最近では、TikTok、Instagramストーリーズなど、SNSで動画コンテンツを発信することが以前にも増して一般的になり、YouTubeにおいてもショート動画が人気を集めています。
しかしながら、いざ動画を編集するとなると、「何から始めればいいかわからない」「どんな動画編集ソフトやアプリを使えばいいの?」というように、様々な悩みに直面してしまう方も多いのではないでしょうか?
特に最近は、スマホで動画編集ができるアプリが無数に存在しているため、どんな基準で、どの動画編集アプリ選んだらいいのかと、悩んでしまうと思います。
そこで本記事では、InstagramやSNS投稿の動画作成に便利な、おすすめの動画編集アプリ8選をご紹介いたします。
初心者向けから上級者向けまで、動画編集アプリそれぞれの特徴や選ぶ際のポイントについても解説しておりますので、是非本記事を参考に、自分に合った動画編集アプリを探していきましょう。
ぜひ最後までご覧ください。
【厳選】InstagramやSNSの投稿作成におすすめの「動画編集アプリ8選」
それでは、【厳選】InstagramやSNSの投稿作成におすすめの「動画編集アプリ8選」をご紹介していきます。
SNSコンテンツ向けの便利なテンプレートが豊富「Inshot」
まず初めにご紹介する、【厳選】InstagramやSNSの投稿作成におすすめの「動画編集アプリ8選」は、「Inshot」です。
「Inshot」は、豊富な機能と使いやすさに長けた、iPhone iOS・Android対応の動画編集アプリです。
SNSコンテンツ向けの便利なテンプレートなどが充実しており、まさにSNS投稿に最適な動画編集アプリになっています。
主要SNSサイズ対応 ○YouTube(16:9) ○TikTok・Instagramストーリーズ(9:16)
Inshotには、動画だけでなく画像や写真の作成・編集機能も備わっており、Instagramの通常投稿の画像といった動画コンテンツ以外の投稿作成にも非常に役立ちます。
また、SNS投稿に便利なテンプレート素材があらかじめ取り揃えられているため、手軽に完成度の高いコンテンツを作り出すことができます。
さらに日本語のヘルプも充実しているため、初心者の方にもおすすめです。
ウォーターマークは、30秒ほどの広告を閲覧することで消すことができます。ほかにもテンプレート素材を使用する際などにも同様の広告の閲覧が求められます。
アプリの操作に慣れてきて、作業効率の向上を考え始めたら、有料版への課金による広告表示の解除を検討するといいでしょう。
基本的な編集機能を取り揃えたオールインタイプ「Adobe Premiere Rush」
画像:Adobe Premiere Rush|Apple Store
次にご紹介する、【厳選】InstagramやSNSの投稿作成におすすめの「動画編集アプリ8選」は、「Adobe Premiere Rush」です。
「Adobe Premiere Rush」は、PC版の動画編集ソフト「AdobePremierePro」のモバイル版アプリです。
iPhone iOS・Androidともに対応しており、基本的な編集機能をしっかりと取り揃えたオールインタイプの動画編集アプリです。
画像:Adobe Premiere Rush|Apple Store
主要SNSサイズ対応 ○YouTube(16:9) ○TikTok・Instagramストーリーズ(9:16)
無料版アプリと有料アプリで使える基本機能に大きな差がなく、必要な機能が十分に備わっているため、複雑な動画編集も可能です。
初心者から上級者まで幅広いユーザーのニーズに応えることのできる動画編集アプリと言えるでしょう。
音声の編集やフリー音源の使用も可能なので、広告動画の作成といった商用利用にも活用できます。
また、「YouTube」「Facebook」「Instagram」「TikTok」といった主要SNSアプリと共有することが可能で、投稿までの流れがスムーズに行える点も魅力です。
尚、無料版であってもウォーターマーク・ロゴ表示はありません。
豊富なスタンプやエフェクトで高いデザイン性を実現「CapCut」
続いてご紹介する、【厳選】InstagramやSNSの投稿作成におすすめの「動画編集アプリ8選」は、「CupCut」です。
「CupCut」は、「TikTok」を手掛ける中国のIT企業「Bytedance(バイトダンス)」が提供する動画編集アプリです。
無料ながらも動画編集に必要な機能が一通り揃っており、豊富なスタンプやエフェクトによってデザイン性の高い動画を作れる点が特徴です。
主要SNSサイズ対応 ○YouTube(16:9) ○TikTok・Instagramストーリーズ(9:16)
