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ビジネスツールとして確立するSNS。2017年末には、1億人以上を超える日本人ネットユーザーのうち、約7割を超える人がなんらかのSNSを使用すると見られています。この巨大マーケティングツールを使用しない訳にはいきません。特に、Facebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)、Instagram(インスタグラム)の3つは”3大SNS”とも呼ばれ、多くの企業が導入しています。
さて、今回は3大SNS特徴や使い方、運用方法に注目してみていきたいと思います。
SNSって何?
Social Networking Service(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の略となるSNSは、コミュニケーションプラットフォームとして作られたネットワークサービスです。企業のホームページやブログよりもより近い距離でユーザーと接することができるのが特徴です。従来、人と人のコミュニケーションは掲示板やメールといったツールなどで行っていましたが、現在はSNSを利用してやり取りを行うのが基本となりました。SNSは気軽に双方向コミュニケーションを取ることが容易で、投稿に対して「いいね!」や「シェア」ができるのが魅力とも言えるでしょう。
3大SNSの特徴・使い方・ユーザ数
前述したとおり、Facebook(フェイスブック)、Twitter(ツイッター)、Instagram(インスタグラム)は”3大SNS”と呼ばれ、世界中で多くのユーザーが利用しています。マーケティングツールとして導入する前に、特徴や使い方、どれだけのユーザーが利用しているのか見ていきましょう。
Facebook(フェイスブック)
国内月間アクティブユーザー数:約2800万人
海外月間アクティブユーザー:約20億人
世界最大のSNSと呼ばれ、ビジネスには必要不可欠な存在として捉えられています。国内でも月間約2800万人のユーザーが活用しており、巨大メディアとして注目されてきました。実名性が非常に高く、信頼性も十分にあるため、ビジネスシーンで利用されることが多くなっています。TwitterやInstagramと比較すると、30代〜40代以上の利用が多いこともわかっています。
Facebookの使い方
Facebookは撮った写真や思ったことをユーザーに公開するだけでありません。投稿をシェアしたり、イベントを作成したり、Facebook内のメッセージでやり取りすることができます。多くの企業はFacebookを広告媒体として、かつ、社内の共有掲示板として活用しています。また、イベント情報や採用情報、社内の紹介として利用している企業もあります。
Twitter(ツイッター)
国内月間アクティブユーザー数:約4,000万人
世界全体ユーザー数:約3億1,000万人
短文投稿が時系列通りに表示されるTwitterは、リアルタイム性が非常に高いSNSで若年層を中心に利用されているのが特徴です。10代・20代にアクティブユーザーが多いため、若年層へ対するリーチやトレンドのリサーチに適したマーケティングツールといえるでしょう。匿名でアカウント作成できるほか、複数のアカウントを保持することが可能となり、Facebookよりも信憑性に欠けます。しかし、爆発的な拡散力はマーケティングにとって魅力的なSNSです。
Twitterの使い方
Twitterは以下のような使い方があります。
①調査や分析のマーケティングツールとして
②製品やサービス、イベント情報等のPR
③キャンペーンや新製品の情報を告知
④コミュニケーションを行い、ブランド力やロイヤリティを向上させる
⑤直接ユーザーをサポートする
まず、Twitterは若年層の利用が多いことから調査・分析ツールとして利用することができます。Facebookと同様に広告の媒体として使うこともできます。また、企業のブランド力やロイヤリティの向上につなげたり、ユーザーのサポートとしてのコミュニケーションにもなります。
Instagram(インスタグラム)
国内月間アクティブユーザー数:約2000万人
世界全体ユーザー数※日本を含む:約10億人
Instagramは、画像をコミュニケーションの中心としたソーシャルメディアとなっています。フィルター機能を使って手軽にオシャレな写真を投稿できます。エンゲージメント率はFacebookの約10倍にも登ると言われており、10〜30代の女性ユーザーが中心に利用しています。アパレルやコスメ、飲食業界を中心としてSNSといえるでしょう。
Instagramの使い方
Instagramは、写真を投稿して製品を紹介するのが一般的な使い方です。また、あわせてハッシュタグを用いることが多く、特定のハッシュタグをつけてInstagramに投稿してもらう「投稿キャンペーン」という手法を用いたマーケティングが盛んです。キャンペーンを展開すると自社ブランドの認知やフォロワー数獲得といったメリットがあります。また、近年はインフルエンサー(フォロワー数の多い人気のユーザー)を起用した「インフルエンサーマーケティング」という手法も多くの企業が導入しています。ハイクオリティーな写真や動画、多彩な機能を活用したマーケティングを行うことが企業に求められています。
まとめ
上記、3つのSNSの特徴と使い方はいかがでしたか?企業の担当者は、それぞれの特徴や使い方、ユーザー数・ユーザー層を認識した上で活用しなければなりません。
運用方法も千差万別なSNSですが、適切に運用することで潜在顧客を囲い込むことができるでしょう。メリットやデメリットなども見比べた上で導入することを検討しましょう。