SNSや動画投稿・配信サービスが普及するにつれ「インフルエンサー」と呼ばれる人々が活躍するようになりました。
インフルエンサーはSNSや動画投稿・配信サービス上で多数のファンやフォロワーを持ち、それらのユーザーに対して高い情報発信力と影響力を持っています。それまで主流であった芸能人などの有名人を起用したPRと同様の効果が得られることから、現在では多くの企業が人気の高いインフルエンサーを起用した「インフルエンサーマーケティング」を実施しています。
今回はSNSや動画投稿・配信サービスにおいて人気の高いジャンルのひとつである「ファッション・アパレル」に注目し、Instagram、YouTube、X(旧Twitter)、WEARの4つのSNSにおけるファッション・アパレルブランドが実施したインフルエンサーマーケティングの成功事例をご紹介してまいります。
それぞれの施策の工夫ポイントもあわせて解説していますので、自社ターゲットに沿ったSNS選定や施策内容の参考としてぜひお役立てください。
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
▼あわせてチェック▼
インフルエンサーマーケティングの基礎から成果を出す実践方法のすべて
目次
【Instagram】ファッション・アパレルブランドのインフルエンサーマーケティング成功事例
それでは早速、ファッション・アパレルブランドによるインフルエンサーマーケティングの成功事例をご紹介してまいります。まずはじめに、Instagramにおける事例をご紹介いたします。
PLST(プラステ)
はじめにご紹介するのは、高品質で大人のスタイリッシュな商品を数多く取り揃えるファッションブランドとして人気の高い「PLST(プラステ)」によるInstagramを活用したインフルエンサーマーケティング事例です。
この投稿をInstagramで見る
起用しているインフルエンサー(インスタグラマー)は「Kyoko Kame(@kame_kyo)」さん。
カジュアルでオシャレなファッションや洗練されたライフスタイルの写真をInstagramに数多く投稿しており、2024年3月現在のフォロワー数は4万人という人気を誇ります。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR投稿では同ブランドの製品をつかったシンプルなコーディネートが紹介されており、ブランドの大人スタイリッシュな世界観を上手く訴求しています。
インフルエンサーマーケティングにおいて重要なブランドの世界観と親和性の高いインフルエンサーの選定ができているといえるでしょう。
自社ブランドと親和性の高い世界観をもっているかはもちろん、インフルエンサーのフォロワーに自社のターゲットとなるユーザーが多く存在するかという「フォロワー属性」を確認することもまた重要です。
世界観がマッチしていると思っても、自社の見込み客となりうるユーザーが少なければ思うようなマーケティング効果も得られません。
インフルエンサー選定の際は単に世界観やフォロワー数だけでなく「フォロワー属性」にも配慮しつつ起用を進めましょう。
関連記事
自社と親和性高いインフルエンサーの探し方・見つけ方とキャスティング方法
ファッションセンターしまむら
続いてご紹介するのは低価格な商品を多く取り扱い日本の代表的なファストファッションブランドのひとつである「ファッションセンターしまむら」によるInstagramを活用したインフルエンサーマーケティング事例です。
この投稿をInstagramで見る
こちらの事例で起用されているインフルエンサー(インスタグラマー)は「まほこ(@mahoko.0918)」さんです。
まほこさんは2024年3月現在のフォロワー数が6万人を超える人気を誇っており、主に学生向けファッションやプチプラファッションを扱うインスタグラマーとして注目を集めるインフルエンサーです。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR投稿ではカタログのようなレイアウトの写真と商品ごとの名前やサイズ展開などの情報が詳しく記載されたキャプションが特徴で、閲覧したユーザーがコーディネートと購入の参考として活用しやすい点が好評を得ています。
また、一般的にPR投稿はいいね!やコメントといったエンゲージメント率が下がりやすい傾向にありますが、こちらの投稿は普段のエンゲージメント率よりも高い反応を獲得しています。
情報が豊富でユーザーの役に立つ投稿は、たとえPRであっても普段のエンゲージメント率と遜色ない、あるいは上回る成果を出すことも可能です。
ユーザーのメリットを優先して親切な情報提供を心掛けているインフルエンサーを起用し、ブランドとのシナジーを生み出しましょう。
Pierrot(ピエロ)
次にご紹介するのは、大人らしい上品さと落ち着きのあるデザインが特徴のカジュアルファッションブランド「Pierrot(ピエロ)」が行ったInstagramによるインフルエンサーマーケティングの事例です。
この投稿をInstagramで見る
こちらの事例で起用されているインフルエンサーは「maki ⍩⃝ಇ(@mmmaaakkkiiikkkooo)」さんです。
