自分の好きな色やキャラクターを施すことができ、手元をおしゃれに変身してくれるネイル。
最近では、男性がネイルを施すことも一般的になりつつあり、ネイル市場が今まで以上に盛り上がっています。
みなさんの中には、自分好みのネイルを見つけるために、SNSでネイルの情報を検索したことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ネイル企業側も、自社のネイル技術やネイル商品をプロモーションするために、SNSをマーケティング活用している企業が多くあります。
特に、Twitterは情報の拡散力の高さから企業のSNSマーケティングに活用されることに適した媒体です。
今回は、ネイル関連の情報を発信しているTwitter企業アカウントの運用事例を5つ紹介します。
本記事では、企業が参考にしたいTwitter運用のポイントも併せてご紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください!
目次
【参考になる!】ネイル関連のTwitter企業アカウント運用事例5選
それでは早速、ネイル関連の参考にしたいTwitter企業アカウントを5つご紹介します。
POMUM
Twitterアカウント:POMUM | next open🛒GW前(@pomum_nail)
フォロワー数:約1.4万人(2022年4月現在)
初めにご紹介するネイルのTwitter企業アカウントは、「POMUM」のTwitterアカウントです。
POMUMは、オリジナルのネイルポリッシュと、ネイルに合うリングなどの手元を彩るアクセサリーを提案するブランドです。
毎月新作がリリースされ、ECサイトでは争奪戦になる商品もあるほどの人気。
ネイルポリッシュにはそれぞれフルーツやスパイスの名前がついており、みずみずしいカラー展開が特徴的です。
POMUMの企業Twitterアカウントは、
- 最新リリース情報を常に固定ツイートに設定
- ネイルとアクセサリーのコーディネートを紹介
- ユーザーの使用レポートを引用リツイート
上記のようなアカウント運用が主にされています。
4/1 on sale
4月のmonthly gift boxは一足早く3/20より販売開始です
サイトもさささッと本日公開しております pic.twitter.com/8qe35vEpHp
— POMUM | EC next open4/1 (@pomum_nail) March 16, 2022
上記投稿では、来月発売ネイル製品の新作情報をいち早く公開されています。
毎月新作をリリースするPOMUMは新作情報を固定ツイートに設定することで、企業が特にPRしたい投稿を目立たせています。
また、固定ツイートをより効果的にPRできるように工夫された、本アカウントの短く簡潔にまとまったプロフィールにも注目です。
プロフィール欄に情報を盛り込みすぎてしまうと、ユーザーがTwitterアカウントにアクセスした際にプロフィール画面がモニターの大部分を占めてしまい、肝心のツイートが一目で入ってこなくなってしまいます。
プロフィール内容はすっきりまとめて、ユーザーがツイートにたどり着きやすくする工夫はぜひ取り入れたいポイントですね。
spice✨& spring green
スパイスと新作リングのコーディネート
- - - - - - - - - -
pinky : l’eau plump (thé) / sold out
middle : trois (dalmatian jasper)
- - - - - - - - -- - - - - - - -販売は明日5日(土)20時まで! pic.twitter.com/M4LkTziqVE
— POMUM | EC next open4/1 (@pomum_nail) March 4, 2022
上記投稿では、自社の新作ネイルとアクセサリーをあわせて紹介しています。
ネイルデザインと自社アクセサリーを使ったトータルコーディネートの提案はPOMUMならではでのブランディングですね。
また、投稿する画像を2枚に抑えることでサムネイルを大きく見せ、画像をタップしなくても内容がすぐにわかるようになっています。
本Twitterアカウントは、ネイルとアクセサリーのコーデネートの参考になる、ためになるメディアとしての機能も果たしています。
ohora Japan
Twitterアカウント:ohora.jp(@ohora_jp)
フォロワー数:約2.3万人(2022年4月現在)
続いてご紹介するネイル系の企業アカウントは、「ohora Japan」のTwitterアカウントです。
ohora Japanは、韓国で2015年に誕生したジェルネイル用品を販売するブランド。
ohoraのネイル製品の特長は、爪にシールを貼って硬化するだけの「貼るジェルネイルシール」に特化しているところです。
2021年には日本で本格的に販売を開始し、ネイルポリッシュを使った今までのジェルネイルより手軽で、家でも簡単に楽しめる革新的なジェルネイルシールが人気を集めています。
ohora JapanのTwitter企業アカウントでは、
- 自社ネイルシールのカラーやデザインの比較紹介
- 自社ECサイトの新製品、セール情報
- オリジナルハッシュタグやアンケート機能を使ったユーザーとのコミュニケーション
上記のようなアカウント運用が主にされています。
下記のツイートでは、パープル系のネイルカラーをまとめて比較しています。
【 最旬🍇#パープルネイル 】
今人気のカラーといえば「パープル」💜
セルフで試してみたい人のために #ohora の紫系ネイルを種類別にピックアップしてみました💅
今年のトレンドカラー、青み系パープルの「ベリーペリ」も取り入れてみませんか?
