近年の医療技術の進化により、私たち人類の寿命はどんどん長くなっています。
元々長寿が多い日本においても、人生100年時代という言葉が定着し始めており、健康への意識は更に高まりつつあるでしょう。
できる限り健康に人生を楽しみたいという健康寿命の考えから、ジムに通って運動したり、体を鍛えたりと、生活の中に日頃からフィットネスを取り入れる人も増えてきています。
最近では、需要に応える形で、24時間利用可能なジムが登場したり、ホテルやマンションにジムが併設されたりと、フィットネス産業は大きな発展を見せています。
フィットネス関連企業の成長の背景には、Twitterを活用したブランディングや販促の取り組みを垣間見ることができます。
機敏性の高いTwitterでは、手軽にユーザーに最新情報を届けられる発信ツールとして、多くのフィットネス企業が運用に乗り出しています。
今回は、企業のTwitterアカウント成功事例として、フィットネスジムの公式Twitterアカウントをご紹介していきます!
公式Twitterの運用で競合との差別化を図りたい場合や、これからTwitterアカウントの開設を考えている場合などにお役立ていただける内容になっております。
ぜひ最後までご覧ください!
目次
【参考になる!】フィットネスジムのTwitter企業アカウント運用事例5選
それでは早速、フィットネスジムのTwitter企業アカウント運用事例を順番にご紹介します。
ゴールドジムジャパン(公式)(@goldsgymjapan)
画像:ゴールドジムジャパン(公式)(@goldsgymjapan)|Twitter
アカウント:ゴールドジムジャパン(公式)(@goldsgymjapan)|Twitter
フォロワー数:1.5万人(2022年5月現在)
まずはじめにご紹介するフィットネスジムの公式Twitterアカウントは、ゴールドジムジャパン(公式)(@goldsgymjapan)です。
ゴールドジムは、30カ国以上に展開する世界最大級のフィットネスクラブで、日本で展開するゴールドジムジャパンにおいても、全国に80を超える店舗を構え、多くのユーザーに愛用されています。
同社の公式Twitterアカウントでは、
- サプリ・プロテイン・アパレルなど、オリジナル製品の紹介
- お得なキャンペーン情報の発信
- 雑誌掲載など、公式情報の発信
といった、情報発信がされています。
4月29日(金)は「筋肉を考える日」です。
日頃よりゴールドジムをご利用頂いている全てのお客様に心より感謝し、4月29日(金)当日限りの限定キャンペーンを実施致します。https://t.co/ovdExgN5DW pic.twitter.com/Wkzt8Z0XM3— ゴールドジムジャパン(公式) (@goldsgymjapan) April 25, 2022
同社の公式Twitterアカウント運用で参考にしたいポイントとして、
- 全店舗共通のキャンペーンを一斉に実施することで、企業全体の来店数アップに繋げている
- 自社に関連するツイートを積極的に引用リツイートし、ブランディングの向上に努めている
という2点が挙げられます。
上記の投稿は、4月29日「筋肉を考える日」にちなんで、同日限りの限定キャンペーンを紹介するツイートです。
各店舗毎ではなく、全店舗共通のキャンペーンを公式アカウントで打ち出すことで、全国各地の全ての顧客(フォロワー)に対して平等に、日頃の感謝を伝えています。
多くの店舗を持つ企業では、各店舗毎にアカウントを運営することで、地域に住む顧客と近い距離でのコミュニケーションに活用することができますが、その反面、情報を届けられるユーザー(フォロワー数)は限られてしまいがちです。
上記のように、キャンペーンを実施する際には、店舗毎の足並みを揃え、最もフォロワー数の多い、企業のホームアカウントで一斉にプロモーションを行うことで、効率的に企業全体の来店数アップに繋げることができるでしょう。
そして、同アカウントから参考にしたいもう一点のポイントとして、次の引用リツイートをご覧ください。
アイアンマン誌に加え、月刊ボディビルディングでもゴールドジム無料体験チケットが付いてきます。4月25日(月)発売です。 https://t.co/Quw9BKz2d6
— ゴールドジムジャパン(公式) (@goldsgymjapan) April 19, 2022
