【BtoB企業】SNSマーケティング成功事例まとめ【2023年最新】

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SNSマーケティングの成功事例の中で、私たち消費者が頻繁に目にするのは、BtoC向けのPRやインフルエンサーマーティングの事例です。

広く顧客獲得や販促を目指す上で、多くのユーザーに向けて商品・ブランドの認知拡大が図られているのです。

一方で、BtoB企業においてもSNSマーケティングは有効活用されています。

なかなか消費者個人の目に触れる機会は少ないですが、企業へのアプローチ・受注を目的とするために様々なSNS媒体で情報発信されているのです。

そこで本記事では、これまでにインスタラボで取り上げたBtoB企業のSNSマーケティング成功事例をまとめてご紹介いたします。

改めて、BtoCとは異なるSNSマーケティング手法を知るきっかけにしていただければ幸いです。

※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。

目次

【 Instagram】BtoB企業のSNSマーケティング成功事例

【BtoB企業】SNSマーケティング成功事例まとめ【2023年最新】

はじめに、Instagramを活用したBtoB企業のSNSマーケティング成功事例をご紹介します。

タカラベルモント(@tb.net_salondesign)

理美容サロンの内装・設計施行を手がける「タカラベルモント(@tb.net_salondesign)」のInstagramアカウントでは、自社の施工事例を中心とした写真が投稿されています。

美しい写真で実際の事例の紹介することで、自社サービスの魅力をアピールすることに成功しています。

また、投稿のキャプションには、導入した自社製品のシャンプー設備や関連会社の紹介を含めることで、導入を検討する理美容サロンの方が参考にし易くなっています。

更に、プロフィールの公式ホームページのリンクを紹介することで、興味を持ったユーザーを上手く自社サイトに促しています。

Instagramの写真コンテンツを活かすことで施工事例を魅力的に伝えている点や、キャプションで詳細情報を補填しつつ自社サイトへの流入を促している点が非常に参考になります。

ファイザー日本法人(@pfizer_japan)

下記投稿は、BtoB企業として知名度の高い大手製薬会社・ファイザー日本法人のInstagram投稿です。

社員の顔写真とインタビュー内容の要点が画像に分かりやすく入れ込まれており、ユーザーの目に留まる工夫がされています。

また、キャプションの最後には「記事は、ストーリーズハイライトの「メディア取材」からチェックいただけます👀」と記載されていました。

プロフィール画面中央に設定できるストーリーズハイライトに情報をまとめておくことで、メディア取材のサイトや情報にアクセスしやすくしている点も参考にしたいポイントです。

sns-btob-marketing-3.jpg画像:@pfizer_japan|Instagram

項目ごとにハイライトをまとめておくことで、Instagramの投稿で掲載しきれなかった企業情報も取りこぼさずに閲覧してもらえる可能性がぐっと上がります。

ファイザー日本法人【公式】のようにInstagramの機能を上手く活用して利便性を高めることは、企業の価値観・世界観をより分かりやすく、より理解してもらうために重要なポイントといえるでしょう。

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【X(旧Twitter)】BtoB企業のSNSマーケティング成功事例

【BtoB企業】SNSマーケティング成功事例まとめ【2023年最新】

次に、X(旧Twitter)を活用したBtoB企業のSNSマーケティング成功事例をご紹介します。

タイムリープ株式会社(@RURAtimeleap)

タイムリープ株式会社」の公式アカウントでは、同社が運営する遠隔接客サービス「RURA」をPRされており、アカウント名にも 「RURA」が含められています。

投稿内容も「RURA」に関するプレスリリースや自社コンテンツへの導入が中心になっており、サービスの普及に積極的にXを活用されています。

上記投稿では、「RURA」の特徴を紹介する自社の特設ページにユーザーを促しています。

「#遠隔接客」「#リモート接客」というサービスの強みを端的に表すハッシュタグで検索生を高めており、 Xをサービスの理解を深めるきっかけに活用していることがわかりますね。

