日本には、地方を拠点にしながら全国的に有名な企業が数多くあります。
特に最近は、SNSを活用することで立地に関係なく情報発信できることから、拠点を選ばずにビジネスを始めやすい時代になりました。
また、インフルエンサーとのタイアップ施策では、全国、あるいは狙った特定の地域に情報を届けることで、ブランディングや売上向上を果たしている事例も見られます。
しかし中には、
- 「タイアップPRのイメージが湧かない」
- 「自社に合ったインフルエンサーが分からない」
という方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、「地方企業とインフルエンサーのInstagramタイアップ事例5選」をご紹介し、事例を通じてタイアップ施策のポイントを解説していきます。
インフルエンサーマーケティングのメリットやキャスティングのアイデアの参考になる内容になっているので、ぜひ最後までご覧ください。
※ 掲載事例につきましては、弊社で取り扱っている事例だけではなく、他社様の素敵な事例もご紹介させて頂いております。ぜひ詳細はURLをご確認ください。
目次
地方企業とインフルエンサーのInstagramタイアップ事例5選
それでは早速「地方企業とインフルエンサーのInstagramタイアップ事例5選」をご紹介していきます。
1.茅乃舎
初めにご紹介するのは、「茅乃舎」が実施したタイアップ事例です。
茅乃舎は、調味料・食品会社の久原本家が手がける和風調味料ブランドです。
福岡の久原村(現在の久山町)に開業した醤油蔵を起源とし、創業130年を超える老舗調味料ブランドとして国民から親しまれています。
茅乃舎では、おうちごはんを投稿されているママインフルエンサー「miki(@miki______k)」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:茅乃舎×mikiさん
本事例では、「お雑煮という奇跡」という自社イベントがPRされており、インフルエンサーをイベントに招待する形式のタイアップがポイントでした。
mikiさんが実際にイベントに参加したことで、
- インフルエンサー視点の撮影映像が見られる
- 体験に基づいた発信で説得力をもたらしている
といったメリットを生まれており、中身の濃いタイアップ投稿になっています。
またキャプションでは、「お雑煮という奇跡」のWebコンテンツが特設されたことも紹介されており、タイアップ投稿を通じた新規層獲得の意図も見られました。
企業が主催するイベントや企画は、長期的なブランディングに大きく影響するので、インフルエンサーの発信力を活かし、幅広い情報のリーチを図りたいですね。
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2.山田乳業
画像:山田乳業株式会社
続いてご紹介するのは、「山田乳業」が実施したタイアップ事例です。
山田乳業は、宮城県南部の蔵王山麓で生産される新鮮な生乳、および乳加工品を販売する乳製品メーカーで、自社ブランド「フロム蔵王」のデザートや牛乳は学校給食にも採用されており、地元民が誇る乳製品ブランドとして親しまれています。
山田乳業では、2人のお子さんとのライフスタイルを発信されているママ・インフルエンサー「ami(@amikuma1219)」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:山田乳業×amiさん
本事例では、同社のアイスがPRされており、家族世帯ユーザーに向けた効果的なキャスティングがポイントになっていました。
特にタイアップ投稿では、
- お子さんがアイスを楽しむ写真
- 「子供たちが大好き」といった親目線のフレーズ
といった内容が見られ、小さなお子さんを持つ親世代のユーザーに対して訴求力の高いアプローチが実現されています。
また、同社のアイスはネット販売されていることもあり、エリアを問わず家族世帯ユーザーから人気のamiさんをキャスティングしたことで、全国的な販促効果につながりました。
3.ヒカリ食品
画像:株式会社ヒカリ食品
続いてご紹介するのは、「ヒカリ食品」が実施したタイアップ事例です。
ヒカリ食品は、新潟県を拠点に地元産コシヒカリで作るおかゆの専門メーカーで、美味しいお米で作るおかゆをレトルトパウチで手軽に楽しめることから、常備食として人気を集めています。
