people-fan-event

 Instagramで新規リーチが取れる「リールの使い方完全ガイド」を無料配布中!

  ▶︎▶︎今すぐダウンロードする◀︎◀︎


SNSが生活の一部となった昨今、クチコミによる宣伝効果は計り知れないものになっています。

自社の「ファン」を獲得することを目指して、SNSマーケティングに注目をしている企業も多いのではないでしょうか。

そんなSNSが全盛の時代において、個人だけでなく企業組織も自社の商品・サービスの熱い思いを持つ「ファン」の存在が大切です。

SNSを通して自社の熱狂的なファンを獲得することで、結果的にブランド力の向上や売上の拡大につなげることが可能となり、実際、すでに多くの企業が自社のファンを育て獲得するマーケティング施策を取り入れています。

本記事では、自社のファンを作り、ファンを中心にマーケティングを行う「ファンマーケティング」についてご紹介します。

LTV(顧客の生涯価値)を高めて長期的に売上に貢献してくれるファンを増やすためのヒントが得られますので、是非参考にしてみてください。

 

ファンマーケティングとは

fun-meeting-sns

ファンマーケティングとは、ブランドやサービスの「ファン」と密接なコミュニケーションを取ることによってブランドへのロイヤリティを育み、中長期的な売り上げの向上を目指すマーケティング手法です。

ファンマーケティングが注目される背景には、SNSの普及や情報取集メディアの多様化があります。

現在では、ある商品/サービスの購入を検討するときにまずはSNSでクチコミを確認するのが一般的になりました。

同時に、SNSや各メディアで商品やサービスをクチコミでおすすめしてくれるファンの獲得が、新規顧客を得るための重要な要素となっています。

また、ファンのロイヤリティを高めることで各ファンのLTV(顧客生涯価値)を高められるという利点もあります。

つまり、自社への熱狂的なファンが

  1. 製品やサービスを継続的に購入してくれると同時に
  2. 口コミで他ユーザーへの広報・宣伝活動も担ってくれ
  3. さらに口コミから新しい見込み客を獲得できる

という好サイクルを生み出すことができるようになるのです。

ファンのロイヤリティを高めることがこうした新規顧客の獲得やLTV向上に繋がることから、企業の商品やサービスに対するファンを中心に据えた「ファンマーケティング」が注目されています。

ファンマーケティングのメリットとは

fun-meeting-sns3

次に、ファンマーケティング実施のメリットをご紹介します。

ファンマーケティング実施のメリットは次の4つです。

  • 売上基盤の獲得
  • クチコミによる新規顧客の獲得
  • ファンからのフィードバック
  • ファン同士の情報交換

以下で分かりやすくご紹介していきましょう。

売上基盤の獲得

一つ目のファンマーケティング実施のメリットは、「売上基盤の獲得」です。

「ファン=既存顧客かつ、商品の定期購入者」であるため、ファンを大事にすることで安定した売り上げを確保することができます。

またファンのロイヤリティをより高めることができれば、LTVの増加にも繋がります。

ファンマーケティングの実施により、売り上げの確保・増加という2つの効果が期待できるのです。

クチコミによる新規顧客の獲得

二つ目のファンマーケティング実施のメリットは、「クチコミによる新規顧客の獲得」です。

冒頭でもお伝えした通り、現在のマーケティングではSNSを活用することが必須。現在では、ユーザーが商品/サービスを利用する前にSNSやWebサイトでクチコミを確認することが一般的になっている背景があるからです。

また、SNS等でたまたま目に入ったクチコミを見て商品購入に至るというケースも珍しくありません。

SNSやWebサイトに書き込まれたクチコミによって、

  1. 熱心なファンがクチコミをSNSに投稿する
  2. 当該クチコミを見た新たなユーザーが影響を受けて商品・サービスを利用する
  3. 商品・サービスを利用した感想をクチコミとしてSNSに投稿する

といった好循環を生み出すことが可能に。

ファンが企業の宣伝の協力者となり、SNSやWebサイトなどで積極的に情報発信してくれるマーケティング効率化のメリットがあります。

ファンからのフィードバック

三つ目のファンマーケティング実施のメリットは、「ファンからのフィードバック」です。

商品/サービスの熱心なファンは、企業が思い至らないような独特な視点を持っている場合があります。

熱心なファンとコミュニケーションを取り、良いフィードバックや時には不満など忌憚のない意見を吸い上げることで、今後の商品/サービス開発をブラッシュアップしてくことができます。