そして、本アカウント事例で最も注目したいポイントとして、各業界向けの導入資料を配布されている点が挙げられます。

投稿には「遠隔接客サービス導入ハンドブック」のDLページのリンクが設定され、幅広い業種に向けた資料配布にXをうまく活用されています。

また、「#無人ジム」「リモートトレーニング」など業界に沿ったハッシュタグを設定されている点もポイントです。

上記「フィットネス業界向け」のほか「葬儀業界向け」などもあり、幅広い業種に自社サービスを提案している点が大変素晴らしいアカウント事例となっています。

スマテン(@sumaten_co)

消防業界のWeb管理システムや法令点検の総合プラットフォームを手がける「株式会社スマテン」のX公式アカウントでは、防災に関するネタ中の人(運用担当者)の日常などが発信されており、親しみやすいアカウント運用が特徴になっています。

上記の珍しい火災報知器のほか、特徴的な防火水槽なども紹介されており、自社サービスに関連する防災ネタでユーザーの関心を集めています。

ユーザーに身近なネタをきっかけにして、自社サービスの認知につなげている点がいいですね。

また、同社のアカウントでは、ブランドの認知拡大を図る効果的な取り組みとして次のようなキャンペーン施策も見られました。

上記は、防災の日(9月1日)にちなんだ「フォロー&リポスト キャンペーン」の投稿で、抽選で非常食の携帯おにぎりセットがプレゼントされました。

防災の日にぴったりの非常食が賞品ということで、テーマに徹底したキャンペーンでブランドイメージを色濃く浸透させています。

テーマ性の強いキャンペーンで「防災」といえば「スマテン」という認識を定着させることができれば、新たな企業担当者の目に留まる確率も上がりますね。

BtoB企業であっても、Xの拡散力でユーザーに広くブランドイメージを浸透させることで、受注獲得に向けたPR効果に期待できるでしょう。

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丸秀工機(@Maruhidepipe)

日本国内トップシェアを誇るパイプ切断機メーカー「株式会社 丸秀工機」では、パイプ切断・加工技術の強みを広く発信されています。

上記投稿では、複雑な形状のパイプ加工の一例を取り上げ、自社の工作機械の凄みを伝えています。

公式HPに促しつつも、投稿用の撮影写真を用意することで発信する内容に説得力が増しますね。

また本アカウントは、パイプにちなんだ豆知識が発信されている点も特徴で、学びのあるコンテンツでユーザーの関心を集めることに成功しています。

上記の「パイプ豆知識」では、加工するパイプの名称に用いられる「トゥー」と「ヒール」について、画像でわかりやすく解説されています。

一見マニアックな内容ではありますが、数多くのいいねとインプレッションを獲得しており、ユーザーが投稿を楽しみにしていることを窺い知れます。

豆知識など学びが得られるコンテンツはユーザーの関心を集めやすく、企業の取り組みをより身近なものに感じさせてくれますね。

他にもクイズやアンケートなど、時にはユーザーが楽しめるコンテンツで企業イメージを浸透させていきましょう。

もったいないオフィスドットコム(@mottainaioffice)

オフィス家具のリサイクル・リユースによる資源循環支援事業「もったいないオフィスドットコム」には、運営会社としてオフィス不動産仲介を手掛ける「株式会社サンエスコーポレーション」、産業廃棄物回収業を営む「株式会社アイアールイー」が携わっています。

