近年、様々なSNSを活用したマーケティング戦略は、企業・ブランドにとって非常に重要な役割を果たしています。
中でも動画投稿・視聴をメインとしたSNS「YouTube」の企業アカウントでは、他のメディアでは伝えきれていない商品・サービス紹介や企業情報なども自由に発信できることから、ブランディングをする上で活用しやすいSNSとして話題です。
また、若者を中心に人気を集めているショート動画投稿が可能な「YouTubeショート」では、不特定多数のユーザーへリーチできるというメリットがあります。
今回は、そんな「YouTubeショート」を活用しているヘアケアブランドのYouTubeショート活用事例5選と参考になるポイントを併せて解説していきます。
YouTubeショートを活用してヘアケアブランドの売上・集客アップをしたい企業・ブランドのSNS担当者・マーケターの方は、ぜひ参考にされてみてはいかがでしょうか。
目次
ヘアケアブランドのYouTubeショート活用事例5選と参考ポイント
それではさっそく、ヘアケアブランドのYouTubeショート活用事例5選と参考になるポイントを解説していきます。
L'Oréal Paris Japan
まず最初にご紹介するヘアケアブランドのYouTubeショート活用事例は「L'Oréal Paris Japan」です。
チャンネル名:L'Oréal Paris Japan
チャンネル登録者数:約2270人(2022年8月現在)
L'Oréal Paris Japanは、フランスのパリ発祥のヘアケアブランドである「ロレアルパリ」の日本公式YouTubeアカウントです。
毎日のヘアケアで髪に栄養を与え、艶めく髪に仕上げてくれるロレアルパリのヘアケアは、全世界で知名度も高く、長年に渡って多くの愛用者を抱えています。
その品質もさることながら、近くのドラッグストア・スーパーマーケットなどでも手軽に購入できる点も人気の秘訣です。
【ショート活用事例】「#8秒ウォータートリートメント」ブランドムービー
L'Oréal Paris Japanでは、「#8秒ウォータートリートメント」というタイトルで自社製品のブランドショートムービーを投稿しています。
L'Oréal Paris JapanのYouTubeショートで参考になるポイントとしては、
- テキストなどを上手く用いて、要点を抑えたテンポの良い動画作りを行っている
上記の点が挙げられます。
手軽に高クオリティのヘアケアができるというセールスポイントをアピールするため、下記画像のように簡単な3ステップの手順をシンプルに紹介しています。
「STEP1 つける」「STEP2 揉み込む」など分かりやすいテキストを入れ込み、パッと見てすぐに手順が分かる動画作りを行っている点はぜひ真似したいポイントです。
また、テンポ感の良い動画作りによって、短時間でもしっかりと要点を抑えた見やすい構成となっている点も参考になります。
YouTubeショートは隙間時間などに次々と再生させていく視聴者が多いことが特徴です。
したがって、L'Oréal Paris JapanのYouTubeショートのように飽きさせない工夫のある動画作りは、エンゲージメントを高め、新規見込み顧客へリーチするために効果的な方法となっているのです。
パンテーン公式 / PANTENE Japan Official
続いてご紹介するヘアケアブランドのYouTubeショート活用事例は「
画像:パンテーン公式 / PANTENE Japan Official
チャンネル名:パンテーン公式 / PANTENE Japan Official
チャンネル登録者数:約1.53万人(2022年8月現在)
パンテーン公式 / PANTENE Japan Officialは、消費財メーカーであるP&Gジャパンのヘアケアブランド「パンテーン」のYouTube公式アカウントです。
パンテーンは、健康な髪を育むヘアケアブランドとして、シャンプー、トリートメント、ヘアオイルなど様々なヘアケア商品を展開しています。
パンテーンは全国的に知名度も高く、YouTubeチャンネル登録者数も約1.53万人と多くのファンを抱えています。
【ショート活用事例】パンテーン×VOCEchannelタイアップによるPR