maki ⍩⃝ಇさんは、プチプラファッションや美容、メイク、コスメなどを紹介しているインスタグラマーであり、ママのためのお役立ち情報を発信するInstagramメディア「WOOMYMAMA-ママのためのお役立ち情報お届け」のVIPインフルエンサーとしても活躍するママインスタグラマーでもあります。
大人の女性らしい落ち着いたファッションセンスやライフスタイルが人気で、2024年3月現在のフォロワー数は約2.4万人となっています。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR投稿ではPierrot(ピエロ)の商品を用いてmaki ⍩⃝ಇさんらしい落ち着いた印象を受けるブラックコーデを披露し好評を得ています。
maki ⍩⃝ಇさんはPierrot(ピエロ)のブランドイメージと大変マッチしているといえ、理想的なインフルエンサーを人選を行った事例といえるでしょう。
また、PR投稿につけられているハッシュタグ「#おしゃれさんと繋がりたい」は、ファッション系投稿で人気となっているもの。
トレンドのハッシュタグをつけて製品についてインスタグラマーに投稿してもらうことで、ファッションに興味のある不特定多数のユーザーへリーチを拡大することができます。
さらに、トレンドのハッシュタグだけでなく、自社ブランドのオリジナルハッシュタグを作成して、毎回のPR投稿に付けてもらうこともおすすめのアプローチです。
オリジナルハッシュタグについての投稿が増えることで、UGC(ユーザーの投稿)の獲得が促され、その投稿を見たユーザーのブランド理解にもつながる効果もあります。
一般ユーザーのUGCを自社サイトやSNSアカウントで紹介するといった応用もできるので、トレンドのハッシュタグとオリジナルハッシュタグを戦略的に施策に組み込んでみましょう。
関連記事
Instagramで人気投稿になるハッシュタグの効果的な付け方・選び方を徹底解説
le reve vaniller(ル レーヴ ヴァニレ)
最後にご紹介するInstagramでのインフルエンサーマーケティング事例は、人気ファッションモデルの中田絵里奈さんがプロデュースしているアパレルブランド「le reve vaniller(ル レーヴ ヴァニレ)」の事例です。
この投稿をInstagramで見る
こちらの事例で起用されているインフルエンサーの「【骨格ストレート×フェミニン服を発信】(@coco_channel222)」さんは骨格ストレートでも着痩せしてみえるプチプラファッションをレビューしているインスタグラマー。
ガーリーで可愛らしいファッションやコーディネートに関する投稿を中心に、ご家族で撮影された写真なども投稿されており、人気となっています。
季節やイベントに合わせたコーディネートも人気のポイントで、Instagramにおける2024年3月現在のフォロワー数は約4.2万人に上ります。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR投稿ではle reve vaniller(ル レーヴ ヴァニレ)のワンピースを用いて、【骨格ストレート×フェミニン服を発信】さんらしい可愛らしいコーディネートを披露し好評を得ています。
ワンピースのデザインもフェミニンで可愛らしいもので、【骨格ストレート×フェミニン服を発信】さんの起用はまさにぴったりの人選と言えます。
SNSはプラットフォームによって特徴や利用しているユーザー属性・性質が変わりますので、たとえばSNSキャンペーンの拡散であれば「Twitter」や「TikTok」を。商品の理解や販売を促進したいのであれば「YouTube」を活用するなどインフルエンサーマーケティングの目的に応じたSNSの使い分けも重要です。
インフルエンサーとあわせて施策目的(KPI)によりSNSを使い分けることで、目的とするマーケティング効果を高めやすくなりますので、ぜひ意識しておきましょう。
関連記事
【YouTube】ファッション・アパレルブランドのインフルエンサーマーケティング成功事例
続いて、YouTubeにおけるファッション・アパレルブランドのインフルエンサーマーケティング成功事例をご紹介いたします。
fifth(フィフス)
はじめにご紹介するのは、株式会社CODE SHAREが展開・運営するファッションブランド「fifth(フィフス)」が行ったYouTubeを活用したインフルエンサーマーケティング事例です。
こちらの事例で起用されているのは2024年3月現在で約15.3万人のチャンネル登録者を持つ人気ユーチューバー「SAORIのごきげんようチャンネル」さんです。ご自身でもファッションブランド「Maison Echelle(メゾンエシェル)」をプロデュースされているファッション系インフルエンサーのSAORIさん。
ご自身が30代ということもあり、大人の女性が着こなしやすいエレガントなプチブラファッションを紹介する投稿を数多くアップされています。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR動画はfifth(フィフス)の商品による「