オフィスを持つ企業が主なビジネスパートナーとなる同事業ですが、Xでは幅広いユーザーに向けた親しみやすい発信内容が見られます。

上記投稿では、連休明けのトレンドハッシュタグ「#お前ら三連休何したよ」に参加しており、コメント欄でコミュニケーションも楽しまれています。

一方的な企業PRの発信ではなく、世間の話題にも積極的に触れることで、ファンと近い距離感でのアカウント運用を実現しています。

また、〇〇の日にちなんだ投稿も実施しており、その日のネタにちなんだ投稿が見られるのも楽しいポイントです。

上記投稿では、「洗浄の日」にちなんで、オフィスチェアのクリーニング方法を紹介されています。

ユーザーにとって役立つ情報企業ノウハウのアピール、2つの役割を果たすコンテンツになっている点がさすがですね。

本事例のように、新たなサービスやアカウントの立ち上げにおいては、ユーザーに付加価値を見出すことでフォロワーを増やしていくことが重要です。

実際に本アカウントは、開設から半年余りで五千人越えのフォロワーを獲得しており、継続性の高いネタ探し積極的なアクションでファン化につなげている事例として大変参考になるでしょう。

サン・エム・システム(@sunmsystem)

企業向けのアプリケーション開発やDX促進などを手掛けるシステム開発企業「サン・エム・システム株式会社」のX公式アカウントでは、公式キャラクターの「Mr.Sun」が広報担当として、ITトレンド・技術情報・企業活動などを発信しています。

上記、Webセミナーをプロモーションする投稿では、自社サイトをリンクさせるだけでなく、スレッド(ツリー)を用いて情報量を増やしています。

また、本アカウントは箇条書きや絵文字などをうまく駆使しており、1つ1つの投稿クオロティが高い点もポイントです。

さらには上記のように、投票機能を活用したクイズを実際されており、ユーザーが参加できるコンテンツが導入されています。

投稿キャプションの質やバリエーションから、Xの運用にしっかりと社内リソースが割かれていることが窺えますね。

また本アカウントでは、企業の性質上難しい分野の発信内容が多いですが、企業の公式キャラクターがいることで気難しさが取り除かれています。

SNSアカウントの運用では、情報の密度が高ければ高いほど、同時にユーザーに親しみを持たせる工夫も重要になるという点も押さえておきましょう。

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荏原製作所(えばらせいさくしょ)(@EBARA_OFFICIAL)

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画像:荏原製作所(えばらせいさくしょ)(@EBARA_OFFICIAL)|Twitter

ポンプや送風機、半導体製造装置などを取り扱う「荏原製作所(えばらせいさくしょ)(@EBARA_OFFICIAL)」のX(旧Twitter)アカウントでは、プロフィールに対応時間を記載し、投稿内容に関する質問などを、コメントやDMでのコミュニケーションを通して気軽にお問い合わせできるようになっています。

また、投稿内容以外のお問い合わせはついては公式ホームページに促しており、しっかりとURLのリンクが設定されています。

普段の投稿では、

  • 水素事業をはじめとする自社の取り組み
  • 自社製品の事例
  • 企業向けの展示会についての情報

などが発信されています。

中でも上記の投稿では、「2022洗浄総合展」に出店する旨を告知。企業向けのエキスポなどの情報を事前に発信することで、当日の自社ブースへの来場を促しています。

X(旧Twitter)をコミュニケーションやお問い合わせの入口として活用しながら、企業向けの情報発信で自社の存在をうまくアピールしている点が非常に参考になります。

清重愛一郎|シン・マーケ代表取締役 (@loveone6)

本投稿のように企業の取締役が企業名を開示し、自社サイトへの導線のある個人アカウント運用を行っている事例も見られます。

シン・マーケの清重愛一郎氏の例では、SNSマーケティングやスキルのノウハウを共有しフォロワーを集め、企業のブランディングに繋げていることが窺えます。

Instagramはコンテンツ内容重視でフォロワーが増えるというわれていますが、X(旧Twitter)は「誰が発信しているか」がエンゲージメントを獲得する上で最も重要です。

したがって、社員自身がSNS上で影響力を持てるようなSNS運用を行っていく、もしくはビジネスインフルエンサーとタイアップしてPRしてもらうという方法が効果的であるといえるでしょう。