「CapCut」には、動画の編集機能のほかに、「チュートリアル」という、動画編集の講座や、作成例の紹介をまとめたコンテンツが含まれている点も特徴です。
特に、クリエイターによって生み出されたTikTok上の動画コンテンツを身近な手本として見られる点は大きなメリットです。
また、TikTokと連携することで完成した動画をスムーズに投稿することも可能です。
「CapCut」は、TikTokの投稿作成を目的とする方に、真っ先に検討をおすすめしたい動画編集アプリと言えるでしょう。
尚、動画の最後にロゴ広告の表示シーンがプリセットされていますが、無条件で簡単に削除することができます。
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CapCut(キャップキャット)とは?基本的な機能・使い方を解説
直感的な操作でスマホでの編集が簡単に「VLLO」
続いてご紹介する、【厳選】InstagramやSNSの投稿作成におすすめの「動画編集アプリ8選」は、「VLLO」です。
「VLLO」は、iPhone iOS・Android向けの動画編集アプリです。
初めからスマホでの動画編集を前提に開発されている為、直感的な操作で編集を行うことができ、画面も機能の全体が把握しやすい作りになっています。
主要SNS サイズ対応 ○YouTube(16:9) ○TikTok・Instagramストーリーズ(9:16)
「VLLO」は、無料版であっても「モーションスタンプ」や「フォント」の素材が豊富で、オリジナリティの高い動画を作ることができます。
明るさや彩度の調整などは有料の機能となっているため、無料版では、必要に応じて別のアプリで素材の色調を編集する必要があります。
しかしながら、無料版でウォーターマークなしでクオリティの高い動画を作成できるので、無料版を試してみる価値は非常に高い動画編集アプリになっています。
また、有料版では使える素材が増えるほかに、一文字づつカラーやスタイルを編集できるようになったり、モザイク加工を使えるようになったりと本格的な機能が多数追加されます。
幅広いジャンルを扱うなど、多彩な動画を作りたい方は、有料版の利用も視野に入れて試してみるのもいいでしょう。
初心者の方でも扱い易いシンプルな操作「iMovie」
続いてご紹介する、【厳選】InstagramやSNSの投稿作成におすすめの「動画編集アプリ8選」は、「iMovie」です。
「iMovie」は、iMovieはアップル社の無料動画編集アプリです。
新しいiPhoneには初めからインストールされており、Appleユーザーなら一度は目にしたことがあると思います。
操作画面がシンプルで、機能感覚的に使うことができるので、初心者の方でも扱い易い動画編集アプリになっています。
主要SNS サイズ対応 ○YouTube(16:9) △TikTok・Instagramストーリーズ(9:16)
iMovieは、使えるエフェクトや素材数こそ少なめですが、その分シンプルに機能がまとめられており、初心者であっても簡単に動画編集を行うことができます。
また、動画のカットや、シーン切り替えのトランジション、音声・フリー音源の挿入とった動画編集の基本的な機能がしっかりと抑えられており、動画編集の入門アプリとしては非常におすすめです。
Apple製品を利用されていて、これから動画編集に挑戦したいという初心者の方は、まず「iMovie」を使ってみてはいかがでしょうか。
※尚、「iMovie」は、正方形・横型(16:9)の動画編集にのみ対応しており、縦型の動画を作成する場合には、横型の動画で編集し、ダウンロード後にデバイス内で動画を回転させて保存し直す必要があります。
PC用の動画編集ソフトのような本格的な動画編集「Filmmaker Pro」
続いてご紹介する、【厳選】InstagramやSNSの投稿作成におすすめの「動画編集アプリ8選」は、「Filmmaker Pro」です。
「Filmmaker Pro」は、横画面での編集が特徴の、iPhone iOS・Android対応の動画編集アプリです。
また、一部有料の機能もありますが、PC用の動画編集ソフトのような本格的な動画編集を行うことができます。
主要SNS サイズ対応 ○YouTube(16:9) ○TikTok・Instagramストーリーズ(9:16)
「Filmmaker Pro」は、スマホの画面を横にすることで、横画面での編集が可能のため、YouTubeなど、横型動画の作成が非常にしやすい点が大きな特徴です。
また、文字やスタンプの形で動画を切り抜く「マスク機能」など、他無料アプリには搭載されていない機能があったり、フォントをインポートして使用可能であったりと、編集の自由度が高い点も特徴です。
無料版では、ウォーターマークが表示されてしまいますが、ウォーターマークのみを課金して削除することもできます。
