SNSがより身近で便利なツールになりましたね。
近年では新型コロナウイルスの影響によるオンラインシフトの影響もあり、以前より直接お店に行って購入する人が減ったのではないでしょうか。
SNSの普及、さらにオンライン上での購買活動が活発化したことで、SNSを通してオンラインショップへ集客・売上を伸ばしている企業も大変多くなっています。
人気SNSであるInstagramも例外ではなく「ショッピング機能」という便利な機能を使って、ユーザーは以前より簡単にオンラインで買い物をすることができます。
今回はそんなInstagramのショッピング機能を加速させる「ショッピング広告」についてご紹介していきます。
オンラインショップで販売を行っているビジネスは必見の機能ですので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
Instagramのショッピング広告とは
そもそもInstagramのショッピング広告とはどのようなものなのでしょうか。
以下より詳しく説明していきましょう。
Instagramショッピング機能とは
まず、Instagramショッピング機能について簡単に紹介しておきましょう。
Instagramのショッピング機能とは、Instagramの投稿に「商品タグ」を設置してInstagramを見た人がそのままブランドのECサイトに移動して商品を購入できる機能です。
Googleなどの検索エンジンをわざわざ経由せず、Instagramで「この商品いいな」と思ったらそのままオンラインショップへ誘導できるため、ユーザーの熱量を下げることなく商品理解を深め、商品購入につなげることができます。
詳しくは以下関連記事をご覧ください。
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【かんたん解説】Instagramショッピング機能(Shop Now)を導入・設定する方法
Instagramショッピング広告とは
Instagramのショッピング広告とは、先に紹介した「商品タグ」のついた投稿を広告として配信できる機能です。
Instagramの投稿は基本的に自分のフォロワーに表示されるため、商品を見てもらえる可能性はある程度限定されます。
一方で、ショッピング広告として商品を紹介したInstagram投稿を配信することでフォロワー以外のユーザーにも広く投稿を見てもらえるため、商品に興味を持ってもらえたり、ブランドを知ってもらえたり、商品を買ってもらえる可能性を広げることが可能になります。
Instagramのショッピング広告のメリット
Instagramのショッピング広告を利用することには大きく3つのメリットが挙げられます。
ターゲットを指定して広告を配信できる
Instagramは世界最大の実名制SNSである「Facebook」と連携しており、年齢、性別、地域、興味関心など詳細にターゲットを指定してショッピング広告を配信することが可能です。
加えて、
- 過去自社サイトで購入した人と似た動きをした人
- ショッピング投稿をタップした人
など相手の動きや好みなどもマッチさせた上で商品を宣伝できるので、興味を示している人を絞った広告を配信も強みです。
動画や画像で直観的に商品をアピールできる
購入してほしい商品を動画や画像で宣伝できるのもInstagramのショッピング広告のポイント。
オンラインで商品を購入する際、やはり購入するには写真や動画を見てイメージしてもらうことが欠かせません。
Instagramのショッピング広告は、リスティング広告のようなテキスト広告ではなく、さまざまなブランドのオンラインサイトと同じように商品の説明とともに商品画像・動画を掲載することでお客様にとっては簡単に商品のイメージが沸きやすくなります。
動画や画像で商品理解を促し欲しい気持ちを高めた上でECサイトへ誘導できる
上記で挙げたように動画や画像で商品を宣伝し、商品理解を促した上でお客様に購入まで誘導できるメリットがあります。
気になった商品があれば簡単に詳細を確認することができ、購入までの手順をスムーズに行うことができるため、お客様の購買意欲が高まります。
しっかりと購買意欲を高めた上で見てもらえると、運営側にとってもお客様に購入してもらえるチャンスが広がるので両者にとってメリットがありますね。
Instagramショッピング広告の表示される場所
ではInstagramのショッピング広告はどのような場所に表示されているのでしょうか。詳しく説明していきます。
フィードから見る場合
画像:商品タグ付き広告|Facebook for Business
Instagramのフィードとは、最もメインとして表示される画面です。(画面下メニューの「ホーム」アイコン)
自分がフォローしているアカウントや、自分の嗜好に合わせた投稿をInstagramがおすすめとして表示します。
ショッピング広告はフィードの投稿と投稿の間に自然に表示されるため、広告臭少なく違和感ないような形でユーザーに見てもらうことができます。
これらのメインの投稿からショッピング広告をタップすると、商品の詳細をチェックすることができ、そのままECサイトへ遷移させることもできます。
発見タブから見る場合
画像:商品タグ付き広告|Facebook for Business
Instagramの下メニューの虫メガネマークが「発見タブ」です。
発見タブには、ユーザーのInstagram内での行動に応じて、自動的におすすめの投稿が表示されます。
おすすめ投稿の一覧の中にショッピング広告が表示されるため、商品に興味を持ってくれやすい人に自然と商品の広告を見てもらうことができます。
フィードの場合と同じように、投稿をタップすることで商品の詳細を表示でき、そのままECサイトへ誘導できるため、より購買意欲の高いユーザーへアプローチすることが可能です。
(補足)ショッピング投稿はプロフィール画面から確認できる
画像:@holidayandholiday_official|Instagram
Instagramショッピング投稿はプロフィール画面の「ショップ」にて確認することができます。
ショッピング広告を取り入れているビジネスアカウント(プロアカウント)であれば、プロフィール画面に「ショップを見る」ボタンがあるのでタップします。
アカウントのブランドの商品が表示されるのでさまざまな商品をチェックすることができます。
商品画面左下の「商品を見る」ボタンをタップすると商品の説明や着用しているモデルのコーディネートアイテムについても見ることができます。
以上のように、わざわざサイトに移動しなくてもInstagramのアプリ内で簡単にチェックすることができるので非常に便利な機能ですね。
普段のショッピング投稿の中で、「いいね数が多い」「タップ数が多い」などより高い反応をしてくれている投稿を「ショッピング広告」として配信することもできます。
ウケの良い投稿は高い広告パフォーマンスが期待できますので、広告として積極的に活用してみましょう。
Instagramショッピング広告を使える条件
Instagramショッピング機能・ショッピング広告を利用するにあたって、いくつかの条件があるのでご紹介しておきましょう。
- Facebookの提供者契約とコマースポリシーに準拠した商品を販売している
- Instagramのアカウントがプロアカウントに移行している
- InstagramアカウントとFacebookのページがリンクされている
- InstagramのビジネスプロフィールがFacebookカタログにリンクされている
以上4つの条件を満たす必要があるので一度確認し、自社ブランドの商材とアカウントが条件を満たしているか確認しておきましょう。
ちなみに、現在はガイドラインを満たした「有形商材」のみがショッピング機能を利用できます。
以下のページに詳細が書かれていますので、あわせて確認しておきましょう。
コマースポリシー:
https://www.facebook.com/policies/commerce
コマース製品提供者契約:
https://www.facebook.com/legal/commerce_product_merchant_agreement
まとめ
いかがでしたでしょうか。
Instagramのショッピング広告を取り入れることで、ユーザーと運営の両者にとってメリットが大きいことが分かりました。
- ユーザー側のメリット:Instagramのアプリ内で気になった商品の確認から購入までの作業をスムーズに行うことができる
- 運営側のメリット:ユーザーにリピートして購入してもらいやすくなる、自社のサイトへの集客が期待できる
またユーザーに気になった商品をショッピング広告からクリックして購入してもらったことで以前より購入機会が増えたというデータもあるようです。
Instagramのショッピング広告をぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
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