2023年はコロナ禍が落ち着き、外出へのハードルが低くなったことから、全国各地で実施されるオフラインイベント(リアルイベント)が大きな盛り上がりを見せることが予想されます。
また、自粛生活の反動として期待される「リベンジ消費」を狙って、PRに力を入れるイベントも増えるでしょう。
そこで今回この記事では、オフラインイベントのPR成功事例を5つ厳選してご紹介していきます。
事例とあわせて工夫されているポイントも解説しているので、ぜひこの記事を最後まで読んで今後のイベントPRや各種マーケティングにお役立てください。
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
目次
オフラインイベントのPR成功事例5選
それではさっそく、オフラインイベントのPR成功事例をご紹介していきます。
順番に詳しく見ていきましょう。
1.PUBG MOBILE
画像:PMJL SEASON3 Phase1 ファン感謝祭|PUBG MOBILE
まず最初にご紹介するのは、「PUBG MOBILE」が実施したPR事例です。
PUBG MOBILEは100人同時対戦が特徴のバトルロイヤルゲームであり、「PMJL SEASON3 Phase1 ファン感謝祭」と題して、
- 選手同士のPUBG MOBILEの対決
- トークショー
- サイン&撮影会
などのオフラインイベントを企画しました。
そんなPMJL SEASON3 Phase1 ファン感謝祭は、主に公式Twitterを使ってPRが実施されています。
#PMJL SEASON3 Phase1 ファン感謝祭 開催✨🎉
RED° TOKYO TOWERでRC TOKYOの選手らに実際に会えるオフラインイベントです!
選手は今後追加予定!抽選で当たった130名様は無料で参加可能🤩
ぜひご応募ください!
■詳細は公式HPへhttps://t.co/ate9ybvZB8
■応募受付
~6/27(火)#PUBGモバイル pic.twitter.com/H7Dwp6XUeT— PUBG MOBILE JAPAN🍳 (@PUBGMOBILE_JP) June 16, 2023
PUBG MOBILEの公式Twitterアカウントは50万人を超えるフォロワーを抱えているため、ツイートするだけで高い広告効果を期待でき、実際に100件を超えるRTや20万回以上の表示がされるなど効果的なPRとなっていることが分かります。
それに加えて、本記事執筆時点ではイベントのPRツイートが公式Twitterアカウントの固定ツイートに設定されており、アカウントページを見たユーザーが必ずイベント情報を目にするような工夫はぜひ参考にしたいポイントです。
またそれ以外にも、イベントの告知から数日の間に多数のゲーム情報サイトにも取り上げられており、ゲームファンからの注目を集めているといえるでしょう。
2.ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス
画像:ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス
続いてご紹介するのは、「ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンス」が実施したPR事例です。
ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンスは、日本テレビが主催のまるでディズニー・アニメーションの映画の中に入ったかのような没入感で体験できる新感覚イベント。
そんなディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンスは、TwitterとInstagramを使ってPRを実施しています。
❇#ディズニーイマーシブ ❇
\みどころ紹介/
ディズニー・アニメーションの悪役たちの部屋「ヴィランズ・ルーム」
そして、ディズニーの宝物が収められた「ヴォルト・ルーム」ヴィランズ・ルームの床の泡に近づくと…❓
この他にも色んなところをよぉ~く注目してみてくださいね👀 pic.twitter.com/mDbiYmQz6W— 日テレ×ART【公式】 (@ntv_art) June 21, 2023
期間限定のイベントを盛り上げるためには爆発的に認知度を向上させることが有効であるため、ディズニー・アニメーション・イマーシブ・エクスペリエンスはSNS以外にも、日本テレビが主催であることを活かしてテレビ番組に取り上げられることでもPRを実現しています。
また、TwitterとInstagramの両方において以下のようなオリジナルハッシュを用いた多数のUGCが確認でき、SNSならではの拡散効果を利用したPRにもなっていることが分かります。
#ディズニーイマーシブ
ビタミンi(イサベラ)補充してきた pic.twitter.com/qDjW63Fmto— westergaard🏳️🌈🏳️⚧️❄️🌵 (@westergaard2319) June 20, 2023
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3.インテリジェント・カクテル
画像:グラスに映る謎解き体験 インテリジェント・カクテル in シェラトン都ホテル東京 ロビーラウンジ バンブー
続いてご紹介するのは、「インテリジェント・カクテル」が実施したPR事例です。
