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昨今では、TikTokやInstagramリールといったショート動画が人気を集めており、YouTubeにおいても2021年の7月にショート動画サービス「YouTubeショート」がスタートしました。

当初はYouTubeの本編を短くまとめた「short ver.」の動画など、ダイジェストとしての利用が多かったYouTubeショートですが、最近は人気ユーチューバーが独自のショートコンテンツを発信したり、ティックトッカーが強みを活かして参入したりと、存在感を増しています。

また、気軽に撮影・投稿しやすい軽便性から新規ユーザーの参加も増えており、YouTubeショートを主戦場に登録者数を伸ばしているユーチューバーもいらっしゃいます。

一気に人気を獲得しつつあるYouTubeショートではありますが、収益化の仕組みについては、実はあまり知られていない部分も多いのではないでしょうか?

実際にYouTubeショートでは、通常投稿とは異なるマネタイズが採用されているのです。

そこで本記事では、YouTubeショートを収益化する方法ついて、仕組みや条件を解説していきます。

これからYouTubeショートを始めたい方や、YouTubeでの更なる成果を目指す方にとって非常に役立つ内容になっております。

是非最後までご覧ください!

YouTubeショートとは

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画像:YouTube|Apple Store

YouTubeショートとは、縦長の60秒以内のショート動画を投稿・閲覧することができるYouTubeのショート動画サービスです。

通常の動画と同様にチャンネルの動画一覧から再生できるほか、ホーム画面の「ショート」と書かれた専用タブからおすすめのショート動画を閲覧することも可能になっています。

また、再生画面には、

  • 高評価ボタン・低評価ボタン
  • コメント
  • 共有

といった通常投稿と同様の機能も備わっています。

 

YouTubeショートの基本的な使い方については以下の記事で詳しく解説しておりますので合わせてご覧ください。

関連記事

YouTubeショート動画を見る・投稿する方法

YouTubeショートを収益化する方法ついて仕組みや条件を解説

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それでは、YouTubeショートを収益化する方法ついて、仕組みや条件を詳しく解説していきます。

YouTubeショートを収益化する方法

結論から解説すると、YouTubeショートを収益化したい場合には、「YouTubeショートファンド」から報酬を受け取る必要があります。

本来、YouTubeの通常投稿では、「登録者数」「総再生時間」「18歳以上」「YouTubeの審査合格」など、YPP(YouTube パートナー プログラム)の条件を満たすことで、チャンネルを収益化して報酬を得ることができます。

しかし、YouTubeのショート動画は上記の収益化の対象外となっており、既に収益化しているYouTubeチャンネルであってもショート動画には収益が発生しないのです。

そこで、YouTubeショート独自の報酬体系として存在するのが、今回取り上げる「YouTubeショートファンド」という基金です。

YouTubeショート単体で直接的に収益を得るには、YouTubeショートファンドの対象になり、分配される報酬を受け取る必要があるのです。

それでは、「YouTubeショートファンドの仕組み」とは具体的にどのようになっているのでしょうか?

次項で詳しく解説していきます。

 

YouTubeショートファンドの仕組み

YouTubeショートファンドにおけるファンド(基金)とは、YouTubeショートの動画を通じてYouTubeの発展に寄与したクリエイターのために準備された資金のことを指します。

つまり、投稿したYouTubeショートの功績に応じてYouTubeショートファンドから報酬が分配されるということです。

YouTubeショートファンドの仕組みを要点にまとめると以下のようになります。

  1. 対象となるクリエイターは月毎に審査され、毎月第1週の後、報奨金の金額とその申請方法の説明が記載されたメールとYouTubeアプリの通知が届く。
  2. YouTubeショートファンドの対象になったチャンネルには、月に100ドル〜10,000ドル(日本円で約1万円〜約100万円)が支給される。
  3. YouTubeショートファンドの対象になるには、いくつかの条件をクリアする必要がある。

YouTubeショートファンドの仕組みで注目すべき点は、月ごとの審査で対象に選ばれることができれば、登録者数や再生時間といった通常投稿の厳しい収益化条件を達成していなくても報酬を受け取るチャンスがあるということです。

特に、ショート動画コンテンツは再生数を稼ぎやすいため、動画が一気にバズればYouTubeでのマネタイズをすぐに実現できる可能性を秘めているでしょう。

では、YouTubeショートファンドで報奨金を受け取る条件にはどのようなものがあるのでしょうか?