動画内では、商品名、価格、カラー、サイズなど着用品の詳しい情報を文章で表示しながら商品をレビューしており、普段使いのイメージしやすい(=共感しやすい)動画のため、視聴者が購入する際のイメージも湧きやすくなっている特徴があります。
分かりやすくシンプルで、最後まで見やすい動画構成で視聴者を引きつけている点はインフルエンサータイアップで参考にしたいポイントです。
PRの内容もがっつりとした宣伝ではなく、要所要所でコーディネートを紹介する程度なので宣伝感が少なく、自然に製品の良さをアピールできているのもポイントです。
GU(ジーユー)
次にご紹介するのは低価格なカジュアルファッションブランド「GU(ジーユー)」によるYouTubeを活用したインフルエンサーマーケティングの事例です。
こちらの事例で起用されているのは、今話題のシンガーソングライター「imase」さんです。
TikTokの投稿から人気に火が付いたことがきっかけとなり、2021年12月「Have a nice day」でメジャーデビューを果たしたimaseさん。
GUのYouTube公式チャンネルでは、タイアップCM以外にも、imaseさんの楽曲制作への思いやファッションに関するスペシャルインタビューも投稿されており、若年層へのリーチ力を高めています。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR動画では、imaseさんのオリジナル楽曲「LIT」を使用したWEBCMで新作標品を紹介していました。
投稿から約2週間で動画再生回数は約237万回と非常に多くなっており、訴求力の高いPR動画となっています。
本事例のように、複数のインフルエンサーとコラボすることでそれぞれのインフルエンサーのフォロワーへも情報を届けることができ、爆発的な情報拡散が期待できます。
また、ターゲット層から注目度の高いインフルエンサーを起用することで、新たな見込み顧客へと訴求ができるため、PR動画を見なければ得られないプレミアムな情報や限定コンテンツを作成してもらうというのも良いアプローチでしょう。
インフルエンサーのコラボにはやや予算が必要になってしまうデメリットもありますが、インフルエンサーマーケティングの効果を高めるシナジーを狙ってみるのもよいでしょう。
関連記事
【レディース・メンズ】今YouTubeで人気のファッションユーチューバー10名
【X(旧Twitter)】ファッション・アパレルブランドのインフルエンサーマーケティング成功事例
次に、X(旧Twitter)におけるファッション・アパレルブランドのインフルエンサーマーケティング成功事例をご紹介いたします。
UNIQLO(ユニクロ)
はじめにご紹介するのは、高品質・低価格の商品を多数取り揃えプチプラファッションブランドとして人気の高い「UNIQLO」によるX(旧Twitter)を活用したインフルエンサーマーケティングの事例です。
人気曲6曲をイメージ。【ユニクロ】UTが、TREASUREとコラボレーション【FASHION NEWS】 #SPURNewshttps://t.co/H7hwxpCQSw
— SPUR / シュプール (@SPUR_magazine) March 22, 2024
こちらの事例で起用されているインフルエンサーは「TREASURE(@treasuremembers)」さんです。
TREASUREさんは、若年層を中心に大人気のK-POPアイドルグループ。センスの光る世界観は多くの人を魅了しています。
2024年3月現在、X(旧Twitter)では、約532.5万人と膨大な数のフォロワーを獲得している今話題のインフルエンサーです。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
本タイアップでは、日本発信のモード誌「SPUR(シュプール)」の公式X(旧Twitter)アカウント「SPUR / シュプール」へプロモーション記事として掲載している点が良いポイントといえます。
インフルエンサーを起用して、モデルとして、あるいはインタビューなどの形で人気のメディアへ記事掲載するという手法もインフルエンサーマーケティングではメジャーな手法です。
メディア掲載は文章を使うことでブランドメッセージを伝えやすく、インフルエンサーの権威性、さらにはメディア自体の権威性も加わるため訴求力の高いPRを図れるメリットがあります。
ファッションメディアのファンへ露出できるのはもちろん、インフルエンサーにX(旧Twitter)でも記事についてPR投稿を行ってもらうことで、さらにトレンド情報が拡散されて集客に大きく貢献してくれます。
X(旧Twitter)はトレンド情報収集ツールとして多くの人が利用していますので、トレンド発信メディアと組み合わせてシナジーを生み出すアイデアも検討してみるとよいでしょう。
サーティワン アイスクリーム
次にご紹介するのは、世界最大のアイスクリームチェーン「サーティワン アイスクリーム」によるインフルエンサーマーケティングの事例です。
/
キミが選ぶ、
おいしい真実(アイスクリーム)は
どれだ🍨!?