インテリジェント・カクテルは、シェラトン都ホテル東京のロビーラウンジでカクテルを飲みながら体験できる謎解きイベントとなっており、クリアした人は秘密のカクテルが飲めることが特徴。
そんなインテリジェント・カクテルは、謎解きイベントの企画制作をおこなう「謎組」のTwitterアカウントによってPRされています。
【大人限定/グラスに映る謎解き体験】
~インテリジェント・カクテル~#シェラトン都ホテル東京
お洒落で優雅なバーラウンジ「バンブー」。知的な謎解きの始まりはウェルカムシャンパンの至福から。
見事クリアすると秘密のカクテルが提供されます。https://t.co/ahktULLJc5#謎組#カクテル謎 pic.twitter.com/imtADjjTAS— 謎組 (@NAZOGUMI) June 15, 2023
日本では近年謎解きがブームとなっていることから、製作者がPRすることによって本格的な謎解きを求めるユーザーへの効果的なアプローチになっているといえるでしょう。
また「#カクテル謎」とオリジナルハッシュを作ることで、以下のように実際に謎解きを体験した人の感想ツイートが生まれ、イベントに興味を持つ人を増えやすくなる工夫はぜひ取り入れたいポイントです。
シェラトン都ホテル東京で、インテリジェントカクテルをプレーしてきましたー🍸️
日曜の夕方からおつまみ片手に素敵なドリンク、量は多くないけど一捻りある謎、とても優雅な気分になれました⤴️
謎組はいつ参加しても雰囲気がいいですね✨#カクテル謎#謎組 pic.twitter.com/DLtbScbe1b— ういろう POYOSU (@PUYOSU1) June 11, 2023
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4.リアル脱出ゲーム×ゴールデンカムイ「大雪山に潜む刺青囚人からの脱出」
画像:【公式】リアル脱出ゲーム×ゴールデンカムイ『大雪山に潜む刺青囚人からの脱出』【ゴールデンカムイ脱出】
続いてご紹介するのは、「リアル脱出ゲーム×ゴールデンカムイ「大雪山に潜む刺青囚人からの脱出」」が実施したPR事例です。
リアル脱出ゲーム×ゴールデンカムイ「大雪山に潜む刺青囚人からの脱出」は、北海道が舞台の漫画・アニメ「ゴールデンカムイ」をテーマにした体験型謎解きエンターテインメントであり、東京や福岡、北海道など全国各地で開催されているイベント。
そんなリアル脱出ゲーム×ゴールデンカムイ「大雪山に潜む刺青囚人からの脱出」は、TwitterとYouTubeを使ったPRを実施しています。
/
リアル脱出ゲーム×ゴールデンカムイ
『大雪山に潜む刺青囚人からの脱出』
\あなたは連続殺人事件を追う軍人。
杉元達と共に凶悪犯を捕縛せよッ‼自然や狩猟に関する謎が目白押し👀
録り下ろしフルボイスでおくる
#ゴールデンカムイ脱出チケット購入はこちら👇
— リアル脱出ゲーム (@realdgame) December 21, 2022
上記のツイートは、謎解きイベントを製作する「リアル脱出ゲーム」によるPRツイートとなっており、注目のコラボとあって1,300件を超えるRTが記録されています。
また、YouTubeでは以下のようにCMや遊び方の紹介動画が投稿され、イベントの詳細情報が分かりやすく紹介されていることもポイントです。
イベントの詳細情報を発信する際には、文章よりも動画の方が伝わりやすいことからYouTubeが適しており、イベントの雰囲気も伝えやすいため参加ハードルを下げる役割もあるといえるでしょう。
5.Immersive Museum OSAKA
画像:Immersive Museum OSAKA|イマーシブミュージアム
最後にご紹介するのは、「Immersive Museum OSAKA」が実施したPR事例です。
Immersive Museum OSAKAは、視界一面に写し出された数々の名画を体感するアートミュージアムであり、綺麗な世界観がInstagramを中心にSNSでも話題となっています。
そんなImmersive Museum OSAKAは、TwitterとInstagramの複数のSNSプラットフォームでPRを実施しています。
Immersive Museum OSAKAアンバサダーとしてひと足お先に楽しませていただきました!!
めちゃくちゃ良かった、、。
明日からなので関西の方是非!!
絵画の世界に我が身事飛び込めます😳 pic.twitter.com/dRGJ5thwAV— 山之内すず (@__suzu__chan) June 16, 2023
Immersive Museum OSAKAは、女優・タレントの山之内すずさんをアンバサダーとして起用し、若年層からの注目を集めることに成功しています。
また、Instagramでは以下のようにユーザーが投稿した写真をリポストすることにより、低コストで投稿数を増やす工夫がされており、自然な宣伝としても有効な取り組みといえるでしょう。
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まとめ
今回この記事では、オフラインイベントのPR成功事例をまとめてご紹介してきましたが、いかがでしたか?
PRを実施するうえでの工夫は、オフラインイベント以外でも応用できるものも多く、さまざまな分野で参考になるポイントがあったのではないでしょうか。
また、どのオフラインイベントもSNSを上手く活用することでイベントの認知を拡大していることが共通の特徴として挙げられます。
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