日本に古くから伝わる風習のお盆。
お盆は、亡くなった先祖たちが家族のもとに帰ってくる期間と言い伝えられています。
お盆の期間には、休みになるお店や会社が多く、大型連休を取得する方も少なくありません。
そのような1年に1度のお盆というタイミングに合わせ、Instagramを活用し、季節感がある魅力的なキャンペーンやプロモーションを実施する企業も多く存在しています。
そこで、本記事では、「【お盆編】Instagramキャンペーン・プロモーション事例まとめ」と題して、企業のInstagramアカウントにおいて、お盆に関連する5通りのキャンペーン・プロモーション事例を取り上げていきます。
企業がInstagram上でマーケティングを行う上で、お盆などの季節のイベントに合わせたキャンペーン・プロモーションが自社のサービスのPRやブランドのイメージアップのツールになるともいえるでしょう。
それぞれの事例において、マーケティングの参考になるポイントについてもまとめています。
企業のInstagramアカウントを運用している方におかれましては、ぜひ最後までご覧ください。
目次
【お盆編】Instagramキャンペーン・プロモーション事例まとめ
それでは、【お盆編】Instagramキャンペーン・プロモーション事例まとめについて、順番にご紹介していきます。
お盆でBONプレゼントキャンペーン!|GDOゴルフショップ(gdo_golfshop)
まずはじめにご紹介するのは、ゴルフ専用通販サイト「GDOゴルフショップ(gdo_golfshop)」による「お盆でBONプレゼントキャンペーン!」です。
こちらは、キャンペーンの投稿にいいねとコメントをしたユーザーの中から抽選でポロシャツ、またはサッカーハーフパンツがプレゼントされるというものです。
お盆の休暇期間中にスポーツを満喫したいユーザーなどにはぴったりな賞品が用意されています。
参加方法は、
- キャンペーンの投稿にいいね
- コメント欄に希望の賞品をコメント
の2ステップとなっています。
こちらの事例のポイントとしては、
- キャンペーンの参加条件にフォローが含まれておらず、誰でも気軽に応募することができる
という点が挙げられます。
Instagram上で行われている企業のキャンペーンにおいては、フォローが参加条件に含まれているケースが大半を占めています。
たしかに、企業がInstagramで発信力を上げるためには、フォロワーを増加させることが重要な手段であるため、キャンペーンにフォローという条件が設定されている事例が多く存在します。
一方、ユーザーがアカウントをフォローすることで、企業のアカウントがそのユーザーのフォロー数としてカウントされる点や、ユーザーのタイムラインにフォローした企業アカウントの投稿が頻繁に流れる点などから、必ずしも企業のアカウントをフォローしたいユーザーばかりではないとも考えられます。
そのため、キャンペーンに参加条件としてフォローを求めないことで、企業のアカウントをフォローすることを躊躇していたユーザーに対しても参加を促すことができるといえるでしょう。
実際に、こちらのキャンペーンの投稿には700以上ものいいねが押されており、コメント欄は希望の賞品を記載したコメントで賑わっています。
本事例は、フォローを参加条件に含めないことで、結果的に応募の間口を広げることができるといえるでしょう。
お盆期間特別企画|Z-DRAGON(zdragon_workwear)
お次に紹介するのは、ワークウェアブランドの「Z-DRAGON」による「お盆期間特別企画」です。
こちらのキャンペーンは、フォローといいねをしたユーザーの中から抽選で同ブランドのひんやり春夏デニムが当たるという内容となっています。
肌に触れるとひんやりと感じる接触冷感の性質を持つ賞品のデニムは、暑いお盆期間を快適に過ごすための優れたアイテムとなっており、お盆にぴったりの商品です。
参加方法は、
- アカウントをフォロー
- キャンペーンの投稿にいいね
の2ステップとなっています。
こちらの事例のポイントとしては、
- キャンペーンの応募条件にフォローが含まれており、フォロワーの獲得につながっている
という点が挙げられます。
Instagramにおいて、企業アカウントがマーケティングを行う場合、フォロワー数の増加は非常に重要となっており、
- 商品やサービスの認知度が向上する
- 販売促進につながる
などの多くのメリットがあるといえます。
フォロワー数が増えれば増えるほど、その分自社の投稿がフォロワーのタイムラインに表示される回数も増加します。
そのため、企業が提供しているサービスや商品をユーザーに知ってもらうチャンスも増えると考えられます。
また、多くのフォロワーを獲得することができれば、情報を届けることができる人数も増え、企業のホームページや店舗を訪れる人の増加が期待できるといえます。
よって、フォロワーを増加させることが販売促進にも効果的となるでしょう。
したがって、本事例は、キャンペーンの応募条件にフォローを含めることでフォロワーの増加につなげている点で効果的なマーケティングを実施している例といえるでしょう。
#推しあらごし キャンペーン|梅乃宿酒造(wkelesback17)
お次に紹介するのは、「梅乃宿酒造」による「#推しあらごし キャンペーン」です。
こちらは、同社の商品の写真にハッシュタグを付けて投稿すると、リキュールミニボトルとロゴ入りビニールバッグのセットが当たるという内容になっています。
