画像:Instagram、レストラン予約機能のパートナーを拡充
Instagramをチェックしていると、おいしそうな食べ物やおしゃれなヘアスタイルを見かけることが多々あります。
そんな時、「提供しているお店に行きたい!」と考え、Instagramで店を検索するユーザーも多いはず。
そんなとき、店舗の公式Instagramのトップページから予約ができるシステム「Instagram予約機能」を使うと、導線としても非常にスムーズです。
昨今はSNSでお店を探すユーザーも多く、Instagramは店舗情報を収集するためのツールとなってきている中で、飲食店のアカウントなどではすぐにでも取り入れるべき機能といえます。
本記事ではInstagram予約ボタンと注文機能の詳細や、導入の方法についてご紹介いたします。
目次
Instagram予約ボタン&注文機能とは
Instagram予約機能とは、提携グルメサイトの登録、または連携予約システムの利用により、「席を予約する・料理を注文する・予約する」などアクションボタンがアプリ上で設置できる機能です。
Instagramアプリ上から直接予約・注文が可能となり、ユーザーにとっては改めて別の検索ツールなどで調べなおす必要がないので非常に便利です。
この機能はInstagramの中でもビジネスアカウントに切り替えたユーザーのみが使用できます。
なお、ビジネスアカウントへの切り替え方は下記の関連記事を参照にしてください。
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Instagramビジネスアカウント移行手順と人気企業プロフィールの作り方
飲食店の場合
画像:日本初!!ぐるなび・Instagramが予約機能で連携
2018年10月、Instagram予約・アクションボタンが導入されました。
グルメサイトのRetty Orderやぐるなびが対応しており、提携サイトの加盟店であれば予約受付が利用できます。
さらにコロナ禍となった2020年4月からは「料理を注文する機能」も追加され、Instagramのアプリ上から直接テイクアウトや注文受付が可能となっています。
テイクアウトはぐるなび以外にも出前館・Uber Eat・Wolt・menuに対応。
アメリカではこの機能により予約数が160%に増えたという調査結果も出ており、効果は大きいと言えそうです。
美容室の場合
画像:Instagram、アクションボタンを美容サロン予約にも拡大
2021年11月、予約システムは飲食店だけではなく美容室業界にも広がり、美容院を手軽に予約することができるようになりました。
さらに、予約機能を設定した美容サロンは、地図検索機能上でも「予約する」ボタンが表示されます。
そのため、近隣の美容室やネイルサロンを探しているユーザーに対し、来店予約を簡単に促すことができます。
STORES予約・EPARKビューティー・RE:RE LINEサロン予約・かんざし・Beauty Meritなど、数多くの予約サイトと連携しています。
画像:Instagram、アクションボタンを美容サロン予約にも拡大
導入方法
Instagram予約機能を使うには先述のようにビジネスアカウントに切り替えたうえで、予約ボタンを利用できるサイト・提携企業の加盟店である必要があります。
さらに、追加できるアクションボタンは「予約する」「注文する」「席を予約する」の3つの種類があるので、どのボタンが良いか検討しましょう。
この連絡先オプション(メール、電話番号、住所、CTAボタン)の情報追加も上記関連記事に掲載されていますのでご確認ください。
ボタン形式を選択後、「提携サイト」や「提携企業」から提携企業の管理画面にログインし、そのサイト上の指示に従って進めればボタンの設置が完了します。
Instagram予約機能を導入するメリット
SNSとしてはLINE・Twitterに次いで利用者が多いInstagram。
Instagram予約機能を使うことによるメリットは数多くあります。
アカウントからすぐに予約や料理注文ができる
TableCheck社の調査によると、2020年5月にInstagramの「料理を注文する」を実装した結果、予約件数が3倍までに増加しています。
画像:Instagram・Facebook「レストラン予約機能」連携開始
上記の結果はアカウントからすぐに予約や料理注文ができることもそうですが、Instagramがユーザーの情報を分析したうえで店舗を紹介しているという点も大きな理由と言えます。
離脱率が低い
もしInstagramで良いお店を見つけても、もしInstagram予約機能を使っていなければ別の予約サイトを訪問する必要があり、ユーザーが面倒に感じるかもしれません。
その点、予約機能ああれば飲食店・美容室の検索から予約がシームレスに利用でき、離脱率が低いため、注文を逃す可能性も低くなります。
広告費を抑えることができる
店舗側としては画像やストーリーの投稿をするだけで宣伝することができるため、広告費をかけずに済みます。
特に美容室の場合、スタッフ専用の予約ページを人数関係なく作成することができ、さらにはハッシュタグと予約メニューを自動で紐づけることが可能です。
これによりInstagramで気になった美容師を指名予約することもできるので、新規顧客とリピーターの獲得につながります。
まとめ
本記事ではInstagram予約機能についてご紹介させていただきましたが、いかがだったでしょうか?
この予約機能は導入が簡単なうえ、広告費もかからないので、特に個人経営の店にとっては使い勝手のいい機能であることは間違いありません。
ユーザーにとっても、この機能を使う店舗が増えれば選択肢が増えるため、普及すればするほど双方にメリットがあるのです。
今後は飲食店・美容室以外にも予約機能が拡大していく可能性もあるので、期待しましょう。
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
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