情報収集やエンターテイメントを楽しむプラットフォームとして、欠かせない存在になったYouTube。
今では、世代を問わず、多くの人たちが毎日のようにYouTubeでコンテンツを楽しんでいます。
情報収集やエンタメをより便利で楽しいものにしてくれるのが、ユーチューバーです。YouTubeを利用している人ならば、誰でもひとりはお気に入りのユーチューバーがいるのではないでしょうか。
人気のユーチューバーはたくさんいますが、自作アニメーションを投稿しているYouTubeクリエイターたちも例外なく大きな人気を集めています。
そこで今回は、個性豊かな自作アニメを発信しているYouTubeクリエイターを3人ご紹介致します。
企業とのタイアップ事例と取り入れたいポイントもあわせて紹介していますので、アニメクリエイターとコラボしたインフルエンサーマーケティングのヒントとしてもぜひお役立てください。
自作アニメを発信しているYouTubeクリエイター
それでは早速、自作アニメーションを投稿し、人気を博しているYouTubeクリエイターをご紹介します。
はじめまして松尾です さん
YouTubeチャンネル:はじめまして松尾です | YouTube
チャンネル登録者数:約105万人(2021年11月現在)
まずはじめにご紹介する自作アニメを発信しているYouTubeクリエイターは、「はじめまして松尾です」さんです。
はじめまして松尾さんのアニメーションでは、ネズミ、ニワトリ、タコ、イカ、松尾など個性的なキャラクターが主に登場し、彼らのテンポの良い会話が視聴者の笑いを誘います。
キャラクターの独特なことば使いと特徴的なイラストがシュールな世界観を形作っており、その一癖ある世界観が多くの人気を集めています。
はじめまして松尾さんの動画の特徴は、テンポのよい会話劇です。
テンポよくボケとツッコミが繰り返され、一つの動画内に笑いどころがたくさんあります。
視聴者を飽きさせないテンポのよさとユーモアをふんだんに取り入れた動画作りは、ぜひ真似したいポイントです。
企業とのタイアップ事例:はじめまして松尾×株式会社オプテージ
はじめまして松尾さんはmineoを運営する通信会社「株式会社オプテージ」とタイアップしたPRを行っています。
こちらのPR動画でも、おなじみのキャラクターによるテンポの良い会話が、視聴者の笑いを誘います。
このPR動画の大きな特徴は、動画内で商品の説明をしすぎていないこと。
キャラクターが「詳しく知りたい方はこの動画を中断して検索してみてね!とりあえず概要欄のURLとか見たらえんちゃう」と、ユーモアを交えながら、概要欄にある株式会社オプテージの企業サイトへ視聴者を誘導しています。
もちろん動画内でプロモーションもある程度はされていますが、最低限に抑えられています。
プロモーションよりも、動画自体のおもしろさを優先していることが、視聴者の好感度を得られる要因になっていると言えるでしょう。
広告臭を出すと視聴者は嫌悪感を抱いて離れてしまう可能性もありますので、プロモーションの比率を低くしてユーチューバーの個性を最大限に出すバランスも意識してみましょう。
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ゴウキブック さん
YouTubeチャンネル:ゴウキブック | YouTube
チャンネル登録者数:約55.4万人(2021年11月現在)
次にご紹介する、自作アニメーションを投稿しているYouTubeクリエイターは「ゴウキブック」さんです。
素朴なイラストやカラフルな色使いで小中学生に人気のゴウキブックさん。
人気ホラーゲーム「青鬼」にまつわる動画や、家族とのエピソードを描いた動画など、多くの動画を投稿されています。
ゴウキブックさんの動画には、親しみやすい外見のキャラクターがたくさん登場しますが、それらの声は全て合成音声ソフトで作成。
合成音声ソフトは特徴的な声音で、発音にも独特のイントネーションがありますが、だからこそ耳に残ります。
ゴウキブックさんの特徴は、絵柄やキャラクターのネーミングなど、全てがシンプルで分かりやすいこと。
こちらの動画は「〇〇すぎる」キャラクターたちが登場する「〇〇すぎ〇〇お」シリーズのひとつ、「よわすぎよわお」です。
