旅行先やレストラン・カフェなど、訪れたスポットを共有する目的として作られたInstagramの機能である、位置情報。
地図検索から投稿を見つけてもらえるといったメリットもあるため、活用している方も多いのではないでしょうか。
そんな位置情報機能ですが、最近少し変わった使い方をしているユーザーが増加しているようです。
"可愛い自分には旅をさせろ" "夢がかなう場所"など、「そんな場所あるの?」と疑問に思うような位置情報を見たことはありませんか?
今回は、そんな一風変わった位置情報機能の活用方法についてご紹介していきます。
実際の投稿や事例もふまえてご紹介していきますので、ご自身や自社のInstagramアカウントを盛り上げたいという方は、ぜひ最後までご一読ください。
▼通常の位置情報の使い方▼
【かんたん図解】Instagramの位置情報を新しく追加・登録する方法
目次
位置情報機能の新しい使い方
それでは早速、新しい位置情報機能の使い方についてご紹介していきます。
位置情報をハッシュタグのように使う方法とは?
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上記の投稿は、最近若者を中心に使用されている"青春は最後のおとぎ話"という位置情報が設定されている実際の投稿です。
位置情報機能はタップすることで地図が表示され、同じ場所に設定されている投稿の一覧を閲覧することができます。
"青春は最後のおとぎ話"の位置情報は地図に登録されているものの、実際に存在する場所ではなく、投稿は"青春の1ページ"を撮影した写真や動画が多く見られました。
実は上記のような位置情報は現在、同じような雰囲気やジャンルの投稿を行いたい際に使用する、いわばハッシュタグのような目的で使用されているのです。
場所とは関係のない言葉や架空のキーワードを位置情報として設定して投稿することで、位置情報が投稿のタイトルのように表示されます。
現在、ハッシュタグは利用者が多くなったことや複数利用が可能である点から、検索しても雑多なものであふれてしまっていたり、関係性の乏しい投稿も多く表示されるようになりました。
そこで10代~20代前半を中心とする若者たちは、ハッシュタグのようにリーチしてもらえる一方、まだ上記のような使用方法を行っているユーザーが少ないことからキーワードとの親和性が高い投稿のみを表示できる位置情報機能を使用して投稿を行っているのです。
位置情報機能をハッシュタグのように使うことのメリット
位置情報機能をハッシュタグのように使うことのメリットとしてまず、投稿を閲覧してもらう窓口を増やすことができるという点があります。
これはハッシュタグとも似たメリットであり、同じような投稿を探しているユーザーにアプローチする効果があります。
一方、ハッシュタグと違うメリットとしてはまず先述したように、位置情報をハッシュタグのように使用するユーザーの人口が少ないことから、多くの投稿に埋もれずに発見してもらいやすいという点があります。
ハッシュタグは複数追加することが可能ですが、位置情報は1つまでしか設定することができないため、そのぶん投稿数が減るということも閲覧されやすいことの要因となっているでしょう。
また、位置情報は画像や動画の上部に表示されるため、投稿のタイトルのようにも見せることができ、キャプションに表示されるハッシュタグよりも世界観や雰囲気づくりをしやすいということもメリットの1つです。
「なんとなくおしゃれ」といった感覚で流行を作る、若者らしい発案であるとも言えます。
是非、投稿を装飾する機能として、おしゃれな位置情報を活用して投稿を行っていきましょう。
【かんたん図解】Instagramの位置情報を新しく追加・登録する方法
位置情報機能をハッシュタグのように使った実際の投稿
では、実際に位置情報機能をハッシュタグのように使用した投稿をカテゴリー別に見ていきましょう。
おしゃれ・可愛い系
はじめに、おしゃれ・可愛い系の位置情報機能をハッシュタグのように使用した投稿をご紹介します。
上記の投稿のように、おしゃれ・可愛い系位置情報では、インスタグラマーによる自撮りやコーディネートといった投稿の例が多く見られました。
おしゃれ・可愛い系では、他にも
- 夢がかなう場所
- (-.-)Zzz・・・・夢の中
- お花畑
- かわいいお姫様
- かわいい自分には旅をさせろ
- 女子力up研究所
- 秘密の場所
- 星空の中へ
- 心に響く言葉
- 陽のあたる場所
- 天使の羽
- 天使の部屋
- 今日も、すてきな1日を。
- 桜が降る夜は
- この地球のどこか
- あなたの心のどこか
- 今日もお洒落して出かけよう
- 大人になってもかわいいものが好き
- 元気いっぱい
- 女の子クラブ
- 好きなもの倶楽部
- ぶりっこ倶楽部
- 恋のキューピット大作戦
- 幸せ発信局
- おしゃれ伝説
- しゃぼん玉のお城
- 魔法少女
- 可愛いの家
- 空飛ぶうさぎ
といったキーワードの位置情報が使用されていました。
面白・ネタ系
次に、面白・ネタ系の位置情報機能をハッシュタグのように使用した投稿をご紹介します。
上記のように、面白・ネタ系の位置情報では、投稿のカテゴリーや形式を問わず、投稿にユニークさやアクセントを加える手段として用いられている例が多く見られました。
面白・ネタ系では、他にも
- 俺、ツインテールになります
- おまえにチェックイン
- にゃんだフル
- なんでやねん
- インスタ映えするアイテムとは
- テストテストテストテスト
- どうかしてるぜ!!