ヒカリ食品では、「からだに優しい10分レシピ」をテーマに時短料理を発信するインフルエンサー「sana(@sanaluke2)」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:ヒカリ食品×sanaさん
本事例では、情報を簡潔にまとめたリールでのタイアップ投稿がポイントになっています。
カットチェンジや写真素材を織り混ぜたシンプルな構成で投稿が作られており、「本格的なおかゆを手軽に楽しめる」というブランドコンセプトを崩さずにPRされていました。
また、sanaさんは10分間レシピを発信するインフルエンサーであることから、「手軽に美味しいものを食べたい」と思うファンが多く、キャスティングにおいても高いシナジー効果を発揮しました。
インフルエンサーの選定では、ファンの思考傾向も踏まえることで、よりブランドコンセプトにマッチするユーザー層に情報をリーチさせることができるでしょう。
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4.中田食品
画像:中田食品株式会社
続いてご紹介するのは、「中田食品」が実施したタイアップ事例です。
中田食品は、和歌山県を拠点に梅干し販売を手がける老舗の梅干し製造メーカーで、梅干しの売上日本一を記録しており、馴染みのある梅干し商品を全国各地に送り出しています。
中田食品では、サロン店長として美容にまつわる情報を発信されているインフルエンサー「naomi(@naomin_0624)」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:中田食品×naomiさん
本事例では、訴求力に優れたキャッチフレーズやキャプションがポイントになっています。
まず投稿画像で目に飛び込んでくるのは「梅干し売上日本一 中田食品」というフレーズで、企業名と実績を一眼で印象付ける効果をもたらしています。
さらにキャプション内で伝える内容としても、
- 「コストコで買える」
- 「こんなに大量に入ってて1980円」
など、購買意欲を刺激する情報が豊富な点も非常に参考になります。
タイアップ投稿では、写真に添える一言やキャプションの訴求力が売上効果に直結してくるので、naomiさんのように情報選定や言葉選びの上手いインフルエンサーをキャスティングすることがおすすめです。
5.月桂冠
画像:月桂冠 ホームページ
最後にご紹介するのは、「月桂冠」が実施したタイアップ事例です。
月桂冠は、京都府伏見を拠点に酒類の製造販売を手がける日本を代表する老舗酒造メーカーです。
1637年創業と酒蔵としての歴史が古く、今なお大手日本酒ブランドとしてその名を知られています。
月桂冠では、日々の暮らしや役立つ知識を発信する主婦インフルエンサー「ama(@__amastyle__)」さんとのタイアップを実施しました。
【タイアップ事例】:月桂冠×amaさん
本事例では、リール投稿による共感性の高い映像シーンがポイントになっていました。
動画は、忙しい1日の終わりの「主婦の食事準備」がテーマになっており、テイクアウトしたご飯とお酒の味見を楽しむシーンで、主婦層に“至福のひと時”を想起させる内容になっています。
また、本事例は果物のフレーバーが楽しめる商品「果月」のPRということで、和食ではなくイタリアンと合わせている点も特徴的でした。
リールでのタイアップ投稿は、日常シーンに商品を登場させることで購入時のイメージが湧きやすくなるので、食料品や雑貨・家電のPRなどでも積極的に活用することをおすすめします。
まとめ
以上、「地方企業とインフルエンサーのInstagramタイアップ事例5選」はいかがでしたでしょうか。
地方企業の事例ということで、インフルエンサーとの施策を通じ、全国のターゲットに情報を届けている点が特徴的といえるでしょう。
また、伝統的な老舗企業も積極的にSNS活用することで、今日に続く確かなブランディングにつながっていることが窺えました。
地方から全国、日本から海外など、さらなる販促拡大を目指す企業様は、是非とも本記事の事例をご参考にしてみてはいかがでしょうか?
なお、インフルエンサーマーケティングでお困りの際は、登録インフルエンサー10,000人over・総フォロワー数3.2億人overの「Find Model」にお気軽にご相談ください。
それでは、最後までご覧いただきましてありがとうございました!
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