🗒 パープルネイル 一覧https://t.co/p3VBmM8gkJ pic.twitter.com/kmR5nf2JIN
— ohora.jp (@ohora_jp) March 31, 2022
「パープル」ひとくくりでも、様々な色味や質感のネイルを展開されていることがわかりますね。
たくさんの色を扱うネイル製品だからこそ、工夫されたTwitter写真投稿によって色のニュアンスの違いを比較することでユーザーは商品を選びやすくなりますね。
また、カラーチャートで色とデザインの系統をわかりやすくまとめている点も参考になります。
/
本気で可愛いかった...💗
みんながときめいた「春ネイル」🌷
\みんなの買ってよかったohoraネイルをご紹介する企画「#推しohora」🐻
「おすすめの春ネイルはこれ♡」という声を集めてみました!新作の感想を投稿してくれている方もちらほら...❤️
ぜひ参考に👇https://t.co/vMpreLGN85
— ohora.jp (@ohora_jp) March 17, 2022
上記ツイートでは、企業のオリジナルハッシュタグにて募集したユーザーの「買ってよかったネイル」を紹介する企画を実施しています。
企業のTwitterアカウント運用では、ハッシュタグを活用することでユーザーからのハッシュタグ検索を可能にしたり、拡散力を高めることが可能に。
本アカウントはほかにも、ユーザーの好きなデザインをRTまたはいいねで反応してもらったりと、ユーザーとのコミュニケーションを活発に図っています。
ohora JapanのTwitterアカウントは、2021年1月開設にも関わらずわずか1年ほどで多くのフォロワーを獲得されています。
企業のTwitterアカウント運用において、ユーザーとこまめにコミュニケーションをとることは自社ブランドのファンを増やすきっかけ作りに繋がるため、ぜひ本Twitterアカウントを参考にしてみましょう。
ネイルブック
Twitterアカウント:ネイルブック(@nail_book)
フォロワー数:約4.5万人(2022年4月現在)
次にご紹介するネイル系のTwitter企業アカウントは「ネイルブック」のTwitterアカウントです。
ネイルブックは、ネイルのトレンド情報を発信するWEBメディア、アプリ。
ユーザーは、ネイルデザインをカタログのように見つけることができるほか、施術方法、エリア検索で自分に合ったネイルサロンの予約も可能です。
本サービスは、ネイルサロン向けの集客・求人掲載サービスとしても利用されています。
ネイルブックの企業Twitterでは、
- ネイルデザインを自社Instagramとともに紹介
- 自社メディア新着記事の更新情報をツイート
- 自社メディア掲載ネイルサロンのツイートをRTにて紹介
上記のようなアカウント運用が主にされています。
ⓃⒶⒾⓁ〻✧*॰
クラシカルで上品な大人ネイル#春ネイル2022 #ドライフラワーネイル #押し花ネイル
— ネイルブック (@nail_book) March 30, 2022
上記ツイートでは、自社で運営する企業Instagramの投稿を引用してネイルデザインを紹介しています。
Instagramの投稿を自社Twitterアカウントのツイートに埋め込むことで、自社Instagramの認知度アップ・流入も見込めますね。
/
新着記事☡✍︎⋆*
\ネイルブックスタッフが自腹買いしたおすすめネイルアイテムをご紹介♪
今月の自腹買いはEORAのハンドパック!冬の乾燥ケア&春の紫外線対策におすすめです˒˒▼白魚のような手指が12分で!EORAハンドパックでうるツヤ肌♪【今月の自腹買い】https://t.co/sgT1KyVzLj
— ネイルブック (@nail_book) March 27, 2022
上記投稿は、ネイルブックおすすめのネイルアイテムを紹介するツイート。
RTによる拡散を望めるTwitterを自社メディアと同時に利用し、自社サイトへの流入を増やすことにつなげているほか、企業の認知度アップにも成功されています。
本Twitterアカウントは、Twitterを上手く運用することで自社メディア・ECサイトへの流入を増加のきっかけを増やすことができる事例として、とても参考になりますね。
