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近年の日本では、地方創生のために移住支援を活発におこなうなど、地方への移住・定住者を増やすための取り組みが多く見られるようになり、それに加えて新型コロナウイルスが流行したことでリモートワークが推進され、地方への移住がより活発化しています。

またSNSが普及した影響もあり、地域の過疎化を防ぐためにさまざまな地方自治体が移住を促すためにYouTubeアカウントを活用するケースも増えてきました。

そこで今回この記事では、地域への移住を上手く促している自治体のYouTubeアカウントを5つピックアップしてご紹介していきます。

YouTubeアカウントとあわせて、工夫されている点や参考になる点も解説しているので、ぜひこの記事を参考に今後のYouTubeチャンネル運営にお役立てください。

地域への移住を上手く促している自治体のYouTubeアカウント5選

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それではさっそく、地域への移住を上手く促している自治体のYouTubeアカウントを5つピックアップしてご紹介していきます。

1.大村市公式チャンネル(長崎県大村市)

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画像:大村市公式チャンネル|YouTube
YouTubeチャンネル:大村市公式チャンネル|YouTube
チャンネル登録者数:約1,900人(2023年5月現在)


まず最初にご紹介するアカウントは、長崎県大村市が運営する大村市公式チャンネルです。

大村市公式チャンネルでは、市内でのイベント情報や市民へのお知らせを中心に、

といった特産品や名物を動画のテーマにし、地域の魅力を積極的に発信しています。

また、大村市では人口10万人を目指しており移住促進にも前向きで、「おおむらくらしのおおむらさん」という移住・定住をサポートする専門のWebサイトも運営しています。

▼大村市の移住PR動画

上記の動画では、大村市で育った女子高生が日常のあらゆるシーンで「大村市なんて大嫌い」と言いつつも、逆説的に大村市の魅力を伝え、大学進学を機に大村市を離れることになると寂しい思いがこみ上げてくる、といった構成で大村市の暮らしやすさをアピールしています。

この動画では、サムネイルに大きく”大村市なんて大嫌い”とインパクトのあるワードを入れ、クリックしたくなる工夫がされており、2023年5月時点で10万回以上の視聴回数を獲得しています。

また、この動画はクラウドソーシングサービスを提供するランサーズ株式会社に委託して製作されたものであり、その製作者選定の過程でフリーランサーに対して移住プロモーションを実施するという、全国初の取り組みもされました。

そのため、動画の視聴回数以上に多くの人に対して地域の魅力を発信できている事例といえるでしょう。

2.小林市公式チャンネル(宮崎県小林市)

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画像:小林市公式チャンネル|YouTube
YouTubeチャンネル:小林市公式チャンネル|YouTube
チャンネル登録者数:約5,600人(2023年5月現在)


続いてご紹介するのは、宮崎県小林市が運営する小林市公式チャンネルです。

小林市公式チャンネルでは、地域の催し物の様子や小林市の風景などの動画が中心に投稿されており、その他にも、

といった企画やコンセプトムービーなどユニークな動画も多く投稿され、ユーザーの興味を惹く工夫が特徴的です。

そんな小林市では、YouTube以外にもTwitterやFacebookといった複数のSNSアカウントを運用しており、多くの人に小林市の魅力を伝える取り組みがされています。

▼小林市の移住PR動画

上記の動画は、とあるフランス人男性の視点から見た小林市の魅力を伝えている動画なのですが、男性がフランス語で喋っているように聞こえる言葉は全て小林市の方言である「西諸弁」の訛りとなっており、この仕掛けが話題となって視聴回数300万回以上というバズを生み出すことに成功しました。

このように、地方特有の訛りを逆手に取ったアイデアで多くの人へのリーチを実現し、地域の魅力を伝えられることはSNSならではの特徴といるでしょう。

それに加えて、

  • YouTubeの字幕機能をオンにすると主人公が喋る西諸弁の字幕が見られる
  • 概要欄に西諸弁辞典が記載されている

など、小林市に興味を持たせたり何度も視聴したくなる工夫がされていることも参考にしたいポイントです。

3.南房総市公式チャンネル(千葉県南房総市)

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画像:南房総市公式チャンネル|YouTube
YouTubeチャンネル:南房総市公式チャンネル|YouTube
チャンネル登録者数:約100人(2023年5月現在)