また、そのほかの有料オプションの中には、クロマキー(切り抜き)合成などがあり、人物を切り抜いて別の背景を合成するといった本格的な編集がスマホで行えるようになります。
横画面での操作や、本格的な有料オプション機能の内容から、特に、YouTubeで収益を目標とする人や、企業チャンネルの運営者など、より高クオリティな動画作りを求める人におすすめの動画編集アプリと言えるでしょう。
最新機能を搭載!本格的な動画作成「FilmoraGo」
主要SNS サイズ対応 ○YouTube(16:9) ○TikTok・Instagramストーリーズ(9:16)
続いてご紹介する、【厳選】InstagramやSNSの投稿作成におすすめの「動画編集アプリ8選」は、「FilmoraGo」です。
「FilmoraGo」は、動画編集ソフトのシリーズ商品「Filmora」のiPhone iOS・Android向けの動画編集アプリです。
無料で使うこともできますし、サブスクリプションにより全ての機能が解放される有料プランも存在します。
主要SNS 画面サイズ対応 ○YouTube(16:9) ○TikTok・Instagramストーリーズ(9:16)
「FilmoraGo」は、アプリのサポートが充実している点が特徴で、アップデートの頻度が高く、新たな機能や素材も頻繁に追加されていきます。
無料版では、ウォーターマークや動画の最後にロゴ広告が入り、使える機能も限られますが、有料版では、1000以上のフリー音源や、4K映像の編集、高画質動画での出力などが可能になり、本格的な動画編集アプリとしての本領を発揮をします。
サブスクリプション契約で一気に全ての機能や素材が使用できるようになるので、機能ごとに費用を考える必要がなく、存分に動画編集を楽しむことができるでしょう。
有料であっても、「最新の機能が搭載された動画編集アプリを使いたい」「サポートが充実した信頼できるディベロッパーのアプリを使いたい」という方におすすめです。
尚、サブスクリプションは1週間や1ヶ月といった期間で購入することもできるので、まずは短い期間から試してみてはいかがでしょうか。
動画編集のスキルアップに!プロも使用する本格派アプリ「LumaFusion」
最後にご紹介する、【厳選】InstagramやSNSの投稿作成におすすめの「動画編集アプリ8選」は、「LumaFusion」です。
「LumaFusion」は、買い切り型の"有料”動画編集アプリになっています。
ここまで本記事では、無料で試せる動画編集アプリを中心にご紹介してきましたが、中には、動画編集に慣れてきて、スマホで使える玄人向けの動画編集アプリにステップアップしたいとを考えておられる方もいるかもしれません。
そういった方におすすめなのが「LumaFusion」です。
主要SNS サイズ対応 ○YouTube(16:9) ○TikTok・Instagramストーリーズ(9:16)
「LumaFusion」は、動画編集を生業とするプロのクリエイターも使用している本格的な動画編集アプリで、2022年9月現在、3680円で購入することができます。
テキストフォントや使えるエフェクト素材の多さはもちろん、一度に6つのトラックを用いて編集できるなど、限りなく自由な発想を動画に反映させる編集ツールが揃っています。
また、買い切りアプリ型ではありますが、新機能や素材のアプデートも行われるので長期間愛用することができるでしょう。
出来ることが多い分、手数が増えるので覚えることも多くなりますが、動画編集者としてのスキルアップを求める方や、作成した動画そのものを商品として取り扱う方には、非常におすすめの動画編集アプリです。
動画編集アプリを選ぶ際のポイント
次に、「動画編集アプリを選ぶ際のポイント」を確認しておきましょう。
作成できる動画の再生時間
まずはじめに確認したいのは、作成できる動画の再生時間です。
動画編集アプリには、15秒〜60秒程度のショート動画作成を目的としたものも数多く存在します。
中には、素材を選ぶだけで簡単にスライドショーのようなショート動画を半自動的に作成してくれるアプリもあり、旅行のダイジェストムービーといったプライベートで手軽に作成して楽しむ動画作りには便利です。
しかしながら、SNSの動画コンテンツ作成を目的にするとなると、こうした類のアプリでは、表現の幅や編集の自由度といった点で物足りなさを感じるでしょう。
また、動画の編集作業では、長尺の素材をアプリにアップロードした上で不要なシーンを削除したり、繋げ合わせる方が作業もしやすくなります。
よってSNSの投稿作成においては、初心者の方であっても、ある程度長めの尺の動画作成が可能なアプリを選ぶことをおすすめします。
動画と静止画像の両方を使えるか