【YouTube】BtoB企業のSNSマーケティング成功事例

【BtoB企業】SNSマーケティング成功事例まとめ【2023年最新】

続いて、YouTubeを活用したBtoB企業のSNSマーケティング成功事例をご紹介します。

株式会社SmartHR

株式会社SmartHRのYouTubeチャンネルでは、

  • サービスの機能紹介
  • サービスの導入事例
  • イベントレポート

などを中心に配信されています。

上記の投稿は、サービスの各種機能の利用シーンや使い方を分かりやすくまとめた動画となっており、利用するメリットを明確に伝えられていることがポイントです。

また、労務担当者と従業員の二つの目線で利便性が紹介されていることは、サービスの導入を後押しする工夫といえるでしょう。

また上記動画では、ホテルや旅館の予約サービスを提供する「株式会社一休」がSmartHRのサービスを取り入れた際の、

  • 導入した経緯
  • サービス利用時の工夫
  • これから利用する方へのアドバイス

などを実際の人事総務担当者がレポートする様子が紹介されています。

リアルな利用実態をYouTube上で公開することで、利用時のイメージが湧きやすくなりサービス導入のきっかけになる効果が期待できるでしょう。

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無形商材・サービスのSNS活用、インフルエンサーマーケティングの4つの成功事例

株式会社村田製作所

株式会社村田製作所のYouTubeチャンネルでは、

  • PR動画
  • 企業の取り組みの紹介
  • 製品の使い方

などを中心に投稿されています。

上記の動画はリチウムイオン二次電池に関する注意喚起動画となっており、リチウムイオン二次電池を単体で販売する企業だけでなく一般消費者に向けても注意を促しています。

また上記の動画は英語や中国語でも同様の内容が投稿されており、世界シェアNo. 1の製品も多く抱え、59社の海外関連会社を展開する株式会社村田製作所ならではの工夫が確認できました。

上記動画では、AGV(無人搬送車)やAMR(自立走行搬送ロボット)に最適な「FORTELION 24Vバッテリモジュール」を紹介。

AGVやAMRは生産性向上や人手不足解消のため注目されており、バッテリモジュールに求められる要素を動画内で詳しく解説することで、製品の導入を促しています。

ベルフェイス株式会社

ベルフェイス株式会社のYouTubeチャンネルでは、

  • 導入事例の紹介
  • ロープレ動画
  • サービスの機能紹介

などを中心に投稿されています。

上記の投稿は、

サービス導入の検討材料になるだけでなく、具体的な操作の流れまで紹介されているためユーザーマニュアルとしての役割も担っていることがポイントといえるでしょう。

また上記動画は、SMBC日興証券株式会社の営業企画部長が、

  • bellFaceのサービスを導入した経緯
  • 導入後の効果や反応
  • 導入を検討している方へのメッセージ

などについてのインタビューに答える様子が紹介されています。

導入企業へのインタビューは導入前の不安を払拭するために有効であり、導入を検討している企業に対して最後の一押しとなるYouTubeの活用方法といえるでしょう。

株式会社カケハシ

株式会社カケハシのYouTubeチャンネルでは、

  • 薬局経営者へのインタビュー
  • 企業のビジョン・コンセプト紹介
  • ドキュメンタリームービー

などを中心に投稿されています。

上記の動画では、Musubiの機能や利点をアニメーションで紹介し、より良い薬局体験の実現をすることで得られる魅力を伝えています。

また、薬局や薬剤師側だけではなく患者側のメリットもあわせて紹介することで、より安定した薬局経営を目指す経営者に対する効果的なアプローチになっているでしょう。

また上記動画は、2つの薬局を経営する株式会社ON THE ROAD代表の岩倉英雄氏へのインタビューとなっており、Musubiを利用することで改善した問題などが分かるようになっています。

日本の多くの薬局では、薬歴の記入による薬剤師の残業時間が延長する「薬歴残業」が課題となっており、Musibiを導入することで薬歴残業がゼロに近くなったことが動画内で説明されているため、多くの薬局経営者にとって魅力的な内容といえるでしょう。

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【2023年最新】BtoB企業が使える!SNSを活用したPR方法をご紹介します

