
YouTuberという言葉が浸透してきて数年、年々YouTuberの影響力は大きくなってきています。
企業からのPR投稿だけでなく、商品をプロデュースし企業とのコラボ商品を販売するYouTuberも多く存在します。
企業にとっては、YouTuberとコラボすることでブランド力やPR力を拡大させ、商品力を掛け合わせることで新たなターゲット確保や、利益拡大が見込めます。
もともと企業は芸能人・タレントの名前だけを借りてプロデュース商品として販売することが多くなりましたが、今はYouTuber自身がブランドを立ち上げたり、実際に商品の企画段階から一緒に作ることが多いです。
特に、美容系YouTuberと呼ばれる方々はYouTuber本人への好意とともに、今までレビューしてきた内容に対して信頼が積み重なっているので、企業とのコラボに向いています。
この記事では、美容系YouTuberがプロデュースした美容・コスメの事例をご紹介いたします。
目次
YouTuberがプロデュースしているブランド
関根りさ COL’E by R
最初にYouTuberがプロデュースしてるブランドとしてご紹介するのは、美容系YouTuberの筆頭ともいえる関根りさんさんことSekineRisaチャンネル(@SekineRisa)です。
画像:@SekineRisa
関根りささんまだYouTubeが浸透する前の2012年から活動を始めています。
もともとは看護師として働きながらYouTube活動を行い、2016年からはYouTuber大手事務所のUUUMに所属していました。
化粧品レビュー動画や、パッキング動画が人気で、飾らない人柄からの本音レビューには信頼が高く多くのファンがついています。
今まで、多くの化粧品ブランドのPR投稿を行ってきましたが、2021年3月にCOL’E by Rというブランドを立ち上げています。
美容系YouTuberとして自分が追い求めるプロダクトを探すではなく、作り、それをダイレクトにファンに届けられるのはインフルエンサーならではです。
最初に発売された一つ目の商品は、melting lip serum(メルティング リップセラム)です。
画像:colejapan
金額は若干高いものの、リップはどの世代の方でも一つは持っている、そしてパッケージデザインがシンプルなので性別年代問わずに広くターゲットを取っています。
また、マスクをつける時代に合わせ保湿成分を配合し、時代背景にも合わせて訴求できる商品になってるのもポイントです。
その他にも現在は、クレンジングバームやフェイスウォッシュも販売されています。
画像:colejapan
またOEMに直接赴き、工程を確認している映像をYouTubeにアップされているのもファンからの信頼が高くなる理由の一つになるでしょう。
吉田朱里 B IDOL(ビー アイドル)
次にYouTuberがプロデュースしてるブランドとしてご紹介するのは、元NMB48のアカリンこと
吉田朱里さんは、アイドル時代からその時に流行っているSNSにいち早く女の子向けの情報を投稿し、アイドルの中でも女性のファン率が高いことで有名です。
もともとはTwitterやInstagramで投稿していましたが、こちらもアイドルとしては早い段階でYouTubeチャンネルを開設し人気に拍車をかけます。
表に出るアイドルだからこそ発信できる美容コンテンツが人気で、現在は80万人以上のフォロワーがついています。
最初にプロデュースしたのは、ビューティーフォトブックの付録についている「うるぷるティントリップ」でした。
10代からの20代の女性の間でクチコミが広がり、その後のB IDOLへ繋がります。
B IDOLとして最初に発売されたのは、現在でも大人気の「つやぷるリップ」4色と一緒に使える「むちゅうグリッター」。
YouTubeの生配信でコスメの内容を発表し、その後も視聴者の声を大事にシリーズを増やしていってます。
B IDOLは「可愛くなっていく「わたし」はもっと好き。」のコンセプト通り、自身がずっと女の子向けのコンテンツを発信してた延長線上にあるブランドです。
最初は4色だったリップも今は15色まで拡大し、リップだけでなく、アイシャドウやマスカラ、パウダー、ネイル、ブラシまで展開を広げています。
画像:B IDOL