続いてご紹介するのは、千葉県南房総市が運営する南房総市公式チャンネルです。

南房総市公式チャンネルでは、移住・定住を考えている方をターゲットにし、

などといったように、実際に地域に住んだ際の参考になる内容の動画が投稿されていることが特徴。

また、南房総市の移住・定住情報サイト「七色の自然に暮らす」では、移住までのステップや移住者へのインタビューなどが掲載されています。

▼南房総市の移住PR動画

上記の動画は子どもの視点で南房総市について、

  • 自然が豊か
  • 花や果物、海産物が
  • 漁業や農業が盛ん
  • サーフィンに適している
  • 給食にクジラが出る

など、さまざまな視点から魅力やユニークな点を伝えていることが特徴です。

また、チャンネル登録者数が100人程度に対して視聴回数は60,000回以上と、多数へのリーチを実現しており、子どもの生活しやすさをアピールすることで家族での移住や定住に適した地域であることを宣伝しています。

4.波佐見町役場(長崎県波佐見町)

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画像:波佐見町役場|YouTube
YouTubeチャンネル:波佐見町役場|YouTube
チャンネル登録者数:約400人(2023年5月現在)


続いてご紹介するのは、長崎県波佐見町が運営する波佐見町役場です。

波佐見町役場では、地域の取り組みや催し物の様子といった動画が中心に投稿されているほか、

などといった移住する際に気になる治安や暮らしに関する動画も投稿されています。

また、波佐見町の移住支援サイト「iktsuarpok(イクツアルポーク)」では、移住に関する情報のほか実際の空き家情報を見ることができます。

▼波佐見町の移住PR動画

上記の動画は波佐見町の魅力を伝えるミニドラマとなっており、監督から出演者、主題歌まで波佐見町にゆかりのある人や実際に住んでいる人で作っていることが特徴です。

また、波佐見町役場はチャンネル登録者数が約400人と小規模ながら、上記の動画は10万回の視聴回数を獲得しています。

移住を促すためにはチャンネル登録者数を獲得するより、多くのユーザーにリーチして魅力を届けることの方が重要であるため、移住PR動画としては理想的な成功例といえるでしょう。

また、動画内ではテロップで分かりやすく地名や施設名が明記されているので、興味を持った人がさらに詳しく調べやすい工夫がされています。

5.いい、加減。まつやま(愛媛県松山市)

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画像:いい、加減。まつやま|YouTube
YouTubeチャンネル:いい、加減。まつやま|YouTube
チャンネル登録者数:約1,000人(2023年5月現在)


最後ご紹介するのは、愛媛県松山市が運営するいい、加減。まつやまです。

こちらのアカウントは、松山市の移住関連ウェブマガジン「いい、暮らし。まつやま」の事業の一環としてつくられたチャンネルであり、移住情報のほかにも、

など松山市にある魅力的なスポットを紹介し、地域の価値を発信しています。

▼松山市の移住PR動画

上記の動画は、東京から松山へ移住してきた親子が都会では味わえない地方の暮らしや自然を体験し、松山を好きになっていくストーリーとなっており、

  • レトロな街並み
  • 豊かな自然
  • 都会と田舎のちょうどいいバランス

など、松山ならではの魅力が詰まったPR動画になっています。

松山市は、東京から移住する人でも住みやすい”ほどよい田舎”がアピールポイントであり、移住者がイメージしやすいように生活圏から自然豊かな風景まで短い動画にまとめていることが特徴です。

また、動画の概要欄には松山市への移住に関する相談ができるまつやま移住コンシェルジュ」への相談フォームのURLが記載されており、動画を見るだけで終わりではなく次の行動への導線づくりも参考になるポイントといえるでしょう。

まとめ

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今回この記事では、地域への移住を上手く促している自治体のYouTubeアカウントをご紹介してきましたが、いかがでしたか?

ユーザーの興味を惹いたり視聴回数を増やすための工夫が多く見られ、移住促進に限らず、目的を持ってYouTubeアカウントを運営している方の参考になる部分も多かったのではないでしょうか。

また、SNSアカウントの運用代行に興味がある方は、豊富なSNS支援実績をもとにお客様の様々なニーズにお応えできるFind Modelにぜひご相談ください。

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