引っ越しや住宅の購入は人生における大きなライフイベントの1つです。
重要な局面だからこそ、消費者は住宅メーカーや不動産会社が発信するセールスポイントを慎重に吟味しています。
最近では、SNSを通じて様々な情報やレビューを検索しやすくなり、住宅・不動産業界のマーケティングにおいてもSNSが積極的に用いられるようになりました。
中でもInstagramは、写真やショート動画で発信/閲覧できるため、住空間の魅力を届ける/知ることに長けています。
そこで今回は「住宅・不動産業界のInstagramアカウント運用事例5選」をご紹介していきます。
単価が大きくリピーターの少ない住宅・不動産業界のSNSにおけるセールス力は、他ジャンルの公式アカウント運用においても非常に参考になるでしょう。
是非とも最後までご覧ください。
※ インスタラボの掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLなどをご確認ください。
目次
住宅・不動産業界のInstagramアカウント運用事例5選
それで早速「住宅・不動産業界のInstagramアカウント運用事例5選」をご紹介していきます。
ヘーベルハウス(旭化成ホームズ株式会社)(@hebelhaus_official)
画像:ヘーベルハウス(旭化成ホームズ株式会社)(@hebelhaus_official)|Instagram
アカウント:ヘーベルハウス(旭化成ホームズ株式会社)(@hebelhaus_official)|Instagram
フォロワー:約7万人(※2023年8月現在)
まずはじめにご紹介する「住宅・不動産業界のInstagramアカウント運用事例」は、旭化成ホームズが手掛ける住宅ブランドの公式アカウント「ヘーベルハウス(旭化成ホームズ株式会社)(@hebelhaus_official)」です。
同社のInstagramアカウントで注目したいポイントには、積極的なオリジナルハッシュタグの活用が挙げられます。
プロフィールにも、
- 「#ヘーベルハウス の投稿はシェアさせていただきます!」
- 「#ヘーベリアン の皆様の素敵な投稿をお待ちしています」
と記載されているように、ユーザーにハッシュタグを使ったアクションを促しています。
実際にオリジナルハッシュタグ「#へーベリアン」は4.7万件の投稿がヒットするほどの規模に成長しており、同社で住宅を建てた先輩ユーザーから新たに購入検討するユーザーへ情報が活用されていくような、ブランド独自のコミュニティが形成されています。
具体的な内容としては、ヘーベルハウスでの暮らしの発信や、インテリア紹介、こだわりポイントなどが発信されており、1件の住宅購入から複数のコンテンツが生み出される構図が非常に素晴らしい運用事例になっています。
また、上記のように顧客ユーザーのアカウントをシェアする自宅紹介投稿も発信されており、顧客の満足度や発信意欲を高める効果につなげています。
本事例のように、自社ブランドに関連するUGCを増やすオリジナルハッシュタグの工夫は、SNS上の情報量が増やし、新規顧客獲得に効果的ですので是非とも参考にしていきましょう。
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リノベ不動産|リノベーション 全国200店舗超(@renovefudosan)
画像:リノベ不動産|リノベーション 全国200店舗超(@renovefudosan)|Instagram
アカウント:リノベ不動産|リノベーション 全国200店舗超(@renovefudosan)|Instagram
フォロワー:約2.9万人(※2023年8月現在)
次にご紹介する「住宅・不動産業界のInstagramアカウント運用事例」は、リノベーション物件の販売、中古住宅リノベーションを手掛ける「リノベ不動産|リノベーション 全国200店舗超(@renovefudosan)」の事例です。
同社のInstagramアカウントでまず最初に目に入るのが、トンマナが統一された投稿一覧です。
画像:リノベ不動産|リノベーション 全国200店舗超(@renovefudosan)|Instagram
Tips風・写真メイン・フレーズメインという3種類のサムネイルデザインを規則的に用いることで、プロフィールに訪れたユーザーに強くアカウントの存在を印象付けています。
ユーザーによって興味がそそられるクリエイティブデザインや有効なアプローチは異なるため、サムネイルデザインを豊富に用意することは、発見タブや検索結果での新ユーザーの取りこぼしを防ぐ効果にも期待できますね。
また、同社のアカウントでは、ユーザーのニーズを汲み取ってコンテンツ反映されている点も非常に参考になります。
上記投稿では、DMに届いたユーザーからの質問を取り上げて投稿を発信。「リフォームとリノベーションの違い」についてわかりやすく解説されています。
キャプションでも
- こんな事例を見たい
- こんなこと知りたい!
- こんな事例が好き!!