オンラインで限定販売が多い中、B IDOLは実店舗での販売にも力を入れプラザやロフト等大手雑貨店に入っており、それによりターゲットはファンだけでなく、ファン以外の女性にも届き、更に人気を生むスパイラルが作られています。
また自身が学生の頃は、「学校で使える」がキーワードだったのに対し、現在は「会社で使える」に変わってきており、更にターゲットを拡大していくでしょう。
B IDOLが爆発的な人気を得たことで、この後YouTuberたちが続々とプロデュースブランドを発表します。
限定的なプロデュースブランドでは終わらず、シリーズを作り続けているのも、他のYouTuberがプロデュースする起点の一つになっているのではないでしょうか。
かじえり Enamor
次にYouTuberがプロデュースしてるブランドとしてご紹介するのは、かじえりさんことかじえりチャンネルです。
かじえりさんは、メイクアップアーティストとして2015年からYouTubeに美容情報を投稿しています。
上記の関根りささん、吉田朱里さんとはまた違い、メイクアップアーティストとしてプロの観点から投稿を行うことにより、また新たなジャンルを確立したお一人です。
現在は、コスメレビューの他、コンプレックス改善のためのメイクシリーズも大人気となっています。
そんなかじえりさんは、Jelsisとコラボでアイシャドーパレットなどを発売する他、プロデュースブランドEnamor(エナモル)を2020年11月に発表しました。
Enamorは、株式会社タウハウスさんとのコラボブランドで、コラボに至った経緯も生配信中にお話ししています。
第一弾はメイクブラシと専用ポーチセットです。
画像:enamor
女性が化粧をする上で、ブラシというツールは化粧品やスキンケア商品より後回しにしてしまいがちですが、プロだからこそ提案できるプロ仕様のブラシセットに人気が集まりました。
またブラシの特徴や使い方などもYouTubeチャンネルで投稿しており、ブラシを使ったことない人でも安心して購入できたのもポイントの一つです。
もともと信頼度が高かった株式会社タウハウスの熊野筆ブランドという商品力と、かじえりさんのプロデュース力、PR力の掛け合わせが非常にうまくいった例の一つです。
古川優香 RICAFROSH
最後にYouTuberがプロデュースしてるブランドとしてご紹介するのは、古川優香さんです。
古川優香さんはもともと読者モデルとして活動しておりましたが、2017年に「さんこいち」の一員としてYouTube活動を始められます。
現在は、さんこいちとしての活動は終わってしまったものの、個人チャンネルでさんこいち時代とは違う等身大のメイクや、ファッション、普段の生活を投稿し10代の女性を中心に大きな人気を得ています。
Z世代の憧れの的として大活躍中の古川優香さんがプロデュースしているブランドはRICAFROSH(リカフロッシュ)です。
画像:RICAFROSH
第一弾と販売されたのはリップティントの4色展開でしたが、今は7色展開まで広げ、その他にもアイシャドーパレットや、カラーマスカラも販売しています。
今は、ロフトやプラザでの実店舗での販売も開始しており、メインターゲットであるZ世代が購入できる場所もしっかり提供しています。
10代女性がメイクを始める時に購入しやすい、リップ、マスカラ、アイシャドーというのもしっかりターゲットに合わせてのアイテム展開でしょう。
古川優香さんは他にもクイーンアイズというカラコンもプロデュースしています。
「Z世代が真似したいメイク・ファッション」として筆頭に挙げられる古川優香さんは、今後も色々なプロダクトのプロデュースを進めていくことに期待されています。
まとめ
YouTuberがプロデュースしてるブランドコスメ編をご紹介しましたがいかがでしょうか。
どのYouTuberも自身とファンを深く理解しており、自分が欲しいものだけでもなく、ファンから求められてるものだけでもなくいいバランスで商品化されています。
もともとYouTuberとしての活動で多くの人たちから信頼を得ている彼女たちだからこそできるものであり、今後もインフルエンサーがプロデュースするプロダクトは増えていくでしょう。
もし、YouTuberとのコラボブランドにご興味のある担当者の方はぜひお問い合わせください。
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