現代人が暮らしていく上で、スマホやパソコンはもはや欠かせないアイテムとなりました。
特に昨今は、スマホやパソコンをただ装置として使えればいいという時代は過ぎ、「より便利に」「より使いやすく」「よりおしゃれに」と、市場は様々なニーズで溢れています。
中でもパソコンの周辺機器やデスク周りのニーズに応えてくれるツールの数々は「ガジェット」と呼ばれ、メーカー各社が開発・販売に力を入れていることをご存じでしょうか。
そこで今回は、ガジェットを取り扱うメーカーのInstagramアカウントの中から、リール動画の活用が上手いアカウント5選をご紹介していきます。
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
目次
【ガジェット編】リールの使い方が上手いInstagramアカウント5選
それでは早速、リールの使い方が上手いガジェットメーカーのInstagramアカウント5選をご紹介していきます。
1.Anker (アンカー)
画像:@anker_jp | Innstagram
アカウント:@anker_jp
フォロワー数:約6.6万人(2024年4月現在)
初めにご紹介するのは、「Anker (アンカー)」のアカウント運用事例です。
Ankerは、モバイルバッテリー・充電器・スピーカー・イヤホン・ケーブルなど、様々なガジェットアイテムを取り扱う会社です。
アカウントのプロフィール欄にも「“充電”のグローバル・リーディングブランド」とあるように、スマホの充電器メーカーとして広く知られています。
この投稿をInstagramで見る
上記リールでは、災害時の備えとして同社の大容量バッテリーをプロモーションされていました。
iPhoneの充電回数や稼働できる家具など、日常の単位に置き換えて製品のパワフルさを伝えており、イメージ映像の他にグラフなども挿入することで、製品の強みに対する理解を推し進めています。
この投稿をInstagramで見る
また、同社のリール動画は聞き取りやすいナレーションも強みになっており、上記「急速充電器」の紹介では女性の方がナレーションを担当していました。
男性が担当したプレゼンテーションのようなリールに対して、女性ナレーションの上記リールは親しみやすい印象を受けますね。
6色バリエーションの可愛さが売りの充電器ということもあり、お洒落なガジェットを楽しみたいユーザーに訴求力を発揮していました。
ナレーション付きのリールでは、ナレーターの性別や声質でも与える印象が大きく異なるので、是非とも商品やターゲット層に合わせて選出していきたいですね!
関連記事
【解説】ガジェット関連のInstagram企業アカウント運用事例5選
2.huawei (ファーウェイ)
画像:@huawei | Innstagram
アカウント:@huawei
フォロワー:約210万人(※2024年4月現在)
続いてご紹介するのは、「huawei (ファーウェイ)」のアカウント運用事例です。
huaweiは、中国に本社を置くガジェットメーカーで、日本法人ではスマートフォンやタブレット製品を幅広く展開しています。
2024年現在、Instagramフォロワーは210万人越えと世界的な支持を集めており、アイデア溢れるリール投稿が人気の秘訣の1つに挙げられます。
この投稿をInstagramで見る
上記リールでは、中国の新正月に準えて、干支である竜をお皿の上の"みかんで表現"していました。
「竜+みかん」をドラゴンフルーツと掛けるアイデアが面白く、さらに世界のユーザーに向けて「中国の干支であなたは何の動物(何年)ですか?」と問いかけてコミュニケーションを取っています。
この投稿をInstagramで見る
また上記リールは、同社が手掛ける天気予報に特化したAIテクノロジーに関連付けた、ストーリー仕立てのプロモーションになっていました。
美味しく鍋を楽しむために、完璧なルールに基づいて行動する男性の様子を通じ、ユーモアにあふれた企業PRに成功しています。
面白いコンテンツが注目を集める点は、世界に視野を広げても同じです。
特に、リールは言語に頼らずとも映像で面白さを伝えることができるので、本事例のようなグローバル企業においても大きな認知効果に期待できますね!