次項では、上述した要点から「3. YouTubeショートファンドの対象になるには、いくつかの条件をクリアする必要がある。」という点を掘り下げて解説していきます。

YouTubeショートファンドで報奨金を受け取る条件

YouTube ヘルプ によると、YouTubeショートファンドの報奨金を受け取るための要件は以下のように発表されています。

  • 過去 180 日間に対象となるショート動画が少なくとも 1 本、チャンネルにアップロードされている必要があります。
  • チャンネルがYouTube のコミュニティ ガイドライン、著作権ルール、収益化ポリシーを遵守している必要があります。
  • チャンネルはオリジナル コンテンツをアップロードしている必要があります。対象外の動画には以下のようなものがあります(ただしこれらに限定されません)。
    •  映画やテレビ番組の未編集のクリップなど、オリジナルではない動画。
    • 他のクリエイターのチャンネルまたは他のプラットフォームから再アップロードされた動画(コンピレーションを含む)。
    • サードパーティのソーシャル メディア プラットフォームの透かしやロゴを含む動画。
    • また、サードパーティのソーシャル メディア プラットフォームを紹介するタイトルやハッシュタグ、メタデータのある動画も対象外となる場合があります。注: 他のソーシャル メディアのプロフィールへのリンクは、資格要件に影響しません。
  • クリエイターは 13 歳以上の米国居住者であるか、下記の対象国または地域において成人年齢に達している必要があります。 (日本では18歳以上)
  • 13~18 歳のクリエイターの場合は、親または保護者が利用規約に同意し、お支払いを受け取るために AdSense アカウントを設定する必要があります(アカウントがチャンネルにまだリンクされていない場合)。
  • クリエイターは次のいずれかの国や地域に居住している必要があります。 (※日本は該当)

    引用元:YouTube ショート ファンド−YouTube ヘルプ

    著作権や法律に関連する内容が多く、動画の投稿数や総再生時間といった難しい条件は含まれていないことがわかります。

    通常投稿での収益化よりも条件がシンプルなため、やはりYouTubeショートは、新規ユーザーがマネタイズを目指しやすいコンテンツだと言えるでしょう。

    YouTubeショート収益化の今後の展望【YPP(収益化申請)】【SuperThanks(投げ銭)】

    そして、2023年の初頭からは、ショート動画がメインのYouTubeチャンネルであっても、

    • 「チャンネル登録者 1,000 人以上」
    • 「直近 90 日間のショート動画視聴回数 1,000 万回以上」

    という2つの条件を満たしていれば、YPP(YouTubeパートナープログラム)への申請が可能になり、収益化を受けられるようになるとも発表されています。

    まだまだローンチは先になりますが、クリエイターに割り当てられる全体の広告収益の45%をYouTubeショートクリエイターが受け取り、ショート動画の合計視聴回数の割合に応じて分配されるようです。

    さらに、YouTubeショートでの投げ銭機能、SuperThanks(スーパーサンクス)についても、既に一部のユーザーに向けたベータ版での試用がスタートしています。

    まだYouTubeの収益化条件を満たすことができていないユーザーや、これからYouTubeを始めたい人にとって、YouTubeショートがマネタイズの新しい入り口になることが期待できますね!

    参考:Made on YouTube: 次世代クリエイターの収益をサポート|YouTube Japan Blog

     

    まとめ

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    「YouTubeショートを収益化する方法ついて仕組みや条件を解説」はいかがでしたでしょうか?

    ショート動画は閲覧するユーザーが気軽に見やすい点が魅力です。

    一度ショート動画が話題に上がれば、一気に再生回数を獲得することも夢ではありません。

    また、投稿しやすい・作成しやすいという利便性は投稿するユーザーにとってもメリットになります。

    まずはYouTubeショートをコツコツ継続することにトライし、YouTubeショートファンドでの報酬獲得や、2023年に予定される新しい収益サポートでの収益化を目指していきましょう!

     

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