上記の投稿では、同社の無料体験チケットが掲載されたボディビル雑誌のツイートがリツイートされています。
雑誌掲載や、メディアで取り上げられた際など、ユーザーの目を引く自社の情報をピックアップしてTwitterで取り上げ、情報を拡散することは非常に重要です。
特に、Twitterは手軽に更新できる上、情報を拡散する効果に優れているため、メディアやタイアップする企業の発信に対してレスポンスよく反応して情報拡散することで、企業の勢いをアピールすることや、ブランディング向上を期待できるでしょう。
メガロス(@megalosofficial)
画像:メガロス(@megalosofficial)|Twitter
アカウント:メガロス(@megalosofficial)|Twitter
フォロワー数:1万人(2022年5月現在)
続いてご紹介するフィットネスジムの公式Twitterアカウントは、メガロス(@megalosofficial)です。
メガロスは、健康や美容を目的としたトレーニングやヨガなど、様々なフィットネスサービスを展開しており、男女問わず幅広い層から愛用されているスポーツクラブ・ジムです。
同社の公式Twitterアカウントでは、
- パーソナルトレーナーの紹介
- ユーザーへのアンケートを通じたコミュニケーション
- お得なキャンペーン情報の発信
などが発信されています。
まず、本アカウント運用で参考にしたいポイントとして、
- TOP画像を用いたキャンペーン情報の発信
- 固定されたツイートの活用
に注目していきましょう。
まずアカウントのTOP画像に注目すると、最新のキャンペーン情報に関する画像が使われていることがわかりますね。
また、ユーザー名についても「@プレゼントCP実施中」と情報が加えられており、アカウントを目にしたユーザーに対して、キャンペーン投稿の閲覧を促すことに繋げています。
画像:メガロス(@megalosofficial)|固定されたツイート|Twitter
更に上記のように、「固定されたツイート」に対象となるキャンペーン投稿を設定しており、アカウント全体を通して上手にユーザーの興味をキャンペーンに向けさせることで、ユーザーの参加率アップに繋げています。
Twitterの機能を最大限に活用し、手間を惜しまずにマメな運用が施されている点が非常に素晴らしいですね。
また、もう一点、本アカウントで参考にしたいポイントとして、Twitterをユーザーとのコミュニケーションに上手く活用している点が挙げられます。
夏に向けて引き締めた部位はどこですか?👊✨
この中にない方はリプライで教えてくださいね😎— メガロス@プレゼントCP実施中 (@megalosofficial) April 22, 2022
上記のツイートでは、フォロワーに向けてアンケートを実施し、夏に向けて引き締めたい部位を訪ねています。
アンケート機能は、ワンクリックで参加できる機能であるため、ユーザーが参加しやすく、気軽にコミュニケーションを取ることができます。
また、上記は、ワンシーズン先の夏に向けたアンケート内容になっており、ユーザーの悩みや目的を事前にリサーチすることで、夏に向けたサービス展開などのアイデアに応用することにも期待できます。
ユーザーとのコミュニケーションと情報収集。Twitterのアンケート機能を活用することで得られる2つのメリットを理解しておくことが大切です。
エニタイムフィットネスジャパン公式/AnytimeFitnessJapanOfficial(@Anytime_japan)
画像:エニタイムフィットネスジャパン公式/AnytimeFitnessJapanOfficial(@Anytime_japan)|Twitter
アカウント:エニタイムフィットネスジャパン公式/AnytimeFitnessJapanOfficial(@Anytime_japan)|Twitter
フォロワー数:9,010人(2022年5月現在)
続いてご紹介するフィットネスジムの公式Twitterアカウントは、エニタイムフィットネスジャパン公式/AnytimeFitnessJapanOfficial(@Anytime_japan)です。
エニタイムフィットネスジャパンは、24時間年中無休のフィットネスジムとして知られ、会員になると全国・世界各地の店舗が利用できることで多くのユーザーに愛用されています。
同社の公式Twitterアカウントは、
- 新店舗の紹介