動画編集アプリを選ぶ際には、使える素材の種類も重要になります。
中でも特に確認しておきたいのが、写真などの静止画像を使えるかという点です。
SNSの動画コンテンツでは、写真や、図・テキスト主体のスライドなど、静止画像の挿入を必要とする場合があります。
また、動画のオープニングやエンディング、シーンの切り替え時などに静止画像を用いることで、メリハリのある印象的な動画を作りやすくなります。
上記の理由から、動画素材だけでなく静止画像も使える動画編集アプリを選ぶことをおすすめします。
テキスト入力ができるか
動画にテキストを用いることで、発信する情報量を一気に増やすことが可能になります。
例えば、動画のシーンにタイトルや補足情報を加えたり、声にテロップをつけることで、視聴者により分かりやすく内容を伝えることができるでしょう。
特に、SNS投稿では豊富な情報量と、その情報を効果的に伝える発信力が重要になるため、テキスト入力が可能な動画編集アプリを選ぶことをおすすめします。
また、テキストに使えるフォントの種類が豊富であればあるほど幅広い表現が可能になり、オリジナリティ溢れる印象的な動画を作ることができるでしょう。
音声編集やBGM・楽曲の使用ついて
動画の演出で忘れてはいけない重要な要素の1つに、音声の編集や、BGM・楽曲に使用が挙げられます。
音声の編集や追加が可能な動画アプリを選んでおくことで、後からナレーションを追加したり、逆に不要な音声を取り除いたりすることができるでしょう。
また、動画編集アプリの中には、フリー音源としてBGMや楽曲が予め用意されているものもあります。
著作権を気にせずに動画に合ったフリー音源を使用できることは、SNSで動画投稿を作成する上で大きなメリットになりますので、予め確認しておきたいポイントとして抑えておきましょう。
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エフェクトや加工機能について
動画編集アプリを使用する醍醐味の1つには、特殊なエフェクトや加工機能を用いることで、デザイン性の高い動画コンテンツを作り上げることが挙げられるでしょう。
エフェクトや加工機能には以下のようなものが挙げられます。
- 季節やイベントなど、様々なテーマに対応した「スタンプ」を貼り付ける
- 人物や背景に動きのある「エフェクト」を加える
- 「フィルター」を用いて動画全体、または一部の色調などを調整する
- 「トランジション」を用いて、シーンのつなぎ目に動きをつける
- 「モザイク」や「レイヤー」など、映像の一部を加工、または素材を重ねる
最近ではどの動画編集アプリもエフェクトや加工機能に力を入れているので、種類の多さはもちろんですが、使い勝手の良さや自分好みのデザインがあるかといった点にも考慮していくといいでしょう。
ウォーターマーク・ロゴの有無
動画編集アプリには、作成した動画の背景に、ウォーターマークと呼ばれるアプリのロゴの透かしが入ったり、動画の最後にアプリの広告が挿入されるものも存在します。
自分で消すことができるものや、有料版に切り替えることで消せるものなど、アプリによって様々です。
「動画を作成してからウォーターマークが表示されることに気づいた」ということのないように、気になる方は事前にアプリの使用を確認しておきましょう。
まずは無料アプリで使えるものを選ぼう
ここまで、「動画編集アプリを選ぶ際のポイント」を解説してきましたが、実際に使ってみて、気になる点があったり自分には合ってないと感じることも当然あります。
最初から多彩な機能を搭載した有料アプリを使うよりも、まずは無料で使えるアプリから試していくといいでしょう。
特に、前項でも取り上げたエフェクトや加工機能については、どのアプリにおいても数多くの種類が用意されているため、実際に使っていく中で自分の好みの素材や機能が見つかる場合もあります。
中には、素材や機能ごとに、後からオプション料金を課金することで使用可能なアプリもありますので、作業に慣れてきてから気になる機能を追加したり有料素材を取り入れていくのもいいでしょう。
まとめ
「【厳選】InstagramやSNSの投稿作成におすすめの「動画編集アプリ8選」と選ぶ際のポイント」はいかがでしたでしょうか?
動画コンテンツが私たちの日常に浸透するに伴って、スマホで手軽に楽しめる動画編集アプリの数も非常に増えてきています。
自分に合った動画編集アプリを選ぶ為には、自分の現状のスキルや、今後の目的といった部分にフォーカスを当てることも大切です。
そこに本記事で解説したポイントや、ご紹介したアプリの特性を照らし合わせることで、今の自分に最適な動画編集アプリを見つけることができるでしょう!
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