\#サーティワン×#名探偵コナン
コラボキャンペーンが4月1日(月)からスタート📢今回のコラボ限定のスペシャルな商品が勢ぞろい!
お楽しみに👓詳しくは👉https://t.co/XElGePyPaX pic.twitter.com/OswHcAcsyF
— サーティワン アイスクリーム (@BR31_Icecream) March 25, 2024
こちらの事例で起用されているインフルエンサーは小学館「週刊少年サンデー」で連載中の大人気漫画「名探偵コナン」です。
名探偵コナンは、漫画・アニメの人気に留まらず、毎年公開される新作映画も毎回ヒットされている人気作品です。
2024年4月には、シリーズ27作目となる「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」が公開予定となっており、サーティワン アイスクリームとのコラボレーションは、本作公開に際したタイアップとなっています。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
\次回のコラボは…!?/
4月はあのキャラクターとコラボレーション👓✨
どんな楽しいコラボか #サーティワンコラボ予想 をつけて教えてね😊3月25日(月)11時、全容が明らかに…!💎 pic.twitter.com/VJDOIQYnhs
— サーティワン アイスクリーム (@BR31_Icecream) March 22, 2024
こちらのインフルエンサーマーケティング事例では、コラボレーション発表までにX(旧Twitter)上でクイズ形式の投稿を行い、タイアップの注目度を高めている点が参考にしたいポイントです。
シルエットと共に「あなたの予想をコメントで教えて♪」と記載し、フォロワーのエンゲージメントを獲得している点は、X(旧Twitter)を活用する上で非常に良いアプローチです。
X(旧Twitter)では、インプレッション数に対して高エンゲージメントを獲得しているポストは高評価の対象となり、話題のポストとして拡散効果が期待できます。
また、コラボレーション発表の何日か前から期待値を上げておくことで、当日の発表に対する注目度を高めている点も良いポイントです。
タイムラインの流れが速いX(旧Twitter)では、サーティワンアイスクリームのように目に留まりやすい投稿作りを心掛けていくのが良いでしょう。
関連記事
ゼロから学ぶインフルエンサーマーケティング-費用の現実と相場、依頼から分析の流れ
【WEAR】ファッション・アパレルブランドのインフルエンサーマーケティング成功事例
最後に、ファッションコーディネート共有SNS「WEAR」におけるファッション・アパレルブランドのインフルエンサーマーケティング成功事例をご紹介いたします。
※本記事公開時点で、WEARでは投稿をWEBページへ埋め込む機能が提供されておらず、画像の複製も禁止されているため、WEARにて「#PR」が含まれているインフルエンサー投稿と同一のInstagram投稿を便宜的に紹介する形とさせていただいております。
ikka(イッカ)
まず、「ikka」や「ikka The Beautiful Life Green Store」を展開するファミリーセレクトショップ「ikka(イッカ)」によるWEARを使ったインフルエンサーマーケティング事例を紹介しましょう。
この投稿をInstagramで見る
WEARコーディネートページ▼
Neneneのパーカー「【親子おそろい】GOKU楽 裾レイヤードダンボールジップパーカー(120~160cm)」を使ったコーディネート|WEAR
こちらの事例で起用されているインフルエンサーは「Nenene(@8823122130)」さんです。
Neneneさんは、ABC-MARTキッズ公式アンバサダーや子供服通販「JAM&LINK」のアンバサダーを務めるキッズインフルエンサー。
同世代の子どもを育てる親世代からの注目度が高く、WEARにおけるフォロワー数は2024年3月現在で約2768人という今後注目のマイクロインフルエンサーです。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
PR投稿では、親子着られる「おそろいコーデ」と題してブランドと商品のPRを行っています。
親子コーデをテーマに注目を集めているインフルエンサーに着目してブランドの強みを活かしたPRを行っている点が特徴的な事例です。
本事例のように、たとえば「ファミリー」「ヨガ・フィットネス」「ライフスタイル」といったファッションから少しジャンルをずらしたインフルエンサーも起用してみることで、新しいユーザー層にも情報を届けることができ思わぬ成果現れることもあります。