- お得なキャンペーン情報の発信
- 会員向けサービスの紹介
などの情報が発信されています。
本アカウントでは、ツイートを遡ると、新店舗オープンに関する投稿を数多く見つけることができます。
OPEN情報👏
5/2にOPENした天満橋店です。https://t.co/NVeBc0XsSP#大阪府 #大阪府大阪市 #桜ノ宮駅#エニタイムフィットネス#フィットネス #ジム#いまこそ運動をつづけよう#UPDATEyourself pic.twitter.com/ypyiIXBVQz
— エニタイムフィットネスジャパン公式/AnytimeFitnessJapanOfficial (@Anytime_japan) May 4, 2022
OPEN情報👏
5/2にOPENしたフォルテ我孫子店です。https://t.co/sVJWkvskSk#千葉県 #千葉県我孫子市 #我孫子駅#エニタイムフィットネス#フィットネス #ジム#いまこそ運動をつづけよう#UPDATEyourself pic.twitter.com/4DqUymeugK
— エニタイムフィットネスジャパン公式/AnytimeFitnessJapanOfficial (@Anytime_japan) May 5, 2022
上記のように、同社のTwitterアカウントでは、新店舗の情報を必ずツイートで紹介しています。
新しい店舗オープンの際に素早くTwitterで紹介することは、情報拡散をはかれる観点から効果的です。
また、同社のフィットネスが「どこの店舗でも利用できる」という特徴を持つことから、新店舗の情報を漏れなく拡散することで、周辺に住むユーザー以外の、例えば、旅先や主張先での利用を獲得することにも期待できるでしょう。
更に、同社のツイートの工夫として、ハッシュタグを採用している点が挙げられます。
ハッシュタグに「#桜ノ宮駅」「#我孫子駅」といった最寄駅を加えることで、同アカウントが検索される率を向上させることにつなげています。
TIPNESS【公式】フィットネスクラブ ティップネス(@tipness_jp)
画像:TIPNESS【公式】フィットネスクラブ ティップネス(@tipness_jp)|Twitter
アカウント:TIPNESS【公式】フィットネスクラブ ティップネス(@tipness_jp)|Twitter
フォロワー数:4,366人(2022年5月現在)
続いてご紹介するフィットネスジムの公式Twitterアカウントは、TIPNESS【公式】フィットネスクラブ ティップネス(@tipness_jp)です。
TIPNESS(ティップネス)は、「健康で快適な生活文化の提案と提供」を理念に、人々の心身の健康促進を目的とした様々なサービスを手がけるフィットネスクラブ・ジムです。
同社の公式Twitterアカウントでは、
- 何気ない日常投稿
- ユーザーのツイートの引用リツイート
- 営業スケジュールの発信
- 健康レシピの紹介
などが発信されています。
また同アカウントでは、スタッフの人間味溢れるツイートが一つの特徴になっています。
上司にいただきました🍫
チョコっと休憩🌬( ◠‿◠ )( ◠‿◠ )( ◠‿◠ ) pic.twitter.com/C6Rphyyzkf
— TIPNESS【公式】フィットネスクラブ ティップネス (@tipness_jp) May 3, 2022
先日、逞しい背中を発見しました👀✨ pic.twitter.com/Tb9DL89vfD
— TIPNESS【公式】フィットネスクラブ ティップネス (@tipness_jp) May 2, 2022
上記のように、同社の公式アカウントでは、スタッフ目線の何気ない投稿を通して、親しみやすいアカウント運用に成功しています。
1つ目の投稿では、ダジャレを交えたほのぼのとしたツイートに、「上司にいただきました」とあり、スタッフ同士の仲の良さや、風通しのいい雰囲気がさりげなく伝わる内容に好感を抱きます。
2つ目の投稿では、トレーニング姿を後ろから撮影する日常的なツイートを通して、スタッフの向上心や、逞しい姿をアピールすることに繋がっています。
何気ない投稿であっても、ユーザーはツイートの節々から、企業や店舗の雰囲気を敏感に感じとるものです。
企業からの情報発信には、お堅いイメージを抱くTwitterユーザーが多いことからも、親近感のわくアカウント運用は訴求力を高めることができるでしょう。