よわすぎよわおは、飴をひとつ食べただけで全ての歯が虫歯になったり、とんかつを一口食べただけで油で胃が溶けてしまったりする、「体が弱すぎる」キャラクターです。
ストレートなネーミングですね。イラストやキャラクターの分かりやすさが、小中学生に人気が出る要因の一つだと言えるでしょう。
また、動画内で人を傷つけたりする場面や、乱暴な言葉が一切出てこないのも特徴の一つです。そういった動画であれば、親御さんは安心して子供に見せることができます。
子供向けの商品をプロモーションするときには、親御さんの目も意識するとよいでしょう。
企業とのタイアップ事例:ゴウキブック×株式会社フェリシモ
ゴウキブックさんは、主に通信販売業務を行っている「株式会社フェリシモ」とのタイアップ動画を投稿されています。
先ほど紹介した「〇〇すぎ〇〇お」シリーズの一つとして、「くろすぎくろお」くんを登場させ、動画内でフェリシモの製品である「500色の色鉛筆」のPRを行っています。
この動画の特徴は、動画内でプロモーションに割かれる時間がかなり短いことです。
動画は5分ほどのものですが、その中で商品のPRに割かれる時間は1分もありません。
商品の説明が行われるのは、動画後半の数十秒だけで、残りは他の「〇〇すぎ〇〇お」シリーズと同じような内容となっており、プロモーション動画ではありますが、普段の動画とほとんど変わらない雰囲気になっています。
そうすることによって、より自然に視聴者に興味を持ってもらうことができるようになっています。
からめる さん
YouTubeチャンネル:からめる | YouTube
チャンネル登録者数:約216万人(2021年11月現在)
最後にご紹介する、自作アニメーションを発表しているYouTubeクリエイターは「からめる」さんです。
からめるさんは、かわいらしい猫のイラストを使った動画を数多く投稿されています。
柔らかなタッチで描かれたキャラクターたちが活躍する動画の多くは、30秒以下のショートアニメです。
また、アニメーション内のキャラクターにはセリフがなく、効果音だけで動画が完結するのも特徴。
セリフがないからこそ、海外の視聴者も日本の視聴者と同じように楽しめるようで、コメント欄には英語でのコメントも目立ちます。
かわいらしくてやさしい絵柄のショートアニメは、日本人だけではなく、多くの人の心を掴んでいます。
海外向けに商品をプロモーションする場合には、あえてセリフを入れず動画作りをしてみるのも一つの方法と言えるでしょう。
企業とのタイアップ事例:からめる×サンコー株式会社
こちらはからめるさんと、PC用周辺機器や生活家電を主に販売している「サンコー株式会社」とのタイアップ動画です。
からめるさんオリジナルキャラクター「肩星人」が、サンコー株式会社の生活家電「かた~ゆ」のPRをしています。
動画内では、肩星人が商品の概要や特徴をしっかりと説明してくれています。
肩星人がかた~ゆを購入して使ってみるというオーソドックスな内容の動画ですが、個性的なオリジナルキャラクターが商品を紹介することで、商品の魅力が、より視聴者に伝わりやすくなっています。
このPR動画の特徴は、ストーリー調であることと、動画時間が短いことです。
「肩星人現る!」は、ここまでご紹介したPR動画とは違い、動画のほぼ全編が商品紹介のための内容となっていますが、1分半という動画の短さや、テンポの良さが功を奏して、視聴者が最後まで楽しめる動画となっています。
商品のプロモーションをする際には、内容を考慮に入れて、視聴者を飽きさせない長さの動画時間にするとよいでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。今回は、自作アニメを発信しているYouTubeクリエイターを3名ご紹介しました。
YouTubeでプロモーションを成功させるには、視聴者を飽きさせない動画作りが重要です。
視聴者を飽きさせないためには、テンポよく、分かりやすい動画にする必要があります。
今回ご紹介したYouTubeクリエイターの事例をご参考に、今後のプロモーションにぜひお役立てください。
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