いくつかのジャンル、あるいは同ジャンルで複数名のインフルエンサーを起用して、求めるマーケティング効果が高いインフルエンサーはどのような特徴・共通点を持っているのかを長期的な視点で検証していくこともインフルエンサーマーケティングの効果を高めるためには重要です。
また、WEARのフォロワー数が他のSNSをはるかに超えているというケースもありますので、インフルエンサー選定の際にWEARアカウントも確認しておくとよいでしょう。
URBAN RESEARCH Sonny Label(アーバンリサーチサニーレーベル)
最後にご紹介するのは、カジュアルファッションブランド・通販サイト「URBAN RESEARCH Sonny Label(アーバンリサーチサニーレーベル)」のWEARを活用したインフルエンサーマーケティング事例です。
この投稿をInstagramで見る
WEARコーディネートページ▼
陽のマウンテンパーカー「撥水マウンテンパーカー」を使ったコーディネート|WEAR
こちらは人気WEARISTAである「陽(@yoahiru35)」さんによるもの。陽さんはSNS投稿のほかに、アメブロ公式トップブロガー、folkオフィシャルライターとしても活躍しており、プチプラコーデや大人カジュアルスタイルについての記事も執筆するなど幅広く活躍されています。
WEARにおけるフォロワー数は2024年3月現在、約20.7万人という大変高い人気を誇るファッションインフルエンサーです。
インフルエンサーマーケティングのポイント解説
こちらのタイアップ投稿では、これからの梅雨の季節に役立つ「撥水マウンテンパーカー」のPRを行っていました。
インフルエンサーは、最新トレンドやフォロワーへの効果的な訴求方法も熟知しているので、PRだけでなくターゲットユーザーに刺さるマーケティングの一助となってくれます。
ファッションインフルエンサーはデザイン性もさることながら、広く・訴求力高く情報を届ける力も持っていることから、自分のオリジナルファッションブランドを立ち上げるなどD2Cモデルのビジネスをはじめる人も増えています。
実際、陽さんはご自身のプロデュースブランド「ilsolore / イルソローレ」を展開されていることでも有名です。
今後、有力なファッションインフルエンサーからPR依頼をお断りされるケースも増えることが予想されますので、ファッションブランドとしては早いうちからインフルエンサーと良好な関係づくりをすすめておくとよいでしょう。
関連記事
D2Cとは?特徴とB2C、B2B、C2C、DNVB、SPAとの違いもまとめて紹介
まとめ
写真や動画、画像などの視覚情報でユーザーに訴求することができるSNSや動画投稿・配信サービスはファッションとの相性がよく、ファッション・アパレルブランドがインフルエンサーマーケティングを行う上で非常に高い訴求力が期待できます。
写真や画像の扱いに秀でた「Instagram」、動画・映像の扱いに秀でた「YouTube」、キャンペーンなど拡散性に優れた「X(旧Twitter)」、ファッション・コーディネートの扱いに秀でた「WEAR」と、プラットフォームごとに特徴が異なり、ユーザー層や活躍しているインフルエンサーの性質も異なります。
X(旧Twitter)に関してはInstagramやYouTube、WEARと比較して写真や動画、画像の扱いやすさという点で一歩及ばず、字数制限などもあって発信できる情報量に劣ります。活動しているファッションインフルエンサーもあまり多くないためファッション・アパレル関連のインフルエンサーマーケティングを行う際は目的を選んで行うとよいでしょう。
一概にどのプラットフォームが最高という訳ではなく商材やマーケティング手法との相性もあるため、ブランドや施策に合ったプラットフォームを採用することが重要です。
起用するインフルエンサーの選定においても同様で、ブランドや商材、実施したいマーケティング手法との相性を考慮し、起用した後もしっかりとPRのすりあわせをして施策を進めていきましょう。
また、インフルエンサーマーケティングやSNSアカウント運用にお悩みの方は、下記フォームからお気軽にお問い合わせください!
インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFind Model(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
▼関連記事
- インフルエンサーコラボ商品の開発とInstagramのPR投稿で完売が続出!子供アパレルブランドのインフルエンサーマーケティングとは?
- 【具体例】インフルエンサーマーケティングのKPIと3つの効果分析ツール
▼おすすめ資料をダウンロードする