3.エレコム株式会社
画像:@elecomjp | Innstagram
アカウント:@elecomjp
フォロワー:約4万人(※2024年4月現在)
続いてご紹介するのは、「エレコム株式会社」のアカウント運用事例です。
エレコムは、大阪に本社を置く日本企業で、マウスやキーボードで業界トップシェアを誇ります。
スマホ関連にも強く、女性人気が高いデザイン性に優れたガジェットアイテムも豊富です。
この投稿をInstagramで見る
上記リールでは、iPadユーザー向けの可愛いガジェットアイテムが複数紹介されていました。
一般的に、周辺機器は互換性が気になるところですが、本事例のように企業が公式情報で関連アイテムを紹介してくれることで、ガジェットに詳しくない方でも安心して購入できるようになりますね。
この投稿をInstagramで見る
続いて上記リールでは、ノートPCの持ち運びに便利な大容量ビジネスリュックが紹介されていました。
ノートPCやモバイルバッテリー、ヘアアイロンなどを入れる映像で、リュックの収容力をわかりやすく伝えられています。
また、収容するアイテムは女性好みのアイテムになっており、訴求したいターゲット層を絞る工夫としても非常に参考になるでしょう。
4.Canon EOS (キャノン イオス)
画像:@eos_canonjp
アカウント:@eos_canonjp
フォロワー:約20.1万人(※2024年4月現在)
続いてご紹介するのは、「Canon EOS (キャノン イオス)」のアカウント運用事例です。
「EOS(イオス)」は、カメラをはじめとする映像機器で知られる大手精密機器メーカー「Canon(キャノン)」が販売する、レンズ交換式のカメラシリーズです。
Instagramでは、EOS(イオス)の独立した公式アカウントが運用されており、製品の最新情報や、「#my_eos_photo」をつけて投稿されたEOSユーザーの写真作品も紹介してます。
この投稿をInstagramで見る
同アカウントでは、兼ねてからカメラ・写真雑誌「GENIC」とのコラボタイアップを実施してきており、本事例においてもカメラ・写真を愛する人たちに向けて関心度の高いフォトウォークイベントをPRしていました。
告知を担う上記リールには、実際にEOSで撮影された美しい写真が挿入されており、被写体に春めく自然とキッズモデルを採用している点が大きなポイントになっています。
PRするイベントがの4月半ばに実施されるフォトウォークイベントということで、シーズナブルな素材が参加意欲を高めていたことが窺えますね。
この投稿をInstagramで見る
続いて上記は、同社が実施したキャッシュバックキャンペーンの"応募方法"を解説するリール動画になっています。
- キャンペーンサイトでの入力方法
- 手持ちのカメラの型番の見方
など、ユーザーが躓きそうなポイントを映像で解説することで、キャンペーン参加を上手くサポートしていました。
スマホやPCの操作画面を動画にできる点もリールの強みになるため、本事例のようなユーザーの操作をサポートするための活用アイデアもぜひ参考にしたいですね。
関連記事
【リーチ率1,084%】リール動画を活用したガジェット系商材のインフルエンサーマーケティングのポイントとは?
5.キングジム
画像:@kingjim_official
アカウント:@kingjim_official
フォロワー:約7.1万人(※2024年4月現在)
最後にご紹介するのは、「キングジム」のアカウント運用事例です。
キングジムは、事務ファイルで国内第1位のシェアを誇る大手事務用品メーカーで、「テプラ」も人気商品として知られており、オフィスから一般家庭まで非常に幅広いシェアを獲得しています。
この投稿をInstagramで見る
上記リールでは、テプラの購入・買替検討中の方に向けた自社コンテンツ「テプラ」選び方ガイドが紹介されています。
ユーザーへのアプローチが上手く、「最近はスマホで使える「テプラ」があるとか…?」とキャプションでは、巧みに自社製品の興味を引く工夫もみられました。
また動画最後では、紹介する自社ページに遷移可能なハイライト(リンク付きのストーリーズアーカイブ)が提示されており、閲覧を促すアクションも参考になります。
この投稿をInstagramで見る
続いて上記は、自社製品が商品化した「文具ガチャ」にキングジムが挑戦する人気動画です。
3月8日「ミニチュアの日」にちなんだ投稿になっており、話題性に富んだ素敵なコンテンツに仕上がっていました。
リールにしたことで、開封シーンのドキドキ感がしっかりと伝わり、ガチャならではの魅力が伝わってきますね。
またキャプションでは、ガチャの販売会社「ケンエレファント(@kenelephant2000)」と、監修する文具ソムリエール「菅未里(@kanmisato)」さんが紹介されており、商品化したガチャの話題性、ひいては同社のブランディングもしっかりとアピールされていました。
話題の出来事や時節のイベントを取り入れたリールは、より注目を集めやすくなるので、早めに企画を立案するなど、できる限りタイムリーなリール投稿を心がけたいですね。
まとめ
「【ガジェット編】リールの使い方が上手いInstagramアカウント5選」は、いかがでしたでしょうか?
本記事でご紹介したInstagramアカウントを運営する企業アカウントは、
以上の5社です。
ガジェットは様々な方が求める商品であり、年齢や性別、趣味嗜好によってもニーズが異なります。
自社製品をどのような層に販売したいか、どのようなブランディングをしたいかを明確にし、KPIを設定したうえで運用するようにしましょう。
なお、Instagramをはじめ各種SNSマーケティングでお困りの際は、是非ともサポート実績豊富な「Find Model」にお気軽にご相談ください。
インスタラボ編集部の公式記事。
支援実績13,700件、最大3.2億リーチ可能なFind Model(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。
▼関連記事
▼おすすめ資料をダウンロードする