今回のキャンペーンで用意されている賞品はもも・ゆず・梅などのリキュールとなっており、暑い日にもすっきりといただくことができるお盆期間にピッタリな商品です。
参加方法は、
- 公式アカウントをフォロー
- 同社で一押しのリキュールの写真に、ハッシュタグ 「#推しあらごし」、及び「 #【商品名】」を入力して投稿
の2ステップとなっています。
こちらの事例のポイントとしては、
- オリジナルハッシュタグを利用することでブランディングや認知度の向上が期待できる
という点を挙げることができます。
ハッシュタグとは、Instagramの投稿において文章に記入できるタグを指しています。
「#」という記号の後にタグ付けしたいワードを入力することで簡単にタグ付けを行うことが可能です。
ハッシュタグを付けることで、他のユーザーも関心があるトピックについてハッシュタグを使って検索することができる機能となっています。
加えて、企業が独自にオリジナルハッシュタグを作り、新しいワードを浸透させることで、ブランディングや認知度の向上が期待できるでしょう。
本事例でいえば、「#推しあらごし」というハッシュタグがオリジナルハッシュタグに当たります。
同社の商品のなかでも、一押しのあらごし(リキュール)を指す「#推しあらごし」というオリジナルのハッシュタグを作り出し、ユーザー自身にオリジナルハッシュタグを用いでもらうことで、自社の商品の魅力的なブランディングや認知度アップが期待できるでしょう。
こちらの事例は、企業独自のオリジナルハッシュタグを活用した効果的な例となっています。
PRINCESS、8月のプレキャン|PRINCESS(princess.jp)
お次に紹介するのは、家電製品メーカー「PRINCESS」による「PRINCESS、8月のプレキャン」です。
こちらのキャンペーンは、参加者の中から抽選で1名にホットプレートがプレゼントされるという内容となっています。
「お盆はお家でBBQを楽しもう」というコメントとともに打ち出された本キャンペーン。
お盆期間に家族そろってBBQを満喫するにあたって、賞品のホットプレートがお盆というイベントのニーズにぴったりのアイテムとなっています。
参加方法は、
- アカウントをフォロー
- キャンペーンの投稿にいいね
の2ステップとなっています。
こちらの事例のポイントとしては、
- キャンペーンの賞品が、イベントの過ごし方にマッチしたの実用的なものである
という点を挙げることができます。
お盆休みは自宅で家族と過ごす方も多いため、自宅で家族そろって、かつ夏らしくBBQを楽しむという過ごし方に魅力を感じるユーザーも多いのではないでしょうか。
そのようなニーズに対して、気軽に自宅でBBQができるホットプレートはぴったりな賞品となっています。
季節のイベントの過ごし方に合わせた実用的なアイテムをキャンペーンの賞品に設定することで、より多くのユーザーの注目を集めるなどの効果が期待できるでしょう。
このように、キャンペーンの賞品を季節のイベントの過ごし方に合わせた便利なアイテムに設定することで、ユーザーの関心を集め、結果的には自社の商品やサービスの発信にもつながると考えられます。
お盆休みのPR事例|Pasco(pasco.jp)
お次に紹介するのは、パンや和洋菓子の製造・販売している「Pasco」によるInstagram上のプロモーションです。
お盆休みの帰省の手土産に、銘菓として長く親しまれている同社の商品「なごやん」をPRする内容となっています。
こちらの事例のポイントとしては、
- Instagramを活用したPRに、お盆という「季節感」をプラスしている
という点を挙げることができます。
年に一度のお盆という季節のイベントに合わせた販売促進は、消費者を惹きつけるにあたり効果的です。
季節の行事に関連する消費者のニーズに対して、適切なタイミングで求められる情報を伝えることで、消費者の心に届きやすくなるといえるでしょう。
お盆には、まとまった休日を利用して遠方に住んでいる家族のもとに帰省する方も多いとされています。
こちらの事例では、そのようなお盆休みの帰省の手土産として同社の商品をおすすめする形でPRがなされています。
お盆休みの帰省を予定しているユーザーにもアプローチが可能となります。
本事例のように、Instagramを活用したPRに、「季節感」をプラスすることで、よりいっそう消費者の心へと情報が届きやすくなるでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は、お盆期間に合わせて企業が実施したInstagram上のキャンペーン・プロモーション事例を取り上げました。
年に1度のお盆期間に合わせ、季節感があるキャンペーンやプロモーションを行う企業が数多く見られたのではないでしょうか。
帰省、または家族と過ごすなどのお盆期間の過ごし方やニーズに合わせたキャンペーンを行うなど、どの事例もユーザーからの人気を集めることができるような企画となっていました。
企業がInstagram上でマーケティングを行う上で、季節のイベントに合わせた取り組みがPRやブランディングのツールになるともいえるでしょう。
アカウントの効果的な運用をご希望の企業様におかれましては、ぜひお気軽に当社にご相談ください。
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