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【完全版】フォロワー増やすTwitter企業アカウント運用マニュアル
NAILHOLIC(ネイルホリック)
Twitterアカウント:NAIL HOLIC(ネイルホリック)(@nailholic_kose)
フォロワー数:約2.6万人(2022年4月現在)
4つめにご紹介するネイル系のTwitter企業アカウントは、「NAIL HOLIC」のTwitterアカウントです。
NAIL HOLICはほぼすべての製品が300円台の、プチプラネイルを販売する人気ブランド。
マニキュアだけで約200色と、まさに「ネイル中毒」にはたまらないカラーバリエーションの豊富さが魅力です。
ネイルケア製品も多く取り扱い、スーパーやドラッグストアで購入できる手軽さからも人気を集めています。
NAIL HOLICの企業Twitterアカウントでは、
- 自社ネイルポリッシュを使ったさまざまなコーディネート例紹介
- Twitter限定キャンペーンの実施
- 公式アンバサダーを起用
上記のようなアカウント運用が主にされています。
*=春コーデに合う
白っぽネイル=*暖かくなってきたこの頃☀️
鮮やかなカラーアイテムが気になりますよね!
そんな今年のトレンドファッションに
合う白っぽいネイルをご紹介します#ネイルホリック #白っぽネイル*==*==*==*==*==* pic.twitter.com/eLdBf6GyWH
— NAILHOLIC_KOSE (ネイルホリック) (@nailholic_kose) March 30, 2022
上記ツイートでは、自社ネイルを使った春服とのコーディネートを写真とイラストを交えた画像にてユーザーに提案しています。
服とネイルをセットで紹介することにより、ユーザーは日常での使用イメージが湧いてくるため、自分の好みにあったネイルを取り入れやすくなりますね。
Twitterに採用する画像をイラスト風の写真にすることで、ユーザーのタイムライン上で目につきやすく、情報が流れてしまうのを防止する効果があります。
本Twitterアカウントでは他にも、パーソナルカラーや季節のイベントごとにもネイルデザインを紹介しています。
カラーバリエーションの豊富さが特徴のNAIL HOLICでは、ユーザーが好きな色、新しいデザインに出会いやすくなるようなたくさんの工夫をされていました。
また、下記ツイートでは、新製品を自社の公式アンバサダーに使用してもらい、完成したネイルの仕上がりを紹介しています。
🍭今日3月14日は #ホワイトデー 🍬˖°
2/16発売の限定色は、コットンキャンディをイメージした、マットな質感にポップなパステルカラー☁🌈
キャンディみたいに、甘くて素敵な1日をお過ごしください💕
photo by:ネイルホリック公式アンバサダー
かのん❣︎セルフネイル様
▶https://t.co/C53nKDNefy pic.twitter.com/4A8AVvJ8jq— NAILHOLIC_KOSE (ネイルホリック) (@nailholic_kose) March 14, 2022
Twitterアンバサダーとは、企業の商品・サービスの熱烈なファンであるユーザーのこと。
企業の用意した宣材写真ではなく、アンバサダーが使用し撮影した画像を使用することで一般消費者のリアルな使用感をユーザーに伝えることが可能に。
アンバサダーは、企業が広告宣伝費をかけることなく、自社商品・サービスを紹介し拡散することに貢献してくれます。
本事例は、普段からネイルにまつわる投稿をしているインフルエンサーをアンバサダーに起用することで、ユーザーにとってより身近なPRが可能になった事例となりました。
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大注目の「アンバサダーマーケティング」を徹底解説!事例やメリットまとめ
胡粉ネイルの上羽絵惣
Twitterアカウント:【公式】胡粉ネイルの上羽絵惣(@gofunbyakko)
フォロワー数:約6.8万人(2022年4月現在)