時には、サービスのプロモーションや企業の実績紹介だけではなく、関わるスタッフのありのままの姿をさらけ出すような日常投稿などで、親しみやすい企業ブランディングの向上を図ってみても面白いですね。
【公式】JOYFIT(@JOYFIT_official)
画像:【公式】JOYFIT(@JOYFIT_official)|Twitter
アカウント:【公式】JOYFIT(@JOYFIT_official)|Twitter
フォロワー数:3,283人(2022年5月現在)
最後にご紹介するフィットネスジムの公式Twitterアカウントは、【公式】JOYFIT(@JOYFIT_official)です。
JOYFIT(ジョイフィット)は、ユーザーの年齢や目的に合わせた様々なフィットネスプログラムを展開するスポーツクラブです。
フラダンスやエアロビなど、楽しみながら取り組める豊富なプログラムが人気を集めています。
同社の公式Twitterアカウントでは、
- サービスやフィットネスプログラムの紹介
- 企業の取り組みやコラボなど、公式情報の発信
- ジムで導入している製品やおすすめサプリ・料理の紹介
など、幅広い情報が発信されています。
同社の公式Twitter運用の魅力的な特徴として、店舗を構える地元地域のスポーツチームと協力してプロモーションを行っている点が挙げられます。
JOYFIT BIOをご紹介いただきありがとうございます❗🎊#北海道十勝スカイアース #高瀬証#ネコ好き#JOYFITBIO#JOYFIT https://t.co/Lmi4xiGYtG
— 【公式】JOYFIT (@JOYFIT_official) April 26, 2022
上記の引用リツイートでは、サッカーチーム「北海道十勝スカイアース」の選手が、同社の店舗の前で、所属チームのリーグ戦の開幕をプロモーションしています。
地元のスポーツチームと友好的に協力し合うことで、
- 店舗は、ブランドの認知・拡大を
- スポーツチームは、地元の方達に応援の呼びかけを
行っており、双方にとってメリットとなる関係性が構築されていることがわかりますね。
JOYFIT丸亀をご紹介いただきありがとうございます🎉#さぬぴー #カマタマーレ讃岐 #JOYFIT https://t.co/buTDDxB9Vg
— 【公式】JOYFIT (@JOYFIT_official) April 26, 2022
更に上記では、サッカーチーム「カマタマーレ讃岐」から、マスコットキャラクター「さぬぴー」が宣伝活動として登場。
同社の店舗で実施する「スタジアムグルメイベント」の様子が、親しみやすい写真を通じてプロモーションされています。
各店舗を構える地域に密着し、Twitter上でも協力関係を構築することで、地元のスポーツチームにインフルエンサーとしてプロモーションに参加してもらうと同時に、スポーツチームのサポートや地元の活性化にも繋げることを可能にしています。
企業のTwitterマーケティングでは、積極的に他アカウントとのコラボをはかることで、自社アカウントだけではリーチできなかった層にまで認知を広げる機会を得ることができるのです。
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まとめ
フィットネスジムの企業Twitterアカウント運用事例をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した公式Twitterアカウントでは、
- Twitterの機敏性を活かし、メディア掲載などの公式情報をいち早く拡散している点
- 「固定されたツイート」や「アンケート機能」などTwitterの機能を最大限に活かしている点
- 地名や駅名を含めたハッシュタグで検索性を高めている点
- スタッフの人柄の伝わる日常投稿で親しみやすいブランディングに繋げている点
- 地元のスポーツチームと協力してプロモーションや地域の盛り上げに繋げている点
など、同じフィットネスに関連する業種であっても、店舗の地域性や業態によって幅広い工夫点が見られました。
ぜひ本記事を参考にしていただき、自身の企業にあった公式Twitterアカウント運用にお役立てください!
最後までご覧いただきありがとうございました。
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