パンテーン公式 / PANTENE Japan Officialは、美容メディア「VOCE」のYouTubeチャンネル「VOCEchannel」とタイアップし、VOCEchannelのYouTubeショートでPRを行っていました。
画像:VOCEchannel
パンテーン公式 / PANTENE Japan OfficialのYouTubeショートで参考になるポイントとしては、
- チャンネル登録者数の多いYouTubeチャンネルとタイアップし、多くのユーザーへリーチしている
上記の点が挙げられます。
画像:VOCEchannel
VOCEchannelは約17.2万人(2022年8月現在)ものチャンネル登録者数を抱えているため、タイアップによるYouTubeショート投稿をしてもらうことで、非常に多くのユーザーへリーチすることが可能になります。
また、VOCEchannelの主な読者層である20~40代女性をターゲット層としている場合には、タイアップすることで非常に効果的なアプローチができるのです。
さらに、女性アイドルグループ「モーニング娘。」の元メンバーであり、現在美容・ファッションのインフルエンサーとしても有名な高橋愛さんをPRに起用している点も、ターゲット層の商品に対する親和性を高める上でも良いポイントといえるでしょう。
YouTubeショートは、チャンネル登録者以外のユーザーにもリーチできる投稿方法ですので、インフルエンサーを起用して新規ユーザーの興味を惹き付けることも重要です。
&honey official
次にご紹介するヘアケアブランドのYouTubeショート活用事例は「&honey official」です。
チャンネル名:&honey official
チャンネル登録者数:172人(2022年8月現在)
&honey officialは、ハチミツを主成分にしたオーガニックヘアケア商品を開発・販売するヘアケアブランド「&honey」のYouTube公式アカウントです。
「保水オーガニック美容」を謳う&honeyの製品は、うるおいに満ちた髪を実現させてくれるとして注目を集めています。髪のパサつきに悩む方を中心に今大人気のヘアケアブランドです。
【YouTubeショート活用事例】&honey×やみちゃんねる。
&honeyは、美容系YouTuberとして多くのファンを抱える「やみちゃんねる。」とタイアップし、インパクトのあるYouTubeショート投稿で視聴者の目を引き付けるPRを行っていました。
画像:やみちゃんねる。
&honey officialのYouTubeショートで参考になるポイントとしては、
- インフルエンサーを起用し、ターゲット層へインパクトのあるPRを行っている
上記の点が挙げられます。
画像:やみちゃんねる。
やみちゃんねる。のチャンネル登録者数は約27.8万人となっており、美容に興味のある層に対して非常に大きな影響力をもっていることが分かります。
現在SNS上で影響力のあるインフルエンサーを起用して商品をPRする「インフルエンサーマーケティング」は、企業のマーケティング戦略において欠かせない施策です。
自社の商品のブランディングやターゲット層、タイアップによるコンバージョン率などを明確に設定し、目標に見合うインフルエンサーを随時チェックしておくことが重要です。
インフルエンサー選定・依頼には様々なコストがかかるため、インフルエンサーマーケティングを行いたいけれど負担が大きくなることについてお悩みの場合は、労力削減の方法として企業に依頼する方法もあります。
下記記事でも詳しく解説していますので、ぜひチェックしてみてください。
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へアレシピ 和の実 公式チャンネル
続いてご紹介するヘアケアブランドのYouTubeショート活用事例は「へアレシピ 和の実 公式チャンネル」です。
チャンネル名:へアレシピ 和の実 公式チャンネル
チャンネル登録者数:479人(2022年8月現在)
へアレシピ 和の実 公式チャンネルは、栄養士とヘアエキスパートの共同開発によって生まれたヘアケアブランド「ヘアレシピ」から販売されている和の実シリーズのYouTube公式アカウントです。
和の実シリーズは、お米の油分に着目した「米ぬか美容」による浸透力のある製品となっており、芯からしっとりとした髪へと導いてくれます。
「ベスコス」など様々なアワードを受賞している人気のヘアケアシリーズです。