などなど
ありましたら気軽にコメントください
とあるように、ユーザーのニーズを聞き出すアプローチが見られます。
コンテンツを作成・発信していく中で、ユーザーと積極的にコミュケーションを取りながらアカウント運用されている点は是非とも参考にしたいですね。
木の家専門店ナレッジライフ|新潟の家づくり(注文住宅)(@knowledgelife_niigata)
画像:木の家専門店ナレッジライフ|新潟の家づくり(注文住宅)(@knowledgelife_niigata)|Instagram
アカウント:木の家専門店ナレッジライフ|新潟の家づくり(注文住宅)(@knowledgelife_niigata)|Instagram
フォロワー:約2.8万人(※2023年8月現在)
次にご紹介する「住宅・不動産業界のInstagramアカウント運用事例」は、新潟県で国産木材の家づくりを手掛ける「木の家専門店ナレッジライフ|新潟の家づくり(注文住宅)(@knowledgelife_niigata)」の事例です。
同社のInstagramアカウントでは、Instagramらしい美しい写真を活かしたコンテンツが数多く投稿されています。
同社の住宅の魅力である、自然の温かみを感じる木の家づくりを最大限に活かし、テキストを省いたシンプルな写真投稿で視覚的な訴求を果たしています。
キャプションもシンプルにまとめられており、住宅の特徴と暮らしをイメージさせる簡潔な文章が魅力的ですね。
また同社のアカウントでは、上記のようなお客様の声をテーマにした施工例紹介のリール動画も発信されています。
家族の未来にフォーカスを当てている点が印象的で、実際の暮らしを想起させている点がいいですね。
余計な編集を加えずとも、写真のスライドとお客さまの思いを伝えるテロップで、住宅の魅力が充分に伝わってきます。
本事例のような、写真や映像を最大限に活かした運用は、Instagramの王道の成功パターンの1つです。
自社の魅力や明確なビジョンをストレートにユーザーに伝えていくことを意識し、時には、編集過多になっていないかコンテンツを客観的に見つめ直していきましょう。
[積水ハウス 賃貸住宅シャーメゾン](@styling_shamaison)
画像:[積水ハウス 賃貸住宅シャーメゾン](@styling_shamaison)|Instagram
アカウント:[積水ハウス 賃貸住宅シャーメゾン](@styling_shamaison)|Instagram
フォロワー:約1.6万人(※2023年8月現在)
続いてご紹介する「住宅・不動産業界のInstagramアカウント運用事例」は、積水ハウスが手掛ける賃貸住宅ブランド「[積水ハウス 賃貸住宅シャーメゾン](@styling_shamaison)」の事例です。
同社のInstagramアカウントの優れたポイントには、積極的なリポスト投稿で施工実例を効率的に発信している点が挙げられます。
自身の投稿が公式アカウントに取り上げられることは、多くの方にとって嬉しいポイントになります。
特に上記投稿のように、キャプションでインテリアやコーディネートのいい部分を紹介することで、ユーザーの今後の自社アカウントでの発信意欲も掻き立てることができるでしょう。
また、「#シャーメゾンのお部屋 」というオリジナルハッシュタグも活用されており、UGCを増やすための下準備もしっかりとされています。
住宅・不動産業界はその特性上、単価が高く、リピーターが少ないため、リアルレビューのコンテンツをいかに増やすかが課題になります。
その点で、リポスト投稿を作成して一般ユーザーのコンテンツを汲み取る手法は、非常に効果的なアイデアと言えるでしょう。
尚、リポストには専用のアプリの利用が必要になります。詳しくは以下の記事で解説しておりますので、あわせてご参考にしていただければ幸いです。
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インスタグラムのリツイート!リポスト(リグラム)アプリの使い方解説
恵比寿不動産〜理想の家と出逢えるメディア〜(@ebisu_fudousan)
画像:恵比寿不動産〜理想の家と出逢えるメディア〜(@ebisu_fudousan)|Instagram
アカウント:恵比寿不動産〜理想の家と出逢えるメディア〜(@ebisu_fudousan)|Instagram
フォロワー:約1.1万人(※2023年8月現在)
最後にご紹介する「住宅・不動産業界のInstagramアカウント運用事例」は、東京都内のおしゃれな賃貸・売買物件を手掛ける「恵比寿不動産〜理想の家と出逢えるメディア〜(@ebisu_fudousan)」の事例です。
同社のInstagramは、毎日18時に定期投稿されており、毎回さまざまな賃貸・売買物件が紹介されています。
毎日投稿をこなされながらも毎回質の高いコンテンツが発信されており、上記のようなリール動画でのお部屋紹介も投稿されています。
一人称視点の映像とナレーションにより、実際に内覧に来ているかのような充実したお部屋紹介になっていますね。
また上記のように、画像による通常投稿も非常にクオリティーの高い内容になっています。
間取りを写真に挿入したり、コラージュ画像を用いることで、室内・外観の様子やお部屋の概要がしっかりとまとめられていますね。
また、投稿の後半には、
- お問合せと保存を促すCTA画像
- 次回投稿の閲覧を促す予告画像
も加えられており、人気インフルエンサー顔負けのノウハウが盛り込まれています。
本事例のように、毎日投稿を実施し、尚且つ毎回見るのが楽しみになる要素を加えることで、確実に自社のファンは増えていきます。
しかし理屈はわかっても「人員やノウハウのソース不足でなかなか実現が難しい」という際には、アカウント運用をプロに外注するのも1つの手です。
その際には、確かなノウハウ・実績を持つインフルエンサーマーケティング会社に依頼するようにしましょう。
まとめ
以上、「住宅・不動産業界のInstagramアカウント運用事例5選」はいかがでしたでしょうか?
素材集めや投稿頻度を保つのが難しそうな同業界ですが、オリジナルハッシュタグやリポストといった顧客の発信意欲を促す工夫により、自社の関連情報をしっかりとSNS上に拡散されていましたね。
UGCを通じて新規顧客への認知を広げている点は、多くの企業様にとっても参考になるでしょう。
尚、アカウント運用をプロにお任せしたい!という場合には、ノウハウ・実績豊富な「Find model」がおすすめです。SNSで少しでもお困りの際には、是非ともお気軽にご相談ください。
最後までご覧いただきましてありがとうございました。
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