最後にご紹介するネイル系企業のTwitterアカウントは、「胡粉ネイルの上羽絵惣」のTwitterアカウントです。
胡粉ネイルの上羽絵惣は、ホタテ貝殻の微粉末から作られる顔料「胡粉」を使った天然素材のネイルポリッシュを販売する京都発の企業。
日本最古の絵具屋「上羽絵惣」だから再現できる、美しい日本の伝統色を扱う他にはないカラーバリエーションも特徴的です。
有機溶剤を配合しない優しい成分で、妊婦や高齢者、病気療養中の方でも安心して使用できることから、プレゼントとしても大変人気があります。
胡粉ネイルの上羽絵惣では、
- 自社ネイルカラーとともに日本の伝統色を紹介
- 毎日実施のプレゼントキャンペーン
- 販売店舗の案内、取り扱い店舗のツイートをRT
上記のようなアカウント運用が主にされています。
下記のツイートでは、自社製品の特徴を色の由来とともに紹介し、製品を使ったネイルアレンジを動画を活用して紹介しています。
縹(はなだ)色とは日本古来の伝統色で薄い青色のこと。そのなかでも白縹(しろはなだ)色はとても淡い色で、塗るだけでとても爽やかな雰囲気に。今回は白縹の美しさを生かしたシンプルなデザインのネイルアートです。仕上げはスーパーコートの代わりにラメを重ねて、華やかさもプラスしました。 pic.twitter.com/BAiMlUE7BY
— 【公式】胡粉ネイルの上羽絵惣 (@gofunbyakko) March 25, 2022
ネイルポリッシュの色や名前の由来を文章で丁寧に紹介することで、企業の打ち出すコンセプト・世界観がよりユーザーに伝わりやすくなります。
また、動画を活用したツイートによって製品の紹介をより詳しくユーザーにプロモーションしている点もTwitter運用で参考にしたいポイントです。
また、本Twitterアカウントでは、創業270年にちなんだユーザーが毎日参加できるTwitterプレゼントキャンペーンも行われていました。
「上羽絵惣270周年祭」毎日当たるキャンペーン
本日は「胡粉ネイル 仏桑花」
クリアカラーにパール調ラメのピンクは南国の花を表わす華やかな色。①@gofunbyakkoをフォロー
②この投稿をリツイート
で応募完了!
詳しくはhttps://t.co/iOVgxyyP5B#上羽絵惣 #胡粉ネイル #毎日プレゼント #懸賞 pic.twitter.com/AlshA5cMV5— 【公式】胡粉ネイルの上羽絵惣 (@gofunbyakko) March 27, 2022
本Twitterキャンペーンには、
- アカウントをフォロー
- キャンペーン投稿をリツイート
することで参加することが可能です。
Twitterユーザーは、本アカウントをフォローとRTの2ステップで簡単に応募できるため、キャンペーン参加への敷居が低くなっています。
また、毎日キャンペーンを実施することで、ユーザーが定期的に企業アカウントをチェックしてくれるメリットがあり、継続して企業アカウントをフォローし続けるきっかけにも繋がります。
本事例は、フォローとRTを応募条件にすることで、RTによるツイート拡散・企業と製品の認知度アップを見込むことが可能になった成功事例となりました。
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【完全版】絶対参考になるTwitterキャンペーンのやり方と成功事例まとめ
まとめ
本記事では、ネイル系企業のTwitter企業アカウントを5つご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したTwitter企業アカウントは、
- POMUM
- ohora Japan
- ネイルブック
- NAILHOLIC(ネイルホリック)
- 胡粉ネイルの上羽絵惣
以上の5つです。
どの企業も、リツイートやハッシュタグなどTwitterの機能を最大限活かした運用方針で、効果的なプロモーションを行なっていることがわかりました。
今回ご紹介した事例や、ポイントが今後のTwitter企業アカウント運営に少しでもお役に立てば幸いです。
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