【YouTubeショート活用事例】「うるおいに満ちた、天使のつや髪へ」商品PR
へアレシピ 和の実 公式チャンネルでは、商品のアピールポイントを詰め込んだYouTubeショートを投稿していいました。
へアレシピ 和の実 公式チャンネルのYouTubeショートで参考になるポイントとしては、
- ブランディング・世界観作りの上手い動画作りを行っている
上記の点が挙げられます。
和の実シリーズの特徴の一つとして、独特なパッケージデザインが挙げられます。お米をモチーフにしたパッケージフォルムが印象に残りやすく、店頭に並んだ際に他の商品より目に留まりやすいという点はメリットです。
YouTubeショートでは、この印象的なパッケージデザインをメインに、ブランドコンセプト、使用感などアピールしたいセールスポイントを詰め込んでいます。
また、ナチュラルで高品質なイメージを感じさせる世界観作りも施されており、ブランディングの上でぜひ参考にしたい動画作りとなっています。
YouTubeショートのような動画投稿は、ブランドのイメージ作りを大きく左右する要素ですので、ぜひ積極的に活用し、ターゲット層への効果的なアプローチを行っていきましょう。
milbon ミルボン
そして最後にご紹介するヘアケアブランドのYouTubeショート活用事例は「milbon ミルボン」です。
画像:milbon ミルボン
チャンネル名:milbon ミルボン
チャンネル登録者数:約8540人(2022年8月現在)
milbon ミルボンは、トップヘアデザイナーの技術・経験と株式会社ミルボンのテクノロジーを融合させた商品を開発・販売するヘアケアブランドのYouTube公式チャンネルです。
一般向けに商品販売しているのはもちろんのこと、サロン専売品も展開しており、プロ仕様のクオリティーの高い商品ラインナップとなっています。
ハイトーンカラー、パーマなどで特に傷んだ髪の悩みも解消してくれるヘアケアブランドです。
【YouTubeショート活用事例】卵焼きによる「熱凝集抑制成分」の効果検証動画
milbon ミルボンのYouTubeショートでは、製品に使用されている熱凝集抑制成分の効果を検証する内容を投稿していました。
milbon ミルボンのYouTubeショートで参考になるポイントとしては、
- チャンネル登録者だけでなく、初見のユーザーの興味を惹き付ける動画作りを行っている
上記の点が挙げられます。
画像:milbon ミルボン
ただ単に商品を紹介する動画ではなく、成分の実験動画を投稿している点は大変ユニークな例といえます。
milbon ミルボンのような独特なYouTubeショート投稿は、幅広い年齢層から注目を集め、高いエンゲージメントを獲得しやすい方法です。
続き・結果が気になる内容作りや、つい最後まで見てしまう構成作りはYouTubeショートを作成する上で非常に重要です。
また、使用されている成分の効果を見せることで商品PRの説得力が増し、商品・ブランドに対する信頼度向上を図ることもできます。
milbon ミルボンのように、内容・構成を工夫して流し見されやすいYouTubeショートのタイムラインでも視聴者の興味を惹き付ける動画作りを行ってみましょう。
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まとめ
今回は、ヘアケアブランドのYouTubeショート活用事例5選と参考になるポイントを解説していきましたが、いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介したYouTubeショートを活用しているヘアケアブランドのYouTube公式アカウントは、
- L'Oréal Paris Japan
- パンテーン公式 / PANTENE Japan Official
- &honey official
- へアレシピ 和の実 公式チャンネル
- milbon ミルボン
上記の5つのチャンネルでした。
チャンネル登録者以外のユーザーにもリーチし、商品の良さや世界観を広め、ブランドの認知度向上も図ることができるYouTubeショートを、ぜひ積極的に活用してみてはいかがでしょうか。
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