企業は、積極的にユーザーからの良い意見も悪い意見も素直に取り込み、洗練された施策を次々と打ち出していきましょう。

ファン同士の情報交換

四つ目のファンマーケティング実施のメリットは、「ファン同士の情報交換」です。

熱心なファンは、主体的に企業の商品/サービスに対する情報発信を行うため、ファンコミュニティにおいて活発な情報の交流が行われます。

ファン同士による活発な情報交換が行われている場では、企業のカスタマーサポートの役割を果たしてくれることも。

例えば、新規の顧客による疑問点に対して、熱心なファンが分かりやすく回答してくれることで、疑問に答えてくれるケースがあります。

また、熱心なファンによる情報交換は、企業の商品/サービスに対するクレームの防止にも繋がることもあります。

ファンマーケティングの注意点とは

fan-marketing1

次に、ファンマーケティング実施の注意点をご紹介します。

ファンマーケティング実施の注意点は次の3つです。

  • すぐに効果が表れない
  • 炎上リスク
  • 参入障壁を高めてしまう

以下で分かりやすくご紹介していきましょう。

すぐに効果が表れない

ファンマーケティングの効果は、一朝一夕では表れない点を理解しておきましょう。

企業の商品/サービスに対する熱心なファンができるには、実際に商品/サービスを一定期間に渡り使用し続け、愛着が生まれる必要があります。

一時的なリピーターは、気軽に商品が手に入るといった理由だけでリピートしているだけの可能性もありますので、一概にファンとは定義できないことも。

企業は、顧客に愛着を持ってもらえるような商品/サービスのリリースや、開発に至ったエピソードを共有するなどして、中長期を見据えた戦略を考案しましょう。

炎上リスク

ファンマーケティングには、炎上のリスクが伴っていることに注意しましょう。

企業がファンマーケティングを行う際には、通常のマーケティングと比較して、より顧客との距離が近いコミュニケーションが行われる機会が多くなります。

またファンマーケティングは、不特定多数のユーザーを抱えるSNSを活用して行われることも多いため、炎上が生じてしまいやすい傾向があります。

一度炎上してしまうと、企業の商品/サービスに対するネガティブな影響を与えるだけでなく、企業イメージそのものの毀損が生じてしまうことも。

炎上を回避するためにも、特定の人々にとって不快な印象を与えないような発言に注意しましょう。

ファンマーケティングを担う複数人の担当者/担当部署を設けて、炎上リスクをあらかじめ防止することがおすすめです。

参入障壁を高めてしまう

過度なファンマーケティングによって、新規顧客の参入を阻んでしまう点に注意が必要です。

熱心なファンや、特定のファンによって擁立されたコミュニティの存在は、新規顧客にとって敷居の高いものである印象を与えてしまうこともあります。

顧客獲得を目的にファンマーケティングを施策しているにもかかわらず、新規顧客の参入が見込まれないとすると本末転倒になってしまいます。

企業は、参入障壁を作ってしまわないためにも、新規顧客で形成されるコミュニティの設営や、新規顧客が企業の商品/サービスをより深く理解できるマニュアルの用意などを設けることがおすすめです。

ファンマーケティングの具体的施策

fun-meeting-sns5

次に、ファンマーケティングの具体的施策をご紹介します。

ブランドへの愛着=ロイヤリティを強めるためには、ファンに社員や他ファンと交流してもらうことが重要です。

ブランド/商品により強い愛着を持ってもらうための具体的施策としては以下の4つを挙げることができます。

  • ファンミーティング
  • ファンコミュニティの運営
  • 会員/サブスクリプション制サービスの運営
  • メルマガ等の情報発信

以下で分かりやすくご紹介していきましょう。

ファンミーティング

一つ目のファンマーケティング施策は、「ファンミーティング」です。

ファンミーティングは、特定の顧客のみが参加できる、ブランドとファンとの交流イベントのこと。

具体的な例としては、ファンと社員が交流するイベント・会社見学・新商品発表会等が挙げられます。

社員の顔が見えるようなファンミーティングを実施することで、ブランドからファンへの感謝の気持ちを伝えることもでき、ファンからブランドへの愛着をより強めてもらうことができます。

また、ファンミーティングは「限定的なイベント」として開催されるため、ファンに特別感(=ブランドから大切にしてもらえている)を感じてもらうことも可能になります。

ファンコミュニティの運営

二つ目のファンマーケティング施策は、「ファンコミュニティの運営」です。

ファンコミュニティを運営することで、ファン同士の交流の場ができます。

ファン同士の交流では商品についてのポジティブな意見が交わされるので、各ファンがより自信を持って商品/サービスを周囲にすすめることができるようになリます。新商品やイベントの告知にも有効です。