株式会社島津製作所

株式会社島津製作所のYouTubeチャンネルでは、

  • 製品紹介
  • 社員の声
  • 会社の概要や歴史

などを中心に投稿されています。

上記の動画では、固体や粉末、液体、薄膜などあらゆる試料が分析可能なことが特徴のエネルギー分散型蛍光X線分析装置の新製品発売を告知しており、分析速度の高速化や対応する試料のバリエーションの多さをアピールしています。

このように顧客が抱える問題を解決できる製品のPRは、動画を使うことで分かりやすく伝わるため、文章だけでは伝えづらい内容を発信したいケースでもYouTubeが有効活用できることが分かります。

また2021年には新型コロナウイルスに関する受託検査事業をおこなっている旨の動画を投稿し、自社の技術を活用してウイルスの終息に向けた取り組みを実施していることをシェアしています。

このように社会問題への積極的な取り組みは企業の信頼性が高まるため、他社と差別化が図れる要素がある場合はYouTube上で発信することもおすすめです。

オムロン株式会社

下記投稿は、大手電気機器メーカー・「オムロン株式会社」のYouTube企業アカウントの事例です。


企業理念や社員メッセージなどブランドイメーが伝わりやすい投稿を定期的に行っており、情報量の多く理解しやすいアカウント作りができていることが分かります。

動画による解説によって、企業に対する親和性や信頼感アップを狙うことができますので、自社の商品・サービス、理念など見えづらい部分を可視化させたいという場合にはおすすめのSNSとなっています。

【TikTok】BtoB企業のSNSマーケティング成功事例

【BtoB企業】SNSマーケティング成功事例まとめ【2023年最新】

続いて、TikTok活用したBtoB企業のSNSマーケティング成功事例をご紹介します。

大京警備保障(@dkykeibi_tokyo)

下記投稿は、西新宿の警備会社・大京警備保障のTikTok投稿です。

普段の投稿は若年層でも楽しめるようなキャッチーでトレンド感のあるものばかりですが、そのような投稿によってフォロワーを徐々に伸ばし、その上でライブ配信によるセミナーを開催しています。

@dkykeibi_tokyo 大京警備保障社長×ながの社長 最強の2人の対談が実現‼️ 「有名企業アカウントに学ぶTikTokの今とこれから」 日時:10月5日 水曜日19時~ 場所:TikTok Live @ながの社長 ♬ Studiopolis Zone Act 1 From Sonic Mania - cynai


本事例のように訴求力が高まった状態で企業からの情報発信を行うことはたいへん効果的です。

また、現段階では、他のSNSと比較してTikTokを活用している企業は少ない傾向にあるため、ユーザーの目に留まる動画作りをすることで多くのユーザーにリーチし、競合他社よりも認知度を高められる可能性があるのです。

よって営業をより効率的に行いたい企業にとって、TikTok活用は非常に良いアプローチといえるでしょう。

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【LINE】BtoB企業のSNSマーケティング成功事例

【BtoB企業】SNSマーケティング成功事例まとめ【2023年最新】

続いて、LINEを活用したBtoB企業のSNSマーケティング成功事例をご紹介します。

日本医療美容機器

LINEをBtoBで活用する際の成功事例として、日本医療美容機器では、

  • 拡張機能を利用してコンバージョンに繋げる
  • メルマガ配信の代替として定期的なメッセージ配信・タイムライン投稿を行う

上記2つのアプローチが見られます。

LINE公式アカウントのプロフィール画面には、問い合わせや商品・サービス詳細など利便性の高いコンテンツを自由に設定できるようになっており、下記画像のように「サービスページ」から公式ホームページへとリンクさせることも可能です。

