Instagramを運用する企業では、魅力的な公式キャラクターを活用している事例が数多く見られ、ブランド・サービスの認知向上に成果を上げています。
しかし一方で、SNSマーケティングにキャラクターを活用したくても、
- 「活用するイメージが湧かない」
- 「具体的なメリットがわからない」
という企業様もいらっしゃると思います。
そこで本記事では「公式キャラクターを活用しているInstagram企業アカウント5選」をご紹介し、実際に公式キャラクター活用する優れた事例を取り上げていきます。
公式キャラクターを活用するアイデアや得られるメリットを学び取れる内容になっておりますので、是非とも最後までご覧ください。
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
目次
公式キャラクターを活用しているInstagram企業アカウント5選
それでは早速、公式キャラクターを活用しているInstagram企業アカウント5選をご紹介します。
1.ゼスプリキウイ公式
アカウント:@zespri_jp
フォロワー数:約28.9万人(2024年2月現在)
はじめにご紹介する、公式キャラクターを活用しているInstagram企業アカウントは「ゼスプリキウイ公式」です。
「ゼスプリ」は、世界各国にキウイフルーツを輸出・販売するニュージーランド初のグローバル企業です。
日本でもキウイフルーツブランドの定番として親しまれています。
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Instagram投稿には、テレビCMでもお馴染みの「キウイブラザーズ」が登場し、投稿を可愛く盛り上げています。
上記投稿のように「〇〇の日に」にちなんだ投稿も多く、キャラクターを活用しているからこその柔軟な投稿アイデアが見られます。
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また同アカウントでは、クリスマスにちなんだ「フォロー&いいねキャンペーン」が実施されており、抽選で10名に「キウイブラザーズぬいぐるみ小ペア」がプレゼントされました。
企業のキャンペーン参加者の中には、当然ながら「キャラクターグッズが欲しい!」という理由で応募するユーザーが多く存在します。
魅力的なキャラクターが登場するアカウントでは、グッズを活用した施策が効果的ですので、本事例のようにキャンペーンの賞品にも積極的に採用していくといいでしょう。
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2.【公式】チチヤス/チー坊
画像:@chibochichiyasu | Instagram
アカウント:@chibochichiyasu
フォロワー数:約1.7万人(2024年2月現在)
続いてご紹介する、公式キャラクターを活用しているInstagram企業アカウントは「【公式】チチヤス/チー坊」です。
「チチヤス」は、1917年に日本で初めてヨーグルトを販売したと言われる老舗の乳製品メーカーです。
公式マスコットキャラクター「チー坊」が人気を集めており、コラボグッズなども販売されています。
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上記投稿では、チー坊が同社に届いた年賀状を紹介しています。
投稿にマスコットキャラクターが登場することで親しみやすい企業イメージが生まれており、ファンとのコミュニケーションを活発化しています。
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また上記投稿では、企画会議に参加するチー坊の姿が見られます。
企業の企画、立案の過程は、本来ユーザーにとって関心が薄く、SNSで発信しても注目を集めづらい部分です。
しかし本事例では、マスコットキャラクターが登場することで、次の施策の発表に向けて上手くブランドの動向に興味を抱かせることに成功しています。
実際にコメントには、応援する声や企画の発表を待ち望む声が届くなど、公式キャラクターがいることでファンから応援されるブランディングを実現されています。
3.チキンラーメン ひよこちゃん
画像:@chickenramen_hiyoko| Instagram
アカウント:@chickenramen_hiyoko
フォロワー数:約10.4万人(2024年2月現在)
続いてご紹介する、公式キャラクターを活用しているInstagram企業アカウントは「チキンラーメン ひよこちゃん」です。
「チキンラーメン」は、「すぐおいしい!すごくおいしい!」のCMでおなじみの日清の即席ラーメンブランドです。
公式マスコットキャラクター「ひよこちゃん」も国民に親しまれており、Instagramアカウントにもコンテンツの主役として登場しています。
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上記の「衣類乾燥機の日」にちなんだ投稿では、着ぐるみが縮んでしまった様子が紹介されており、いわゆる“中の人”のユーモアを感じ取れる内容になっていました。
同社のアカウント運用では、マスコットキャラクターの着ぐるみを活かしたユーモア溢れるコンテンツで、風通しの良い企業イメージを浸透させているのです。
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続く上記投稿では、「副業の日」にちなんでひよこちゃんがデリバリーで働く様子が投稿されていました。
ツッコミどころの多いコンテンツになっている点もポイントで、「デリバリーなのに高級タクシー」など、コメント欄にはユーザーからたくさんのツッコミが押し寄せています。
エンタメ性のある面白い投稿は、エンゲージメントを得られやすく企業アカウントがファンを獲得する上でも重要なアプローチになります。
特に、公式キャラクターを活用したアカウントはエンタメ性を活かしやすいので、コンテンツの方向性を探る際に参考にしたいですね!