また、ブランドのファンコミュニティへの帰属意識を持ってもらうことで継続的に商品を購入してもらえる可能性が高くなりますね。

なお、ファンコミュニティが運営できる媒体は各種SNS(Twitter, Instagram, Facebook)やオウンドメディア等、複数ありますので自社のターゲットや製品に適したものを選びましょう。

会員/サブスクリプション制サービスの運営

三つ目のファンマーケティング施策は、「会員/サブスクリプション制サービスの運営」です。

会員/サブスクリプション制サービスを実施することによって、会員しか利用できない特別なサービスを利用者に提供することが可能に。

プレミアム感のある体験やサービスを提供することによって、ファンにブランドへの愛着をより感じてもらうことができます。

また、サブスクリプション制サービスで一定の利用者が獲得できた場合には、安定した売上や集客も見込むことができるようになるでしょう。

メルマガや限定コンテンツ等の情報発信

四つ目のファンマーケティング施策は、「メルマガや限定コンテンツ等の情報発信」です。

消費者は、ブランド/製品のコンセプトやストーリーに共感した時にもブランドへの愛着を深めてくれます。

ユーザーにブランドへの愛着を高めてもらうために、ブランドの歴史・作り手の思い・製品の誕生秘話等、ブランドや製品にまつわるストーリーをメルマガで配信するという手法が有効的です。

あるいは、オウンドメディアにブランド/製品にまつわるストーリーを掲載し、SNSでそのページを宣伝するという方法を取っても良いでしょう。

それぞれメルマガ会員やサイトにログインすることで情報を得られるようにすることで、より限定性の高い情報発信ができるようになります。

ファンマーケティングを実施する際のポイント3選

fun-meeting-sns33

次に、ファンマーケティングを実施する際のポイントをご紹介します。

ファンマーケティングのポイントは以下の3つです。

  • ファンの定量的な把握
  • 複数の媒体で発信
  • ファンのニーズの把握

以下で分かりやすくご紹介していきましょう。

ファンの定量的な把握

一つ目のファンマーケティングを実施する際のポイントは、ファンを定量的に把握することです。

ファンマーケティングはまず、「ファン」を見つけ出すことから始まります。

たとえば、自社の顧客リストの中から購入回数・購入金額の大きいユーザーを別途リスト化してファンと定義する方法があります。

そのほか、ファンを見つけだす方法としては、エゴサーチによるUGC(一般消費者の口コミ・投稿)チェックや、ソーシャルリスニングが挙げられます。

ソーシャルリスニングは、SNS上の情報を収集・分析し、ユーザーの反応や認知の程度を確認したりすることで、SNS上の情報を商品やサービスの開発/マーケティング等のプロセスに活用することをいいます。

ファンマーケティングを行う際は、エゴサーチによるUGCやソーシャルリスニングを行なって、自社のファンを見つけ出しましょう。

次のステップとして、把握したファンの熱量に応じてリストを作成し、それぞれの熱量に応じた企画を打ち出していきましょう。

  • 熱狂的なファンには、満足度を高めてもらうための企画や会員プラン
  • まだ熱量の高くないユーザーへは、ファン化を促進する企画や会員プラン

など、ファンの熱量にあったイベントを企画することで、より確実にファンの心をつかみ育むことができます。

まとめると、

  1. エゴサーチによるUGCやソーシャルリスニングを行なって、自社のファンを見つけ出す
  2. 把握したファンの熱量に応じてリストを作成し、それぞれの熱量に応じた企画を打ち出していく

といったステップを踏んで、ファンとコミュニケーションしていくことがファンミーティングのポイントです。

複数の媒体での発信とメイン媒体への誘導

二つ目のファンマーケティングを実施する際のポイントは、複数の媒体で発信とメインとなる媒体への誘導です。

現在では、InstagramやTwitterを始めとしたSNSや大手クチコミサイト等、情報収集・発信ができるプラットフォームが多数存在しているため、各プラットフォームへユーザーが分散しています。

したがって、より多くのユーザーに情報を届けるためには、複数のメディアで情報発信する必要があります。

どのプラットフォームを利用するか決定する際には、自社ブランド/製品のターゲット層がユーザーに多く含まれているものを選びましょう。

さらに、分散しているファンを会員サイト等へ誘導しファン向けの情報発信することで、散らばっているファンを一カ所に集めることも重要です。

ファン向け情報発信がしやすくなるとともに、購買やイベント参加といったファンの行動をサイト内で分析しやすくなるため、さらなるマーケティング施策を検討・実施しやすくなります。

