(文章)には、「関連投稿は #私の負けないカラダ宣言 で検索 Part1から一気にご覧いただけます」とあるように、本キャンペーンの投稿は、20本にも及び、ハッシュタグでシリーズ化することで、全ての投稿を満遍なく閲覧してもらうことに成功しています。
また、限られた期間内にこれほどの数のシリーズ投稿を実現した要因には、各店舗の従業員による企業総出の取り組みが挙げられ、本事例は一連のキャンペーン全体を通して、企業の風通しの良さや一体感といったブランドイメージをアピールすることにも繋がりました。
特に本事例は、テレビ局とのタイアップ企画であったことから得られる注目度も高く、絶好の機会を逃さずにInstagramキャンペーンに企業総出で舵を切ったことで、成功を掴み取りました。
Instagramに限らず、SNSでのタイアップ・コラボなどでは、話題性が高まる瞬間を逃さないように、企業が一丸となってプロモーションに力を注げる瞬発力が求められます。
企業がSNSマーケティングを検討する際には、日頃から公式アカウント運用の進捗を共有するなど、社内のSNS運用への意識を高めていきましょう!
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カーブスでの健康習慣を教えてください|カーブス【公式】(@curves_japan)
続いてご紹介するフィットネス関連企業のInstagramキャンペーンやプロモーション成功事例は、「カーブス【公式】(@curves_japan)」が実施した、「カーブスでの健康習慣を教えてください」キャンペーンです。
本Instagramキャンペーンは、
- 「#カーブス 」「#健康習慣 」のタグをつけて、ご自身のページに投稿する
という応募方法で応募されたハッシュタグ投稿キャンペーンになっており、抽選で7名様に同社のオリジナルタンブラーがプレゼントされました。
本キャンペーンでは、ハッシュタグの取り合わせに工夫が見られ、
- ブランド名である「#カーブス 」
- ブランドが提供するサービスに結びつくポジティブなキーワード「#健康習慣 」
を含む投稿を増やすことで、“「#健康習慣 」と言えば「#カーブス 」に通うこと”というような、ブランドイメージの定着に繋げている点がポイントになっています。
ハッシュタグ投稿キャンペーンを行う場合に、本事例で例えれば、「#カーブスで健康習慣 」というように、オリジナルハッシュタグを採用する案も考えられますが、オリジナルハッシュタグは、投稿数を増やすまでに時間がかる分、定着するまでは検索数も少なくなります。
そこで、本事例のように、「#カーブス 」というブランド名とは別に、「#健康習慣 」という投稿数と検索数の多い「ミドル〜ビッグキーワード」を取り合わせることで、ハッシュタグ検索からの流入数の確保とブランドイメージの結び付けに高い効果を得ることに期待できるでしょう。
もちろん、オリジナルハッシュタグは、定着までに時間はかかりますが、多くのユーザーに認知され、使用してもらえるようになれば、長期的に大きな効果が得られます。
両方のハッシュタグ選びのメリットを理解することで、実施するキャンペーンの期間やプロモーションの目的に合わせた使い分けができると良いですね!
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MEGALOS×emmi×YOU&OIL フォロー&いいねキャンペーン|スポーツクラブメガロス公式インスタグラム(@megalos_official)
最後にご紹介するフィットネス関連企業のInstagramキャンペーンやプロモーション成功事例は、「スポーツクラブメガロス公式インスタグラム(@megalos_official)」が、企業コラボで実施した「MEGALOS×emmi×YOU&OIL フォロー&いいねキャンペーン」キャンペーンです。
本Instagramキャンペーンは、同社と、衣料品ブランド「emmi」、オーガニックブランド「YOU&OIL」がコラボ企画として行った、フォロー&いいねキャンペーンです。
応募方法は、
- @megalos_official 、@emmi.jp 、@youandoil.jp の 3 つのアカウントをフォロー
- 3つのアカウントのキャンペーン投稿に「いいね」
となっており、抽選で3名様に、
- メガロスオリジナル燃焼系サプリメント「バーンオン」1袋
- emmi 「オリジナル T-shirt 」 1着
- YOU&OIL 「オリジナルオイル」3本
がプレゼントされました。
本事例では、企業間のコラボにより多くのメリットを得ることに成功しています。
まず、キャンペーンの応募条件に、3つの企業アカウントのフォローといいねを設定していることで、各ブランドの互いのファンに自社を知ってもらったり、共通のファンになってもらうきっかけに繋げています。
また賞品についても、3社の全ての商品がまとめて当たる内容になっていることで、互いの顧客に対して自社の商品を実際に使ってもらう、トライアルの機会としての効果にも期待できますね。
本事例では、3社ともに“女性向けの賞品を取り扱っている”共通点によるシナジー効果も働いており、互いのブランドやサービスに、興味を示し易いコラボになりました。
企業間のコラボでは、それぞれの企業が抱える顧客に対して、互いに認知拡大のメリットが得られるほか、共通点のある企業では、シナジー効果が働くことで、更に興味を持ってもらいやすくなるという点を抑えておきましょう!
まとめ
今回は、フィットネス関連企業のInstagramキャンペーンやプロモーションの成功事例から、特に参考になるポイントを取り上げて解説してきましたがいかがでしたでしょうか。
Instagramキャンペーン毎の規模やプロモーションの目的によって、
- 応募方法=参加ハードルの設定
- ハッシュタグ選び
- 賞品の数や種類
- キャンペーン期間の投稿数
といった要素に工夫を加え、適正なバランスを保つことで高い成果を得ている点が素晴らしかったですね。
今回ご紹介させていただいた公式Instagramアカウントは、
- マイプロテイン [公式](@myproteinjp)
- セントラルスポーツ公式アカウント(@centralsports_official)
- フィットネスクラブ ティップネス【公式】(@tipness_tipness)
- カーブス【公式】(@curves_japan)
- スポーツクラブメガロス公式インスタグラム(@megalos_official)
以上の5つです。
本記事で解説させていただいた内容を、実際のキャンペーン・プロモーションにお役立ていただければ幸いです!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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