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4.【メンソレータム公式】なーちゃんアカウント
アカウント:@mentholatum2021
フォロワー数:約6.8万人(2024年2月現在)
続いてご紹介する、公式キャラクターを活用しているInstagram企業アカウントは「【メンソレータム公式】なーちゃんアカウント」です。
「メンソレータム」は、パッケージのリトルナース(小さな看護師さん)がトレードマークのリップクリーム・医薬クリームブランドです。
公式Instagramでは、ちょっとおせっかいなリトルナース「なーちゃん」が登場し、人気を集めています。
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中でも上記「なーちゃんのおせっかい日記」は定番の人気コンテンツです。
投稿には小さななーちゃんのお人形が登場しており、身近な場面を切り取った投稿アイデアで共感性の高い面白ネタを披露しています。
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また一方で同社のコンテンツでは、WebCMなどで実写化したなーちゃんの動画も公開されています。
人形のなーちゃんとは異なるアプローチになっており、現実の子どもらしい動きやセリフで、日常シーンと自社製品を上手く結びつけることに成功しています。
本事例のように、
- イラストや人形では親しみやすさ
- 実写キャラクターでは具体的な訴求
というように、目的ごとにアプローチを分ける工夫は大変効果的です。
ブランディングと販促のバランスに優れた公式キャラクターの活用事例として是非とも参考にしたいですね!
5.令和の伊能忠敬
Instagramアカウント:@inotadataka31
フォロワー数:約6万人(2024年2月現在)
最後にご紹介する、公式キャラクターを活用しているInstagram企業アカウントは「令和の伊能忠敬」です。
本アカウントを運営する「三井不動産株式会社」は、日本を代表する総合不動産企業です。
同社のInstagramでは、測量の偉人「伊能忠敬」が登場するアカウント運用で大きな話題を集めています。
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古き日本を知る伊能忠敬が、現代の日本を巡って見聞きしたものを紹介するシリーズ「新測量繪日記」は、非常に興味深い投稿になっています。
伊能忠敬という歴史上の人物をキャラクターとして設定したことで、江戸時代と現代日本の時間的なギャップが生まれ、コンテンツに意外性と大きなインパクトを作り出しています。
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上記投稿では、浮世絵風のタッチで描かれた「宮下公園のホテルからの夜景」が見られます。
やはり絵柄と実際に紹介されている景色の時間的ギャップが、ユーザーに大きなインパクトを与えていることが窺えますね。
ユーザーの目を引くキャラクターコンセプトは、企業イメージとキャラクターを印象付け、想起性や認知度を向上させることに期待できます。
これから公式キャラクターを発案する企業様においては、本事例のようにブランドイメージとギャップがあるキャラクターを取り入れるのも面白いでしょう。
まとめ
今回は「公式キャラクターを活用しているInstagram企業アカウント5選」をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?
架空のキャラクターを活かした事例ということで、親しみやすいアカウント設計やユーモア溢れる投稿が印象的でしたね。
また、ブランディング向上やキャンペーンの施策効果を高めるメリットについても理解を深められたのではないでしょうか。
既に公式キャラクターがいる企業様も、これから検討したい企業様も、本記事をご参考にInstagramでの顧客獲得につなげていただければ幸いです。
尚、Instagramをはじめ各種SNS運用でお困りの際は、「Find model」にお気軽にご相談ください!
インスタラボ編集部の公式記事。
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