- ただいま変身中
- ひょっこり屋
- 人がみぎなら私はひだり
- 楽して体重を減らしたい!
- やっぱりコレが好き
- ロックンロールで元気になろうぜ!
- スッピンに自信が持てました
- にっぽんだいすき!にほんごだいすき!
- 女子力UP Happyを引き寄せるお茶会
- ~ぺんぎんは爪先立って遠くを望む~
- 僕は別にあなたがおもっているほど毎日楽しいわけではない
- 嘘ばかりついてきました
- 今日、豚の気分なんです
- この地球のどこか
- あなたに逢い鯛。
- 勉強しない学生にはうらないよ!
といったキーワードの位置情報が使用されていました。
推し活系
続いて、推し活系の位置情報機能をハッシュタグのように使用した投稿をご紹介します。
上記のように、推し活系の位置情報は、その名の通り自身の"推し活"の記録をしている際に用いられている例が多く見られました。
推し活系では、他にも
- 推しの口座
- 私の推し
- 我の推し
- 推ししかかたん
- 推推推
- My Prince
- 星の王子さまへ
- Dear Princess
- タクのかたまる場所
- otaku-オタク
- 夢見る方々応援隊
- あなたに夢を
- だいすき
- True Love
- 愛と癒しのとき
- 恋煩い治療します
- あなたのことが好きで好きでたまらない。
- やばい!すき!ほんまに!!!
- 世界一
- 永遠に
- わたしたちのたからもの
- ときめきグッズ
- 缶バッジの達人
- お誕生日新聞
- あなたに会いにゆきます。
といったキーワードの位置情報が使用されていました。
友情・青春系
最後に、友情・青春系の位置情報機能をハッシュタグのように使用した投稿をご紹介します。
上記のように、友情・推し活系の位置情報は、中高生の学生生活を記録した投稿や、夏休みや友達との思い出といった投稿に多く使用されていました。
友情・青春系では、他にも
- Friends
- Best Friend
- おともだち
- なかよし
- BFF
- 仲良し公園
- 青春は最後のおとぎ話
- おかしなふたり
- はいチーズ
- 楽しい100年時代プロジェクト
- 楽しいDay
- ふたご
- 女子高生の日常会話
- アオハル食堂
- 青春広告
- 青春出版社
- JK
- にこいち
- みんなでやってみた
- 僕らの夏の物語
- 大人になれば
- 成長@記録
- ピースな時間
- おーい、友よ
- とりあえずここで。いつものとこで。
- 青春の1ページ
- がんばれ受験生
- アオハル食堂
- がっこうにいこう
- JK
- 全国高校生 マイプロジェクト
- 僕たちの夏休み
- 夏の思い出
- School Life
- 青春純情物語
- テストテストテスト
- 僕らにぶっ飛んだ修学旅行をさせてください
といったキーワードの位置情報が使用されていました。
まとめ
以上、一風変わった位置情報機能の活用方法についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
SNSでは若者から火が付いた流行がその後主流になりやすいという特徴もあります。
今回の記事を参考に、Instagramの位置情報機能をハッシュタグのように使用した投稿にチャレンジしてみることで、多くのユーザーに投稿をリーチしていきましょう。
Instagram公式アカウント運用担当の方や、位置情報を使ってキャンペーンを行いたいなど、SNSでのPRでお困りの方はお気軽にご相談ください。
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