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画像:日本医療美容機器|LINE公式アカウント

また、下記画像の赤枠部分にあるメニューは、様々な情報のページを項目ごとに分けて整理することができ、ユーザーはメニューを左右にスライドさせて項目を選択できます。

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画像:日本医療美容機器|LINE公式アカウント

多くの情報をまとめておくことが可能なので、少し興味を持った顧客でも様々な企業情報を得ることができるのです。

上記のようにLINE公式アカウントを活用することで、見込み顧客の購買意欲を高めていくことが可能に

その他にもメルマガ配信の代替として定期的なメッセージ配信・タイムライン投稿を行うことができる機能も備わっています。

LINEは他のSNSと比較するとクローズドなSNSではありますが、より親密なやり取りができるという点を活かした距離感の近いマーケティングが可能です。

BtoB企業のインフルエンサーマーケティング活用事例

【BtoB企業】SNSマーケティング成功事例まとめ【2023年最新】

最後に、BtoB企業のインフルエンサーマーケティング活用事例をご紹介します。

IBM|自社製品を活用してインフルエンサーの課題を解決し成功事例としてPR

インフルエンサーの方に自社製品やサービスを活用してもらい、インフルエンサーの課題を実際に解決した成功事例は大きなPR材料となります。

専門性と自社製品との親和性が高いインフルエンサーへ依頼し、サクセスストーリーや実際の体験をインフルエンサーに投稿してもらうことで、そのインフルエンサーのフォロワーへ自社製品の良さを訴求することができます。

世界的コンピュータ関連製品およびサービスを提供する「IBM」は、AI(人工知能)プラットフォームである「Watson」を有名なファッションデザイナーである Gaurav Gupta に提供。 Watson AI を活用してもらい、人工知能を取り入れた今までにないサリードレスを作成しました。

vogue-ibm-watson-dress画像:Presenting intelligent fashion: IBM’s Watson and Vogue unveil the world’s first AI-inspired saree|YOURSTORY

ドレスにはLEDが仕込まれ、着用する人の個性をAIが判断してその人に最適な色で輝くようになっています。

デザイナーの創作性の課題をAIとファッションの融合により解決。大きな話題を呼ぶとともに、IBMブランドの認知に大きく貢献しました。

また、この事例のような「個人インフルエンサー」だけではなく「既存顧客」も自社にとってのBtoB(B2B)インフルエンサーに十分なりえることも忘れてはなりません。

業界で有名な企業が自社サービスを利用して課題を解決した実績があるなら大きなアピールポイントになります。

顧客が抱える課題をどのように解決してビジネスに貢献できたのか、顧客担当者にインタビューして記事や動画としてコンテンツ化し、自社のSNSやオウンドメディアなどで紹介することで、有名企業の権威性を借りて自社をPRすることができます。

導入を検討している企業としては、有名企業が活用している要素が大きな説得力を生み、製品やサービスの導入を前向きに検討する一つの材料になるでしょう。

参考:Presenting intelligent fashion: IBM’s Watson and Vogue unveil the world’s first AI-inspired saree|YOURSTORY

Landis + Gyr|従業員をインフルエンサーとして起用・教育する「従業員アドボカシー」

自社製品やサービスに最も近い存在は、自社の従業員です。

自社製品やサービスの熱狂的なファンである従業員を見つけ、適切な形で情報を発信してもらう「従業員アドボカシー」もBtoB(B2B)インフルエンサーマーケティング施策の選択肢として挙げることができます。

各企業のSNSアカウント運営者、いわゆるSNSの「中の人」をイメージするとわかりやすいでしょう。

引用:SHARP シャープ株式会社|Twitter

自社愛と専門性をもった従業員をインフルエンサーとして起用し、SNSなどを通して価値ある情報を発信してもらうことで、見込み顧客である企業のファンも増え、結果的に自社の顧客として獲得できる可能性が高まります。

エネルギーソリューションを提供している「 Landis+Gyr」では、従業員に自社について発信してもらうための「パイロットプログラム」を作成。SNSを活用している従業員に協力してもらい、自社ブランドの精神や価値観、顧客への想いといった情報を発信しました。

CollaborationEnterpriseCup-landis-gyr-crop画像:Bringing Social Media to Life in the Energy Industry|smarp