  • ファンの発見や集客をWEBサイトやSNSなど様々なプラットフォームで行い
  • より限定的な情報はメイン媒体を通して発信する

という構図を基本のカタチとして意識しつつファンマーケティングを進めるとよいでしょう。

ファンのニーズの把握

三つ目のファンマーケティングを実施する際のポイントは、「ファンのニーズを把握」することです。

ファンのニーズ(ファンが企業に期待すること)を把握するためには、ファンが自社のどのような点に魅力を感じているのか理解しなければなりません。

ファンから見た自社の魅力を知るための方法として、アンケート実施が挙げられます。

今ではSNSのコメントから気軽に意見をもらったりアンケートの実施もしやすいため、積極的に活用するとよいでしょう。

また、行った施策についてのアンケートや新製品のモニターなどファン視点の意見を取り入れることで、より多くのファンに喜んでもらえる企画を実施できるようにもなります。

ファン視点からの自社の美点により磨きをかけて、顧客満足度やブランドへのロイヤリティをより高めていきましょう。

【参考にしたい!】ファンマーケティングの成功事例

fun-meeting-sns1

最後に、ファンマーケティングの事例を2つご紹介します。

チロル

一つ目にご紹介するファンマーケティングの事例は、「チロルチョコ株式会社」です。

チロルチョコでお馴染みのチロルチョコ株式会社は、オンラインファンミーティングを開催しています。

今年の4月に第二回が開催される予定で、発売前のフレーバーが楽しめるコーナーや、限定グッズをかけたクイズ大会が催されるようです。

第一回の様子を写したスクリーンショットから、ファンと企業が和やかな雰囲気で交流したことがよく分かりますよね。

本事例のように、社員と直接交流する機会を設けることで、ファンのブランドへの愛着をより深めてもらうことができます。

スノーピーク

二つ目にご紹介するファンマーケティングの事例は、「株式会社スノーピーク」です。

アウトドア用品メーカーであるスノーピークは、スノーピークのスタッフとユーザーが共にキャンプを行う「Snow Peak Way」というイベントを毎年開催しています。

 

snowpeak-fanmeeting1

画像:Snow Peak Way 2021 | スノーピーク

「Snow Peak Way」は、スタッフが企画したイベントやワークショップを通してスタッフとユーザー、またはユーザー同士が親睦を深める場であり、毎年話題になる人気のイベント。

「Snow Peak Way」はポイントカード会員であれば誰でも参加できる間口の広いイベントですが、併せてSnow Peak Way Premium」という上位会員イベントも開催されております。

当イベントは、ブラックカード会員以上のユーザーのみが参加できるものとなっています。

snowpeak-fanmeetng2

画像:Snow Peak Way 2021 Premium | スノーピーク

ブランドの熱狂的なファンとしては、ぜひ限定性の高いプレミアムなイベントに参加したいと考えているため、会員ランクを高くしてもらうことにもつながります。

そして、期待以上のイベント・体験を提供することで、ファンのブランドロイヤルティを高め、長期的なパートナーとしてブランドを支えてもらえるようになります。

本事例のように、ファンミーティングを行う際にはファンの熱量に合わせたイベントも企画するとよいでしょう。

まとめ

fun-meeting-sns2

いかがでしたでしょうか。

今回は、ファンマーケティングについてメリットや事例も併せてご紹介しました。

情報収集・発信のためのツールが多様化している現在においては、熱量の高いファンを獲得することが重要になっています。

本記事でお伝えしたファンミーティングのポイントや事例が、今後のマーケティング施策に少しでもお役に立てば幸いです。

 

あわせて読みたい▼

 

▼おすすめ資料をダウンロードする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【無料】リーチだけじゃもうダメ!ファンマーケティングの成功ポイントを分かりやすく解説資料プレゼント

<リーチだけじゃもうダメ!ファンマーケティングの成功ポイントを分かりやすく解説>資料を掲載しています。

無料でダウンロードできますので、あわせてご活用ください。

⇒ ダウンロードページは こちら

 

instalab-logo-from-202101

SNSマーケティング専門メディア「インスタラボ」を運営するFind Modelでは、SNSマーケティングのリーディングカンパニーとしてナショナルクライアントを中心に豊富な支援実績がございます。

  • SNSで人気のインフルエンサーを招待したファンミーティング
  • 人気インフルエンサーとコラボしたファンの喜ぶ商品開発
  • SNSでのファン集客・ファン化促進

など、人目線のファンマーケティング支援が可能です。是非お気軽にご相談ください。

具体的なアドバイスも無料でしています

⇒ Find Modelの詳細については こちら

お電話でのお問い合わせはこちら▼
050-3184-0601

あなたにおすすめの関連記事