その結果、1500以上のエンゲージメント、1800のコンテンツシェア、推定10,800ドル以上の価値あるメディアを生み出したなど、大きな成果をあげ、「最も革新的なSNS活用事例」としてCorporate Social Media Awards 2016 で受賞するなど輝かしい実績を残しています。

参考:Bringing Social Media to Life in the Energy Industry|smarp

SAP|講演会に登壇してもらう、ライブでユーザーと対話してもらう

自社で講演会を実施するといった場合、インフルエンサーにゲストとして登壇してもらうこともできます。

すでに業界での実績をつくっているインフルエンサーであれば、たとえば具体的な成功や失敗体験、業界の現状や今後の展望などを話してもらうことで講演会に参加した多くの企業のビジネス拡大のヒントになるでしょう。

さらに、ビデオライブを通して専門家インフルエンサーと世界のユーザーとの対話を実現するといった工夫もできます。

ヨーロッパ最大級のソフトウェア会社である「SAP」では毎年行っている大規模なカンファレンスでFacebookライブビデオ機能を使ってインフルエンサーとのライブチャットを配信しました。

sapphire-now-2018-sap画像:@sapjapan|Facebook

ライブ参加者は直接インフルエンサーと対話できるということで大きく盛り上がりました。

さらに、SAP幹部との対話を通して製品をフィードバックする機会が与えられ、カンファレンスの様子は動画としてSAPのブログで公開され、多くの人と共有されました。

参考:SAPPHIRENOW|SAP

AWS|親しみやすい「漫画」を通して認知度をアップさせる

aws画像:AWSマンガを読む|AWS

BtoB(B2B)のビジネスは企業向けで知る人ぞ知る存在となり、広く認知させることが難しいケースも多くあります。

そこで、BtoB(B2B)の難しいサービスを漫画を通してわかりやすく紹介し認知を広げる方法もあります。

世界最大手のECサイト Amazon が提供するクラウドサービスAWS(Amazon Web Services)では、漫画を取り入れたサービスの紹介を行っています。

イラストを通して分かりやすく自社製品を紹介できるため、漫画はBtoB(B2B)ビジネスと相性がよいマーケティング手法の一つといえるでしょう。

実際、「マンガでわかる●●シリーズ」のように、親しみにくい難解なテーマのものを漫画にしてわかりやすく解説する書籍は多く存在しており、一つのトレンドを作り上げています。

漫画は拡散性のあるSNSとの相性もよく、人気の漫画インフルエンサーに依頼してビジネス紹介の漫画を作成してもらえば一つの話題となり、自社製品やサービスの認知施策としてマーケティングに貢献してくれます。

今までの事例とは少し切り口が変わりますが、一つの選択肢として心にとどめておくとよいでしょう。

まとめ

【BtoB企業】SNSマーケティング成功事例まとめ【2023年最新】

今回は、インスタラボで取り上げたBtoB企業のSNSマーケティング成功事例をまとめてご紹介させていただきました。

顧客企業や担当者をターゲットに自社の魅力を丁寧に発信する内容が多く、情報量の多い重厚なコンテンツが印象的でした。

また、SNS媒体ごとに発信する情報にも違いが見られ、企業の親しみやすさをアピールしたり、製品の製造工程を詳しく紹介したり、幅広いアプローチも見られましたね。

BtoB向けのSNSマーケティングに限らず、本記事で取り上げたポイントをアカウント運用にお役立ていただければ幸いです。

また、各種SNSで自社アカウントを伸ばしたいとお考えの際には、是非とも「Find model」にご相談ください!

それでは最後までご覧いただきましてありがとうございました。

この記事を書いた人
インスタラボ編集部
インスタラボ編集部の公式記事。
インスタラボはSNS・インフルエンサーマーケティングの専門情報メディアです。
支援実績11,000件、最大2.6億リーチ可能なFindModel(ソーシャルワイヤー株式会社)が運営しています。
ILライター:M.N・Y.O・T.S・R.S・K.Mの5名で運用。

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